灰狼




「おっ●い」




台湾のゲームメーカーIGSの対戦格闘ゲーム『黄飛鴻(Alien Challenge)』の登場人物。
名前の読みは日本語なら「はいろう」、現地の読み方ならば「フイラン」と言った所か。
人間から変身する狼男で、ドラミングしながら超音波を出したり攻撃時に顔や手足がデフォルメっぽく巨大化する他は至ってまともな狼男。
そのまま『ヴァンパイア』に居てもそう違和感は無い。
何故エイリアンチャレンジの連中は人外の方がまともなのか。
KOされると小さな犬になってしまうが、別に正体が犬というわけではなく元々はれっきとした人間。
イギリスの法曹界で活躍する名うての弁護士だったが、満月の晩に一匹の巨大な黒狼に襲撃を受けて以来、半人半狼の狂戦士と化してしまったのだそうな。
つまり、こう見えてもかなりのインテリかつエリートなのである。

専用ステージロンドン橋と思しき場所で、都市の夜景をバックに戦う。
時折上がる花火が美しく、とてもイロモノ共が戯れる格ゲーとは思えぬ光景である。


MUGENにおける灰狼


ですからー氏が製作。名前は英語版の「FANG」表記になっている。
登場シーンで人間から狼男に変身するのだが、この時元の人間はどう見ても2メートル超えの巨漢。変身しないで戦っても相当強そうである。
原作通りKOされると無害な犬になってしまい、次のラウンドの開始時にまた人間から狼男に変身するという忙しいキャラ。
視聴者の間では変身前のスーツ姿が『チャージマン研』のパパに似てると専らの噂。
勝利ポーズがやけに不機嫌そうであると同時に、仕草がかわいいとのコメントも流れる。

本項冒頭のセリフは通常投げの掛け声の空耳で、実際は「ウルフバイス」と叫んでいる。
AIは稀に投げループを狙ってくることがあり、対戦相手によってはとんでもない絵面になる。

「おっ●い」

原作ドットを使用している。
基本技は弱・中・強3段階でパンチとキックに分かれたカプコン方式。自分も相手も空中ガードできない。
空中技をしゃがみガードされるという謎の原作仕様も再現。
11段階に調整可能なAIも最初から入っており、素早い移動とリーチの長い攻撃で圧倒してくる。

必殺技
狼吼攝人 →←→+ x or y or z 両手で胸を打ち鳴らして前方に衝撃波を発生させる。ポーズはともかくとして性能は普通の飛び道具。
大狼爪 →↓+ x or y or z 前方に小さく跳ねながら爪でひっかく。
悪狼舞爪 ↑←→(空中←→)+ x or y or z 爪を連打しながら斜め下に降下する。実は投げ技で、ガード不能。
餓狼吸血 近距離→+ y or z 敵に噛み付く通常投げ。音声が「おっぱい」にしか聞こえない
悪狼x尾 ←→+ a or b or c 両手で体を支えて、後ろ足蹴りを繰り出す。前進距離が長く、意外と遠距離から届く。
回狼? →↓+ a or b or c 後ろを向いて尻尾で攻撃。意外なリーチがある。
上攻 ↓←+ x or y or z 外見が妙な昇龍拳。立ちアッパーの体勢のまま宙に浮き上がる。霹靂豹のと同じ。
超必殺技(体力3割以下で使用可能)
超級昇狼拳 ↓→↓→+ x or y or z 突進が無敵の乱舞技
「昇狼拳」なんて言われるとつい別の技を思い出してしまうが、「昇猿拳」や「昇熊拳」とは違う模様。
乱舞の最中に徐々に空中に浮いていき、締めはジャンピングアッパー……ってやっぱりそれかい。
超級大狼牙 ↓→←↓+ x or y or z でかい顔面で突進する。

この他、前述した専用ステージもReginukem氏によって公開されている。



出場大会

削除済み
更新停止中

その他


最終更新:2018年10月24日 20:07