リムセ
ホァイホァイハィィィィィィ!!所謂連続入力技。
ピボットしつつの左右掌打から裏拳で吹き飛ばす。
弱と強で発生・リーチ・ダメージ・硬直差が異なり、派生途中で入れ替え可能。
EX版は掌打が4回に増えるが、ヒットポーズが短く、慣れないと途中でコンボが途切れる事がある。
ただし、 キャンセルにかなりディレイが効くので、わざと遅らせて暴れ潰しになるなど使い道が分かれば有用。
また、通常版は追加入力部分の 補正は100%だが、EX版は多少補正が重い。
どれも中足から安定して繋がり、補正が高水準のため、数珠丸の火力を支える重要な技である。
特にしゃがみ状態の相手には全段にしゃがみカウンターの効果が載るため、飛びから入ればノーゲージ4割弱は余裕。
ちなみに、 一番隙が小さいのは弱の二段目だが、それでもそれなりに隙があるので過信してはいけない。
「リムセ」とは、本来はアイヌ語で「輪になって踊る」の意。 外套をぶん回すカムイが付くアレも同じ意味である。
エムシ
ほぼ垂直ジャンプしながら左右の前蹴りで上昇し、最後は回し蹴りで吹き飛ばす対空技。
ただし無敵は短く、対空に使う際はかなり引きつけないといけない。
また、初段の攻撃判定が前方斜め上に偏り、食らい判定も上方に大きいため、真上や めくりには無力。
反面足元の食らい判定が薄いため下段潰しになったり、空中ヒットで追撃可能になったり、
発生が早く小足から繋がり、スーパーキャンセル対応の上に最終段を除き補正100%であったりと、連続技の繋ぎとしての性能は優秀。
なお、通常版の弱から多段ヒットという珍しい特性を持っており、
判定もそこそこ強いため先出し対空としての性能は悪くない。
EX版は無敵が長く、発生が早くなり、地上ヒットでも追撃可能と性能がいい。
それでも潰される時は潰されるのだが。
「エムシ」とは、アイヌ語では刀、帯刀、太刀をひっくるめてそう呼ぶ。
オキムンペ
ショルダータックルあるいは鉄山靠。アイヌ語では「山津波」の事である。
弱は様々な攻撃から繋がり、空中ヒットで浮く。
強は地上ヒットでも浮くが発生が遅く、BLカウンター(対応方向と逆のBLをしている時に発生する)時のコンボにしか組み込めない。
代わりにボタン押しっぱなしで攻撃しないフェイントになり、 スカし投げも可能である。
EX版は出掛かりに スーパーアーマーが付き(黒数珠は発生まで)、発生が早く大P系統から安定して連続技になり、2ヒットかつ地上浮き。
どれも移動距離が長く、前進中は若干食らい判定が小さく、ガードされても五分とぶっ放し性能は高め。
反面上下BL対応である。移動前に若干のタメがあるので反応される事もあるが、その場合にこそ強のフェイントが光る。
レラ
Ver.4.3で追加された若干前進しながらクルリと回るだけの技。
回転中各種ボタンで4種類(実質3種)に派生する。派生猶予 フレームが案外短めなので注意。
EX版は派生技の性能が変化する。
レラはアイヌ語で「風」。 狼に乗ってる風のような人でもお馴染みのフレーズ。
フンッッ!!Pボタン派生。通称レラムンペ。
見た目は通常のオキムンペそのままだが、若干移動距離が短く、その分発生が早い。
強オキムンペが大P系統から安定して繋がってくれるというのが大きい。無論追撃可能(ただし補正は通常より重い)。
EX版はスーパーアーマーが無いが、それ以外の性能はEXオキムンペと同じ。
ホァタッ!弱K派生。下段判定のローキック。ヒット時は236Pでリムセ三段目に派生できる。
発生が遅いため連続技にできず、初段のヒット有利時間も短いため追撃はできない。
端では初段止めからの択一、中央では派生で吹き飛ばして運ぶのが主な役目。
EX版はヒット有利が長くなり、初段止めからライクルテクンペが繋がる。
また、着地攻めや起き攻め等に持続を当てると小技が繋がったりする。
使えれば強いのだが、レラムンペが優秀過ぎて若干影が薄い。
ホォォアチャァァ!!強K派生。 中段判定の真横飛び蹴り。画面端から端まで届くという脅威の中段。
ただしダメージは中足一発と同レベルでダウンするため追撃もできない。
そして 物凄い怪鳥音でバレやすい。
EX版は3ヒットするためダメージが中足2.5発分と少しだけ上がる。
遠距離からの奇襲に使えなくもないが…やはり怪鳥音でバレやすく、隙も大きい。
さらに3ヒットする攻撃ではなく3回攻撃判定が出るタイプの多段技なので、端-端では1ヒットしかしない。
ペッカムィ持続当てコンボや中足コンボを見せ、相手がしゃがみガードを意識したら使う、程度の認識で良い。
やはりレラムンペが(ry
ライクルテクンペ
リムセ一段目のポーズで前進する3ヒットの突進技。
初段が3F発生かつ画面1/4~1/3程まで届き、ダメージも高いというこのゲーム屈指の性能の打撃技。
大抵の攻撃から繋がり、置き技の大Pからはノーキャンセルで安定して繋がり、
空中ヒットでもカス当たりし辛く、しても大抵吹っ飛ぶため不利にはなりにくい。
さらに最終段を除き上半身打撃無敵かつ投げ無敵まで付いている。
発生とリーチの関係から 確定反撃、牽制のスカ確、対空にも大活躍する。
ゲージがある数珠はそれだけで相手の行動の大半を制限できるため、攻めに行くのも容易になる。
殆ど コークの上位互換性能。ゲージの使用目的の7割はこの技と言って良い。
「ライクルテクンペ」とは、アイヌ語で「死人用手甲」という事らしい。
殺すための手甲による攻撃というニュアンスだろうか。
ライクルホシ
エムシの強化版。画面外まで上昇しながら前蹴りし続ける。
出掛かりの無敵が長くなり、発生も早く、ヒット数が10と増え、
攻撃間隔も短くなったため、空中BLから反撃される事もまず無い。
また、ゲーム中で空中BLした場合、その場でホップする上ベクトルの微加速が付くため、
食らい判定の大きさと攻撃間隔、落下速度と上昇速度の兼ね合いでBL回数がキャラ毎に違い、
着地硬直もそこまで長くはないので反撃が空中ヒットになる事も多く、痛い確反を貰いにくいのもメリット。
以上のように対空性能は非常に高い。
ヒット後は相手が大きく画面端まで吹っ飛ぶ関係か、コンボ補正が100%に設定されている。
しかし 画面端ではライクルテクンペで追撃可能なため、ダメージがおっそろしく伸びる。
テクンペの性能が高すぎて殆ど趣味の技になっている
ライクルホシとは「死人用脚絆」の事。
ライクルテクンペとセットで当てれば漏れ無く死出の旅へご案内、という事だろうか。
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