亀仙人


「最終回ではないぞよ。もうちっとだけ続くんじゃ」


鳥山明の漫画『ドラゴンボール』及び関連アニメシリーズの登場人物。
アニメ版でのCVは無印から宮内幸平氏が長らく担当していたが、宮内氏が急逝された後のZ終盤~GTでは『サザエさん』のマスオさんでお馴染み増岡弘氏が代役を務めた。
1995年の劇場作品『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』及び『改』以降の現行作品ではこれまでにもドラゴンボールの脇役を多数演じてきた佐藤正治氏が担当。
同じく宮内氏急逝後の劇場作品『最強への道』では愛川欽也氏が演じ、悟空役の野沢雅子氏と合わせ『いなかっぺ大将』の師弟コンビ復活となった。

武天老師とも呼ばれる武術の達人で、孫悟空クリリンヤムチャの師匠である。占いババは実の姉。
鶴仙人とは同じ師の元で武術を学んだ兄弟弟子だが、彼が師匠である武泰斗の死がきっかけで悪の道に走ったため絶縁状態。
初登場時点で319歳と非常に高齢。
弟子の育成方針は精神の鍛錬や人格教育を主眼においており、悟空たちには「武道を学ぶことによって心身ともに健康になり、
それによって生まれた余裕で人生を面白おかしく張り切ってすごしてしまおうというものじゃ!」
「不当な力で自分もしくは正しい人々をおびやかす敵にはズコーンと一発かましたれ!」
「武術を学ぶのは勝つためではなく自分に負けないため」等と説いている。
特に最後の「勝つためではなく自分に負けないため」という言葉はブウ編の終盤で
ベジータが何故自分が悟空に勝てなかったのかを悟る場面でも彼の口から語られており、悟空の強さの根幹となった事が伺える。
そうした方針の為か、誰に対してもタメ口で接する悟空にきちんとした礼儀や、国語・算数といった教養も学ばせている。
尤も、かつての弟子の一人である牛魔王は初登場時、各地から金銀財宝を奪い取るわ、その財宝を狙う人間を殺してるわと
明らかに悪人だったので、それに思うところがあったのかもしれない。
(とはいえ、その牛魔王を亀仙人はあっさり改心させているが)

ドスケベであり、好みのタイプは「若くてむっちりした娘」。
エアロビクスの番組をいやらしい目で見ることを楽しみにしている。
セクハラの被害者は主にブルマであり、胸や尻を触ってはどつかれるのがお決まりのパターンとなっていた。
アニメや映画ではチチやビーデルや18号もセクハラの対象になってしまっている。
しかし、それを補って余りあるほどの人格者でもあるので弟子や周囲(女性陣含む)からの人望は厚い。
暗殺者を目指し鶴仙人に弟子入りしていた天津飯に、餃子共々鶴仙流を離反し武道家としての真っ当な道に足を踏み入れるきっかけを作ったり、
自分の悪の心からピッコロ大魔王を生み出し、希望のために作ったはずのドラゴンボールも欲望のために使おうとするものが後を絶たないなど、
世界に混乱をもたらした事に絶望していた神様をも諭してみせ、神様も悟空に「良い師を持った」と絶賛している。
原作者の鳥山氏も「一番友達になりたいキャラクター」として挙げている。

「あなたのつくられたドラゴンボールがなければ今の孫悟空やここにいる者たちの成長や出会いはなかった…

 たった1個のドラゴンボールからすべてが始まり そして世を守ったのです」


人語を解するウミガメと暮らしていたが、作中ではランチやクリリン一家など同居人が増えている。
自らが編み出したかめはめ波の他にも師匠である武泰斗が命と引き換えにピッコロ大魔王を封印した魔封波など様々な技・術を使う。
しかし弟子達には基礎を教えるだけで戦闘スタイルを自由にさせており、実は亀仙流の技を悟空達に一切教えていない
(あのかめはめ波すら、悟空・クリリン・ヤムチャ共に亀仙人に伝授される事なく、ぶっつけ本番あるいは自力で習得している)
結果、亀仙流の真の奥義である萬國驚天掌は誰にも修得されなかった。
その分、修行は過酷であり、広大な範囲の牛乳配達を重い甲羅を背負って徒歩で行わせるのが一日の始まりで、当初は悟空ですらヘバっていた程。
ちなみに筋斗雲の前の持ち主だが、現在は心がスケベ純粋ではなくなったので乗れなくなっている。

ピッコロ大魔王編までは味方内でも屈指の実力者の一人で
第21回天下一武道会では悟空とクリリンが優勝して慢心しないようにと「ジャッキー・チュン」という偽名を使い、変装して参加、弟子達を下して優勝を果たす。
第22回天下一武道会でも出場するが、若い世代が育っている事を肌で感じ、弟子達が優勝程度で慢心するような軟弱モノではない事を悟ると棄権している。
ピッコロ大魔王復活の際には、魔封波を用いて後一歩のところまで追い詰めるものの、電子ジャーへの目測を誤って封印に失敗、そのまま死亡してしまう。
その後はドラゴンボールで復活を果たしたが、第23回天下一武道会より「もう悟空達には敵わない」と事実上の完全引退状態になった。
そして、サイヤ人編ではヤムチャ達が戦死してしまった事に「自分の無力さに怒りすら覚える」と嘆き悲しみ、
人造人間編では「天下の武天老師と呼ばれていた頃が懐かしい」と
インフレが進み過ぎてもはや自分ではどうする事も出来ない事を悔やんでいた。

映画『この世で一番強いヤツ』では最強の肉体を求める悪の天才科学者Dr.ウィローに
「彼が封印された50年前は亀仙人が世界最強の人物だった」という理由で狙われ、ウィローの生み出したバイオ兵士と戦うシーンがある。
50年も経ったら普通衰えるものだろう(尤も、50年前の亀仙人は269歳である)とか、亀仙人を標的にして作った戦力で悟空やピッコロと勝負するという展開にはツッコミどころもあるが
レッドリボン軍の復讐のためにフリーザより強い人造人間を製作する科学者もいるのだから世の中恐ろしい。

ちなみに、悟空が心臓病で死に、人造人間達にZ戦士が全員殺された未来での消息は原作では不明だったが
これをもとにしたTVSP版ではウミガメ、ウーロン、プーアルとともに生存していることになっていた。
人造人間の攻撃から逃れるために潜水艦内で過ごしており、ラジオで人造人間の襲撃を聞き奮起しようとするもプーアルに制止されている。

しかし、2015年公開の劇場版『復活の「F」』にてまさかの戦線復帰。
地球に攻め入ってきたフリーザ軍の兵士たちを次々と蹴散らしていく活躍ぶりを見せた。
上記の通りすでにインフレに取り残されており、雑魚とはいえピッコロ大魔王よりも強い連中を相手に戦えるのか?と心配になるが
鳥山氏曰く「本気を出せばもともとあれだけ強い」とコメントしている。

+ 伝説の超老師


MUGENにおける亀仙人

  • supermystery氏製作 『Ultimate Battle 22』+アレンジ仕様
『Ultimate Battle 22』をベースにオリジナル技などのアレンジを加えたもの。
単体では公開されておらず、ダウンロードページの「The Old Dragon Ball Z Characters Giant Pack」の中に入っている。
ファイル名は「roshiub22」。
海外製だが、ボイスは日本語(宮内幸平氏)。

原作再現として、原作の気力ゲージに当たるパワーゲージが自動増加する。
技構成は原作のものに加えて3種類のオリジナル超必殺技が搭載されており、
乱舞技「UB22 Hypermove」、周囲に電気のバリアを展開する「Super Electric Shock」、
少年悟空と共にかめはめ波を放つ「Double Kamehameha」と、どれも亀仙人のイメージに合った物になっている。

AIはデフォルトで搭載されており、遠距離では気弾とかめはめ波で相手を寄せ付けず、
近距離では残像拳で相手を翻弄しつつ通常技のコンボや通常投げをしっかりと決めてくる。
運がいいとエルクゥマスターギースから1本奪う事もあるが、
防御面では残像拳以外に特殊なシステムを持っておらず、一度攻撃を受けると厳しい。
強さは総合的に見ると凶クラスと言える。

  • Gladiacloud氏製作
MUGEN1.0専用。キャラ名は「mutenroshi」になっている。
気弾やかめはめ波、連続パンチなどの他に
酔ったポーズから4種類の攻撃に派生する酔拳、超能力で相手を浮かせて叩き付けるコマンド投げ、
上半身を巨大化させて放つかめはめ波最大出力や、萬國驚天掌、残像拳による乱舞技を搭載。
AIは搭載されていない。

出場大会




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