ライオコンボイ


「力は無闇に戦うためにあるのではない!

 しかし、正義を実現するためなら、力を振るわねばならぬ!」

+ 担当声優
郷田ほづみ
『ビーストウォーズII』『ビーストウォーズネオ』
加藤将之
『ロボットマスターズ』

郷田氏が演じているため、ファンからは「キリコンボイ」と呼ばれることも。

『ビーストウォーズII(セカンド) 超生命体トランスフォーマー』のメインキャラクター
同作におけるサイバトロンの部隊司令官。
時々勘違いされるがライオ コンボイ」では無い。
後述する『ロボットマスターズ』での通称は「疾風のライオ」。

惑星ガイアへの緊急着陸後の窮地を現地の白いライオンに救われ、
そのライオンの姿をスキャンしたため、ビーストフォーム時は白いライオンへと変形する
(コンボイがゴリラだった初代『BW』はアメリカ原作だが、本作(およびマンモスな『BWネオ』)は日本オリジナル作品である。
 …と言う所にアメリカ人日本人の感性の違いが見て取れる。
 なお『BW』の正当続編は『BWメタルス』であり、コンボイは(メタル化したとは言え)ゴリラのまま)。
真面目で温厚な性格で個性豊かな部隊をまとめる良き司令官である。
中盤ではアンゴルモアエネルギーとエネルゴンマトリクスの影響で誕生した自身の写し身、ライオジュニアの登場により子持ちとなった。

サイバトロン司令官の中では異色のかなりの穏健派であり、本来それが正義の軍団のリーダーとして普通な気がするが
第三勢力インセクトロンやデストロン側の傭兵オートローラーズ相手にも説得や交渉を持ちかける事もあった。
そして最終決戦ではアンゴルモアエネルギーによってパワーアップしたガルバトロンにも最後まで説得を続けたが拒否され、
涙ながらに宇宙の平和のためガルバトロンを倒す
力による圧政という方法ではあるが、ガルバトロンも彼なりに宇宙の平和と秩序を望んでいた)。
しかしアンゴルモアエネルギーの貯蔵庫と化していた人工惑星ネメシスの崩壊に巻き込まれ、部隊全員が無事ではあるが行方不明になる。
アニメ第1話

続編である『ビーストウォーズネオ』にも登場。
『II』の最終決戦で宇宙に飛び散ったアンゴルモアカプセルの回収をサイバトロンに託すメッセージを惑星ガイアに残していた。
その後時空の穴に吸い込まれ、本作の世界に飛ばされたことが判明。
終盤ビッグコンボイ達と接触しアンゴルモアカプセルとユニクロンの真実などを伝えた。
そしてユニクロンとの最終決戦でも窮地に援軍として登場。
最終回では決戦後にベクターシグマよりグレートコンボイの名を与えられ、サイバトロンの訓練生達の卒業式の宴会に参加した。

『II』終盤ではライオジュニアと融合する事により全身が緑色に輝き「伝説の緑のライオン」の姿になる。
この状態ではアンゴルモアエネルギーでパワーアップしたギガストームを一蹴、
ガルバトロンが吸収したアンゴルモアエネルギーを奪い取り大量のカプセルに分離して封印するなど、
トランスフォーマーの範疇を超える力を扱っており、『ネオ』での最終決戦でもユニクロンとの対決時はこの姿で戦っている。

+ 『ビーストウォーズネオ』終了後
玩具展開の『ロボットマスターズ』で新規造形のトイが発売され、
『プライム』では玩具展開のみのキャラクターとしてレオプライムが発売。
設定にはグレートライオコンボイ等の表記も有り、同一人物であることを匂わせる描写がなされている
(ただし時間軸どころか世界自体が違うので、次元を越えてユニクロンと対峙する戦士の一人となってる可能性が高い)。

コミックボンボンで連載された漫画版では、デストロンとの最終決戦で一度はアンゴルモアエネルギーに精神を侵されかけるも辛勝。
だがその直後エネルギーの暴走で、自分が生まれるよりも数年前の過去に飛ばされてしまう。
そこで窮地を救ってくれたマンモスのビッグを救うため、
自分のマトリクス(トランスフォーマーの魂)を与えてビッグコンボイへと改造し、自らは消滅した。
ちなみに他の隊員も同じく過去の時代に飛ばされ、『ネオ』のメンバー達の故郷にそれぞれ守り神として像が作られている。
『ネオ』での言及だと称号を得て間もない新米コンボイだったという。
この他にも「酔うと暴れるほど酒(オイル)癖が悪い」という欠点がつけられている。
彼の留守中に出来心で超(ハイパー)コンボイブリリアントスペシャル98を騙った全然関係ない人が戦闘に駆り出されて苦し紛れにアバウトな作戦を提案した時、
部下たちが内心「慎重に過ぎる」とか「突撃あるのみの強引な戦い方をしてみたい」と思っていたことが明かされた。
『メタルス』の最終話にも名前のみ登場しており、ゴリさんコンボイに惑星ガイアへの応援を求めていた。

余談だが、同じくボンボン連載作品であった『サイボーグクロちゃん』にもライオコンボイをネタにした場面があり、アニメ版でもそのまま使われている。
これはクロちゃんの玩具もタカラトミーが手掛けていた縁であろう。
「いくぜ!アンゴレモアパワー!」


MUGENにおけるライオコンボイ

     
ゲームボーイ作品の『決闘ビーストウォーズ ビースト戦士最強決定戦』を再現した物がですからー氏により公開されている。
(なお、この作品はですからー氏がSD飛龍の拳EXやパワーモデラーに並びおすすめする程のGB格ゲーの名作である)。
グラフィック効果音はもちろんゲームボーイ仕様で戦闘中の変形やゲージ溜め、一試合に3発使えるピヨピヨ弾、
戦闘開始前のデモ画面や勝利メッセージ画面もきっちり再現されている。
また、2022年7月23日にはMUGENオリジナル要素としてグラフィックがフルカラーになった(もちろんゲームボーイカラー仕様のパレットも選択可能)。
原作ゲーム

ロボットモードでは飛び道具「ライオショット」、突進技「ライオトゥース」、昇龍技「ライオテンペスト」、
飛び道具反射技「ライオタイフーン」と必殺技のバランスが良い。
一方ビーストモードの必殺技はほとんど突進系の技となっている。
AIはデフォルトで搭載されており、config.txtで設定をする事が出来る。
プレイヤー操作(16:20~)

出場大会

凍結

プレイヤー操作



最終更新:2024年03月24日 13:50