シッタラ




「キ、キサマに逃げ場は、
        無いんだよ、ヒャハハハハ!!」


とある部族に、一人の男がいた。
男はまれに見る才能の持ち主でありそれと同時に野心家でもあった。
彼は思う。自分こそ一族で一番優れ次の族長にふさわしい、と。
季節は移り次の族長を選ぶときが来る。しかし、族長は彼を選ばなかった。
それどころか、この場にいもしない者の名前を名乗ったのだ。
それからの出来事を彼は覚えていない。
ただ、気がつけば返り血を浴びた自分と無数の屍がそこに有るだけだった。
彼はポツリとつぶやく。
「ヤシャオウ・・・か」
そう言うと男は不気味な笑いを浮かべそのまま何処かに消えていった。

京都の有限会社富貴商会が作った格闘ゲーム『アシュラバスター』のキャラクター。
キャッチフレーズは『流浪の復讐者』。その割にはステージがヤシャオウと同じだけど。
シッタラという舌足らずな名前だが、元ネタはおそらく「SITAARAA」。ヒンディー語で「星」を意味する。
ヤシャオウと同じくASURA一族の血をひく末裔だったが、ASURA一族の族長に選ばれたのはヤシャオウだった。
シッタラという夜に似合う名前のせいで、ヤシャオウとは光と影、永遠の二番手という烙印を押された彼は暴走する。
ASURA一族を皆殺しにしたシッタラは、ヤシャオウをも我が手にかけて殺さんとしている。冷徹なうぬぼれ屋である。
なんか事の経緯がすごい漢とそっくりである。それはともかくニュートラルポーズがすごくダサい。あと笑い声もすごくゲスい。掛け声も「どっせーい!」
……そりゃASURA一族も族長にはヤシャオウを選び(ry

ゲームのEDでは、ヤシャオウがラスボスを倒した後にシッタラがヤシャオウを奇襲する。
もはやその表情には狂気しかないとナレーションに語られ、ヤシャオウからも「あわれなやつ・・」と言われ2人は戦う。
お気づきであろうか。そう、2人の最後の因縁対決はゲームプレイできないのである。
ゲームのライバルポジションもジンスケに取られるし、二重の意味で「あわれなやつ・・」。


原作での性能

ゲーム中の性能としては、ヤシャオウと似ているようで似ていない。
特殊技の「長突き」は6+中。大きく剣を振りおろすリーチの長い技。発生は遅いかわりに、ガードされた後の隙は小さい。
小攻撃をキャンセルして使えるし、長突きもキャンセルがかかる仕様。
もうひとつの特殊技「躯割り」は6+大。小ジャンプしながら剣を地面に突き立てる技。中段。
ヒット後に相手を浮かすのでフォースからの空中コンボに持っていくことも可能。
地面を走る飛び道具「赤蜘蛛」は、ダッシュ下小、立ち中からつながるが、接近戦のガーキャンで切り返されるとつらい。
赤蜘蛛の空中波動版が「鬼火」。低空から撃てるうえに、シッタラは発射後に後方へ移動するので使いやすい。
昇龍技の「陽炎」は出がかり無敵のある優秀な対空技だが、多段ヒット技で全段ヒットしないと威力は望めない。
超必殺技の「鎖羅曼陀」は対空、コンボにも使え発生無敵も保障と強力な技。体力も半分持っていくのでゲージ全消費するに相応しい。
しかし、この「鎖羅曼陀」の上位互換が「阿修羅」である。
発生が「鎖羅曼陀」より遅いという点を除けば、判定、発生無敵、ダメージもライフ八割と高くぶっぱとしても脅威。
しかもヤシャオウよりもちょっぴりリーチが長い。「鎖羅曼陀」は犠牲になったのだ……。
優秀な技を持つが、技自体が少なくゲージも増えにくい。ゲージがたまれば一発ドカンな大味キャラ。

おもなコンボルート

しゃがみ小→立ち中→赤蜘蛛
しゃがみ小×2→フォースアタック→ジャンプ中→ジャンプ大→着地後→ジャンプ小×2→ジャンプ中→ジャンプ大
しゃがみ小×2→フォースアタック→ジャンプ小→ジャンプ中→フォースアタック→ジャンプ小→ジャンプ中→ジャンプ大
「長突き」→「躯割り」※この後に必殺技「陽炎」、超必殺技「鎖羅曼陀」、フォースアタックがつながる。
ジャンプ中小→小→小→中→大

「ヒヒヒヒ ヒヒヒヒ ヒヒヒヒ!!!」


MUGENにおけるシッタラ

MUGENではcafe氏が製作している。
マジックブーストが未搭載だが、その他のシステムはほぼ搭載されている。
ライフ0で発動できる「ラストスタンド」も「常時ゲージMAX、ライフで復活、仕切り直し、10カウントで自動的に死亡」で使用可能。
ただしMUGENの仕様上、削りなしは無し。バグも考慮し、タッグ時では使用不可となっている。
AIも搭載している。

「皆殺しだ!!!」

出場大会

その他