サモンデーモン

テイルズオブシリーズに登場する呪文の一つでデーモン(悪魔)を召喚して全体攻撃する術。
第一作のSFC版『テイルズオブファンタジア(TOP)』から登場している。
直訳すると「デーモンの召喚」。勿論某カードゲーム漫画とは無関係(『TOP』は1995年発売、某漫画は1996年連載開始)。

発動時の演出は召喚された悪魔がナッパのごとく指を「クンッ」とさせた後に衝撃が広がるというもの。
『TOP』におけるエフェクトから法術であることが分かるが、味方の法術師は使えない。
『エターニア』では詠唱完了後の発生が遅い上に全画面判定でもないので発動位置を見てからでも割と楽に回避できたりする。
やはり敵専用で、ボスキャラのシゼルら一部の敵しか使わない。詠唱中無敵と組み合わさると厄介。
『エターニア』版(シゼル戦)

シリーズを通して見るとマイナーな部類の技ではあるが、イベント戦やボス戦で使用される点から、登場頻度の割にはプレイヤーの印象に残りやすい。
また、よく話題に上げられるSFC版では隠しダンジョンに登場する雑魚敵のビーストマスターの代名詞となっており、
ボアボアという超攻撃的な前衛3体に手間取っている隙に叩き込まれて全滅するプレイヤーが続出した。
その凶悪さはトラウマメーカーとして現在でも語り草になっているほどである。


MUGENにおけるサモンデーモン

O Ilusionista氏によって『ファンタジア』の画像を使用して製作されたキャラが存在する。
WinMUGEN用と新MUGEN用の二種類が公開されている。

元になった素材が攻撃魔法の演出のため、通常のキャラではなくアクションゲームのボスキャラ風に製作されている。
一応プレイヤー操作も可能だが、基本的にはCPU専用キャラを想定している模様。
使用する技はテレポートや雷、口から発射する火球などで、何故か原作の「クンッ」は搭載されていないようだ。
岩を落としたり、腕を使った攻撃を仕掛けて来る辺りは『星のカービィ』シリーズの「ワムバムロック」を彷彿とさせる。
常時空中に浮遊している事や、投げ無効でLIFE2000、DEF110と耐久力が高いことから、AIこのキャラに勝利するのは難しい
プレイヤー操作(2:18~)

この他、霊柩なき者氏製作のビーストマスターや、ヒギライ氏製作のシゼルらに技としてのサモンデーモンが搭載されている。
また、O Ilusionista氏は自身のサモンデーモンのガワ替えでセガのRPG『ファンタシースター 千年紀の終りに』の敵キャラ「ギ・ル・ファーグ」を製作している。

出場大会

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プレイヤー操作



最終更新:2022年11月21日 12:39
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