殺人貴

――――――――――――意識が/反転/する。


「殺人貴」という名称は、遠野志貴の呼称の一つ。
「志貴」と「殺人鬼」をもじった呼称で奇妙な印象を受ける字面だがこの会社の作品には良くあることである。
(wikipediaでは「殺人鬼」の誤字と勘違いされ不毛な編集合戦となったこともある)

この呼称は志貴の意識が「反転」衝動で薄くなった状態、
あるいは遠野志貴の未来の可能性の一つにおける成れの果ての姿に用いられる。

mugenでの殺人貴は前者の方なので、ここでも前者に付いて説明する。

+ 未来の遠野志貴とは

「反転」と言っても別に人格が七夜志貴と入れ替わっている訳では無い。
というより、「七夜志貴」という人格はそもそも存在しない。
本来とは違う思考や嗜好や価値観が、実際に性格や態度に表れた状態を「反転」と称しているに過ぎず、
そのため一言で「反転」と言っても原因も表れた方も結構違う。

志貴の場合だけでも反転の原因は七夜の血による魔への殺戮衝動や、共融しているロアの破壊衝動、薬物殺人へのショックなどがあり、
遠野秋葉アルクェイド・ブリュンスタッドの抱える衝動なども、原因は志貴とは全然違うが「反転」と呼称されている。

メルブラの七夜志貴は「反転した遠野志貴」への志貴自身の恐れや不安などがタタリにより投影された存在なので、
「殺人貴(反転した志貴)」に近い存在ではあり、たまに彼も「殺人貴」と呼ばれることもあるが、
あくまでタタリに投影された虚構に過ぎないので、遠野志貴が「殺人貴」と呼ばれる状態になった時とはやはり別物である。


+ ...

MAD動画『不協の音色、不実の永遠』


MUGENキャラとしての殺人貴

MUGENではルージュノワール氏の遠野志貴に「殺人貴(反転)モード」が搭載されているほか、
ルージュノワール氏の志貴にSlayer氏が作った技追加パッチを当て、
更にそれを分子氏が殺人貴モードだけを抽出し改変したキャラ「反転志貴」が存在する。
ニコニコMUGENでは後者が通称殺人貴として親しまれている。
また、KT氏によりシステムがMBAAに変更され、動作なども全体的に大きく変わってほぼ別物になった殺人貴AAも作成されている。

ルージュノワール氏の殺人貴も分子氏の反転志貴も、
ボイスが七夜志貴そのままなのでよく勘違いされているが、攻撃動作はほとんど別物であり主に短刀で攻撃する。
実は表情も若干違う(七夜は笑っているが、殺人貴は口を真一文字に引き締めている)。

以下、主に分子氏の反転志貴について説明する。
元々の遠野志貴→殺人貴と比較してキャラ性能が変わっており(遠野志貴から殺人貴状態に反転した時の性能変化は高火力&装甲小強化である)、
しかしアレンジされたこの反転志貴は低火力&紙装甲という性能に変化した。
そのぶん「閃鞘・八点衝」「閃鞘・六華」「閃走・一咲」などコマンド技が大きく増え、よりテクニカルに操作が可能にアレンジされた。
また攻撃判定が大幅に弱体化されており、無敵と合わせて並程度の当たり強さになっている。
+ 具体的な違うこと。

上記の通り元々の遠野志貴→殺人貴からのキャラ性能と比べて単純なステータスは弱体化しているが技は増えているため、
人操作だとアレンジの方が使いやすい人が多いだろう。

また遠野反転と比べ無敵移動攻撃技が増えた上に性能がかなり強化されておりAIも多用するため、
普通の立ち回りですらかなりのAI殺しになっており、人操作やAI操作で対AIがかなり強いキャラになっている。
特に完全無敵で突進して追撃可能な投げを出す「閃鞘・一風」は、
七夜の同名の技から比較すると出の速さ・無敵時間の長さ・取れるダメージ・BEなど非常に性能が向上しており、
対人でもかなり強力な技であるが、投げも無敵も認識不能なAI戦では手の付けられない鬼畜技と化す。これだけ連発してれば殆どのAIに勝てるだろう。
加えて閃走系は内部では「無敵になって相手の目の前まで突進し一定の位置になると攻撃する」という処理であるため、
無敵を認識できないAIは攻撃を空振らせて引っかかるので、適当に出しているだけでも普通のAIは追い詰められる。

装甲も弱体化されているが、根性値を持つため特別脆いわけではない。
更に「閃鞘・二柳」などによる高速壁移動で相手に攻撃しながら、又は攻撃を避けながら移動することができるため、
単純な装甲は低くても総合的な「防御能力」は平均以上。
ちなみに、体力が減るにつれて火力が少しずつ上昇するためライフが減少しても逆転を狙える。
また「閃鞘・五界」でビーム系を除く射撃攻撃打ち払い→前進広範囲追撃可と、飛び道具キャラや設置キャラに対しても強い。
リュウ波動拳辺りの必殺技はほぼ死に技にできる大きなアドバンテージを持つ。
ただしここからの追撃は乗算40%という強烈な補正があり、五界の自体のダメージもほぼ皆無なので
よほどの事が無い限り対飛び道具専用と割り切ったほうが良い。

総合的に見て、かなり高性能なキャラである。

また、BH時に「極死・無空」という当身即死攻撃が可能。
発動すると構えを解き、攻撃されると即死攻撃をする(2パターンあり)。
  • 前方に掴み判定の斬撃を放ち即死攻撃をする。
  • 上記の斬撃を無敵状態で避けたり、投げ無効の場合は斬撃後にすぐさま斬り返しの後にHitに関係なく前方に即死攻撃を放つ。

本来は厳しい条件を満たして反転してそこから更にBHしてようやく使用できた技だったが、反転志貴は最初から反転状態であるため容易に使用可能。
演出中は無敵で優秀な性能の強力な技でありAIは最高レベルかつ3R目しか使わない。
一度発動させれば勝利はほぼ確実なので、どうしても勝てない強キャラが相手の場合は積極的に狙いに行こう。

ちなみにこの攻撃の元ネタは両儀式の人気投票における嘘紹介で登場した「武装・無空」という技。
「打ち込んできた相手の体力を問答無用でゼロにする」カウンター技と述べられていたものであり、明らかにまんま。
嘘紹介なのでどんなモーションの技かというドットはないが、「極死・無空」の動きそのものも式が元ネタで、
彼女が最後の戦いで繰り出した攻撃に非常に近い(一撃と二撃で四肢切断、浮いた相手の背中に三撃目で一撃必殺)。

また、特殊カラーの7~11Pカラーを選ぶと性能が変わる。
+ カラーによる性能の変化について

現在の反転志貴は様々な面において強化or弱体化できる。
+ 詳細

現在はAI未完成でCPULV4しか無い為に7P~12Pカラーは製作者メモで大会動画の使用は禁止と書いてある為に要注意。
大会に出す場合は、必ずネタスイッチOFF&通常カラーや独自なハンデ付でお楽しみ下さい。

CPULV4だと相手の攻撃を確実に超反応の六鷹やシールドバンカーで返し、投げも低空ジャンプ一咲で返してくるため、
誰が相手でも万能と言える強さを持ち、幾らAIが良くても性能が高いキャラではないと勝つのが難しい。

分子氏による性能修正バージョンも旧バージョンと一緒に公開されている。最終更新日は2014年1月20日。
尖っていた部分が若干弱体化され、異様な移動力が抑えられたことで幾分落ち着いた挙動になっている。
ボイスをありにすると勝利ポーズがバグる、通常投げの性能がおかしい(投げ間合いが不自然なほどに広く、相手の状態に関係無く掴めるどこでも判定)、
本来あるはずの無い部分に無敵判定があるなど、いくつか不具合はあるものの、全体的にはよくまとまった性能である。
同一のコンボを延々と繰り返すだけで30ヒット超えになるため見栄えはあまり良くないが、強さは十分である。

+ コンボムービー

+ 大会ネタバレ

  • お勧めコンボ
分子氏の反転志貴の場合
コマンド 備考
(ビートエッジ)→八点衝→八穿→JB→jc→JB→JC→六兎 基本コンボ
(ビートエッジ)→5C→jc→JB→A一咲→JB→着地→~ 火力底上げの地上コンボ。↑と一緒に
地上投げor一風→5B→JC→JB→jc→JB→JC→六兎 投げからのコンボ。殺人貴の地上投げは追撃できるため強い
空投げ→一咲→ダッシュ→追撃 状況によっては空投げから更に追撃できる
5Aor2A数回→2B→2C→5C→六鷹(1Hit)→EX六鷹→5B→jc→JB→JC→六兎 難易度が高いコンボ
2C(遠ヒット)→2B→5C→EX六鷹→JB→JC→jc→JB→JC→六兎 補正が掛かりにくいコンボ
シールドバンカー→B水月(目押し)→JB→jc→JB→JC→六兎 魅せコンボ。タッグでは水月により攻撃回避可
閃鞘・三斧→相手方向横→JB→jc→JB→JC→空D投げ 魅せコンボ2。タッグでは相手二人を巻き込みやすい
閃走・二晄→EX六鷹→JB→jc→JB→JC→六兎 十七分割を除くほぼ最大ダメコンボ。12Pなら状況次第で即死も狙える。閃走・二晄→十七分割なら勿論即死。

なお、上記のお勧めコンボはあくまで参考程度に留める事。
実際に扱う場合は相手の攻撃を受けない様に立ち向かわないと一瞬で終わる場合もある為に、
ダメージを受けない様に戦い、隙を見せたら適当なコンボで戦うのが殺人貴の戦法である。
その為に、(超反応部分は除いた)AI動作を真似するのが最も理想的な動きである。
もっとも人間ではAIを真似るのは難しいため、勝ちにこだわるとAI殺しの無敵技シリーズを連発してゴリ押すような立ち回りになってしまうかもしれないが…



なお前述の通り、分子氏の殺人貴は元々ルージュノワール氏の志貴を改変したキャラだが、性能が高めでAIが非常に強く改変自由であるためか、
如月竜人氏製作の復讐貴やイプシロン氏の殺人貴・影夜四貴など、さらにこのキャラを改変したキャラも複数存在している。
他の改変キャラについては遠野(七夜)志貴改変キャラを参照。

基本性能とAIや立ち回りはそのままにパロディ技(ルージュノワール氏製遠野志貴の地面を殺す、弾幕七夜のセヴンスヘヴンなど)や
迷獄沙門などのエフェクトを変えたコンパチ技が追加された改変キャラが多く、カラーによる凶悪モードの搭載など全体的に強化アレンジが目立つ。
優秀なAIが使えなくなってしまうためか、元来持っていた技が削除されたり弱体化されることは少ないようだ。
他派生キャラより数は遥かに多いが、凶悪アレンジに偏っているのと、
「高速移動の無敵技で画面を飛び回る」「セブンスヘヴンのような全体攻撃」「極死・七夜や17分割といった超必殺技のエフェクト差し替え」
「3R目に演出が起きパワーアップする」など改変傾向がほぼ固定されているため、見た目・性能共にバリエーションは乏しい。
他の改変キャラ(多いのは復讐貴など)から技をそのまま移植して流用したり、記述を1から書く場合でも既存改変キャラに意図的に似せている場合が多々ある。

また、youtubeなどでは「Evil Nanaya」「Sawada Koichi」「Brumaire」「Herashi Nezayu」「Yamazaki Rojin」「Renos Nanaya」「Original Satsujinki」「Satsujinki (Korea)」「Satsujinki kyuya」「Satsuzinki ryuya」「Kyuya yakou」「Zaiko Matsuri」「Dark Cronos Nanaya」「Tazaki Nanaya」「Max Reco」「Satsujin nanaya」「Silent Shiki」「magic back nanaya」「SaSoJinKa」といった、膨大な量の七夜、殺人貴アレンジキャラの存在を確認可能。
それらの中には「Sawada Koichi (Vampire)」や「Herashi Nanaya」など、更に派生したキャラだと思われる名前も散見できる。

国内にも「Dark Nanaya」「Blueblood」「Black Heaven」「Byble Black」「浮貴」「スカイライダー七夜」「月志貴」「有情七夜」「雪原の天狼星」「ジョーカー七夜」「S七夜」「血痕」「ザガン」「紅夜 志貴」「Diamond_Dust」など多くの改変が存在している。
同一作者が複数の殺人貴改変を製作していることも多く、とにかく改変元として大人気である。

一部日本作者のキャラもいるが大半が外国産のキャラである。殺人貴は万国共通で人気らしい。
なぜか別キャラのボイスが複数混じっていたり、韓国語を喋ったり、「 アンパンを食す! 」と大真面目に言うなど、
日本人から見るとおかしいキャラも多いが、外国の作者ならしょうがない。

国内問わずさまざまなな改変が集まっている大会
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18218849

出場大会

シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中

出演ストーリー