にゃっこ



プロフィール

名前:にゃっこ Nyakko (名字なし) 
年齢11歳
性別:♀
ジョブ:戦士 / 召喚士
メイン召喚獣: 白虎

ブロントさんで有名な)2ちゃんねるネトゲ実況板発祥のキャラクター。
『ねこぢる』のにゃっ太性転換させて誕生したキャラクターではない。
Robo氏によりオリジナル手描きドットで製作され、2010年10月30日に公開された。

イメージとして「FF11の子ミスラと白虎を混ぜてみた」とのこと。
ビジュアル的には細身のボーイッシュな女の子に虎(…というかトラ縞の巨大な猫)がスタンドの如く憑いている感じ。

大ポトレ、小ポトレはもちろん、ライフバー用中ポトレまで完備。
小ポトレは何故か猫耳のドUPになっている。
やられボイス以外ではひたすら無言なのがちょっと残念
語尾に「~にゃ♪」とか「にゅっ」とか付かないってレベルじゃねーぞ

……だったのだが、2020年4月にボイスが一新、口数が大幅に増えた。
ついでに白虎までもが実にハラショーな雄々しい声で喋るようになっている。
ボイスが一新された最新版(1:33~)


詳細な原作設定

+ ミスラ
タルタルと共に連邦国ウィンダスを主な居住地とする種族(タルタルとは同盟関係にある)。
身軽な女ハンターで、外見上の大きな特徴は猫科動物のような耳や尻尾、鼻をしていること。人間よりも若干小柄である。
男性のみの種族であるガルカとは真逆で、圧倒的に女性の数が多いため冒険者になるミスラも女性がほとんどである。
男性のミスラ(通称オスラ)は本国であるガ・ナボ大国から出ることがほとんど無いため、ヴァナ・ディールではその姿を見ることはできなかったが、
2008年にリリースされた追加ディスク『アルタナの神兵』においてクエストNPCとして男性のミスラが初めて登場した。

ミスラ族の女性は物心付く前に実親から離れた土地里親に引き渡され、強靭な戦士として教育される。
俊敏な身のこなしを持つミスラは優れた狩人であり、狩猟や傭兵として生計を立てている者が多く、
作中ではミスラ傭兵団やウィンダスの最高指導者である星の神子を守護する守護戦士がミスラで構成されている。

元々は部族社会を形成していたため、名前には姓名がセットになって構成されている。
文化や宗教はネイティブアメリカンのそれに近く、フェイスペイントを施したフェイスパターンや初期装備、カザムの集落などにその要素が反映されている。
宗教はアミニズムやシャーマニズムに近いものが生活の中で浸透しており、そのためか他の宗教は受け入れられにくいようだ。

また、生肉を食べられるガルカに対してミスラは生魚を食べることができ、こうした点でもガルカと対をなす種族としてデザインされている。

ゲーム的な特徴としては、DEX(器用さ)とAGI(素早さ)のステータスに優れるが、
STR(力)、VIT(打たれ強さ)、MND(精神力)、CHR(魅力)がやや低く、INT(知性)が並。
DEXとAGIの高さが重要になる狩人やシーフ、コルセアが特に向いたジョブである。

+ 子ミスラ
原作では「にぅにぅ」とか「にゃーにゃー」とか言うらしい。一部の冒険者達にとっての萌え対象でもある。

+ 白虎
ル・オンの庭に出現するNM。四方を守護する四聖獣の一柱で、西方を守護する。
(FF11においては朱雀、玄武、青龍に加えて麒麟が存在するため、五聖獣といわれることもある)
シリーズにも度々登場するが、FF11においては浮島でキーアイテムを使うことで戦うことができる。
システム上、名前はすべて英語表記のため『Byakko』と表示される。

四聖獣だけあってその強さは実装当時の基準からすればかなりのもので、
ディアⅢ、ディアガⅢ、バニシュⅣ、バニシュガⅢ、ホーリーなどの強力な白魔法を使って攻撃してくる他、
SPアビリティはシーフの絶対回避(30秒間近接物理攻撃をすべて回避する)という難敵。
また、虎の姿をしているので当然と言えば当然だが剣虎族特有のWSを使えるため、
プレイヤーを高確率で麻痺させる『咆哮』や前方に大ダメージを与える範囲技「クローサイクロン」なども使う。
また、通常攻撃でも光属性の追加ダメージを与えてくる上、とんでもない頻度で三回攻撃のトリプルアタックを繰り出してくるため、
四聖獣の中でも最強であるとの説もあった。

加えて実装当初のレベルキャップ75時代には強力な闇属性のダメージソースが限られていたのに対し弱点は闇のみ、
ガ系の魔法やクローサイクロンで幻影を消す→本体にトリプルアタックで即死級のダメージを与える、
クローサイクロンで隊列をぶちぬいて後衛やシーフにも致命打を与えることがある…など、
とにかく倒すのが大変な敵だったが、一部位のみでDEX+15、ヘイスト5%、耐雷+50という近接ジョブであれば是非とも欲しい装備、
「白虎佩楯(はいだて)」をドロップするためこの装備欲しさに人が殺到し、後述のような問題が引き起こされた。

あまりの供給不足に対して、LS単位で白虎を決められた数だけ融通し合うなどのローカルルールが生まれる一方で、
これに目を付けた中国語を話す業者が該当マップを占拠し、超高額で白虎佩楯の入手権を売る、
あるいはリアルマネーで白虎佩楯の入手権を売るなどの行動が見られるようになった。
この状態であった頃は最低でも前述のLS(通称「空LS」)に属さなければ正当な手段での入手は難しく、
空LSに加入した後も自分に入手権が回ってくるまで膨大な時間を必要とするなどの状態になっており、更に個人で行こうとしても、
24時間体勢の業者のキャラが常時張り付いているため、白虎と戦うこと自体が困難になってしまった。
そのため、業者にお金を払って入手権を購入してしまう人が後を絶たず、業者の収入源となり、
その膨大な儲け故に業者は更に力を入れて白虎を独占しようとする…という悪循環が生まれ、
最盛期には堂々とプレイヤーの集まる場所で「ロット権売ります」などの発言を業者の捨てキャラクターが垂れ流しているという光景も見られた。
こうした状況を苦々しく思うプレイヤーは少なくなかったためか、白虎を出現させる為のトリガーアイテムの入手緩和や入手方法の変更、
プレイヤーのレベルキャップの開放で撃破することも簡単になったため、入手難はかなり改善されている。

他に、白虎がドロップする「白虎印章」は朱雀・玄武・青龍がドロップする印章と合わせてル・アビタウ神殿の祭壇に捧げることで、
四聖獣を束ねる存在であるKirin(麒麟)と戦えるようになるキーアイテムである。
また、白虎佩楯の人気に隠れてハズレ枠扱いされることもあるが同じく白虎の名を冠した両手斧「白虎斧(びゃっこふ)」をドロップすることもある。
風属性の追加効果を持つLv75キャップ時代の最高クラスの両手斧であったが、前述のように佩楯ほどの人気品ではなかったため、
空LSでの活動中に入手権が比較的回ってきやすく、戦士等のジョブで活動する際に愛用していた人も多い。

ちなみに入力ソフトによってはきちんと名前が変換できないため、「しろとら」「虎」「びゃっこ」などと呼ばれることもある
(上述の白虎佩楯も虎脚、トラパンツ、ハイダテなどの他、英語圏のプレイヤーからは「kitty pants(猫ちゃんズボン)」などと呼ばれることがある)。

余談ではあるがこの白虎、2004年1月のアプデで現在の白虎の姿になったが、その前は黒いただの虎だったという小ネタが存在する。

+ 戦士/召喚士
『FINAL FANTASY XI』においてはメインに設定したジョブの他に、「サポートジョブ」(通称サポジョブ)として、
別のジョブのスキルの一部を使用できるようにすることができる
(例:ブロントさんはかの有名なコピペでメインジョブをナイト、サポジョブをシーフにしていた)。

メインジョブである戦士は様々な武器を使いこなし、重装備をすることもできる近接型のスタンダードジョブの一つ。
数多くのスキルを使うことができ、近接戦闘力が伸びやすいため近接向けの種族で始めた人へ向けて
「まず上げておくべきジョブ」の一つに数えられることも多い。
後述の「バーサク」や「ディフェンダー」もこの戦士で早い段階に覚えられるアビリティである。
東洋伝来の刀以外の武器の扱いに長けており、敵や状況に応じて武器を使い分けることで幅広い戦闘が可能。
またこうした多彩な武器の選択肢からサポートジョブの選択肢は非常に多く、様々なスタイルが存在する。
両手斧を使うことのできる数少ないジョブであり(古くは力自慢の戦士と暗黒騎士のみであったが、2013年に魔導剣士が追加され3ジョブになった)、
中でも戦士はスキル上限が全ジョブ中最高のA+のため好んで両手斧を使う冒険者は多い。
その重量と遠心力で敵を叩き潰す両手斧は攻撃間隔こそ長いものの、そのダメージ値は全武器中トップクラスである。

必殺技になっている「レイジングラッシュ」「スチールサイクロン」は共に両手斧専用のWS(該当武器を装備中のみ使用可能の技)で、
非常に高い攻撃力期待値を持つ両手斧ならではの技である。
単体での運用には命中率などの面で若干難があるが、弱点は「不意打ち」などでカバー可能。
また、「マイティストライク」の発動中には多段攻撃が全てクリティカルとなるため、発動に必要なTPを300%溜めて、
繰り出すことができれば爆発的なダメージを与えることが可能。
かつて両手斧が不遇で使うならば片手斧という時代にもこれらが叩き出す瞬間火力は一目置かれており、
レベルキャップが開放されLv99になった現在でもトップクラスの威力を持つWSの座を守り続けている。

サポジョブである召喚士は追加ディスク「ジラートの幻影」で追加されたエキストラジョブの一つ。
高いMP補正と召喚術スキルを持ち、お馴染みの召喚獣を使役して戦うジョブ…のはずであったが、
実装された直後は不遇の時期が続き、MPが多いだけという様をして「ケアルタンク」などと揶揄されることもあった
(実際この時期は召喚獣の火力/命中率の低さと召喚周りのスキルの仕様から最底辺であるとされていた)。
後のバージョンアップによって召喚獣と契約しやすくなる、召喚獣の維持コスト軽減による使い勝手の向上、
召喚以外での味方に有利な効果を与えるアビリティの追加や召喚獣による削り戦法が有用な場所ができるなどの梃入れにより、
「底辺ジョブ」からは脱出し、有用な使い方ができるようになった。

召喚スキルで呼び出される存在は「神獣」と「精霊」の二種類がおり、
前者はシリーズでもお馴染みのカーバンクルやイフリートなどの召喚獣で、
使えるようにするためにはそれぞれの試練を突破する(召喚獣と戦い、勝利する)必要があり、召喚士の敷居の高さの一因ともなっている。
後者の「精霊」で呼び出される者は各種属性のエレメンタルそのものであり、Lv1から使用可能と低級の内から使える召喚術であるが、
上述の不遇時代には使い勝手が非常に悪かったため、ほとんど使われることが無かった。
しかし、この精霊召喚も後に召喚士達からの根強い要望により消費MPの軽減、詠唱時間の短縮などの大幅な上方修正が入り、使い勝手が向上した。

また2008年に召喚士専用の両手棍「ニルヴァーナ」が実装され、2013年にはこの武器の性能を更に強化するクエストが追加された。
強化されたニルヴァーナには装備するだけで履行技(MPを消費して繰り出す召喚獣の特殊攻撃)のダメージが40%もアップする特殊効果が付いており、
これを装備した召喚士数名と風水師1名、そして盾役1名でPTを組み、スペシャルアビリティを使用してからの集中攻撃(通称パッセ戦法)は
討伐困難な上級NMを僅か30秒で沈めてしまうことを可能にした。
入手及び強化には膨大な時間と労力を要するものの効果は絶大であり、
Lv75キャップ時代に前衛ジョブが白虎佩楯を求めていた時のように現在の召喚士にとっては是非とも欲しい逸品となっている。

なお、残念ながら通常プレイヤーはゲーム内で白虎等の四聖獣とは契約することができず、
現状ではフェンリルやディアボロス、アレキサンダー、オーディーンなどが高ランクの召喚獣である。

召喚士PTで白虎狩り


性能

スリムな外見からスピードキャラかと思わせておいて、実態はとんでもないパワーキャラ。
メイン装備の「白虎斧」を軽々と振り回し、ゴリゴリの近接格闘を仕掛けてくる。
敵のLIFE×DEF数値がカンフーマンより多い(1000 × 100=10万以上)場合、
攻撃力が増加するシステムになっており、多少固い相手でもそうそうパワー負けしない。
ただし刃の部分にしか攻撃判定が付いてないため、あまり密着し過ぎると当たらない。

原作に因んだ特殊なシステムとしては「アビリティ」が挙げられる。
「バーサク」(攻撃力25%アップ、防御力25%ダウン)と「ディフェンダー」(防御力25%アップ、攻撃力25%ダウン)、
二種類のアビリティを状況に応じて上手く使い分けたい。
また、『MVC』のアドバンシングガードを採用しており、成功すると敵を弾いて大きく距離を離せる。
ラッシュ時には仕切り直しに重宝するが、彼女自身もゴリ押しキャラなので逆に離れ過ぎて不便なことも。

スタンド状態の白虎は食らい判定が無く、ソニックブームぽい飛び道具を放ったり、
咆哮を上げて相手を一時的に行動不能にする投げをしたり、殴り付けてきたりと、中々多彩なアシストを見せるが、
どれもダメージソースとしては安いのが難点。

必殺技としては斧による3連撃「レイジングラッシュ」がかなり強力なので、常に狙っていきたい。
アーマー状態で2回攻撃を繰り出す「キーンエッジ」は切り返しに有効だが、ダメージ軽減の効果は付いていない為残りライフに気を付けよう。
そして何と言っても圧巻は3ゲージ超必殺技の「スチールサイクロン」だろう。

その威力は「生当てだと即死級のダメージ、コンボに組み込んでも即死級のダメージ」と強烈。
発生保証の無敵時間もあるのでゲージが溜まり次第、確実に決めれば劣勢からの一発逆転も可能。

こうもガチ近接格闘に特化しているとなると、察しのいい方はもうお気付きだろうがロングレンジ戦が苦手。
…というか為す術が無い。「白虎のソニックブームがあるじゃないか!」と思われるかもしれないが、
白虎の背が高過ぎで打点が高く、KFM位の背丈の相手ならしゃがまなくても頭上を通過してしまう代物な上に弾速が遅いので、撃ち合いになったらまず負ける。
ビーム脳の固定砲台のようなキャラとの相性は最悪と言ってよく、グレイズも持たないので東方系の弾幕キャラに対しても打つ手が無い。
苦労して近付いたのに、前述のアドバンシングガード暴発でまた距離が開いたりして涙目なんてこともしょっちゅうである。
弾き兼飛び道具消しの技「ウェポンブレイク」が通用するか否かが勝敗の分かれ目となるだろう。
この技は発生1Fでという中々の優れ物だが、相手にはノーダメージな上に隙も大きいので過信しないように。

…が、タッグ戦の相方としては一転して最高の相性となる。
ガンガン前衛をこなす彼女の後方で援護射撃とゲージ溜めに専念してくれるので、3ゲージ超必も気軽にバンバン使えるのが美味しい。
特に東方系キャラは自分では使用しない割にゲージ数がやたらと多い傾向があるので、
組むなら一人目を東方系にし、彼女は必ず二人目に選ぶこと(一人目のゲージ数が優先されるため)。

2017年7月の更新で、専用ゲージを消費して発動するタンデムコンボを会得。本体と白虎との中下段同時攻撃を行う事が出来るようになった。
白虎に弾消し効果が付いているため、遠距離戦を仕掛ける弾幕キャラにも強い。
また、タンデム中に攻撃を当てまくることで大量のパワーゲージを稼ぐことが可能。
結果1ラウンドで3ゲージ溜まるようになりスチールサイクロンを狙う機会が大幅に増え凶キャラ化した。
12Pカラーでは専用ゲージが常にMAX状態になり、永久タンデム→スチールサイクロンの即死コンボも可能な狂キャラへと変貌する。

しかしながらあまりに強すぎたためか、2020年4月にタンデムコンボの下方修正が行われた。
発動時のコマンド入力回数が最大20回から最大10回へと半減し、更にタンデム中は攻撃を当ててもパワーゲージが溜まらなくなったので、
スチールサイクロンを撃つ機会が減少。タンデム搭載以前のようにラウンドを跨いでゲージを溜め、慎重に当てていく必要がある。
ただし12Pカラーのみ例外でタンデム中でもゲージが溜まるため、即死コンボが可能となっている。
また、タンデムコンボと共にキーンエッジも下方修正を受けた。
終わり際にアーマーが切れるようになり、アーマー中は多段飛び道具等で削られ易くなっているので注意しよう。

デフォルトでAIが搭載されている他、Silvan氏による5段階にレベル設定が可能な外部AIが存在する。
当初はJ・J氏のサイトで代理公開されていたが、現在は自身のサイトでの公開へ移行している。
隙あらばレイジングラッシュ、スチールサイクロンを叩き込んでくる中々手強いAIである。
ただし最新版には未対応であり、上述のタンデムコンボにも対応していない。
Silvan氏によるAI&キャラ紹介動画

出場大会

凍結
削除済み

その他



最終更新:2023年08月18日 09:51