ゼットン星人

『ウルトラマン』最終話「さらばウルトラマン」に登場した宇宙人。別名「変身怪人」。身長2m、体重60kg。
外見が『ウルトラQ』のケムール人に酷似しているが、マスクを前後逆にして流用しているとのこと。
その名前から連想できる通り、あのウルトラマンを倒した強敵ゼットンを引き連れてきた宇宙人である。

1930年代から数十年に亘って地球を偵察し続けており、遂に準備が整ったと判断して大円盤部隊で一気に地球進行を敢行。
世界各国の人工衛星や航空自衛隊を容赦なく撃墜するも、科学特捜隊相手には敵わず母艦を残して全滅する。
しかし生き残った一名が科特隊基地に潜入し、岩本博士に化けて基地を襲撃。
アラシ隊員との格闘戦の末に正体を暴かれ、最後はハヤタに襲撃されて死亡。今際の際にゼットンを呼び出して息絶えた。

+以降のシリーズでの出番
『ウルトラマンマックス』では久々に登場。初めて劇中で「ゼットン星人」と呼ばれる。
(それに併せ、今回はゼットンの方が「ゼットン怪獣」と呼称されている)
一万年以上前にも地球を訪れ地球人に「ゼットン・ナノ遺伝子」を組み込んでおり、
その遺伝子が発現した女性・夏海を「ゼットンの娘」として操る。
ゼットンやキングジョーを地球に送り込むもマックスの新兵器・マックスギャラクシーの威力の前に失敗に終わり、
最後は異空間内で夏海にトウマ・カイトを殺させようとするが、カイトの言葉で正気を取り戻した夏海の手で斬られ、倒された。

今回からケムール人の流用ではなく新しい着ぐるみが制作され、造形的にもケムール人と差別化されることになった。
細長い頭部の中央に一つ目をたたえた怪人として描写されており、以降の作品でも今回の着ぐるみを流用したこの容姿が標準となる。
ただこの造形になってから(というより再登場以降ずっと)『変身怪人』のくせに 変身する描写が全くない のだが……
また今回は和風の服装をしており、初代のスーツや後述の衣装など服装パターンが色々あるという結構珍しい特徴がある。

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』ではレイオニクスの一人としてテレスドンを操り、
同じくレイオニクスのフック星人操るドラコと戦闘していたが、突如現れたペダン星人ダイルに射殺された。
この時の服装は民族衣装風。ゼットン星の衣装なのだろうか。

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』ではベリアル配下の宇宙人として宇宙竜ナースを引き連れスペースペンドラゴンを急襲、
自身は船内にテレポートして内外からZAP SPACYのクルーを襲うが、そこに現れたアスカ・シンとの格闘に敗れ死亡した。

『ウルトラマンギンガS』では、チブル星人エクセラーのエージェントであるゼットン星人ベルメ(SD)が登場。
煌びやかなタキシードを身に纏い、キザで自信家な性格(エクセラー曰く「めんどくさい性格」)の個体である。
しかし、ウルトラマンギンガとの戦闘ではハイパーゼットンイマーゴ(SD)にモンスライブし、その能力を活かしてギンガを圧倒。
ウルトラマンビクトリーが戦いに加わってもなお優勢だったが、ウルトラ6兄弟の力を結集したコスモミラクル光線に敗れた。
最終話では「ダークルギエル特戦隊」を名乗り、他の宇宙人たちと共に主人公の礼堂ヒカルを襲うが、
UPGのゴウキ隊員が前世の記憶に目覚めたのか 我に勝算あり! 」などと言いながら繰り出したドラム缶攻撃で倒された。

ウルトラマンX』では「暗黒星団」のメンバーとしてババルウ星人、ダダ、ケムール人とともにイカルス星人たちにサメクジラをかけたラグビー対決を挑む。
纏っている派手なスーツには巨大化能力が備えられており、ラグビー対決の敗北を認めないババルウ星人らと共に巨大化した。
その後現れたエックスのサイバーゴモラアーマーの能力であるゴモラ超振動波で4体まとめて宇宙に吹き飛ばされた。

『ウルトラマンオーブ』では、オーブを倒し名を上げるため、地球にハイパーゼットンデスサイスを持ち込んだゼットン星人マドックが登場。
女子高生に化けてSSPの夢野ナオミを嘘の通報で呼び出し拘束、オーブ=クレナイ・ガイをおびき出す餌にする。
ハイパーゼットンデスサイスが倒された後はガイと等身大での格闘戦となるが、
銃での攻撃をフュージョンカードで跳ね返され致命傷を負い、捨て台詞と共に泡となって消滅した。
半世紀ぶりにやっと再び変身能力を使った 上に、星人の姿でセーラー服(無論男性声)、
さらにナオミの目の前で戦闘服に生着替えするという誰得な場面まで用意されていた。

『月刊ヒーローズ』連載の、『ウルトラマン』の数十年後を描いた漫画『ULTRAMAN』では
エドと名乗るゼットン星人が登場しており、異星人の代表的立場として科特隊に協力している。
一応現時点では味方側ではあり、科学特捜隊の面々に対する相談役としての立場に就いているものの
早田進(ハヤタ・シン)の息子である早田進次郎(ハヤタ・シンジロウ)に「ウルトラマン」になることを薦める一方で、
長年秘匿の存在とされていた異星人の存在を公表しようとするなどその行動には謎が多い。
その他、進次郎の愚痴を聞かされたり諸星弾に絞られたりホームシックを感じたりと苦労人的な一面も

『ウルトラ怪獣擬人化計画』ではグラマラスな美女としてデザインされている。
漫画版「ギャラクシーデイズ」ではゼットンの姉であり、学校の生徒たちからはクールビューティーな先輩として憧れられているが
実生活上では寝坊するなどぐうたらな性格だったり、妹を溺愛する姉バカだったりと完全に残念な美人である。


MUGENにおけるゼットン星人

多数の怪獣キャラを製作したカーベィ氏によるゼットン星人が2013年8月4日に公開された。
別の製作者による『逆転裁判』の成歩堂龍一のスプライトを改変して製作されている。
製作者曰く「あまり行動していないから技には困った」とのことで、
技としては大円盤部隊の召喚攻撃、『ウルトラ銀河伝説』出演時に持っていた光線銃の他、
原作ではハヤタがゼットン星人の息の根を止めたマルス133が武器として搭載されていたりする。
必殺技が一つ搭載されていないβ版が続いていたが、9月18日に搭載され完成版となった。
ゼットンを呼び出すというもので、合計3種類のゼットンの中からランダムで出てくる。
初代ゼットンは相手の背後に回り込んで火球を繰り出す。2代目は放電しながらジャンプで多段ヒットを狙ってくる。
パワードゼットンは飛び道具を反射するなどどれも中々いやらしい性能である。

出場大会

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