該当するキャラクターが複数存在します。




「響だよ。その活躍ぶりから、不死鳥の通り名もあるよ」

DMMゲームスと角川ゲームスによるオンライン型ブラウザゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』に登場するキャラクター。
担当声優は じょじょじょ 洲崎綾氏。同ゲーム中では他にも暁型駆逐艦の姉妹や、青葉・最上・鳳翔の声を担当しており、
コミカライズ『水雷戦隊クロニクル』1巻の特典ドラマCDでは先述の役のうち青葉を除いた1人6役を演じている。
08:12より

プロフィール(元ネタの「響」)

旧日本帝国海軍の暁型駆逐艦の2番艦として建造。
日本で4番目の鎮守府となる舞鶴工作部(戦後は「ジャパン マリンユナイテッド舞鶴事業所」に改名)で1930年2月21日起工され、1933年3月31日竣工。
不死鳥の二つ名で呼ばれるほど、幾度も傷を負い、その度修復し戦場に舞い戻って終戦まで生き残り、
戦後は賠償艦として旧ソ連に譲渡され、Верный(ヴェールヌイ)として運用される。
後に練習艦Декабристы(デカブリスト)と名を変え、1953年に退役。1970年台に訓練の標的艦*1にされ沈没した。
響は現在もウラジオストク沖にて、先に沈んだ姉妹達と同じ海の底で眠っている。
しばし間違われるが、両方とも「響」のロシア語でではなく、前者は「信頼・忠実」後者は12月党員を意味する。
史実に関しては(彼女の所属した第六駆逐隊全部といった形でだが)以下の動画でおおよそ解説されている。

響の他にも舞鶴工作部では多くの駆逐艦達が建造されており、MUGEN入りしてるものでは吹雪島風も舞鶴海軍工廠の出身。


原作での響

元ネタ同様駆逐艦のカテゴリで、同じ暁型駆逐艦である「」「雷」「電」共々参戦している。
プレイ開始時に選択すれば確実に入手できる「電」にはさすがに及ばないが、比較的序盤から入手可能で、
任務『「第六駆逐隊」出撃せよ!』で必要になることもあり、序盤の主力として使う提督も多い。
また、後述の「Верный」追加により、現在では対潜水艦用に育成中の提督も増えている。

元ネタがソ連の賠償艦となった経緯からか見た目は上記の画像にもあるように外人じみた銀髪ロングの少女といった出で立ちで、
姉妹艦である黒髪ロング姿の暁とは対になるような姿をしている。
またそのためか台詞の端々にロシア語が垣間見えるのも特徴。といっても元が日本の艦なのでカタコトで喋ったりはしない。
性格は非常にクールだが、夜戦に突入するときは「ウラー!」(ロシア語で「万歳」の意。ロシア字で表記すると「Ура」)
と叫ぶなど熱い一面も持っている。
料理の腕前は艦娘定番のカレーの作り方は知らないようだが、ピロシキやボルシチ等のロシア料理の腕前は中々の物のようだ。

性能的には他の姉妹と大差なく、ごくごく普通の駆逐艦といった感じ。
Lv20まで上がると改造(「響改」)できるが、改造可能レベルや性能強化度合い、改造時に持ってくる武装も普通。
駆逐艦全般の特性として夜戦(簡単に言えば延長ターン)に強烈なプラス補正がかかり、
HPも装甲も薄く砲戦火力も低いが、雷装と回避力、対潜能力が高い。

と、ここまでは他の駆逐艦とそれほど大差はなかったのだが、
第二次大戦を生き抜き終戦後ソ連に賠償艦として引き渡された史実を反映ということで
2013年9月のメンテナンスにて二段階改造が解禁され、「Верный」に改造することが出来るようになった。
ちなみに姉妹艦の暁も2015年5月29日のアップデートで改二実装されている。

イラストが大きく変化したりレアリティが最高クラスまで跳ね上がるほか、
耐久が一段上の軽巡洋艦クラスにまでなり、駆逐艦トップ。装甲も駆逐艦の改二勢ではトップ。
並だった運も20まで上昇、対潜値も実装時は駆逐艦最強にまで強化された*2
ただし何処まで行ってもやはり駆逐艦は駆逐艦。艦としての特性や艦隊内での役割は変わらないため、
夜戦や魚雷戦に持ち込むまではじっと耐えなければいけないのは以前と同じである。
それでも駆逐艦トップの耐久は今に至るまで破られていないので耐えることに関しては他の駆逐艦より優秀。
駆逐艦改二で燃費が悪くなるオンリーワンも破られていないが。

後に響同様に二段階改造が実装された他の改二駆逐艦達もこの前後となるように能力が調整されているらしく、
決してヴェールヌイだけが駆逐艦の中で突出して高性能というわけではない。
むしろ駆逐艦としては最初期の改二実装だったため、後発の駆逐艦改二仲間と比べた場合、
若干優先度の下がる対潜に振られていた*3事や、いくら耐久が高いと言っても所詮駆逐艦での話なので
敵戦艦には容易に装甲を抜かれてワンパンされること、改造レベルが少々高い事から一時はやや不遇気味だった。
さすがに駆逐改二も増えてきて見劣りするためかアップデートで幾度か能力が上方修正されており、
現在は初期と比べ装甲最大値が僅かながら上昇したほか、
大発動艇(上陸部隊の乗り込むボート、艦これでは遠征報酬を増やす効果や一部陸上型深海棲艦へのダメージ特効etc.)
及びバルジ(船の左右につける後付の浮き兼装甲、艦これでは装甲アップ装備)が装備可能になった。
前者に関しては前後のアップデートの結果装備可能な駆逐艦娘が何人か設定されたものの、
後者に関してはオンリーワンの特性である上にバルジガン積みした場合一部重巡洋艦よりも高い装甲値となり、
本来脆いはずの駆逐艦としては例外的な耐久面が強力なユニットとなる。
さらに、最近のアップデートで追加スロット(あるアイテムを使うことで追加できるスロット)にバルジを積めるようになったため
バルジガン積みの場合は改二重巡洋艦を超えて装甲空母に迫る装甲となり
一般的に夜戦での特殊攻撃が可能な主砲or魚雷二つの装備でも重巡洋艦並みの装甲を誇ることとなった。
死にステに近かった高い対潜値に関しても、後のアップデートで実装された先制対潜攻撃の発動条件となったころから
俄に重要なステータスとして着目されるようになり、無駄にはならなくなった。
これらのテコ入れの結果、当初の不遇から今や(弾薬を使わない)遠征、先制対潜、陸上攻撃全てをこなせる万能な艦に進化している。
むしろ最近は攻撃型ステなのに後続の改二に抜かれ続けている姉の暁改二のほうが不憫。追加ボイスも少ないし。

ゲーム中では初の駆逐艦の二段階改造であり、改造後の艦名が「元の名+改二」ではなく全く別の名前になるのも彼女が初である。
また艦名表記に日本語以外(キリル文字)が使われるのも初めてであり、かなり目新しい要素の多い改造あった。
彼女の実装は、数が多く戦力としては弱めのためないがしろにされがちな駆逐艦にも改二が用意されるという事実を始め、
ドイツやイタリアなどの海外艦の導入、改造により名前ごと大きな変化を遂げる艦娘の登場など、
後に艦これで定着する要素の先駆けをいくつももたらしたといえる。
この影響か、ニコニコ静画では二次創作の一つとしてもブームになっており、
雪風→丹陽(たんやん*4)など戦後海外に譲渡艦娘の改二イラストが投稿されている。

桃井涼太氏による4コマ漫画『吹雪、がんばります!』では、元ネタである「実在の駆逐艦 響」が
戦後ソ連に引き渡されたという艦の記憶をふとした切っ掛けで響が取り戻し、一時的にВерныйの姿になるというエピソードがある。
……なお、同話によればВерный時におけるロシア語力は 声帯の妖精さん が本気出した吹雪相手に涙目になるレベルな模様。*5
このイメージからか、二次創作の類でも「大してロシア語が喋れないロシア被れ」なキャラ付けにされる事も一時期増えたが、
後のアップデートで追加された時報により、少し油断するとロシア語が出る事が判明している。
ドラマCDやTVアニメでもロシア語を口癖のように言う描写がある為、そういった部分はプレイヤーの解釈に委ねられるところか。

ちなみに『吹雪、がんばります!』では基本的に改二形態は未来予想図か、練度が足りないので試しに装着しただけとして扱われるが
Верныйは響が仲間を失って孤独になった過去を思い出した結果なってしまった姿としてややネガティブな扱いを受けていた。
オチも第六駆逐隊と共にいる事で自分が孤独ではない事を実感した結果、元の響に戻るというものだったため、
この展開に感動して敢えて響をВерныйまで改造せずに使っている提督も存在するらしい。
以降のエピソードでは、エイプリルフールにて響がВерныйのふりをして第六駆逐隊の前に現れたり、
積雪で周囲が真っ白になった際に「雪→白→Верный(帽子が白い)」と連想してВерныйになりかけて
周囲が慌てて正気に戻したりしている。
長らくネガティブな扱いを受けていたВерныйだったが、後にあきつ丸の指導によって意識的に響とВерныйを切り替える事が可能になったため、
現在は「普段は響だが、必要に応じてВерныйになる」という扱いになっている(同様に改二そのものも「普段は改造前の艤装を使うが、有事に使用許可が下りた際に改二の艤装が使用可能になる」という扱いになった)。
ハロウィン回では、ロシアではハロウィンを祝う習慣がない地域があるため「何か心の中でやってはダメな気持ちが」と
キャラ縛りに困っていた。この回ではこの後登場しているコマがないのでこの後どうしたかは不明。
この他、クリスマス回ではロシアではサンタクロースが「マロース爺さん」と呼ばれている事を紹介した。
「マロース」は「吹雪」という意味だったため、その次の年のクリスマス回では吹雪はサンタコスをするハメになった。


『電撃萌王』2014年4月号に付属した小冊子掲載のショートノベル『新たな年の響き』(著:内田弘樹)では
史実上の経緯からロシア流のクリスマス&年末年始が習慣になっていることが語られるが、
普通にクリスマスに参加していた公式4コマとは逆に、WW2における日ソ交戦の背景故に鎮守府の仲間達に大っぴらに言いだせず
一人で過ごそうとしていた所を第六駆逐隊の仲間に見つかり、事情を察した彼女達と共に新年を祝う事ができた。

アニメ版でも第六駆逐隊全員が登場。ただ、彼女は背伸びしたがりの暁、世話焼きの雷、泣き虫の電と違いあまり主張がなく、
「ハラショー」「すぱしーば」を背後で小声で呟くのみの不思議な子としての出番が主であった。
第六駆逐隊メインである「カレー洋作戦!」回では、カレー鍋を被ったすまし顔の彼女である通称「ナベールヌイ」が、
かなり可愛いと響提督達の間で密かな話題となった。
またアニメ放送に併せて発売されたキャラソンCDでは「どこまでも響くハラショー」なる曲を単独で歌ったりも。

漫画『水雷戦隊クロニクル』でも第六駆逐隊の一員として登場。六駆の個性付けがアニメに比べて
どちらかといえばシリアス寄りといえる本作では、4人の中でも要所要所で理性的な判断ができるブレーン的な立ち位置であり
実戦にて天龍の危機を眼前にし、焦ってしまう姉妹達を制して後方支援を提案する場面もある。
海軍大演習の際には、駆逐艦4隻VS金剛型姉妹という圧倒的に不利なカードを前に思い悩んでしまうも、
対戦相手である霧島と夜の港で遭遇、激励とも受け取れる言葉を贈られている。

その他のメディアミックスとしては、第六駆逐隊をメインとした『艦これなのです!』にも登場。

暁や雷や電と違い、常に平然でリアクションも小さいといった態度である為、
二次創作では「何を考えているか表情から読めない不思議ちゃん」⇒
「何かとんでもないことを一人で勝手にやっている」「場の空気は自分で作るもの」というキャラクターな場合が多い。
通称「 フリーダム響 」。
また、寡黙な事と、史実での「姉妹艦を全て失いながらも一人だけ生き残った」と言う立場から、
シリアス物の二次創作でも主人公的な扱をされる事がある。

この他、ダブルラリアットを披露したり髪の毛を手足の如く動かしたりとロシア人ネタでいじられる事もしばしば。
提督や姉妹同士のカップリングも多いあたり禁断の花園も…。


MUGENにおける響

木曾同様、KFC?氏による手描きのものが氏のOneDriveで公開されている。『艦これ』のキャラとしては初のMUGEN参戦となった。

版権の都合からボイスも含めて原作ゲームからの素材は使用されていない。
rakurai氏のETERNALキャラのような少ない絵でも動くキャラとして作られているが、
性能面では一般的な格ゲーキャラの範疇に収まる性能となっている。
通常技でイカリ、必殺技・超必殺技では砲撃や酸素魚雷を使用し。
下部に燃料と弾薬量を表すゲージがあり、燃料が尽きるとダッシュやバックステップ、
弾薬が尽きた場合は必殺技以上の技が使用できなくなるが、そういったときは補給を行えばいずれとも最大まで回復する。
ゲージと相談しつつ、いかに必殺技の無駄撃ちを避けるかが鍵になるだろう。
AIは搭載されていないが作成は自由とのこと。

2013年9月26日にIX氏の外部AIが氏のOneDriveで公開された。3段階にレベル調節が可能。
また、同年同日に蓬莱氏のAIも専用うpろだで公開された。いつも通り上書きタイプなので
DEFファイル指定タイプのIX氏AIとも併存が可能。
更に、同年9月27日には鳶影氏の外部AIが公開された(こちらは11段階にレベル調節が可能)。
同年9月29日にsekt氏の外部AIが公開された(4段階にレベル調整が可能)。
現在公開中なのは鳶影氏AIのみだが最新版には対応していない。

「勝利か。いい響きだな。嫌いじゃない」

出場大会

出演ストーリー



*1
標的艦というのは言わば「平時の軍艦としての最後のお努め」であり、後進に貴重な経験を積ませるための立派な任務である。
時折勘違いする人もいるが、決して敗戦国の船だからとぞんざいな扱いを受けたわけではない。
その証拠に、アメリカ海軍の原爆実験(クロスロード作戦)では日本艦のみならず、
太平洋戦争を戦い抜いた空母「サラトガ」や戦艦「ペンシルヴァニア」「ネヴァダ」等の アメリカ側の武勲艦も同時に沈めている
解体費用もタダじゃないしね。

*2
これは現在同じ名を持つ自衛隊の音響測定艦(超スゴイ対潜探索能力を持った艦)「ひびき」から来るとする説と、
三女の「雷」を任務中に、末妹の「電」を目の前で潜水艦に撃沈された過去から来るとする説がある。
どちらが本当か(あるいはどちらもか)は開発の心の中である。
まあ、自衛隊の対潜能力が世界トップクラスなのは、第二次大戦中にボコスカ潜水艦に船を沈められた経験からなので、
端的に言ってしまえば「両方」というのが正解なのかもしれない。
他にもあまり正確な情報とも言えないがソ連に渡ってから装備されたと思われる対潜迫撃砲を反映したものとする説も存在する。
じゃあ、ソ連製の新しい対潜装備も持って来て下さいよー
なおその後のアップデートで実装された五十鈴改二は響よりも低いレベルでの改造可能にも関わらず更に対潜が強力であり、
その他の数値もこちらは駆逐艦、あちらは軽巡のため軒並み上回られてる(こちらが優れているのは回避くらい)。
とはいえ艦種が違う(=マップによってはルート固定の時に支障をきたす)のである程度の差別化は可能。
……というか単艦では対潜戦は効果が薄いので組ませて投入するのが正解か。

*3
対潜値は装備でも強化できるのだが、攻撃力計算の時に装備の対潜値が2倍で計算されるのに対し
艦娘達の素の対潜値は逆に5分の1にされると言う仕様が存在するため。
これは大雑把に言ってしまえば艦娘の素の対潜値/10と装備の対潜値が吊り合うのであれば、
別の艦にその装備を載せても同じ火力が出る訳で、はっきり言ってしまえばВерныйの対潜値/10は現状最強の対潜装備を下回る
これは先述の五十鈴改二にも言えることであり、そちらに至っては同種艦に装備数スロット数が上回る(=対潜装備を多く積める)
艦娘として夕張と大淀がいるため完全にお株を奪われていた。
……が、先述の先制対潜実装によってキャラ固有の対潜値の意味が大きくなったため、
最近ではこのあたりの事情も大きく変化している。 高レベルになると夕張無双なのは相変わらずだが。

尤もВерныйが耐久にも特化しているように、そちらの方もまた別の長所・短所が存在する。
まぁ愛さえあれば関係ないよね!

*4
中華民国(台湾)海軍に引き渡され、中華民国海軍旗艦となっている。
と言うか、『艦これ』自体が丹陽を萌え美少女化した 台湾政府機関公式漫画 『陽炎少女 丹陽』を参考にしたとも言われており
(一応、それ以前にも日本で『MCアクシズ』と言う萌え擬人化ミリタリー雑誌が出版されていたが)
『陽炎少女』の商業化作品『鋼鉄少女』が日本で出版された際には『艦これ』側も推薦文を寄せている。
(『陽炎少女』の方も作者ZECO氏がPIXIVに投稿している(和訳付き)ので、日本でも簡単に閲覧が可能)
そして『鋼鉄少女』は『艦これ』と似たようなシステムでゲーム化されたが、2017年に更新が止まったらしい

*5
吹雪の中の人は 筋金入りの共産趣味者で 某戦車アニメでロシア民謡を流暢に歌ってみたり
某アイドル育成ゲームにもロシア人アイドルの役で出演するなど、ロシア語での演技に定評がある。
そして何の因果か、響の中の人が演じるアイドルとユニットを組んでCDも出している。
終には艦これのパクリオーマジュ作品 『戦艦少女』で本当にヴェールヌイを演じる事に。