テラフォーマー



「じょうじ」

週刊ヤングジャンプで連載中の漫画『テラフォーマーズ』(原作:貴家悠、作画:橘賢一)に登場する生命体。
やがて来る人口爆発に備えるために、人類は火星をテラフォーミング(他の惑星を人類が住める環境に整えること)すべく、
ゴキブリとコケ類を火星に送り込んだ*1。それから500年後、火星に送り込まれた調査団が見た物は……
ゴキブリが「頭頂2mにも及ぶ筋骨隆々の原人のような人型」に超進化した姿だった。それがこの「テラフォーマー」である。
おまえのようなゴキブリがいるか」「なにをどうしたらゴキブリがこんなんになるんだよ」と思われるだろうが、
当然ながら通常の自然な進化では、500年という短い間に昆虫類が2足歩行のヒューマノイドになるというのは考えにくい。
作中の登場人物達も「何者かの意図により人為的にこの姿に進化させられたのではないか」と推測している。
+「進化」の導き手
このような異常な進化はどうもテラフォーマーに限った話ではないようで、
火星に持ち込まれたカイコガの脚が僅か20年で人間の指みたいな形状に変じている描写もあるため、
少なくとも火星に「ゴキブリやカイコガに影響を与えた何か」が存在する事は確かだと思われるが……

登場人物のうち何人かは「ラハブ」という単語を口にしており、その存在こそが真相に関連している模様。

しかしながら、昆虫由来の特性はそのままに人型サイズに成長しているため、戦闘力が爆発的に上昇
神速のスピードで動き回り、人間程度なら軽く引き裂くことができる。更には飛行能力や、人間の扱う銃火器を物ともしない防御力も備えている。
火星の過酷な環境に適応したために、高熱への耐性までも獲得している。 火星は寒冷なのに。
知能も高く、人間から奪った銃火器や自動車・航空機をも扱い、後述の上位個体が登場する以前から待ち伏せを行うなどの
統率された行動さえ可能である。
第二部では階級や役職を表すと思しきミサンガや褌、腰布を身に着けるようにもなった。
一方で中途半端に人間に近づいている分、通常の昆虫には無害でも人には悪影響を及ぼす毒物などの影響も受けやすくなっており、
自分たちが侵略者を倒したと思ったら、チョウセンアサガオの毒を注入されていたためにそういう幻覚を見ていただけだった事も。

体内構造は人間に近いものの、その生命力は祖先のゴキブリ由来で極めて強い。
多糖類アミロースでできた甲皮を、全身の気門から入る酸素で直に燃焼させることで爆発的な運動量を発揮する。
肺も備えるようになり、生命活動に必要な酸素は肺呼吸で得ている*2
人型をしているが痛覚はなく、身体のコントロールは胸部の食道下神経節に委ねられているため、
呼吸及び食道下神経節が無事ならば、首が破壊されても活動することがある。
逆に言えば喉を潰すか食道下神経節を破壊することで活動を止められる。

そして、ある意味一番重要なのは、テラフォーマーが本能的に人間を嫌っているということ。
人間が特に大した理由もなくゴキブリを嫌い、殺すように、テラフォーマー達も理由なく人間を嫌い、殺そうとする
一定の知性を持つ存在でありながら、対話や意思疎通をする余地は一切存在しない
……まぁ、本能抜きにしてもご先祖を極寒の惑星に置いていって、更に自分たちを駆除しようとしてる侵略者を好きになる道理もないが。
ロシア班のリーダーはこれに関して、ゴキブリの異常な進化と併せて何物かが仕組んだ事ではないかと推測している。
+最新展開ネタバレ
なお、本能的に人間を嫌うとはいえ、相手側から一方的に提示された情報をある程度理解する事は可能らしく、
劇中では今回派遣された調査隊のいずれかの国が内通し、裏切っている事が示されており、
テラフォーマーの住処において、調査隊がどうやって火星に来るかから能力を発揮するには薬が必要な事まで
調査隊について事細かに表した図が発見されている(つまり、第二部における人類側の作戦は全て筒抜けだった)。

前日譚及び第一部では人類入植のためにゴキブリを駆除する目的で、
第二部では地球に蔓延した謎のウイルスのワクチンを作るため、ホストと推測されるテラフォーマーを捕獲してくる目的で火星に赴いている。
A・Eウイルスが地球に蔓延した原因はバグズ2号の乗組員が接触したためであると思われ、
組織幹部となった第一部主人公は、身重の娘が患者となった他の幹部からきつい一言を貰っている。
(やむを得ない事情があったことは理解しているのかすぐに引き下がってくれたが)

仲間とコミュニケーションを取る際には「じょうじ」「じょう」「じじょう」「じょうじょう」と鳴く。瀕死時は「ギィ、ギィ」になる。
そんな訳で、ファンからの愛称も「」。
本編の前日譚『テラフォーマーズ1』に登場する主人公にして初めてテラフォーマーの首を取った人類の名前が「ジョージ」だが関連は今の所不明。
(この前日譚でテラフォーマーは一言も発していない)

繁殖方法は卵生。第一巻では子供の個体が一コマだけ描かれる一方で後述の特殊個体が孵化直後に大人の体格をしていて
特殊個体だからなのか通常もそうなのか議論を呼んでいたが、後に通常個体は子供として生まれることが明言された。

また、小説版『LOST MISSION』第1巻ではバグズ2号の帰還カプセルに付着していた卵によってテラフォーマーが地球に出現。
中南米で活動していた、非合法にバグズ手術を受けていたゲリラを襲撃、彼らと交戦している。
この小説、外伝作品ながら昆虫以外を用いたM.O.手術を最初に確立させた人物の存在示唆、
そしてとある重要人物の血族と思しき登場人物など、本編に密接な設定も併せ持っており読者からの評価は高い。

+ヤツラは神々と同じ体に近づいている……
宇宙船バグス2号が火星で戦闘した際、卵鞘から禿頭で頭に印のある上位個体が誕生(通称ハゲゴキ)。
通常の個体より器用な上にゴキブリ用の毒に対する耐性や非常に高い知性を持つ。
最初に誕生した二体のうち一体は倒されたものの20年後のアネックス1号編では第3の個体が登場しており(上の笑っているヤツ)、
今後も次々現れる可能性がある。
指揮官や指導者のような立場にあると思われ、人類が持ちこんだ機械を分解したり、飛行機の操縦を部下に訓練したり、
後述するバグズ手術の技術を解明して配下に施したりもしている。
第3の個体は後進の育成にも努めており、ハゲゴキ亡き後も統制がとれるという人類にとっては非常に都合の悪い事態になっている。

+奪え。天空より来たる外敵から。 奪え。物質も、技術も、祈りも全て。
現在進行中のアネックス1号編では更に質の悪い個体が登場した。
2名を除いて全滅したバグス2号乗組員達の持っていたバグズ手術の能力を、何らかの手段で移植した個体である(通称バグズゴキ)。
テラフォーマーの基礎能力にバグズ手術で与えられた昆虫の特性が上乗せされたことで、
重装甲(クロカタゾウムシ)や瞬間加速(メダカハネカクシ)、水中活動能力(ゲンゴロウ)など特化された一芸を持ったチート生物と化している。
得た能力によっては一目で判るほどに大きく外見を変えているが、逆にその能力の性質上殆ど通常の個体と見分けがつかないタイプもおり、
このタイプを相手にした時は奇襲に近い形で通常のテラフォーマーなら確実に制圧できていた状況から一転、
いきなりメインキャラが2人惨殺される展開が起きている。
その後もバグズゴキが登場する度にアネックス1号の幹部クラスや上位ランカー(通常の個体相手なら無双できるレベルの実力者)が
苦戦を強いられたり、場合によっては瞬殺されたり登場時には既に殺されていたりする。

スピードや筋力が人間をはるかに上回るため、見せ場の無かったニジイロクワガタや、
能力を使う為の器官の位置が明らかに使い勝手の良くなってるメダカハネカクシ等、元の主より高度に使いこなしている個体もいるが、
一方でサバクトビバッタの能力(脚力強化)を移植されたゴキのように武術・格闘技をマスターしていないため
元の主(ムエタイ使い)の方が強い場合もある。
通常、テラフォーマーは格闘戦においては力押しメインで、戦う為の格闘技術が基本的に殆どないために
第一部で最大の戦果を挙げたサバクトビバッタの脚力も元の脚力を増幅しただけに留まり
武道の使い手からは駄目出しされるような蹴りしか打てなかった。
また、作中人物にとって「自分たちの先輩が解剖されて改造の材料にされた」のは精神的にもダメージが大きく、
特にバグズ2号乗員の関係者(当事者や家族)が受けたショックは計り知れない。
更に話が進むにつれてアネックス1号乗組員を生け捕りにしたり、死体を回収するテラフォーマーも登場。
彼等にとっての敵(人類)の使い道に気付いている節があり、今後バグズ2号乗員以外の能力を持つ個体が
登場する可能性も明示されている。

その他、恐らくは動物性 タンパン質 蛋白質の摂取によって筋肉が肥大したと思われる屈強な姿の個体も数体登場している。
中でもその筋肉の上にクロカタゾウムシの装甲をあわせ持つ個体はマワシを締めており「力士型テラフォーマー」と呼称された。

余談だが作中では格闘技を習熟したバグス(M.O.)能力者相手に、
人の技術を奪って強化されたテラフォーマーが惨敗するシーンが何度も描かれている。
特に上記のクロカタゾウムシ型は最終的には筋力強化個体+バグス能力を持ち合わせながら
相手のミスによる2回以外にまともに攻撃を当てる事さえできずに倒された。
機械や敵の遺体を解体して手に入る技術は容易に手に入れる事ができても、
ヒトが修練・学習して手に入れる技術は今のところ、テラフォーマーには奪われてはいないようである。
ハゲゴキは誕生直後に真剣白羽取りしていたが、これはハゲゴキ自体が特殊な個体なのでおそらくは例外。
ただ、ハゲゴキの指導によると思われる関節技やナイフ術、 忍術 を使うテラフォーマーも増加しつつある。

そんなこんな1体でも恐ろしいテラフォーマーだが、繁殖力もゴキブリのままなので、火星にはウジャウジャいる。
「ゴキブリ駆除に火星に行ったら逆に人類が駆除された」という笑うに笑えない事態となっており、
調査隊のメンバーは全員がバグズ手術*3を受けているにも関わらずポンポン死ぬ。
しかも人類側は上述のウィルス確保の理由から広域殲滅兵器は使えず、
それどころかある程度の数を生け捕りにしなくてはいけないのに
テラフォーマー側はゴキシールド21やら頭文字Gやらとやりたい放題である。

テラフォーマーにとっては人間こそがむしろ駆除すべき害虫のような認識の様であり、
憎悪とか以前に本能的に殺しにかかってくる。
(同族により教育されたものは勿論、卵から孵ったばかりの個体や、地球人類が造ったクローンすらも同一の性質を見せている)
ハゲゴキの統率下、おそらくは技術や能力の接収のためか人類の生捕りを試みてきた事はあったが、
基本的には初撃必殺の攻撃を仕掛けてくる事が非常に多い。
その為この手のマンガに起き易いヒロインキャラは相手の思惑などで手加減されて死ににくいという法則は適用されず、
それどころかむしろ女性であっても一切容赦なく退場していく。
実際バグス2号編では主人公の幼馴染(女性)が連載開始から2話であっさり死亡してしまった。*4
その直後、自分たちは最初から鉄砲玉であると主人公を諭したキャラも生身での格闘能力は主人公より格上であることを伺わせ、
更に戦い慣れした態度や経歴も乗員内では最強っぽかったが死体で戻ってきた
(作中では戦闘過程が省略され、数ページで死体になって戻ってきたためネタキャラとして愛されているが、
 実際には対テラフォーマー戦で有効と想定されていた能力が実際には全く効かなかった為、ナイフ一本で戦う羽目になっていた模様)
誰がいつ死ぬか全く安心できない作品なのである。

数少ないテラフォーマーズのMAD

アニメ版でも鳴き声が用意されているが、担当声優がいるのかSEなのかは未公表。

また、2013年頃には『テラフォーマーズ』の「男性9割8分女性2分」という圧倒的女性読者不足を打破する為
無理は承知で てらほくんなるマスコットキャラクターも、グッズとして読者懸賞で限定配布された。
そして2016年より公式スピンオフ漫画『てらほくん』として独立を果たしている。

また、週刊少年ジャンプ連載の漫画『トリコ』においても一コマだけ「火星のゴキブリ」としてゲスト出演している。
これは作者のしまぶーこと島袋先生がテラフォーマーズ3巻の帯コメントを載せた際におけるファンサービスと思われる。

島袋「僕はゴキブリが嫌いだ!…でもこの漫画は大好きだ!」

+ここ火星じゃねぇだろうがよォー!!
スピンオフ漫画『今日のテラフォーマーズはお休みです』にはアネックスが火星に着く前の故障で着陸した無人星に
漂着した人間のスケベ因子を移植するスケベ・オーガン手術エロフォーマーズと化した個体群が登場している。
火星の個体に比べて弱く臆病である。 「むっつりスケベって事ですね!」 何がしたかったんだハゲゴキ。


MUGENにおけるテラフォーマー

極楽主義者氏によるユリアン改変のものが公開されている。
長身からくるリーチに技の出や戻りが非常に早く、凶キャラ程度の強さはあると思われる。
まあ原作中でも人間辞めている主人公達相手に一体でも互角以上に戦う連中なので仕方ない
AIもデフォルトで搭載されている。
また、キャラ名が"terraformer"となっている(題名は"terraformars"。舞台である火星の"for mars"をかけたもの)。

出場大会

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出演ストーリー



*1
極寒の火星でもギリギリ生きられるように遺伝子改良したゴキブリと、黒く品種改良したコケ類で火星を覆うことにより、
太陽の光と熱を火星に集め、火星表面で凍っている二酸化炭素と氷の層を溶かす。そうすることで火星が地球と同レベルに温暖化する。
ゴキブリはコケを食べて生きながらえ、その死体からはまたコケが生える。理論上は問題なく続いていく食物連鎖。
あとは人類が棲める状態になった時点でゴキブリを駆除すれば計画が終わるはずだったのだが……

なお、上記の火星改造計画は本作独自のものではなく、実際にテラフォーミングの手段としても現実に検討された案で、
TV番組で紹介されていた物を作者が視聴していた事が、本作の内容へと活かされる事になったとインタビューで言及している。

*2
現実世界では大型昆虫と言えども(古代に存在した)60cmが限界なのは、肺(と血中のヘモグロビン)を持たないからとされている。
理由としては昆虫の呼吸器である気門は肺と違いポンプ機能が無い(そして酸素を血液で運ぶわけでもない)ため
大型化すると体の隅々にまで酸素を行き渡らせる事が出来ない事から。

*3
昆虫の特性を人間と融合させる改造手術。一世代で桁外れの変異が可能なテラフォーマーの持つ、
免疫寛容性(乱暴に言ってしまえば、他の生物の能力や特性を拒絶せずに受け入れるようになる性質)をベースに開発された技術である。
便宜上は火星の空気の薄い大気(標高7000メートル級の山頂付近)に適応するために施される手術とされているが、
しかし実際には通常の人間が扱う銃火器等の武器が通用しない(むしろ奪われて脅威となる)テラフォーマーに生身の人間が対抗する為、
「決して奪われない武器」となる能力を人間の身体に与える為の技術である。 結局奪われたが
テラフォーミング計画の最高責任者曰く「対抗するにはスパイダーマンでも連れてくるしかない」
バグズ2号編の時点では昆虫じゃない蜘蛛は使えなかったけど

20年後には昆虫以外の生物の特性を得ることができる「M.O.手術(モザイク オーガン オペレーション)」も登場しており、
こちらは昆虫だけでなく魚類や鳥類などの動物、植物の特性まで付与できる。
ただ他の生物を掛け合わせるだけならばバグズ手術の劣化版になるが、多様な外観を持つツノゼミ類を上乗せすることで
昆虫系はより強固な外皮と身体能力を、他の生物もバグズ手術の強みを残したままベースとなる生物の特徴を使用することができる。
ちなみにバグズ2号編主人公の小吉艦長はこの技術開発前に手術を受けているのでツノゼミ類を上乗せされていない。
また、作中で能力の追加手術等は行ってないと口にしている(やろうと思えば技術的には可能ではあるらしいが)。

……ただし、特性を付与できる生物は一人一人の遺伝子の適正によって決まり、仮に適性があったとしても、
成功率の低い手術に失敗すれば死が待つばかりという、とても危険な改造手術である。
そのため乗組員は餓死寸前の貧困層や、身内にA・Eウイルス患者がいる者、又はウイルスのために大事な人を失った者などで構成されている。
実はこれがとんでもない落とし穴で、アネックス1号乗員は100人だが手術に成功したM.O.能力者の中から選抜された100人ではなく、
バグズ2号生還者の片割れの小吉と体質上、手術が100%成功するミッシェル&燈を除けば運良くM.O.手術に成功しただけの100人でしかない。
その為、捕獲用の筒などの使い方こそレクチャーされているものの、性格・能力面からとても戦闘には向かない人物までが乗組員として選ばれてしまっている。

更に各所の思惑から国別に班構成がなされた結果、日米第1班は武器所持が認められる
マーズランキング(対テラフォーマーでの制圧・任務遂行能力)上位15人中4人が所属するのに対して、
ドイツの第5班はマーズランキング15位以内は僅か2人、他は上位どころか対テラフォーマー戦で
まともな戦闘が出来なかったという著しくバランスを欠いた状態が発生してしまっている。
元々は「裏切り者」によって採用された拠点から散開するプラン(日米はそれに備えて手を回した結果としてある程度バランスのとれた構成になっている)の班構成だが、
結果的に最大の恩恵を受けているのは構成メンバーが軍人などの強者かつ、M.O.能力者で本人たち曰く非戦闘員数0のロシア北欧第3班。
15位圏内の3名を除いてランキング不明だが、そのメンバー構成の性質上16位以降でも上位を占めている可能性は高い上に、
部外者を含まないおかげで彼ら自身の目的の為に独自行動をとり、詳細は不明だが目的の一部は達成している模様。
一方「裏切り者」はと言えば、さらに周到な用意によってロシア班を上回る戦力を持ち込んでいる。

*4
……むしろ女性キャラや幼馴染ほどいきなり死にやすいという噂も。
実際、アネックス編も最初の死亡者は燈の幼馴染の女性(地球での病死だが)、乗組員で確認できる最初の死亡者も女性、
日米班最初の死亡者も女性(メイン格2人の幼馴染)、ロシア北欧班の二番目の死亡者も女性(準メイン格の姉)と物証にことかかなかったり。