勇者アレックス


『RPGツクール2000』及び『2003』に登場する男勇者。
デフォルトネームは「アレックス」(『ストリートファイターIII』の主人公ではない。 主人公(笑)な要素はあるけど(後述) )。

概要

+RPGツクールとは
RPGツクールとは、エンターブレイン(旧アスキー)社が開発したゲーム作成ソフトのシリーズである。
本来ゲーム製作は、文字通りプログラムを一から作り上げる必要があり、当然相応の技術と知識が必要不可欠なのだが、
ツクールシリーズは予め用意されたプログラムにデータを入力する事で、素人でも(比較的)容易にゲーム製作を行えるように作られている。
その歴史は古く、最も古いの物はファミコンと同期のPC-8801用である(ウィザードリィタイプだが)。
現代のRPGツクール(ドラクエタイプ)の直接の始祖はスーパーファミコンと同期のMSX2用からである。
2015年発売の『MV』はツクール史上初のMacOS対応、後にLinuxOSにも対応した。

因みにこのツクールシリーズはRPG以外にもいくつか種類があり、MUGEN的には2D格闘ツクー(通称格ツク)が代表的な例として挙げられるだろう。


PCソフト用のツクールシリーズは『2000』、『2003』、『XP』、『VX(Ace)』、『MV』などがリリースされているのだが、
アレックスはその中でも特に人気のある『2000』、及びそのアッパーバージョンである はずの 『2003』においてデフォルトキャラとして設定されており、
特に『2000』においては主人公的存在とされている。

この「製作ツールのデフォルトネーム」というある種マイナーな存在でありながら、アレックスの認知度は意外なほどに高い。
その理由として、RPGツクール2000がその非常に高い自由度から人気を博した事に加え、リリース当初の今ほど使用者の技術水準が高くなく、
対応素材も少なかった時期において、この「デフォルト設定」そのままに製作されたRPG(通称デフォ素材、RTP*1)が巷に溢れ返ったという事情がある。
この為、ツクールで製作された作品をある程度プレイした事があるプレイヤーの間では、
「デフォ素材にいるハチマキの勇者=アレックス」という図式が自然と出来上がっていったのである。
また逆にそれをネタにする作品も現れ始め、
次第に「アレックス」という存在がメタ的に確立されたキャラクター(要するに「お約束」)のような扱われ方をされるようになっていった。
以下のVIPRPGの元となった「もしも~」も、そういったネタ作品の典型例の一つと言える。

同じような立場に『2003』のザック、『XP』のアルシェス、『VX』のラルフなどが挙げられるが、
こうしたキャラ達もある意味アレックスの存在(デフォネームネタ)が確立させたという側面が大きい。

ちなみに、『2000』のアッパーバージョン(基本的な仕様をそのままにシステムを一新させた)である『2003』は、
一世を風靡した前作とは裏腹にあまり人気が奮わず、『2003』リリース後も『2000』で製作された作品が断続的に発表され続けていた。
こうした背景にも2000デフォルト素材が広く認知されている理由の一つとして挙げられる。
単純にリアル路線の2003デフォ素材が人気無かったというのもあるが

+デフォルト素材比べ。上が2000、下が2003

+RPGツクール2000について
前述の通り、RPGツクールはその長いシリーズの歴史の中で多くの作品をリリースしているのだが、
その中でも『2000』は特に根強い人気を誇るタイトルとして知られている。

その秘密は非常に高い自由度(と扱いやすさのバランス)にある。
それ以前の作品がせいぜい「ある範囲で用意されたグラフィックやデータを好きに設定する」という程度のものだったのに対し、
PC用ソフトとしてリリースされた2000はその環境を最大限に生かし、
自作も含め文字通りあらゆるグラフィック、音、データを素材として扱う事が出来たのである。
(逆に後の『XP』は自由度が増えた代償にスクリプトの自作を強要する部分があった為に人気を落とす要因に)
そして容量の制限も大きく緩和された事で、それまでとは比べ物にならないほど自由に好みのデータをゲーム内に使う事が出来た。
またプログラム面での自由度の高さもそれ以前の追随を許さず、
結果 RPG ツクールであるはずがアクションやパズル、シューティングなども作れるという事態を招いた事もその人気を大きく後押しした。
この辺のフリーダムさはMUGENに通ずる所があると言えるだろう。実際、MUGENみたいな作品が作られたりもした。
そもそも、ローグライクやARPG風のゲームがサンプルゲームとして収録されているなど、公式自らRPG以外も作れるという指針を出している。

そして実際に作ったゲームをデータ化し、ネットを通じて他のユーザーや非ユーザーにもプレイしてもらえるという、PC特有の長所も非常に魅力的だった。
ユーザー達はゲーム製作という娯楽を楽しみながら、製作を通じてある種の文化を築いていった。
その果てが、「コンテストパーク(通称コンパク)」というエンターブレイン公式によるユーザー作品の表彰であろう。

こうしたPCソフト用という環境の強みによって作品製作の幅が飛躍的に広がり、ツクール特有のゲーム製作にまつわる文化が生まれ、
多くのユーザーを虜にした事が今なおその人気を支えていると言える。
そして多くのユーザーに「エターなる*2」という挫折を植えつけもしたが
以降、シリーズとして次々とリリースされていくのだが、その基本的な土台を作り出したのが『2000』であった事は間違いない。

なお、こうした「PCソフト用ツクール」としての基礎は、
『Dante』(MSX2)、『RPGツクールDante98』(PC-9801)、『RPGツクール95』(Windows95)と築かれていったものであり、
事実『2000』がリリースされるまでは『95』がRPG製作ソフトとして高い支持を集めていた事も付け加えておく。

+余談、『2003』について
こうした多くのファンを生み出した『2000』。
そのアッパーバージョンである『2003』の発表に、当然多くのツクラー達は歓喜に沸いた。
「今度はサイドビュー戦闘(FFみたいな感じ)がデフォルト」という非常にキャッチーなシステム変更も相俟って、多くの期待が寄せられた。

だが、いざ蓋を開けると、そこには 阿鼻叫喚の地獄絵図 が待っていた。
  • 上で挙げた「デフォ素材がリアル路線に変更」などまだ可愛い方(ただ、サイドビューの味方グラフィックはデフォルメなので違和感が大きい)
  • 数多くのバグ、中には進行不可能になる極めて凶悪なものも(2000に比べて対応が遅かったのも評価を下げる一因)
  • ウリであるはずのサイドビュー戦闘の微妙さ(この為2003製でデフォルト戦闘を採用している作品は希少)

実際の所、修正パッチにより多くのバグは取り除かれているのだが、こうした発売当初の極めて劣悪なイメージから来るバグゲーのレッテル、
そして手軽さがウリのツクールでデフォルト戦闘が酷い≒戦闘システムを自作する技術が必須、という敷居の高さもあり、PC用ツクールの中で影が薄い。
なにしろ、 公式でサポートが打ち切られ、製品紹介からも省かれている レベルである。
『2003』リリース当時に持っていたメリットの大半は、『2000』のバージョンアップで逆輸入されているのも逆風。
まぁこの辺はサイドビュー戦闘(アクティブ・タイム・バトル)自体がFFの製作元であるスクウェアに特許権がある等の大人の事情も深く関わっているようなので、
不人気だからサポート打ち切り、と一言で済ませられる問題ではないようであるが。
一応レベルを99まで上げられる(『2000』では50まで。まあ自作戦闘を作ればry)、マップの自動生成システムが使えるなど、
まだまだ『2000』に比べて優れている部分はあるのだが…。

なお、『2003』の初回特典として携帯向けの『RPGツクールα』が収録されていたのだが、
こちらも「ドコモの携帯のみ」、「容量は最大30KBまで(当時の携帯向けである以上仕方ないのだが)」など、使いこなすのは難しい代物であった。
『MV』はスマホアプリとして出力も出来るのだが、
アプリストアの審査やら何やらと壁になる要素が何重にもあり、あまりスマホアプリとしてリリースされた作品は多くない。

原作での性能(デフォルト)

勇者らしく通常攻撃と魔法攻撃、回復魔法を使いこなすオールラウンダー。
初期装備はロングソード(ごく一般的な量産型の長剣)とクロースアーマー(丈夫な布で作られた鎧)。

攻撃力が高い代わりにMPが0という脳筋戦士「ブライアン」、数多くの攻撃魔法を使いこなす魔法使い「キャロル」、
回復魔法を専門とする神官「デイジー」とのパーティ、いわゆる主人公パーティはそのバランスの良さに定評がある。

Lv Lv1 Lv50
HP 48 738
MP 38 510
攻撃力 26 219
防御力 21 165
精神力 18 249
俊敏性 23 383

とはいえあくまでもデフォルト設定であり、製作側がいくらでも数値や設定を弄る事が出来る為、
実際この通りのまま製作された作品はそれほど多くないと思われる。
バランスタイプの勇者という個性だけ反映されている場合もあれば、
全く違うタイプのキャラ(例えば二刀流の純前衛など)として設定されている事もある。

VIPRPGとは

2chのニュー速VIP板にあるRPGツクールスレッド、或いはそこやその周辺に投下された作品らを指す。
その中でも大部分を占めているのが、「もしも勇者が最強だったら」という一本の{ksg}*3から始まったと思われる「もしもシリーズ」。
一種のシェアードワールドであり、RTPに個性をつけたものを始め、
他のツクールのRTPキャラの輸入や、改変・オリジナルドットのキャラクターが追加されていき、またある程度統一された世界観を持つ。
これは別に「このキャラクターはこうでなくてはならない」といったものではなく、
ある程度統一された設定を用いることでキャラクターや世界観の説明を省くことが出来、ゲーム制作のハードルを更に下げる効果もある。

数が多いのはなんといってもksgであるが、王道RPGからちょっとしたパズルゲームまで、多種多様のジャンルのゲームが投下される。

VIPRPGでのアレックス


王様「こっち向け」 *4
王様「魔王」
アレックス「把握」

RPGツクール2000での肩書き通り勇者である。
「もしも勇者が最強だったら」から主人公として出演しており、VIPRPGの主人公であると認識する人も多い。
お約束的展開として「魔王に奪われた王様のポテチを『もしもの力』で取り返しに行く」というのが多い。
ゲーム開始直後に王様と上記のようなやりとりをするのもお約束のひとつ。
+もしもの力とは
端的に言えば、触れたもの全て吹き飛ばすというチート能力である。
基本的には何者も妨げることは出来ないが、この力が通用しない場合もある。 というかだいたいオチ担当のガチホモ海賊ゴメスである。
デフォルト戦闘で使用されることもあり、その時は流石に無敵化はあまりなく、能力強化等がなされる。

余談だが、もしもの力を得るのはアレックスに限らず、作品によってはただのスライムが無双し魔王まで吹っ飛ばす光景が見られる。

だが基本的に魔王との仲は悪くなく、気さくに話しているシーンを見ることも少なくない。
家族ぐるみのお付き合い(主にアレックスの妹と魔王の娘の仲が良い)もままある。
魔王も、ポテチを盗んでアレックスに吹き飛ばされることは仕事の一部と認識していたりもする。

しかし勇者は肩書きであって職業ではないという解釈なのか、ニート扱いされていたり、実際ニート同然の暮らしをしていることも多い。

一人暮らしという設定の作品も多いが、妹のリナックス、姉のレナックス*5
ツクールデフォルトの魔法を擬人化したスターライトⅢなどが家族として登場することが多い。
初期装備のロングソードが意思を持って家の中をうろついていることもある。
女勇者のリリア、エルフのヘレン、偽女勇者のエロリア、塩沢魔王(上記の魔王とは区別される別人*6)の妹の塩沢妹など、
数々の女性キャラとフラグを立てることも多い一方、ステレオタイプ的VIPPERを投影したような非リア充として描かれることも。

そしてこの手の作品の主人公の宿命か、汚れ役や悪役を演じることも少なくない。
あるときはリア充に対する妬みから、あるときは自分の性欲からなどとギャグ的な悪役もあれば、
勇者とは何か、という問いを突き詰めた結果悪役を演じるというシリアスなものも。
尤も、シリーズの性質上アレックスに限らず大抵のキャラクターに悪役の経験はあるのだが。
別キャラとしてダーク版の偽勇者クレアスも存在している。

勿論シリアスな主人公を演じることも少なくなく、勇者として、神聖魔法属性使いとして、力を発揮することが多い。
作品によっては勇者らしく面倒見が良かったり、パーティメンバーと友情を育んでいたりする一面を見せる。

余談であるが、MUGENにはVIPRPGより偽死神五世が参戦している。
今後MUGEN上での共演も見られるかもしれない。
そして、ついにこの大会でチームとして組むことができた。

ゲームでの性能

デフォルト戦闘を用いたksgにおいてはRTP魔法そのままの性能であることが多い。
凝ったゲームにおいては、多くの場合RTP設定(光属性全体攻撃魔法、単体回復魔法、精神力強化魔法などを搭載したオールラウンダー)を踏襲しつつ、
技の追加や性能のテコ入れが行われている。

一方、戦闘をしないゲームにおいては「もしもの力」で無敵になっていることも多く(上記の「もしも勇者が最強だったら」から続くシリーズのお約束)、
敵シンボルに触れただけで、相手が効果音とともに派手に吹っ飛んでいく。
プレイヤー操作で大量の敵シンボルを無双シリーズも真っ青な勢いで吹き飛ばす光景はもしもシリーズの名物の一つ。


MUGENにおけるアレックス

現在、3種類のアレックスが確認されている。

+Brave_Alex
  • BirdRen Chen氏制作 Brave_Alex
BirdRen Chen氏が作成した最初のアレックス。
当初は偽死神五世とどちらが先に完成されるか期待されていたが、結局基本動作と少々の技を入れただけで制作終了をしてしまった。
改変自由で誰か完成してくださいとのこと。
+VIPRPGアレックス
  • カオス同盟氏制作 VIPRPGアレックス
カオス同盟氏制作。上記のBrave_Alexを改変したものである。
技はそのままだが、5Pからつけられるもしもの力が凶悪。
なお、それぞれのカラーの性能は次の通り。

性能変化(VIPRPGアレックス リドミより引用)
1P 1/2の速度 普通
2P 等速
3P 2倍速
4P 4倍速
5P 1/2の速度 もしもの力モード
6P 等速
7P 2倍速
8P 4倍速
9P 1/2の速度 いつものksgモード
10P 等速
11P 2倍速
12P 4倍速

1/2の速度、等速、2倍速、4倍速というのは、ツクール2000で設定できるキャラクターの移動速度である。
AIは走ることを考え、技は一切ふらないので、1P~4Pはコイキングなみの弱さになる。
逆に5P以上なら狂ランクにはなる。両極端である。
ステートを奪う攻撃しか通用しない為相性ゲーになる。
空中で攻撃を受けるとまるでそこが地上であるかのように走り回るが仕様なので気にしてはならない。

更新でフライングスイッチこと外道モードが追加され、もしもの力をより生かしたものとなった。
また、走り抜けスイッチをつけ、より幅の広いランクが選択できるようになった。
この更新でAIはなくなったが、製作者いわく無い方が強いらしい。

さらに10月28日の更新によりいつものKSGモードがついに作られた。
スライムとブライアンがアレックスと一緒に突撃する様を見ることができるようになった。
攻撃するともしもシリーズよろしく吹っ飛ぶうえ、吹っ飛んでいる最中にも攻撃判定がつくやらしさがある。

+大中天
  • a487561氏制作 大中天
a487561氏が作成したキャラで、海外の実況者の声を使ったキャラである。
RPGツクール2000(2003)の歩行グラフィックを使われている。
歩行グラフィックだけでヤラレも使われているため、2000だけでは見れない自作の歩行グラフィックも見れる。
このキャラの特徴は挑発避けだろう。もともとチビキャラなのに攻撃するたび、こちらを見て妙な笑い声を発する。
この動画から入手をすることができる。
11Pカラーで性能が上がり狂キャラになり、12Pでは10人がかりでピラミッドを組み、数の暴力を仕掛ける狂キャラとなっている




出場大会




*1
「ランタイムパッケージ」の略称。エンターブレイン公式が配布しているデータ素材の事。
ツクール規定のデフォルト素材を予めパソコンにダウンロードしておく事で、作品からデフォルト素材分のデータを取り除くことができた。
なにせ当時のハードディスクは20GBが基本、40GBなら大容量と謳われ、
インターネットも現代の1/1000以下の速度しか出ないナローバンドな上、有線であろうとも従量課金制だった時代である。
こうすることでハードディスクに多数の作品を保存する事が可能になり、インターネット代の節約にもなった。

こうした事情から、デフォルト素材そのものを指してRTP、またその素材のみを利用するゲームに対してRTPゲーなどと呼ぶ事がある。
現在は各種ストレージの大容量化が更に進み、平気でTB級のハードディスクを搭載したパソコンが発売されており容量問題は解決したと見られたのか、
『MV』では廃止に至った。
ただし新規プロジェクトを作る度に300MB超えの素材データがフォルダにコピーされるので、
公式でも後に軽量化した音源データが配布されたりなどの解決手段を提示した。

*2
(作品完成日が)エターナルになる。永遠の未完成。
要するにモチベーション諸々の事情から作品の完成が絶望的になる事。

ツクールは非常に高い自由度を誇るのだが、それ故にこそ初心者がいきなり分不相応に大きな目標を立ててしまい、
当然手に余ってしまってやる気が無くなり飽きる、という事がユーザーの間で頻出した。
なまじツクールでは賞も取れるような完成度を誇る名作を簡単に入手でき、
しかもツクールの機能で中身を覗けるという非常に「勘違い」しやすい環境もあって、今では誰しもが体験する失敗例として広く認知されている。
状況によっては初心者でなくともエターなる危険性は十分にある。
公式コンテストでも「前編が入賞したのに、いつまでたっても後編が投稿されない」と言う問題が起こり
「前後編に分けたものは両方同時に送って来なければ失格」と宣言されることに。
(『95』だとフロッピーディスク2枚(2MB)までと言う制限があったため、壮大な作品を作ろうとすると入りきらなかった事によるもの。
 『2000』以降はディスク枚数に制限がなくなったため(未完をごまかす以外に)前後編に分ける必要はなくなった)

*3
「クソゲー」の意。一般的なそれとは意味が異なる。
具体的に定義されていないため説明が難しいのだが、基本的にはネタ的に作られた短いツクールゲーを指すと理解して貰えればよい。
VIPRPGにおいては立派な1ジャンルとして確立されている。
極端な例を挙げると「開始→爆発エフェクト→終了→タイトルへ戻る」というものや、
タイトル画面ですでにオチておりゲームそのものは始まりもしない(ニューゲームを押してもエラーで落ちる)なんてものすら存在する。

*4
当ツクールでは、主人公は初期配置の際画面の下側を向いている(変更不可能)。
加えて玉座も南向きのチップしかないため、「開始直後に主人公が王様の前に立っている」状態を作ろうとすると主人公が王様に対し背を向けてしまうことになる。
なお誤解のないように書いておくと、真面目なゲームの場合は暗転中に振り向かせておけば良いだけの話である。
このセリフはあくまで上記の仕様を逆手に取ったギャグなのである。
なお初代ドラクエだと容量の関係で正面グラフィックしかないので、勇者は王様に対して常に背を向けていることになる。
と言うか竜王に対しても背を向けたまま戦いを挑んでいることに。

*5
アネックス、ゼダックスなど、異なる名前で登場することも。当シリーズでは性格や周辺設定のみならず、名前が一定しないことも珍しくない。
極端なことを言えばこの項目で紹介されている勇者自体、必ずしもアレックスという名前でなくともよいのがもしもシリーズである。

*6
主要人物は声付きと言う豪華なサンプルゲーム『花嫁の冠』においてラスボスの魔王の声を塩沢兼人氏が当てていた事から。
好きになった女神が首を縦に振るまで監禁する悪質ストーカーではあるが、非常に部下思いで慕われておりそれ以外の悪事は働いていない。
(本人曰く「権力争いに興味はない」)
しかし、「結婚の女神」がいなくなったせいで主人公の住む村は50年もの間、恋人同士が結婚すると不幸が降りかかるようになったたために倒すべき敵となっている。
(なお件の女神はあくまでも主人公の住む村担当でしかないらしく、山一つ先の町では問題は起きていない模様。
 「ノルマが~」と言っていたので上司もいるみたいだ)
グラフィック的にはイケメンなヴァンパイアロード(余談だがロードじゃない方はコイツにそっくり)を使っており、ムキムキマッチョなRTP魔王とは別物。
劇中では親父や兄弟が居ると本人が口にしているので(弟の一人は登場するが妹は原作にはいない)、
親父がRTP魔王なのかもしれない(もしもシリーズでは赤の他人)。
そもそも部下が2+1しか居ない(雑魚は野良と言うかバイトと言うか)ローカル魔王だし。



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