エイリアン

"In Space, No One Can Hear You Scream."
(宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない)

キャラクター概要

1979年から続くSFホラー映画『エイリアン』シリーズに登場する外宇宙生命体。
同じく外宇宙生命体であるプレデターとのバトルを描いた『エイリアンvsプレデター』シリーズも有名。
元々「エイリアン(=Alien)」という単語はラテン語の「alienus(別の)」が語源で「別の(所のもの)→異邦人」という意味。
(このため「涼宮ハルヒの憂鬱」のアニメ版を北米で放送する際、宇宙人も異世界人も「alien」になるため、原作のあのセリフが、
 日本語:「この中に宇宙人、未来人、超能力者、異世界人が居たら私のところに来なさい。」
 英語:「if any of you are aliens, time-travelers or espers, please come see me.」
…と訳され、1種類分減ってしまっているのがあったりする。)
これの第一作目が公開されて以降、「エイリアン=宇宙人、宇宙生物」というイメージが定着してしまい、
空港などの外国人の入国審査窓口の表記も「ALIENS」から「Foreigner」に改めなければならなくなったほど。
(ニコニコ界隈で「Foreigner(フォーリナー)」と言うとこいつ等を指すが)
ランボー同様、英単語の意味まで変えてしまった偉大な映画キャラクターである。

ちなみに上記のように「エイリアン」自体は一般名詞であり、劇中設定も正体不明の彼らを地球人が地球生物じゃないのはほぼ間違いないのでこう呼んだだけで種族名ではなく、あまり有名ではないがゼノモーフ(Xenomorph)という種族名を持つ
(Xenomorphは地質学用語で他形を意味する。そのためか、日本語に訳される際に「特殊生物」「異星人」と翻訳された事も)。

その由来は、監督のリドリー・スコットによれば「とある宇宙人が星間戦争に利用するために遺伝子操作で生み出した生物兵器」である。
このためか通路を水没させて卵の場所まで相手を追い込んだり、機械をショートさせて警備システムを無効化したりと、高い学習能力を持つ。
だが一方、その行動は種族の繁殖本能に基づいており、「宇宙人」と呼ぶにはあまりに人間性に欠け、凶暴。
その生態は地球上の生物でいうとアリハチといった社会性昆虫に近く、プレデターの言葉でも「虫」と(映画AVPシリーズ以降は『サーペント』とも)呼ばれている。
『エイリアン』の前日譚として公開された映画『プロメテウス』では、「生物兵器として生み出された」という設定に基いて、
「エンジニア」という知的生命体がその誕生に関与している事が示唆されている
(因みに『プロメテウス』劇中設定だと、地球人もまた「エンジニア」によって生み出された種族である)。

外見は男性器に似た長い頭部が特徴的で、二重になった伸びる口顎を持つ。
「インナーマウス」と呼ばれるこの顎の射出力は人体はおろか金属、さらには人間の武器では破壊不可能なプレデターの防具をも容易く貫通する。
また槍状になった長い尾、鋭い牙や爪、そして強酸性の体液(吐き出す消化液だけではなく、彼らの血液自体が強酸性なので斬りつけた刃物もボロボロにされてしまう)など全身が武器。体液に関しては「死後中和する」「体積以上のものを溶かしてる」などの描写から、『酸じゃなくて腐食性の細菌が体液中に存在してるんじゃね?』という考察もある。
大気組成の違うであろう惑星や、そもそも大気(空気)がない宇宙空間でも行動可能なほど高い生命力を持つ(呼吸が必要かどうかは不明だが、睡眠中に呼吸音と共に身体が上下しているシーンがある)。
さらに隠密性に優れ、壁や天井に張り付いて難なく移動が可能であり、獲物の死角から飛びかかる奇襲攻撃を得意としている。
身体能力は非常に高く、強い相手を狩ることこそが基本にして最終目的である戦闘民族プレデターが、宇宙でもっとも強い種族の一つとして認識している事からも、その脅威が窺い知れるだろう。
もっとも、武器は強靭な身体能力と強酸性の体液ぐらいで、 飛び道具がない という欠点があるため、実際のところは「同数の訓練された完全装備の人間の兵隊と正面切って戦えば人間が勝つ」程度でしかなかったりする。
ただ、 狡猾な知性とどんなところにでも潜む隠密性 故に「正面切って戦わせない」戦法を得意としており、作中では奇襲により軍隊をも容易く退けている。
そして、後述の繁殖形態ゆえに「相手の能力を取り込んで成長を重ねる」という最大の長所を持つ。そのおぞましさ・恐ろしさが「宇宙でもっとも強い種族」という評価の一因だろう。

彼らは女王=エイリアンクィーンを頂点とする社会的構造を備えている。
エイリアンの繁殖方法は、まずクィーンが「エッグチェンバー(卵)」を産む。
そこから生まれた中間体「フェイスハガー」が他の生命体に取り憑いて幼体を植え付ける。その寄生能力は極めて高く、一撃で返り討ちにされながらもプレデターへの寄生を成功させるほど。
フェイスハガーは植え付けを終えるとすぐ死ぬが、幼体は宿主の遺伝情報を取り込みながら急速に成長し、「チェストバスター」と呼ばれる姿となって宿主の体を食い破り体外に現れる。
これが数回脱皮を繰り返すことで我々が良く目にする「エイリアン・ウォーリア」の姿となる。
なお、「エイリアンに襲われたら寄生される」と勘違いされることがあるが、ウォーリアは兵隊蟻と一緒で繁殖能力も寄生能力も無い。
ただ、初期設定では人間をエッグチェンバーに変質させる、という繁殖方法であった(実際に繭にされた宇宙船船員の映像も撮影されたが通常版ではカットされている)。
成長には一匹につき他の生物が一体必要であるものの、条件さえ揃えばごく短時間で爆発的に成長・増殖する上に、宿主にした生命体の遺伝情報を取り込むことで様々な能力を有した多様な個体が誕生する。
このため、絶滅させようにも対策が絞りにくいという、非常に厄介な生命体である。

よく知られているのは主に人間を宿主にした二足歩行タイプのビッグチャップ(『エイリアン』)やドローン(『エイリアン2』)だが、
犬を宿主としたため四足歩行で非常に素早く、溶鉱炉に落とされても無事なほど耐久力が高いドッグ・エイリアン(『エイリアン3』)、
エイリアンと人間の遺伝子を掛け合わせたことで子宮を持ち胎生になったクィーンや、それから生まれた人間に近い外観を持つニューボーン(『エイリアン4』)、などが存在する。
海外のフィギアではゴリラに寄生した事でその力強さを得たらしいゴリラ・エイリアンといったオリジナルエリアンも存在。

プレデターを宿主として成長したことから極めて高い戦闘力をもつ特殊変異体プレデリアン(FPSシリーズ及び映画『AVP2』など)も存在する。
クィーンに成長する特別な幼体でありプレデリアンは人間の胎児を複数のチェストバスターに変換する能力を持ち、自ら卵は産めないものの環境によってはクィーンを凌ぐ繁殖力を有する。
という設定があるがこれは映画『AVP2』に登場する個体のみの特徴で映画版の個体と既存のプレデリアンの個体の違いはクィーンとドローンの違いそのものである。

余談だが、原題は1が『ALIEN』で2が『ALIENS』。この綴りをローマ字だと思って「ありえん」と読み間違う人も。


ゲームにおけるエイリアン

有名キャラクターだけに様々なゲームに出演しているが、MUGENに関係するものはカプコンのベルトスクロールアクション『エイリアンvsプレデター』のエイリアン。
映画では人間を恐怖のどん底に陥れる彼等も、このゲームでは大量に出てくるザコ敵扱いであり、プレデター2人はおろか、
サムライ女某州知事に似た男に素手ですらボコボコにされてしまう。
もっとも、両名ともによって強化改造された戦闘用サイボーグで、間違ってもただの人間と言える存在ではないのだが。

またFPS版『AVP』シリーズでは、最初の作品から自機としてプレデターや植民地海兵隊と共に登場。
続編の『AVP2』でフェイスハガーから頑張って頑張って頑張って頑張ってウォーリアーにまで出世する様はとても愛くるしい
このゲームを遊んで見れば、エイリアン達にもそれなりの苦労がある、という事をわかってもらえるだろう。
……まあ、襲われる人類やプレデターにとっては、とてもそんな余裕を持ってはいられないのだが。

なお、有名すぎるせいか版権取ってないけどデザイン使っちゃった「いいのか?これ」なゲームも多数ある。
格ゲーだと、『真サムライスピリッツ』の不知火幻庵ステージの背景で鍋で煮られてたりする。

2016年には海外の格ゲー「MORTAL KOMBAT XL」に参戦。
(その前身である「X」にはプレデターも参戦している)
まさか別のゲームで『エイリアンvsプレデター』をやるとは思わなかっただろう。
今回はバラカに寄生して生まれたゲームオリジナル個体であり、一部バラカの技も使う。


MUGENにおけるエイリアン

上記したように、『エイリアンvsプレデター』のグラフィックを元にHSR氏の作成したエイリアンたちが数種類存在する。
元々が敵キャラなので攻撃パターンは少ないが、氏によるオリジナル技が豊富に用意されている。
ここでは元ゲーの設定と併せて紹介する。

エイリアン・ウォリアー

 このページの一番上のドットの、青い下っ端エイリアン。遠距離から酸を吐いてくるのが特徴。

 ウォリアーだけだとパターンが足りないため、元ゲーの雑魚エイリアンたちとミックスしてある。具体的には
 「ストーカー」………飛び掛かり/茶色。HPは低いがしっぽと対空飛び掛かりが案外強く雑魚のわりに侮れない。
 「スマッシャー」……突進/緑色。突進は痛いが、離れて通常攻撃連打してれば武器ありハンター以外はわりと楽。
 「アラクノイド」……急降下攻撃とエイリアンサマソ/紫色。さりげなくステージ3ボス。サマソは喰らうとかなり痛い。
 「ディフェンダー」…ガード動作と通常攻撃4段目(通称「ちゃぶ台返し」)/水色。その名の通りガードしてくる。鬱陶しいが強くはない。
 といった具合。
 下っ端なだけに性能自体は高くないが、削り能力の高い強酸による固めで大ダメージを叩き出すことも。
 3ゲージ技「エイリアン・ナイトメア」では大量のエイリアンがワラワラと……
 のけぞり中に低確率だが酸血で自動反撃し、コンボを中断させる特殊能力を持っている(コンフィグでOFFにできる)。
 ガンホール氏が製作したAIが存在する。酸での削りやサマソによる切り返しを多用し、審査員とも互角以上に戦う立派な強キャラ

クリサリス

 ゲームの1面ボスおよび各ステージの中ボス。英語で「サナギ」を意味するその名の通り、蛹を破りながら登場する。
 脱皮でなくサナギ化する点で通常のエイリアンの生態とかけ離れており、そのせいか大型で、装甲のような固い外皮を持つ。

 外皮を用いた体当たりを得意とする。
 3ゲージ技「ボーンクラッシュ」でフィニッシュするとレントゲン演出が入る。
 アーマー付き突進技「ローリングアタック」が特に強力で、飛び道具に対してもお構いなしに突っ込んでいく(アーマーは回数制のため多段ヒットには弱いが)。
 ガンホール氏が製作したAIが存在する。1ゲージ技「ローリングアタックEX」で上手くお手玉→轢き逃げする姿は見応えあり。

レイザー・クロー

 ゲームの2面ボス。「カミソリ爪」の名の通り、鋭い爪が特徴の高機動型変異体。
 そのスピードで、シェーファー達の同僚であるケビンの小隊を一瞬で全滅させながらトドメはささず、助けよった者を頭上から襲う狡猾さを持つ。
 「初心者殺しのカプコンベルトアクション2面ボス」の伝統に漏れず、高速突進と掟破りの逆メガクラッシュに泣かされたプレイヤーは数知れず。

 通常攻撃が発生・リーチともに優れ、ゲージ技「ダッシュクローEX」がガード不能でなかなか手強い。
 が、飛び道具はおろか投げ技や下段技も持っていないので正面からの殴り以外は苦手。
 ガンホール氏が製作したAIが存在する。

エイリアン・クイーン

 この項目の画像の、女王エイリアン。ゲームの4面ボスおよびラスボス
 4面ボス時は産卵中のため動かないうえに、画面内の木箱の上に安全地帯があるためどうということもないが、
 ラスボス時は産卵管を切り離した高機動モードのため大いに苦戦させられる。主に少佐が。

 HSR氏製作のエイリアン達の中では唯一外部AIパッチが存在しないが、
 元ゲー同様のハイパーアーマーに加え、画面外からの移動投げ「尻尾で突き刺し」がAI殺しなため、デフォルトでもかなりの強さを発揮する。
 もっとも「尻尾で~」は元ゲーだと体力満タンから残り1ドットまで減らすほぼ即死攻撃なので、普通のコマンド投げ程度しか減らないMUGEN版はまだ有情である。
動画ではこの技が発動すると「釣りゲー始まった」などとコメントされ、女王による人間釣りゲームみたいな雰囲気になる事がある。
但しMUGENは相性が大変大きいため、女王による人間釣りは一方的虐殺や恐怖を煽るばかりでもない。
アーマー殺し技を持つ相手に苦戦してからの「やっと出した逆転の一手」みたいに言われる風景もまたMUGENの日常である。

 しかし動画ではクイーン本体よりも、7~9Pおよび10~12Pで遊べるミニゲーム「エイリアン掃討ゲーム」で有名だろう。
 詳しくは「ニコニコにおけるエイリアン」の項目で。

 なお、Tin氏製作のリン・クロサワには、クイーンを呼び出して「尻尾で突き刺し」を使わせる超必殺技があったりする。
 呼び出しというかジルにおけるタイラントみたいなものなのだが、タイラントと違いリンにも容赦無く攻撃が当たる。
 まぁ元々敵同士だからしょうがない。 

sergeus氏のエイリアンたち

海外でエイプレキャラを積極的に作成しているsergeus氏のサイトには、上記したエイリアンの他に
「ストーカー」「スマッシャー」「アラクノイド」「ディフェンダー」「ロイヤルガード」らも単体キャラとして公開されている。
前者4名はHSR氏のウォリアーをベースにしたほとんどガワ替えキャラ。
ロイヤルガードは原作の中ボスキャラ。突進・ヒップドロップ・酸吐き・投げ・しっぽ等、多彩な攻撃パターンを持つ。
HSR氏のクイーンとレイザー・クローをベースにした改変キャラで、原作の各種攻撃が搭載されている。

sergeus氏の独自キャラとしては、『ALIENS』(1990年、コナミ)の2面中ボスのドットを用いた「エイリアン・スピンナー」がいる。

攻撃手段は丸まっての体当たり攻撃と、長時間残る酸の泡。インナーマウスもあるにはあるがリーチが短い。
酸の弾を吐く雑魚エイリアンをストライカーに使ったりも出来る。
自分で使うと前後移動でいちいち丸まるわりにダッシュがないのがきついが
泡に触れた相手はしばらく硬直するし、超必殺技の回転体当たりがアーマー付きだったりと、結構戦える。
技性能が良いためwatchモードでもそれなりの動きはするが、タッグの方が酸の効果をいかせるかもしれない。

現在は調整中と言う事なのか、残念ながら氏の殆どのエイリアン達がWIP表記となっておりDL不可。


ニコニコMUGENにおけるエイリアン

ニコニコMUGENでのエイリアン・クィーンといえば、やはり第二回mugenハイスコア選手権だろう。
ミニゲームを利用した「エイリアン無双」部門として挑戦者達の前に立ちはだかった。

+大会ネタバレ
相手の多くが強豪なのに加え火力調整が入ることもあって、撃沈されるのが殆ど。
酷い時には神キャラの相手をして消滅させられたり、 存在そのものを忘れ去られる 事もあった。
この不遇の扱いについに激怒し、同じ目にあっていたある男とタッグを組んで、ハイスコア選手権に参戦をするという逆襲を行った。


しかしながら、働いてたのは殆ど相方……というか、 相方の呼び出したストライカー である。
ハッキリ言うと大した役に立っておらず、そして肝心の点数は最下位に近かった。
もっともクイーンが弱いわけではなく、性能がハイスコア向けではないことが主な原因なのだが。
これは他のハイスコアで不遇だったキャラにも言えることである。

+とあるストーリー動画においては…
そんな彼等にさらなる衝撃をもたらしたのは、一見か弱い魔法使いの少女に同族の一家族が虐殺されたという報せであった。

人(じゃないけど)を見かけで判断してはいけないという話。欝が嫌いな方とアリス好きの方は注意。

ジョン「母ちゃんは…俺が守る!」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1799984

その衝撃は大きく、一族が穏健派と過激派に分裂する程であった。
この時の被害者達の名前から、ウォリアーを「マイク・長男」、クリサリスを「キャサリン・長女」、クローを「・次男」、
クイーンを「母さん・母ちゃん・ママ」、グリーンを「父さん・父ちゃん・パパ」と、それぞれ呼ぶようになった人もいるとかいないとか。
この事件以後、もともと低かった彼等の地位は更に低くなり、後に奴隷剣闘士同然の扱いを受ける事になるのだが、それはまた先の話である……

言うまでもないがこれは特定動画内でのネタなので、他の動画で恐ろしいエイリアンが出てきた時にこれを元に茶々を入れるのは厳禁。MUGEN以外の動画で口にするなど論外。

ちなみに別世界では家族全員でそれなりに平和に暮らしている。

こうした動画の影響によって「噛ませ」「弱い」と思われがちであるが、攻撃力が高かったりガード不能攻撃を連発してきたりで実際に戦わせてみると結構強い。
自分で試してみることもせずに、レッテルを貼るのはやめておこう。それがマイナスイメージなら尚更である。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13078767

出場大会

【エイリアン・ウォリアー】

【エイリアン・アラクノイド】

【エイリアン・ストーカー】

【エイリアン・スマッシャー】

【エイリアン・ディフェンダー】

【クリサリス】

【レイザー・クロー】

【エイリアン・クイーン】

【ロイヤルガード】

【エイリアン・スピンナー】

【未分類(タグが「エイリアン」の物など)】

出演ストーリー

+...

その他