仮面ライダーオーズ


タカ! トラ! バッタ!

タ! ト! バ! タ! ト! バ!

平成仮面ライダーシリーズ第12作『仮面ライダーオーズ/OOO』に登場する仮面ライダー
0が3つならオーガじゃないかって? そりゃ別のライダーだし
僅かな日銭と明日のパンツだけを抱えて世界を放浪する青年火野映司が、偶然オーメダルを手にしてしまったことで
腕だけのグリード(怪人)・アンク(某ブ男とは無関係。鳥で炎だけど)と関わることとなってしまい、
彼から託されたオーズドライバーを用いて変身した姿である。
人間の欲望を糧に怪物ヤミーを生み出して自身らの目的を果たそうとする異形の存在グリード、
そしてそれらを利用して世界の終焉を目論んだ狂気の科学者・真木清人と戦った。

+火野映司
「手が届くのに手を伸ばさなかったら一生後悔する。それが嫌だから、手を伸ばすんだ!」
成り行きでオーズの力を手に入れた青年。演者は渡部秀氏。
若くして世界中を旅して回っている素性不明の旅人であり、あまり縁のない古代のメダルの騒動に関わることになったのも、
旅費や生活費稼ぎのために偶々コアメダルが保管されてた博物館の警備のバイトをしていたためである。

グリードの一人・ アンク はコアメダル独占という野望を持つものの、他のグリードよりもさらに不完全な
右腕のみという状態で復活したため、自身の代わりにメダル回収を行わせる手駒を欲していた。
グリード復活時に彼らが封印された石棺が展示されていた博物館でバイトをしていた映司は
アンクのコアメダルを1枚拾っており、それの回収に来たアンクと鉢合わせしたところでヤミーに襲われ、
映司を手駒にすることにしたアンクより渡されたオーズドライバーとコアメダルの力でオーズに変身する。
以降、アンクが瀕死の警察官・泉信吾に取り憑いてしまい、彼の監視とグリードやヤミーから人々を守る為
多国籍料理店「クスクシエ」で住み込みのバイトをしながら町に留まることになる。

「ちょっとのお金と明日のパンツさえあれば大丈夫」と普段から言っている通り極めて物欲に乏しい性格をしており、
持ち物はパンツに包んだ小銭以外は着の身着のままというとんでもない軽装。その割に服装はコロコロ変わる。
好物は揚げまんじゅう、苦手なモノは蛇
やたらパンツに拘るのは「男は何時死ぬか分からないから、パンツはいつも一張羅を履いておけ」という祖父の遺言のためらしい。
また一方で決して欲望そのものを否定しているわけではなく、「欲望が生きるために必要だった場所もある」など
欲望との付き合い方には一家言ある様子を見せる。必殺技時には 「セイヤーッ!」 と叫ぶ癖がある。
アンクがよく「おい映司!」と勢い込んで叫んでいたせいで、ファンからの愛称は 「オエージ」

実は政治家一族の出身であり、かつては何不自由の無い生活を送っていた。
そのときに世界を変える事を目標に多額の寄付を紛争地に送っていたが、その寄付金が軍事費に転用された事、
現地で紛争に巻き込まれた結果、仲良くなった少女ルゥを助ける事が出来ずに目の前で失った事、
身代金が支払われた自分だけが助かり、それ以外の人間は一人残らず皆殺しになった事、
自分は何も出来なかったのに家族が美談に仕立て上げて人気取りに利用した事などが重なり、
欲望を失ってしまった(伊達曰く「乾いてしまった」)。
とはいえ、後述する「王」の末路から省みると「乾いてしまった」からこそ逆にオーズの戦闘能力を最大限に引き出せたのかもしれない。

当然、家族との関係は険悪になり、家を飛び出して母方の姓である「火野」を名乗るようになる。
それ以来他人を救う事に過剰とも言える執着を見せ、自分自身の事は度外視してでも他人のために行動する。
『MOVIE大戦CORE』では、無関係な人物に自分が稼いだお金を配るということまでしている。
ただし安易に金銭を施す行為をTV本編中では否定しており、『CORE』担当の井上氏が映司のキャラを掴んでいなかっただけともいえる。
(『CORE』のオーズ編を担当した井上敏樹氏はTV本編には関わっておらず、また脚本の執筆時期を踏まえても
 TV本編のシナリオが完成する前だったとも考えられる為、一概に氏を責められない側面もあり、作家性がそのまま出たとも言える)
しかし、学生時代に友人がいないことを気遣って親身にしていた同級生のことをまるで憶えていなかったり、その優しさもどこかドライである。
物欲は無いが、無駄にもしない。他人のためには己を省みないが、過剰に甘やかすこともない。それが映司というキャラだろう。
恐竜メダルでグリード化が進行していた番組後半でも、戦えば更にグリード化してしまう事を承知で戦っていた。
本人は他人を救うという行動に付いて「自分の手の届く範囲で行えばいい」と言っているが、本心ではどこまでも届く腕、つまり『無限の力』を欲しいと思っている。
人の欲望を具現化して破壊することで生きる気力を奪うヤミーがその欲望を実体化させた結果、あまりの巨大さに押しつぶされ、恐怖を覚えたほどである。
しかし真木清人博士が変身した恐竜グリードとの決着後、「他人と手を繋げばより遠くまで手が伸ばせる」事を悟り、
それ以後は度を越えた自己犠牲的行動は取らなくなっている。
『仮面ライダーバトライド・ウォー』ではこの発言にモモタロスが「手の届く範囲だけかよ」と言うが
それに対して「俺の手の届かない部分はみんなが守ってくれるんだろ?」と返すなど成長した面を見せている。

基本フォーム・タトバコンボのテーマ『Regret nothing ~Tighten up~』は彼の複雑な内面をほぼそのまま描写したような歌詞の名曲である。
他フォームのテーマ曲も ベテラン中のベテランたる串田アキラとデュエットしても当たり負けしない 渡部秀氏の高い歌唱力も相まって
名曲揃いなので、お暇があったら是非一通り聴いてみていただきたい。

ここまでの要素を振り返ると、普段着が超軽装だったり刹那的ともいえる生活をしていたりと彼も十分変人であるはずなのだが、
根が純朴な好青年であること、なにより敵も味方も全員キャラが濃いため、比較的常識人の範疇に納まってしまっている
ちなみに、他の面子を軽く挙げると
  • 諸事情で腕だけの怪人(幹部クラス)の相棒
  • 生身で自動販売機やドラム缶を持ち上げる腕力を持つ怪力少女(メインヒロイン・服飾系志望・上の奴に憑依された刑事の妹)
  • バイトの皆も巻き込んでコスプレに興じつつ営業するバイト先の店長
  • 敵だろうがなんだろうが生まれてくる全てのものを祝おうとする会長
  • 如何なる事態でも動揺する事無く仕事をこなすが、勤務時間だけは厳格に守ろうとする超有能秘書
  • 生真面目な性格なのだが上の二人に振り回され、時々意味不明な暴走をする元エリート警察官
  • 金のためなら敵にも協力し何だかんだでキッチリ一億稼いだ医者(しかもフラグブレイカー持ち)
  • 腕にブキミな人形を乗っけている科学者(変人の自覚アリ
  • ホムンクルスとして蘇った織田信長クローン
  • 正真正銘の江戸幕府八代将軍
  • 水上戦が得意なライダーに変身するくせに水が苦手な未来人
  • やたらと小物臭い発言や行動が多く、ネタ的な意味で愛される敵幹部(緑)
  • 他の幹部からも信用ゼロの策略家だが変な所で義理堅い敵幹部(黄)
  • 見た目は屈強そうなのに中身は子供で下記の女幹部に甘えてばかりな敵幹部(灰黒系)
  • 怪人態はゆかなボイス、人間態はセーラー服を着た美少女(演:現役中学生)な敵女幹部(青)
といった具合になる。……本当になんなんだ、この作品

ちなみに「えいじ」を一文字ずつ後ろにずらすと「おうず」となるが、これは単なる偶然らしい

+オーメダルと敵・グリード
オーメダルは800年前の錬金術の産物である。
外観は直系4センチ程度のメダルであり、色付きの コアメダル と銀色一色の セルメダル が存在する。

コアメダルは動物の力が凝縮されたメダルである。
ひとつの系統のコアメダルは3種類あり、1種類のコアメダルは現在3枚しか存在しない。
つまり1系統につき合計で9枚が現存しているわけだが、製作時には10枚があり、最初は単なる器物にすぎなかった。
しかしそのうちから1枚を抜き取られ9枚という「欠けた数字」になることで「満たしたい」という欲望が発生、
強い欲望を持つ擬似生命体 グリード が誕生した。なお「GREED」ではなく「 GREEED 」とEを一個多くして綴る。
コアメダルはグリード達の核となっており、物語開始時点では歴史の中での散逸やアンクの持ち去りなどで
コアメダルが全部揃っていなかったため、グリード達は不完全な形での復活となってしまった。
自分の系統の合計9枚のコアメダル全てを手に入れることで、グリードは完全復活できる。
1系統のコアメダルのうちどれか1枚には、その系統のグリード自身の意思が内包されている。言わば真の核である。

セルメダルはグリードの肉体を構成するメダル。
コアメダルには及ばないものの欲望のパワーを持ち、基本的に消耗品。
グリード達はセルメダルを人間の欲望と合わせることで怪人ヤミーを産み出し、成長させることでセルメダルを増やす能力を持つ。
グリード達の当初の目的は、不完全な肉体を維持するためにヤミーでセルメダルを確保することである。
ヤミーにダメージを与えると血飛沫のかわりにセルメダルが飛び散り、倒せば生産されたセルメダルが残る。
セルメダル生産の効率は親のグリードによって異なり、1体から数百枚~数千枚単位で手に入るものもあれば1枚ぽっちのものもある。
またセルメダルを半分に折ることによって「クズヤミー」という雑兵を作ることも可能。

また、グリードは欲望を満たす事の出来ない存在である。
ここで言う欲望とは「美味しいものを食べたい」など日常の些細なものでも当てはまるため、彼らの五感は不完全な代物である。
劇中終盤では子供っぽい性格のガメルがお菓子の中に混ざっていたケン玉を齧って「旨い」と言う衝撃的なシーンが存在する。
(旨いと味覚で感じているのではなく、「お菓子=旨いもの」と認識して「旨い」と言っているだけ)。
このため映司はグリード化の進行に伴って五感を失っていき、逆にアンクは泉信吾の肉体を借りてから初めて食べたアイスに執着している。

オーズはこのうち変身にコアメダルを、アイテムの使用や一部の必殺技の発動にセルメダルを用いる。
グリード達の完全復活には当然オーズの持つコアメダルも必要であり、オーズとグリードの衝突は必然となっている。

従来のライダーと比べての最大の特徴は、ドライバーに用意された3つのスロットに挿入したメダルの種類に併せて
身体の「頭部」「腕部」「脚部」の特性が大きく変化する事であり、その組み合わせは設定されているだけでも最大129種類。*1
オーズドライバーに3枚のメダルをセットし、腰のオースキャナーでスキャンすることで変身が行われる。
形態名は、基本的に頭部、腕部、脚部の順番にメダルの動物名を組み合わせた名前になる。

+コアメダルの種類

鳥系メダル

  • タカメダル
視力に優れ、グリードの体内にあるコアメダルの位置すら特定できる。
タジャドルコンボ時には顔を覆う赤いバイザーが形成され、空中戦用に能力が最適化された「タカヘッド・ブレイブ」に変化する。
複眼の色が緑から赤へ、額のオークォーツも赤から金へ変化し、耳部の羽状パーツは大型化している。

劇中で最初に登場したメダルでもある。
デザインは初代『仮面ライダー』の敵組織「ショッカー」の組織マークをオマージュした物。
デザインが終わってから「ショッカーはタカじゃなくてワシ」となったが、そのままでいくことになったという逸話がある。
まぁワトバとかワジャドルだったら変だもんね。
これを使う亜種形態は頭に「タカ」が付くが、コンボ時のみ「タ」になる。

  • クジャクメダル
アームを構成し、羽を模したエネルギー状の手裏剣「クジャクフェザー」を使用出来る。
また、6枚の羽「クジャクウイング」を展開して飛行することが可能
本物の孔雀は飛ぶのが苦手なのは秘密
腕には専用武器「タジャスピナー」を装備している。炎を帯びて殴りつけるだけでなく、
メダル型の炎を打ち出し敵を攻撃する他、防御にも使えるなど器用な武器。
だが、その本質は中にはメダルを7枚装填してオースキャナで読み込む事で「ギガスキャン!」の音声と共に
必殺技を発動させることにある。メダルはコアでもセルでもよく、コンボでの組み合わせなどで様々な必殺技をもたらす。
使われる形態では名前の真ん中が「ジャ」になる。

空中での姿勢制御能力に優れたレッグ用メダル。爪先には「ストライカーネイル」という蹴爪がついている。
また、攻撃時に踵の「ラプタードエッジ」から真空波を発生させる。
使われる形態では名前の最後が「ドル」になる。

昆虫系メダル

緑の頭部メダル。360゜視認可能な複眼を持つ。ほか、頭部にある「クワガタホーン」から緑色の電撃を放つことができる。
コアの主であるグリードのウヴァも似たような攻撃を使う。またガタキリバでの分身時の交信アンテナにもなる。
使う形態は名前頭が「ガタ」。

  • カマキリメダル
両腕に逆手持ちの「カマキリソード」を武装し、高速の双剣術を以て戦う。
主な活躍は序盤のみだが、初登場時から「使いやすい」と言って使用しているため意外と印象に残っている。 トラの出番を奪った張本人。
使う形態は名前真ん中が「キリ」。

  • バッタメダル
緑の脚部メダル。「バッタレッグ」による跳躍力の強化が特徴。また、脚部が変化して更に跳躍力を増すことが可能。
使う形態は名前最後が「バ」。

猫系メダル

閃光放射能力「ライオディアス」の付加と、夜目が利くという特性を持つ。
視力が弱いガメル・及びガメルのヤミーに対して有効。
使う形態は名前頭が「ラ」。

  • トラメダル
爪の武装「トラアーム」による腕力強化と、トラクローによる攻撃力の強化なのだが……
腕のメダルは種類によって攻撃特性が大きく変化するため、タトバコンボの構成メダルであるトラメダルは
しょっちゅう様子見の後に真っ先に交換されてしまう。
そのため活躍の機会を奪われてしまい、一部ファンの間では不遇扱いを受けている。どうしてああなった。
ただ実際にはトドメの機会こそ他メダルに譲るものの出番は非常に多く、クローによるメダルの奪取など活躍の場も要所で用意されている。
ネット上での初期に当てはめられたネタが先行している感もあり、本当に不遇かどうかは疑問が残る。
使う形態は名前真ん中が「トラ」。ただしタトバコンボ時のみ「ト」。
ちなみに、劇場版で共演した後輩ライダーが類似の武器(クローモジュール)を本編中で使用した際、
「セイヤー!」と叫びながら攻撃するシーンがあったりする。

足の武装「チーターレッグ」による高速移動が可能。脚部の穴からジェット噴射で加速力を高めている。更に消音効果付き。
その速力は100mを0.222秒。スゲェ。
使う形態は名前最後が「ーター」。長音部分は腕のメダルの最後の音を伸ばす。

重量系メダル

灰色の頭部メダル。 複眼とオークォーツは共にルビー色。
コンボ時には重力制御器官となる一本角「グラビドホーン」を持っている。石頭を活かした頭突きが強力。
使う形態は名前頭が「サ」。

灰色の腕部メダル。巨大なガントレット「ゴリバゴーン」を装備し、重いパンチで装甲の堅い相手にも難なくダメージを与えられる。
ロケットパンチ「バゴーンプレッシャー」も撃てる。
使う形態は名前真ん中が「ゴリ」。ただしサゴーゾコンボのみ「ゴー」。

灰色の脚部メダル。どっしりとした見た目に違わぬ脚力を持ち、踏みつけが強力。
両足を一つにして踏みつける「ズオーストンプ」という特殊技を持つ。
使う形態は名前最後が「ゾ」。

水棲系系メダル

「シャチヘッド」による探知能力の強化に加え水流攻撃が可能。また最大3時間までの無呼吸潜水能力を得る。
使う形態は名前頭が「シャ」。

鞭の武装「ウナギアーム」による伸縮自在の電撃ウナギウィップが装着されており、
電撃によりウィップの威力を強化する「ボルタームウィップ」という特殊技も可能。
なお、デンキウナギはウナギと完全に別種の生き物(ウナギよりナマズや鯉の方が近い)だったりする。
使う形態は名前真ん中が「ウ」。

足の武装「タコレッグ」により足を8本に増加させての連続キックや吸着・強制接地能力を発揮する。
使う形態は名前最後が「タ」。チーターの「ーター」と間違えやすい。

恐竜系メダル

特殊な系列であり、他の系列と併用不可能。
  • プテラメダル
紫色の頭部メダル。「プテラヘッド」を装着する。飛行能力を持つ「エクスターナルフィン」を背面から展開できるほか、
口から衝撃波や冷気を放射するなど攻撃力も高い。

  • トリケラメダル
装甲状の外骨格に覆われた武装「トリケラアーム」。高いパワーをもつだけでなく、不完全体とはいえグリードである
ロストアンクのプロミネンスドロップの直撃すらびくともしない程の防御力を持つ。
両肩に伸縮自在な角「ワイルドスティンガー」を装備し、敵を刺し貫くことも可能。

  • ティラノメダル
紫色の脚部メダル。「ティラノレッグ」はキック力・脚力・瞬発力に優れるだけでなく、
大腿部に「テイルディバイダー」という伸縮自在な強化外骨格を持ち 巨大な尻尾状に変化させて攻撃する。

爬虫類系メダル

劇場版のみの登場のためか、コンボでの出番のみ。他メダルとの併用が可能かどうかは不明。

その他

オーズが使用したコアメダルには上述した他にも、超バトルDVDに登場したカンガルーメダル、
『レッツゴー仮面ライダー』に登場したショッカーメダルとイマジンメダル、
『MOVIE大戦MEGAMAX』に登場した未来のコアメダル3種、
『HERO SAGA』オーズ編に登場したショッカー製の各種メダルなどが存在している。
他にも使用した以外で公式媒体で確認できるのは『MOVIE大戦CORE』に登場した節足動物系の黒いメダル、『MOVIE大戦MEGAMAX』に登場したサメメダル・クジラメダル・オオカミウオメダルなど。

TVシリーズ本編では最終的にコアメダルは全て失われてしまったが、後日談である劇場版『MOVIE大戦MEGAMAX』において映司は各メダルを一揃い取り戻し再び変身できるようになっている。

これらのメダル由来の能力の他、セルメダルを装填することで強化される剣メダジャリバー、
偵察や通信など様々な用途のある小型メカ・カンドロイド、カンドロイドを排出する自販機が変形するバイク・ライドベンダーなど、
現代で鴻上ファウンデーションが製作した武器や装備も併用している。
ライドベンダーは街中に設置されている上にセルメダルさえあれば誰でも使えるものであり、
(ただし映司やアンクは「手に入れたセルメダルの60%を鴻上ファウンデーションに収める」という契約条件下での使用)
主役ライダーバイクでありながら量産型というちょっと珍しい存在である。有償レンタルという点ではライダー史上初。
(レンタルという点を除けば過去には龍騎にも似たような例があるが、あっちは強化形態に専用バイクがある。
 一応オーズにもトライドベンダーがあるが、ライドベンダーに専用のカンドロイドを合体させるものなのでやはり個人所有までには至らない)
+コンボ解説
変身の際に使用するメダルの系統を統一した形態は『コンボ』と呼ばれ他に比べ特別視されている。
変身時に串田アキラののような音声が流れて変身するのが特徴。
尚、この歌は単なるBGMや演出ではなく、劇中の人物にも実際に聞こえている
「今の歌…何…?」 「歌は気にするな!
(ちなみに設定上では「スキャンがコンボ状態だとオースキャナーはより強大な力を発揮し、
 その際に溢れ出る音声はまるで歌のように聞こえる」となっており、歌ではなく効果音らしい。あれ?)
この状態ではタトバ以外各メダルの性質が噛みあい高い能力を持つ上に、固有の能力を持ため優秀な戦闘力を発揮する。フォームチェンジというよりも、コンボそのものが一種の強化形態のような扱いになっている。

但し変身者の肉体的な負担が激しく、一部を除いてコンボへの長時間の変身は不可。またその強大な力故に下手をすればメダルの力に飲み込まれてしまう危険があるらしく、
アンクも、コンボを使いたがる映司に対し「コンボはヤバい」と度々口を酸っぱくして注意している。
ただし欲を持たない(大きな欲望の空白を持つ)がために映司はメダルの力を受け止める器として適しており、使用後の大きな疲労以外はコンボの力を上手く使いこなしていた。

それ以外のメダルが揃っていない組み合わせは『亜種形態』と呼ばれる。
コンボよりも能力は落ちるが消耗は少なく、組み合わせ次第でユニークな能力や意外な強さを発揮でき使いでがあるが、能力の種類と組み合わせ数が膨大であるため、戦闘中に即興で的確に入れ替えて使うのは至難の業である。
作中ではアンクが まるでポケモントレーナーのように 戦闘中のメダルの選択と投擲を行っており、仮面ライダーでは珍しい形のコンビ戦闘が行われている。

先述のようにコアメダルは絶対数が決まっており、オーズの強化にもグリード達の完全復活にも必要であるため作中では映司・アンクの側とグリード達の陣営とでコアメダルの奪い合いが頻繁に発生している。
そのため本編中では手持ちのメダルは種類の変動が激しく、常に好きなコンボや亜種が使えるとは限らない。
最終決戦直前に至っては恐竜系7枚しか映司の手持ちになく、前述のグリード化の影響が常に付きまとっていた。

  • タトバコンボ
オーズの基本フォームとなるコンボ。
タカ”、“トラ”、“バッタ”のメダルで変身するコンボ。
前述のようにコンボは通常は使用するメダルを統一した際にのみ成立するが、この形態は基本形態とされながらバラバラな属性の3枚で成立している例外的なコンボである。
また他のコンボとは違い特に体力の消耗が激しくなるようなことはなく、戦闘開始時の様子見にはもってこいである。
ん~、とりあえずタトバ!
これらの特徴の理由は長らく謎であったが、最終回において800年前の王が初めてオーズの変身に用いた組み合わせだったのが由来であることが明かされた。
終盤では紫のメダルに支配された映司が変身した紫目のタトバコンボ「タトバコンボ(パープルアイ)」や、800年前の王が変身に用いたメダルを使用したタトバコンボ(「真のオーズ」「真のタトバコンボ」などと呼ばれる)といったバリエーションも登場している。

必殺技は脚部をバッタ型に変化させ跳躍し、三つの“O”型のエネルギーリングを潜りながらキックを繰り出す「タトバキック」。仮面ライダー伝統の技であるライダーキックだが初披露で見事に妨害された上に、以降も全く敵を倒す機会に恵まれず(倒したと思ったら敵が復活した、なんてことも)伝統のライダーキックでありながら非常に地味な必殺技であった。2015年の『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』ではようやく単独タトバキックで敵怪人の撃破に成功している。
さらにオーズには専用武器メダジャリバーを使う必殺技「オーズバッシュ」がセルメダル3枚という破格の低コストで空間断裂を引き起こすという物凄いチート性能だったため、ゲーム作品でタトバキックを差し置いてオーズバッシュが超必殺技と言う事すらあった。
なお製作側も流石に強すぎると判断したのかもしくはメダルの販促のためか話が進むとオーズバッシュは使われなくなっていった。
基本形態だけあって満遍なく活躍できる可もなく不可もないといった性能であるが、
劇場版『レッツゴー仮面ライダー』ではタカヘッドの超視力、バッタレッグの跳躍力、トラクローの破壊力を組み合わせて
ショッカー幹部ブラック将軍の変身したヒルカメレオンを透明化した状態のまま一撃で倒すという大金星を上げている。

テーマ曲は前述の通り「Regret nothing ~Tighten Up~」。
タイトルはタトバの捩りとなっているが、他のコンボ曲と違い歌詞中にTighten Upは登場せずタトバ要素は串田アキラ氏のコンボ名コールのみ。
敢えて言うなら一番にある「That's too bad」がタトバと聴こえなくもないけれど…。
余談だが串田アキラ氏単独によるこの曲のSKA arrange ver.は、 ほぼタカ・トラ・バッタとタトバのみで超ノリノリに歌った迷曲 である。
オーズの劇伴はスカ系音楽が多用されているのだが、その中でも素晴らしい一曲なので腹筋に自信のある方は必聴。

  • ガタキリバコンボ
♪ガーッタガタガタキリッバ!ガタキリバ!
グリード「ウヴァ」の昆虫系メダル“クワガタ”、“カマキリ”、“バッタ”で変身するコンボ。
固有能力は『分身生成』。平たく言えば、自分と同じ姿・戦闘力・意志を持つ分身「ブレンチシェイド」を最大で 50人同時に 生み出す。
50人全員で一斉に戦う姿はまさに数の暴力である。人呼んで一人ライダー大戦またはGKB48
一見どんな相手にも無敵のようだが、分身1人1人が受けたダメージは全て本体が被るというリスクがある。
必殺技は分身が一斉にキックを叩き込む「ガタキリバキック」。
なお、インパクトが凄まじくて忘れられやすいが、TV本編ではたったの2回しか変身していない。
番組の予算がこれ一回でぶっ飛ぶからしょうがないね。
その代り劇場版では皆勤賞であるが。何より夏の劇場版での全コンボ揃い踏みはこいつのおかげである。
ちなみに全コンボでの連続攻撃はガンバライドで「ボンディングエイトクラッシュ」と命名された。
もうガタキリバだけでいいんじゃないかな

テーマ曲は「Got to keep it real」。
イントロのぬるぽガッガッガッガッのインパクトが強すぎるが、曲全体の高めのテンションとゴリ押し感溢れる歌詞が心地よい。
これ以降の楽曲群には歌詞中にコンボ名をもじったフレーズと曲終盤に歌詞をコンボ名そのものに変えた歌い上げが必ず入るのがお約束となっている。
なお後者はこの曲の時点ではアドリブ(というよりテンション上がりすぎた結果のうっかり)だったが、好評だったために慣習化したらしい。

  • ラトラーターコンボ
♪ラッターラッタァー!ラットラァータァー!
グリード「カザリ」の猫系メダル“ライオン”、“トラ”、“チーター”で変身するコンボ。
全コンボのなかでも特に攻撃とスピードに秀でている。あと歌が富士サファリパークっぽいが、本当にライオンだしCM曲歌ってるのも串田さんだから仕方ないね。
固有能力は『熱線放射』。 前述のライオンの閃光攻撃『ライオディアス』が熱量砲撃の威力にまで
パワーアップし、これを全身から放出して攻撃する事が出来るようになる。
その威力は半径数kmを瞬時に溶解、蒸発させるほど。但し、同系統のヤミーには効果が薄い。
トラカンドロイドとライドベンダーをと合体する事で完成する「トライドベンダー」を制御できるコンボでもある。
必殺技は閃光を放ちながら三つのリングで超加速し、なぜか相手の目の前で止まってからトラクローでX状に切り裂く「ガッシュクロス」。

テーマ曲は「Ride on Right time」。
これもいい曲なのだが、合いの手でラップが被り気味に挟まるため一人で歌うのが困難という難点がある。
なおラップ部分の担当は次作の2号ライダー・メテオのテーマ曲も歌ったeversetのボーカル緋村剛氏。

  • サゴーゾコンボ
♪サ・ゴーゾ……サッゴーゾ!
グリード「ガメル」の重量系メダル“サイ”、“ゴリラ”、“ゾウ”で変身するコンボ。
高い防御力と剛腕を活かしたパワフルな戦闘が特徴。
固有能力は『重力操作』。 胸をドラミングすることで任意の場所を無重力にしたり、
高重力の空間に叩き込むことができる。ガメルの眷属やガメルも同じ能力が使用できる。
必殺技はスタンピングで起こした重力リングで相手を捕縛。地面に埋め込んだのち自分の元へ重力で引きずり込んで、
頭突きと両腕パンチを叩き込む「サゴーゾインパクト」。
弱点は鈍足。尤も、平成ライダーのパワー系統のお約束ではあるが。
また後半は震災による自粛で重力操作が必殺技共々殆ど使われなくなりただのパワー形態になってしまった。

テーマ曲は「Sun goes up」。
サゴーゾコンボの佇まいそのままの重厚感あるサウンドが魅力。

  • シャウタコンボ
♪シャッシャッシャウタ~シャッシャッシャウタ!
グリード「メズール」の水棲系メダル“シャチ”、“ウナギ”、“タコ”で変身するコンボ。
主に陸上で戦っていたが、実際は水中戦で真価を発揮する。
固有能力は『液状化』。 主に攻撃の回避・跳躍に多用される。また、劇中の描写から認識外の攻撃からも能力を発動できる模様。
必殺技は身体を液状化して跳躍し、ウィップで捕縛した標的を引き上げながらドリル状に変化した
タコレッグでドリルキックの要領で貫く『オクトバニッシュ』。

テーマ曲は「Shout out」。
水中戦キャラ不遇の法則……というかスケジュールの都合で、オーズのコンボで唯一専用戦闘曲が本編で流れなかったというちょっと可哀想な形態でもある。
(後に劇場版『MOVIE大戦MEGAMAX』でようやく披露)
イントロ部分のコーラスは仮面ライダーGIRLSのキバ担当である名倉かおり氏によるもの。

  • タジャドルコンボ
♪タ~ジャァ~ドルゥ~!
グリード「アンク」の鳥系メダル“タカ”、“クジャク”、“コンドル”で変身するコンボ。
固有の特殊能力は『超音速飛行』。 クジャクメダルの飛行能力を更に強化する事で非常に速いスピードで空を飛ぶ事が出来る。
また、この状態では「タジャスピナー」から出す炎の出力も亜種形態のそれよりも強化されている。
必殺技はコンドルレッグを展開し、炎を纏いながら敵に両足蹴りを叩き込む「プロミネンスドロップ」。
ちなみにもう一人のアンクであるロストアンクも同じ技を使用している。
タジャスピナーに7枚のコアメダルをセットしオースキャナーで読み込み放つ「マグナブレイズ」という必殺技もある。
弱点は水。また鳥系ヤミーは同じ火炎攻撃や飛行能力で対応するため相性が悪い。
(長所を相殺されコンボ状態での戦いが長引き、先に体力が尽きるため)

所謂中間フォーム(ジャックフォーム響鬼紅などの中盤の強化形態)でラスボスを撃破した平成ライダーは、今現在ではオーズのみである。
最終決戦においては、相棒であるアンクの意識が宿ったタカメダルで変身(変身時の音声もアンクの声に変化)。二人で一人のタジャドルコンボだ!
アンクとの連携、タジャスピナーに7枚の恐竜系メダルをセットしたギガスキャン「ロストブレイズ(マグナブレイズの紫炎版)」によって本作のラスボス「メダルの器暴走形態」を撃破するという活躍をした。
ゲーム『ロストヒーローズ』シリーズではタジャドルコンボで、1ではタロウのウルトラダイナマイトとの合体技「タジャドルダイナマイト」、2では∀ガンダムの月光蝶との合体技「月光鳥」を使用している。
どちらもオーズにかかる負荷がとんでもないと思うが……末恐ろしいコンボである。

テーマ曲は「Time Judged all」。
アンク役の三浦涼介氏とのデュエット曲であり、タジャドル自体が印象的な場面で使われるため処刑用BGMとして名高い。
PVはアンクと映司が極彩色のライトの中で時に並び立ち、時に対峙する本編をイメージしたものになっている。

  • プトティラコンボ
♪プ!ト!ティラ~ノザウル~ス!
恐竜系メダルで変身する最強形態のコンボ。
最初の劇場版では「ギル」という恐竜系グリードがいたが、本編では見事になかったことにされた。
ちなみに「恐竜系」と称しているが、メダルを取り込んでグリード化した真木が作ったヤミーには
ユニコーンなどの架空生物も含まれており、「現存しない生き物」というのがこのカテゴリが真に意味するところのようである。*3
真木がこの10枚の恐竜系メダルを開放した際、そのうち5枚が映司の欲望の空白に惹かれて彼の体内に侵入、
以降必要時にこのメダルが身体から飛び出してくるようになる。

無の欲望=滅びを司る恐竜系メダル“プテラ”、“トリケラ”、“ティラノ”で変身する。 ♪アバアバアバアバ アバレンジャー!とは歌わない。
恐竜系メダルは他のコアメダルと異なりプトティラ以外の組み合わせではメダルを使用できない。
他のコンボと違い、ベースカラーが白になってるのが特徴。固有能力は冷気放射とコアメダル破壊。
恐竜系コアメダルで生成した「メダガブリュー」というアックスモードとバズーカモードを持つ武器を地面から召喚して使用する。
コンボ固有の必殺技は冷気放射能力で相手を凍らせたうえで、巨大化させたテイルディバイダーを
豪快に叩きつけて相手を砕く「ブラスティングフリーザ」。
「♪プットッティラーノヒッサーツ!」の音声と共にメダガブリューバズーカモードから放たれる
強力な破壊光線「ストレインドゥーム」はこのコンボでなければ使用出来ない。
また、アックスモードのみという制約で他のコンボでもメダガブリューを召喚・使用可能。
他コンボでの必殺技発動時にあわせてメロディも変わる。この際はプトティラ以外のコンボでも
「グランド・オブ・レイジ」というメダガブリューアックスモードで対象を両断する必殺技が扱える。

他のコンボを大きく凌ぐ能力・パワーを有しているが、恐竜系コア自体映司の欲望の空白に入り込んだ特殊なメダルの為、
本人の意思と関係なく変身してしまうことが多々あり、しかも敵味方関係なく襲い掛かる暴走状態に陥る。
一時は押さえ込むことも出来ていたが、それは体内に入ったメダルによる映司のグリード化を意味していた。
さらに真木から追い討ちをかけるかのように2枚の恐竜系メダルを取り込まれ、
異形のグリード態にまで変化するようになってしまった映司は次第に五感を失っていき、
オーズの他形態に変身しても目が紫色になっていたり、スキャンなしで唐突にこのコンボに変わってしまったり、
しまいにはスキャンどころかメダルのセットさえなしに変身してしまうなど、暴走はより顕著になっていった。
結局のところ、最後までこの形態を完全にコントロールすることはできなかったといえる。

最終的には恐竜グリードと化した真木との決着を付けた際に砕け散るという形で映司の手元からは失われてしまったが、
以降の『MOVIE大戦アルティメイタム』のディレクターズカット版、『仮面ライダーウィザード』の特別編登場時に
プトティラ形態に変身して空中戦に対応している。
これは、指輪で召喚されたオーズ=映司本人ではないため、設定と矛盾はしていない。
『スーパーヒーロー大戦』?それは知らない。
また、『MOVIE大戦MEGAMAX』で監督を務めた坂本浩一氏曰く、同映画中で失われたコアメダルを映司が取り戻した際に
恐竜系メダルも再び確保しているとのことだが、あくまで氏個人としての裏設定で公式設定と見做して良いかは微妙なところ。

テーマ曲は「POWER to TEARER」。
体内のメダルに乗っ取られかけながら戦うコンボということもあってか、これまではあくまでちょっとした合いの手のみだった
串田アキラ氏とのまさかのガチデュエット曲 である。プレッシャーだろう大ベテランとの協演をやりきった渡部秀氏は尊敬に値する。
2012年に発売された『コンプリートビデオライダー「極」』にてミュージックビデオが新規製作された。
ワイルドな映司と、「Time Judged all」とは真逆のグリード化をイメージしたモノクロに近い映像演出から新規MVの中でも人気が高い。

  • ブラカワニコンボ
♪ブラカーッ!ワニ!
爬虫類系メダル“コブラ”、“カメ”、“ワニ”で変身する夏の劇場版に登場したコンボ。
固有能力は「体力回復」。この特性からコンボのなかで一番負担が少ない。
その回復力は、ガタキリバの分身たちで一斉に7つのコンボに変身しても体力切れを起こさない程度には強力。
ヨーロッパのある国から徳川家に献上されたコアメダルを徳川吉宗*2が渡して変身した。
防御力に優れているほか、笛を使って頭部のコブラを操る事が出来る。
とは言え映司はヘビが苦手である為、操る際に「ヘビ苦手だけど……」とボヤいていた。
必殺技は地面を這う様に敵を狙いスライディングキックを食らわせる「ワーニングライド」。
劇場版限定形態なのだが、既にプトティラの登場後であり活躍シーンも多くはなく、歌もシンプルで本編にも登場していないため
インパクト自体もほぼ全部マツケンに掻っ攫われたで いまひとつ影が薄い。
コンボ自体のテーマ曲はないが、登場した映画の主題歌「手をつなごう〜マツケン×仮面ライダーサンバ〜」は曲調からして完全に
マツケンサンバだが非常にいい曲である。PVのアンクもツンデレかわいい

  • タマシーコンボ
♪ターマーシーッ!タマシーッ、ターマーシーッッ!ライダー…… 魂ッ!
劇場版『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』に登場した限定コンボ。
タトバコンボやタジャドルコンボに使用する“タカ”に加え、 電王に変身したモモタロスから取り出したコアメダル“イマジン”、
ショッカーグリードを倒し手に入れたショッカー製の人造コアメダル“ショッカー”を使用して変身した。
DXオーズドライバーでは残念ながら音声の都合上変身できない形態である。
その名のとおり、魂ウェブのロゴを模した上半身になっている。
武装は肩のモモタロスの角を模した「オレノツノ」や足にある「ショッカーレッグ」。
必殺技はショッカーマークを模した炎とイマジンの砂を凝縮した砂の弾丸を放ち、
3枚のコアメダル型のエネルギーを発射して爆砕する「魂ボンバー」。
その威力はなんと1000tアルティメットクウガも真っ青な威力である。

  • スーパータトバコンボ
スー パー タ! ト! バ! スー パー !!
劇場版『MOVIE大戦MEGAMAX』で登場したプトティラに代わるオーズの最強形態のコンボ。
未来のコアメダルである“スーパータカ”、“スーパートラ”、“スーパーバッタ”のコアメダルで変身する。
この3つだけオーメダルが発売されていない。今後の発売も望み薄だろう。
タジャドルコンボと同様にタカヘッドがタカヘッド・ブレイブへと強化され、タカヘッド・ブレイブの襟部分、
トラアーム、バッタレッグ、オーラングサークルの配色がタトバコンボと逆転している。
普通のタトバを遥かに超える力に加えて時間を超越する力を持ち、敵の時間停止能力を無効化した。
以降の『MOVIE大戦アルティメイタム』『仮面ライダーウィザード』でもオーズの最強形態として登場している。

  • ショッカーオーズ
小説『HERO SAGA』のオーズ編に登場したコンボ。
『レッツゴー仮面ライダー』に登場した“ショッカー”に加え、同映画の後も生き延びていたショッカーの手により
開発された新たな人造コアメダル“ゲルショッカー”、“デストロン”によって映司が強制的に変身させられた姿。
頭部のショッカーは「ワシヘッド」、腕部のゲルショッカーは「ヘビアーム」、脚部のデストロンは「サソリレッグ」と
それぞれの各組織のシンボルとなった生物の特性を持っているが、その本質は上述の3つに加え、
更に“ゴッド”、“ガランダー”、“デルザー”のメダルをショッカー製の6連ドライバーに装填し、
ショッカー大首領の新たな肉体を生み出すことが目的だった。

  • 恋愛コンボ
映司「これって…恋愛コンボ!? ラブ!ラブ!ラブ!」
ヤミーの力で美しく生まれた変わったゲストキャラクターに魅了され、恋に落ちた映司の妄想によって誕生した公式のジョーク。
「ラブ=0」が3つで「000」というシャレである。いやだから、それじゃオーガだろ
全身にハートマークをあしらった、非常にポップでカラフルな見た目。ファンからの愛称は「ラララコンボ」「キュアオーズ」。
ちなみに発売されているフィギュア「デフォルマイスタープチ」の「仮面ライダー<平成ライダー名場面!編3>」にはなぜかシークレット扱いでラインナップされている

(以上ニコニコ大百科より抜粋、一部改変)

劇中で映司がオーズに変身する為に用いたオーズドライバーは、元は800年前に錬金術師達にオーメダルを製造させたとある大国の王が変身する為に造られた物であり、王は自身の欲望をより満たす為に力を欲していたが、逆に大きすぎる欲望に耐え切れずに自壊する結末を辿っている。
なお、『オーズ/OOO』本編で現代のオーズの支援組織である鴻上ファウンデーションの会長、鴻上光生こそが800年前のオーズに変身した「王」の子孫であり、『小説 仮面ライダーオーズ』の「アンクの章」に登場した「王」は悪人であることを除けば、鴻上そのものの人物像として描かれていた。*4

+外部出演
オーズ及び映司の初登場は前作『仮面ライダーW』の劇場版『ForeverAtoZ/運命のガイアメモリ』である。
Wの足止めをするルナ・ドーパントとの戦いの最中、落として転がったメダルを追いかけながら唐突に登場。
メダルを拾ってくれたWに助太刀して変身、ルナ・ドーパントの相手を引き受けてWを先に行かせる。
この時礼を言うWに対して彼が発した返事 「ライダーは助け合いでしょ!」 はその爽やかさから非常に印象的な台詞であり、第一期平成ライダーで度々見られたライダーバトルからの転換と、彼のキャラクターを一発で表現することに成功していたと言える。 後、敵のルナ・ドーパントが映司を評した「イケメンで強いのね!嫌いじゃないわ!」も
後に『MOVIE大戦MEGA MAX』でWからこの時のお返しを受けることになる。

以降の作品でも、『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』では仮面ライダー陣営の一人として登場、大ショッカー&大ザンギャックとの激戦では海賊戦隊ゴーカイジャーへ「仮面ライダーオーズの“大いなる力”」を託し、『MOVIE大戦アルティメイタム』ではフォーゼとウィザードへの救援として現れ コヨミにパンツを被せ るなど後輩達のピンチには度々駆けつけている。

ただし『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』では、作品終盤でショッカー首領が操るライダーロボの
歴史改変ビームを食らって他ライダー共々、存在が消滅してしまう事態に陥ってしまい、
この結果が後の『HERO SAGA』ディケイド編「オーズの世界」に大きく影響を及ぼす事となってしまう。
『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』でも電王との絡みから「ショッカーが世界征服した世界」が生まれる
切っ掛けをはからずも作ってしまったり、それとのタイアップエピソードでは元ショッカー戦闘員を宿主にしたヤミーが登場したりと、
仮面ライダー生誕40周年という節目の作品であるせいか割合ショッカーとの関わりが多い平成ライダーである。


MUGENにおける仮面ライダーオーズ


WのストライカーとしてMUGEN入り後、多くの平成ライダーを製作したqzak氏による手書きキャラが2013年9月15日に公開。
現時点でコンボチェンジはタカトラーター、タカキリバが搭載されており、コンボ形態は現時点では未実装。
作者曰く、搭載したい技などは多いが、今はまず1格ゲームキャラクターとしての充実化を目指していきたいとのこと。
AIは搭載されていない。

2015年4月9日に共同製作用素体として亜-人氏の改変版が公開された。平成ライダー制作Wikiで公開中。デフォルトで氏のAIが搭載されており、ガードやAI殺し、繋ぎ、対空もこなし、通常技にも削りが付いている。1ゲージ技のタトバキックは端から端まで届き暗転中攻撃のため実質ガード不可の350ダメージと非常に強力。出場したこの大会でもタトバキックで猛威を振るっている。AIの強さはEXグルーヴゴッドルガールと互角に戦える強程度。また、優秀な飛び道具を持った相手には苦戦する模様。
同月26日には素体をベースにev133氏により改変されたオーズも公開された。同じく専用アップローダーで公開中。
上記素体の一部バランスを無視していた部分が修正された他新たなシステムとしてコンボゲージが追加されており、
バトライド・ウォー同様ゲージ技を除く攻撃を出す事で上昇していき(空振り可)、
コンボゲージ半分以上の状態で1ゲージ消費でコンボ形態への変身が可能となる(変身中はコンボゲージが徐々に減っていく)。
コンボ変身中にsボタンでコンボを途中で終了する事も出来る。
現在はガタキリバが搭載されており、技はタカキリバ流用のカマキリソードとクワガタメダルの電撃が使用可能。
この内電撃は通常形態でもコンボゲージがMAXならタカキリバの攻撃中に追加入力で発動でき、その後ゲージ消費無しでガタキリバとなる。
ただしその場合はゲージ消費版よりもコンボゲージが早く減るので注意。
ガタキリバの特徴としては0.5ゲージ消費で分身を最大4体まで出す事が可能で、更に分身は各々が勝手に動くので本体がサポートすれば10割も可能。
が、分身出現中は1体毎にコンボゲージの減りが早くなる上分身は本体と体力を共有するのでうっかり範囲攻撃を食らうと即死する。ご利用は計画的に。
製作者によるプレイヤー対戦動画(7:57~)
更新により新技のタカキリーターやタカトラドルが搭載され、
さらに遠距離攻撃としてクワガタメダルによる電撃がガタキリバ中以外でも使えるようになった。ただし自爆ダメージを食らうので注意。
この電撃もタカキリバ同様コンボゲージMAX時に追加コマンドを入力する事で直接ガタキリバに変身する事も可能。
またガタキリバもジャンプやしゃがみ、通常技などが追加され、更に変身中にコンボゲージ全消費でガタキリバキックを出せるようになった。
ガタキリバキックは2種類存在し、暗転と共に出現中の分身を消した後15体に分身して攻撃するパターンA、
出現中の分身と同時に一人10体(=最大 50体 )に分身して攻撃するパターンBの2つがある。
前者は無敵があり、後者は攻撃までは無防備なものの本体が潰されても分身が残っていれば攻撃してくれるのでどっちを使うかはお好みで。
製作者によるプレイヤー対戦動画(7:07~)
AIは搭載されていないが、2017年5月にドライブのAIや改変版龍騎を制作したななび氏による簡易AIが公開された。
ガタキリバの分身とのダメージ共有が無くなった代わりに分身の攻撃力低下、判定やバグの修正などの調整が行われている。
同年9月のAI更新でおまけとしてストライカー時代のものを復活させた1ゲージ技の「オーズバッシュ」、
ラウンド2以降かつ瀕死時限定で使える通常ゲージとコンボゲージを両方全消費する一撃必殺技「プトティラコンボ:ストレインドゥーム」が搭載された。

この他、多くの平成ライダーを改変したnipa3008氏によるオーズも公開されている(公開はこちらが先)。
こちらは氏の改変したWと同じくqzak氏の公開している素材を元にして改変している模様。
必殺技として各種コンボが使用でき、ゲージ技では魂ボンバーやスーパータトバキックなどが使用出来る。
ガタキリバキックが発動から攻撃後まで無敵だったりタトバキックがヒットした瞬間からゲージ技でキャンセルでき空中で地上技が使えたりするが気にしない。
カラーパレットも複数存在し、それぞれ恐竜系を除く各種グリード風のカラーとなっている。
以前は某代行者風ストーリーが搭載されていたが、現在は削除された模様。
氏は他にもパープルアイのオーズも公開しており、こちらにはプトティラコンボや恐竜系グリードのカラーがある。
どちらもデフォAIは搭載されていないが、通常オーズにはAnomi Polis氏によるAIが公開されている。
ただしAIフォルダ名の半角スペースを消しdefファイルを修正しないと新MUGENでなければ起動出来ないので注意。

+大会ネタバレ
「ライダーは助け合いでしょ」トーナメントでは亜-人氏製のオーズで参戦。このとき、タッグは並盛りと同様に事前にタッグが決定されるルールだったためゾルダとタッグを結成。
1回戦では、1号G3-Xのタッグに敗れたが、敗者復活戦で見事な連係プレーで復活を果たした。
2回戦以降も1回戦で負けたのが嘘のような強さで勝ち進み、決勝戦でクウガブレイドと激闘を繰り広げたが惜しくも敗退した。

出場大会



*1
5系統の組み合わせ5×5×5=125種類と、タマシー、プトティラ、ブラカワニ、スーパータトバで129種類。
タトバコンボ(パープルアイ)を含めるなら+1。恋愛コンボも含めれば更に+1。
超バトルDVDに登場したタカガルバ、タカトラガルを換算すれば更に+2。
超バトルDVDにも登場していないカンガルーメダル(ちなみに同メダルは腕部と脚部の双方に対応している)を使用した亜種形態や、
映像作品には登場していないパンダメダルの亜種形態を含めれば組み合わせ数はさらに増える。
さらに、爬虫類系など他メダルと組み合わせ可能かどうかが判明していないメダルや、節足動物系のようにオーズが使用できるか不明のメダルもある。
コブラ+クジャク+チーターの組み合わせができたら酷い名前に
何にしても、前作の基本形態数3×3=9種類から見ると、組合せ論による恐ろしい増殖ぶりである。

これらのコンボ・亜種は、当時稼働していた006弾までのガンバライドで、
玩具のオーメダルを実際に組み合わせることでゲーム中で再現し使用できた。
クラマックスヒーローズシリーズ(フォーゼ以降)でもゲーム中で各コンボ+亜種119種類が使用可能。
また頭部・胴体・脚部に三分割できて自由に組み替えることが可能な玩具「オーズコンボチェンジシリーズ」が発売されたり、
基本125種類は好きな組み合わせのソフビ人形をオーダーメイドのネット販売限定品としてを注文することができたなど、
関連商品も組み合わせ数の多さを売りの一つにしていた。
組み合わせ自由なゲーム作品はともかく、映像作品では実際には登場せず設定や理屈上しか存在していない組み合わせの形態も多い。
(それでも映像中に登場した形態は全部で42種類と全平成ライダー中ぶっちぎりでトップなのだが)

流石に多数の特撮スーツを用意するのが大変なのか、以降の作品では組み合わせで形態のバリエーションを作る形式は使われなくなったが、
次のライダーは4つのスイッチの組み合わせで約10000通りの武器の組み合わせができるというこれまた凄いことになっている。
と言っても実際は装備の変更と言うレベルの物で、フォームチェンジと言って良い物は4種類程度しか無い。
(要は「ガンダム:ビームライフル装備」「バズーカ装備」「ビームサーベル装備(銃器を捨てただけ)」「最終決戦仕様(全部装備)」等をそれぞれ別形体と言っているようなもの。
 まぁカードゲーム『ガンダムウォー』だと実際に別キャラ扱いされているが…。 と言うかフォーゼのはF90のハードポイントシステムだろ
そもそも腕を変える程度なら、種類が少ないとは言え昭和ライダーの時点でライダーマン(カセットアーム)とスーパー1(ファイブハンド)が既にやっている。

*2
公式には明言されていないものの、徳川吉宗が身分を隠して下町に住んでいたという設定と
戦闘時にあの曲のアレンジ版が流れた事、エンディング曲がサンバだった事、なにより松平健本人が演じた事から
「あの作品」 の徳川吉宗と同一人物である事は十中八九間違いない。
……そもそも、当時のニュースでも普通に 「暴れん坊将軍と共演!」 と言われていたので(しかも放送局であるテレ朝系列で)、
疑う余地なんかないのであるが。というか暴れん坊将軍とサンバに直接関係はないけど

そしてその上様だが、なんと仮面ライダーオールスターゲーム『バトライドウォー2』にまさかの出演
映画が舞台だからとはいえ、これは何気にとんでもない事じゃないだろうか。

……まあそもそも第1シリーズでは V3 こと宮内洋氏が、続く第2シリーズでも荒木しげる氏が、
新しい方では松田悟志氏が御庭番を勤めてたり、それ以外にも佐々木剛氏もゲスト出演したことがあったりと
実は意外と仮面ライダーとの縁は古くからあったりするのだが。

*3
そもそも我々が今日知る恐竜の姿も、 掘り出された化石を元に研究者が想像した姿にすぎない。
そのため研究が進んだ結果、例えばティラノサウルスひとつ取ってみても「直立姿勢ではなく前傾姿勢」
「実は羽毛が生えていた」とかつてとは違った姿が知られるようになっている。
(余談だがこういった事情から直立姿勢だと考えられていた時期の戦隊のティラノサウルスが、
 最近の映画では後の戦隊のお仲間と同様前傾姿勢を取って登場したりしたことも)
そういった意味では恐竜もまた想像上の存在である、と言えなくもないのだ。

*4
……とは言ったものの、別に鴻上会長も善人というわけでもない。
むしろそう言った物事の善悪にはこだわらず純粋に「欲望」だけに価値を見出しており、
だからこそ「生きたい」という欲望を具現化している「誕生」を喜び盛大に祝い、
映司を支援しているのも新たなオーズの誕生を祝して、というのが大きな動機。なおグリードの復活に関しても祝っている。
最終的にドクターマァキィ真木博士と袂を分かつ事になったのはその思想のすれ違いゆえである。
(真木博士は幼少期のトラウマから「物事は終焉を迎えて初めて完成する」と言う思想の持ち主で、誕生とは正反対の滅びを重要視する人物である)
その一方で財団X(『W』以降の劇場作品で暗躍する裏組織)とも繋がりを持っており、
グリードすら手玉に取る強かさも併せ持っており、
前述の「手に入れたセルメダルの60%を鴻上ファウンデーションに収める」契約も
最終的に60%譲渡になるのを見越した上で70%譲渡で契約を持ちかけてきた。

そもそも現代にグリードが復活してしまったのも、彼が自分のルーツを紐解いてオーメダルを発掘し
持ち帰ったのが発端であり、劇場版の事件もそのことごとくが彼の行動が原因であるため、
『OOO』における全ての元凶と言っても過言ではない人物である。 『HERO SAGA』でも度々やらかしてるし
……これらの行動に本人はまったく悪気がないのだから始末に終えない。
ただし、常に問題解決のために動いているのも事実であり、どこか憎めないオッサンである。