グリーンレンジャー


+ 日本語吹替声優
落合弘治
『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』(48話まで)
荻原秀樹
『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』(49話以降)
真地勇志
『パワーレンジャー・映画版』

落合氏は本家スーパー戦隊においては『星獣戦隊ギンガマン』の第三勢力キャラ・黒騎士ブルブラックの声優である。

アメリカの特撮番組『Mighty Morphin Power Rangers』に登場するヒーロー。
原典は『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のドラゴンレンジャーである。
主に第1シーズンから、第2シーズンにかけて活躍。

ドラゴンゾード(原典ではドラゴンシーザー)の力を宿した戦士。
変身者は主人公達の高校に転校してきたトミー・オリバー(演:Jason David Frank)。
当初はリタに洗脳されパワーレンジャーと敵対するが、レッドレンジャーことジェイソンの尽力により洗脳を解かれ、味方となる。
固有の武器としてドラゴンゾードを操る笛にもなるドラゴンダガー(獣奏剣)と、
強力な防御力を持つ防護アーマーである、ドラゴンプロテクターを装備している。
原典のドラゴンレンジャーは変身者が物語の終盤で死亡して退場になったが(厳密には最初から死んでおり、魔法の効果が切れた事によるもの)、
今作ではトミーが諸事情で途中でパワーを消失したため変身不可能になり、別の戦士に変身するようになるという形でフェードアウトした。*1

パワーレンジャーシリーズの第10作目であり、『爆竜戦隊アバレンジャー』を原作とする『パワーレンジャー・ダイノサンダー』において、
トミーが見た幻影のなかで彼が変身した他の戦士と共にまさかの再登場を果たす。
この時は頭部に銀色のラインが追加されたデザインで登場した。

ちなみにこのトミー・オリバーはパワーレンジャーシリーズの顔とも言うべき存在であり、
ジオ(≒オーレ)、ターボ(≒カー)、ワイルドフォース(≒ガオ)、ダイノサンダーと最も多くの作品に出演している。
変身したヒーローもグリーンレンジャーの他に、ホワイトレンジャー(キバレンジャー)、ジオレンジャー5・レッド(オーレッド)、
レッドターボレンジャー(レッドレーサー)、ブラックダイノレンジャー(アバレブラック)と非常に多い。
そして第17作目の第2シーズンとなる『パワーレンジャー・スーパーメガフォース』(≒ゴーカイ)においてもグリーンレンジャーとして出演し、
第19作目の第2シリーズ『パワーレンジャー・スーパーニンジャスティール』(≒ニンニン)の第10話では、
他のレジェンド達と共にシリーズ25周年記念として登場。
ドラゴンバックラーを基にしたマスターモーファーにより、これまで彼が変身した歴代のレンジャーに変身する。

…『アキバレンジャー シーズン痛』にも出た? いやいやアレはパワフルレンジャーだからノーカンだし

海外における人気も他の戦士とは別格で高く、
コミックではドラゴンレンジャーとキバレンジャーをフュージョンライズ融合させたような外見のオリジナルヴィランロード・ドラッコンが登場したり、
有志によってこんなファンメイドの作品も作られたりしている。

など言っていたら公式のスマホゲーム『パワーレンジャー・ レガシーウォーズ』で本当に『ストリートファイター』とコラボしてしまったため、
上記のファンメイドを知るファンからは予言とネタにされた。
そして、2018年にはそのゲームのPVとして「リュウレンジャー」天火星・亮に変身する力を得たリュウ達と共に、ベガに立ち向かう実写の短編作品も公開された。


+ リブート版
2017年3月にアメリカで公開されたリブート版では追加戦士故に未登場かと思われていたが、
プロローグにおいて敵キャラであるリタがわずかではあるがグリーンレンジャーのような変身体で登場している。
フィギュアの解説によれば、少々ぼかされているが本作のリタは元はゾードンと同じ善の勢力に身を置いていた、
いわば先代グリーンレンジャーであり、それが何らかの理由で後に離反した事が示唆されている。

そして映画のラストで主人公達のクラスにトミー・オリバーという生徒が転入する事が知らされる。
しかし、肝心のトミーは出欠の時間になっても姿を現す事は無く、
彼の座席にはまるで未来を暗示するかのように龍の刺繍が描かれた緑色のジャケットが残されており……。

また、同作には初代でトミーを演じたJason David Frank氏もカメオ出演している。

ただ、映画自体が国外興行で苦戦した事もあってか版権元が続編ではなく再リブート路線に転向したため、
宙ぶらりんの伏線を残したまま新映画版自体が実質的に展開を終了してしまった。
元々は連作を予定していたとはいえ、ハリウッドによくある無秩序な続編フラグ乱立の弊害を被った形とも言える。


MUGENにおけるグリーンレンジャー

海外で数体製作されている。

+ Kokuryu&Dragonranger84氏製作
  • Kokuryu&Dragonranger84氏製作
他のパワーレンジャーをストライカーとして召喚できる。
AIは未搭載。

+ AxeSeeker氏製作
  • AxeSeeker氏製作
2015年に公開された。
スプライトは手描きで非常に綺麗だが、アメコミ然としたマッチョメンになっている。
性能としてはこれといって癖のないオーソドックスなキャラになっている。
特に、飛び道具が優秀でブレード・ブラスターを撃ったり、ドラゴンダガーを投げたり……ってそういう武器じゃねーからこれ!
唯一のゲージ技では、極太のビームを発射する。
簡易だが、AIも搭載されている模様。

+ CARNAGE777氏製作
  • CARNAGE777氏製作
2019年1月公開。
chuchoryu氏が製作したDCコミックスのヴィラン、デスストロークの改変キャラ。
スプライトは描き換えられており、通常攻撃のモーションも若干異なるものの、ブロッキングなどのシステムや、必殺・超必殺技はほぼそのまんま。
……というかぶっちゃけガワ換えキャラに近く、各種ファイル名がデスストロークのままだったりする。
なお、超必殺技では実写のカットインが表示される。
簡易的なAIが搭載されている他、スプライトシートも同梱されている。
紹介動画(DLリンク有り)

+ Chuchoryu氏製作
  • Chuchoryu氏製作
2019年4月公開。
下半身部分などのドットを見るに、上記CARNAGE777氏のものをベースに作られている模様
(大元がChuchoryu氏製作のデスストロークなので、ある意味セルフリメイクにあたる…んだろうか?)。
カラーパレットが豊富に用意されており、他の戦士達のカラーが選べるので、疑似的にレッドレンジャーで戦うなんて事も可能。
中にはCARNAGE777氏製グリーンレンジャーカラーも存在する。

操作方法は4ボタン式で、ゲージ溜めやブロッキングを搭載している。
近接攻撃は暗黒の剣を用いた攻撃が強力で、コンボ性能が高い反面、飛び道具の類が一切無く、距離を置いて戦う相手を苦手としている。
必殺技はいずれも使いやすいため、突進技などで距離を詰めながら戦いたい。
超必殺技は必殺技の昇龍拳アッパーの強化版と、ドラゴンゾードを呼び出して相手を踏み潰す技の2種類。
…が、後者は2ゲージ消費で大仰な演出の割には何故だかやたらと威力が低く(精々3割ほど)、通常の必殺技を絡めたコンボと大差無かったりする。
AIはデフォルトで搭載されている。

下記の動画からDL出来る他、海外サイト「Mugen Multiverse」でも代理公開中。
紹介動画(DLリンク有り)

出場大会

  • 「[大会] [グリーンレンジャー]」をタグに含むページは1つもありません。


*1
向こうの国では子供番組の表現上の規制が厳しいために、レギュラーはおろか、
モブの一般人ですら気軽に死人を出せないという事情がある。
戦隊メンバーの殉職者はゼロではないが、それは「役者が病気治療のため、降板せざるをえない」
などのやむを得ないケースの措置で、場合によっては生き返ったりする。
シリーズを重ねるごとにドラマ性が重視されるようになり、例外のケースも出ているが、
基本的に日本の戦隊シリーズと比較すると展開はソフトである。


最終更新:2023年11月05日 14:42