ルーク・ケイジ


+ 日本語吹替声優
田尻浩章
『アルティメット・スパイダーマン』シリーズ
小柳良寛
『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』
竹田雅則
『マーベル・シネマティック・ユニバース』
烏田裕志
『LEGO マーベル アベンジャーズ』

マーベルコミックスに登場するスーパーヒーローで、『Luke Cage, Hero For Hire』シリーズの主人公。
初出は1972年の『Luke Cage, Hero for Hire #1』。
元々の本名はカール・ルーカスでルーク・ケイジは偽名だったのだが、色々あって現在はルーク・ケイジが本名になっている。ややこしい。
「パワーマン」というコードネームを使っていた事もある(パワフルマンではない)。
俳優ニコラス・ケイジの芸名の元ネタでもあり、その話からこのキャラを知った人も少なくないと思われる。
大体こんな感じ。
ただしこのアニメでは年齢や経歴などの設定が本編とは異なる。

パワーマンの名は現在ヴィクター・エルナン・アルバレスという若者が使っており、
上記アニメのパワーマンは名前こそルーク・ケイジだが外見的にはそちらのパワーマンに近い。
気を吸収して超人的な身体能力を発揮するという、外見こそルーク・ケイジ似だが能力自体はアイアンフィストといった感じのヒーロー。
なお、アニメ『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』ではルークがパワーマンとして登場している。

ちなみに、初登場時は現在のようなスキンヘッドではなく髪が生えていた。



来歴

身長198cm。体重193kg。
少年時代はニューヨークのハーレムで育ち、友人であるウィリス・ストライカーと共にストリートギャングとして悪事を働いていた。
しかし大人になるにつれてカールは更正、一方ウィリスはそのままギャングとしての道を歩む。
それでも二人は友人のままだったのだが、一人の女性を巡って二人は争う事となり、ウィリスの逆恨みからカールは麻薬所持の冤罪で逮捕・投獄されてしまう。
カールは仮釈放を条件に刑務所内で行われるスーパーソルジャー実験の被験者に志願したのだが、
彼を逆恨みしていた看守が実験に乱入し本来の実験内容を超えて装置の出力を上げ、その結果超人的な怪力と回復力、鋼鉄よりも強靱な皮膚を身につけた。
そしてその怪力で刑務所の壁をぶち破って脱獄し、ルーク・ケイジという偽名を使い逃亡生活を開始。
働く当ても無く困っていた所、たまたま強盗に襲われている店を助け、
店主から謝礼を貰った事を切っ掛けに、雇われヒーロー業「ヒーロー・フォー・ハイアー」を始める。
ちなみに元親友のウィリスも一応ダイヤモンドバックというヴィランになっていたが、あっさり死亡してしまいそれ以降特に出番も無い。
世界レベルの悪役ミュータント宇宙人と戦うわけではない、市井のヒーローとして活動している(場合によってはそういう相手と戦う事もよくあるが)。
アイアンフィストデアデビルスパイダーマンらと組む事が多い。
特にアイアンフィストは最初にコンビを組んだ相手でもあるため非常に仲が良く、親友同士である。

その後、元スーパーヒロインのジェシカ・ジョーンズと結婚、ダニエルという娘も生まれた。
アベンジャーズ解散後に再結成されたニューアベンジャーズに参加した理由が「娘に誇れる父親でありたい」だったり、
スクラルに連れ去られた娘を見つけ出す為に渋々ながらノーマン・オズボーンと取引をしたりと、
一児の父親としての面が強調される事が多くなった。
能力は前述した通り強靭な皮膚と怪力だが、
なんとルーク・ケイジの皮膚は、マーベル世界最硬の金属であり破壊不可能と言われているアダマンチウムを上回る硬度を誇る。の立場は…
また怪力もハルクソーのようなパワーハウスには劣るものの、それでも40m級の巨大怪獣を殴り倒すパワーを持つ。
戦績も十分なレベルで、恐らくマーベル世界最強の常人であるタスクマスターを圧倒し*1
グリーンゴブリンブルズアイの二人を同時に相手にして全く問題にならない強さを見せ付けた。

さらに高い指揮能力を誇り、キャップから直々にアベンジャーズを一つ任せられた程。
アイアンマンにも「意外な特技」と言われていた。

弱点としては皮膚が強靭すぎて外科手術を行えない事。
爆発の衝撃で内臓破裂を起こして病院に運び込まれたが、ありとあらゆる刃物を受け付けないので治療ができず、
仕方なく寝かされるままとなっていた事もある。

格ゲーには登場していないが、PS3のアクションゲーム『マーベル・アルティメット・アライアンス』に登場している。


MUGENにおけるルーク・ケイジ

Arkady氏によるものが存在する。MUGEN1.0以降専用。
様々なアメコミキャラに対応しており、専用の勝利台詞を喋る。
なお、これはMUGEN1.0以降の新機能であるため、改造してWinMUGEN以前で動かしたとしても、この対応台詞は表示されない。
現在は海外サイト「Mugen Multiverse」にて代理公開されている。

基本操作はマーヴル式6ボタン仕様で、スーパージャンプやエリアルレイブも搭載。
スプライトは『ストZERO』のサガットを元にしたようで、動きに片鱗が見られる。
胸に傷が付いているわけじゃないのに胸を押さえて不敵に笑う登場シーンとか
カラーパレットの変化によってヒゲとハゲを切り替える事ができ
一部ヒゲハゲ愛好家(カプコンの『D&D』のクレリック使いとか)にはたまらない仕様となっている。
また、強靱な皮膚の設定を反映して、DEFは 150 と高くなっている。つまりソーセンチネルよりも耐久力がある。
逆に攻撃力は何か間違えてないかと思うぐらいに低い。
AIは搭載されていない。

出場大会

  • 「[大会] [ルーク・ケイジ]」をタグに含むページは1つもありません。

その他



*1
様々な技術をコピーして使いこなす技巧派のタスクマスターにとって、
技巧も無しに圧倒的な防御力とパワーで真正面から突っ込んでくるルークのような相手は相性最悪である。

そもそもスーパーパワーを持つ超人常人相手に勝つのは当たり前の事である。
こいつらが何かおかしいのだ。


最終更新:2022年09月19日 13:39