ロッキー(ロボアーミー)


SNKが1991年にリリースしたベルトスクロールアクションゲーム『ロボアーミー』の主人公の一人。
無論爆弾岩ボクサーではないし、ストーンのコピー能力も持ってない。

軍用ロボットに脳を移植したサイボーグ部隊「第64航空師団ロボ・アーミー」の隊長で、
突如ロボット軍団「ヘル・ジード」を率いて人類に反旗を翻した狂気の科学者の野望を阻止すべく戦う。
ロッキーは2Pキャラで、本名は「トム・ジード」。
実はヘル・ジードの首領にしてロボ・アーミー開発者「フロン・ジード」博士の実の息子という、何気に悲壮なバックボーンを背負ったキャラである。
……が、そんな設定は一切本編で語られないため、なんかサバ折りで豪快に敵ロボット兵を破壊する2P側の青いロボ、という印象が強い。
なお人間ではなくロボアーミーなので、とあるアイテムを取ると一定時間装甲車に変形(変身?)する。

ちなみに1Pを担当するキャラの名前は「マキシマ」。……ネスツ製サイボーグじゃないよ?
そんな名前の繋がりからか、『KOF2000』にマキシマのアナザーストライカーとしてロッキーが登場。飛び道具を撃って退却する。
『ロボアーミー』のマキシマはロッキーよりも生身に近いデザインだが、彼も装甲車に変形できる。

また『NEOGEO BATTLE COLISEUM』ではプラネタリウムステージ撮影スタッフとして背景に陣取っている。
同じステージにいる背景歴の年季が違う彼らよりも断然目立つ。……すごい存在感だ。
アルカディアムックによると、バトルコロシアム放送局のクルーの一人という設定らしく、ムック内でも同ステージを紹介してくれている。


MUGENにおけるロッキー(ロボアーミー)

+ xxxXx氏製作
  • xxxXx氏製作
スプライトはストライカー時の画像をもとに描き足したと思われる。
ReadMeの類は無いが、青村氏製作のマキシマの改変のようで、構成ファイルの中身にマキシマ用の記述が散見される。
というか「マキシマリベンジャー!!」と豪快に叫んでくれる。いいのかそれは。
AIも青村氏マキシマのものがそのまま入っている。
この他、専用ステージもBGMと同梱で別途公開されている。

+ マキシマリベンジャー?のバグ修正方法
「マキシマリベンジャー!」と叫ぶ超必殺技(Readmeなどが無いので正式名称不明)は相手を捕まえて膝蹴りを入れた後、
気絶した相手を蹴り飛ばし、一回転して追撃を掛けるコマンド投げなのだが、
「気絶した相手の絵が表示されない」「相手のダウン時の喰らい判定によっては追撃が当たらない」という不具合がある。

気絶した相手の絵を確実に表示する方法
[Statedef 3011]のChangeAnim2をChangeAnimに変更する。

最後の追撃を確実に当てる方法
[Statedef 3002]の一番下にあるChangeStateの、
trigger1 = Vel Y > 0 && Pos Y >= 20
を、
trigger1 = Vel Y > 0 && Pos Y >= 40
に変更する。

声から挙動まであまりにもマキシマであるため、
「マキシマ二号」とか「ガワをロボットにしたマキシマ本人」みたいな感じですぐにも起用可能な状態になっているが、
『ロボアーミー』のマキシマと『KOF』のマキシマは別人という本来の設定が忘れ去られちゃいそうである……。
いっそネスツが作ったマキシマ型ロボという設定にするとか
なお、勝利ポーズでベレー帽を被った人が降ってきて祝福してくれるが、そっちが『ロボアーミー』のマキシマである。

+ Zadkiel Mugen氏(現・AnimugenZ氏)製作
  • Zadkiel Mugen氏(現・AnimugenZ氏)製作
「mugenversion = 1.0」 とあるがWinMUGENでも使用可能。
上記のxxxXx氏製作のロッキーを改変したもので、「KOF XI UM」と呼ばれるアレンジシリーズの内の一体。
システムを『KOFXI』風に改変している他、大ポートレイトが妙にかっこよくなっている。
なお、フォルダ名が同じ「Rocky」なので上書き保存に注意。
AIもそのまま入っているが、どうも改変の際にAIのジャンプ用ステートを消してしまったらしく、
エラーが出て動かなくなる事態が発生してしまう。
DLは下記の動画から

出場大会



最終更新:2023年09月03日 15:15
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