道路標識(どうろひょうしき)は、道路の傍らに設置され、利用者に必要な情報を提供する表示板の事を指す。
交通事故を未然に防ぐための規制・危険箇所への警戒喚起、指示・案内による交通の円滑化などを目的として、世界各地に設置されている。
現行の標識は、1968年の道路標識及び信号に関する条約(ウィーン標識条約)により分類等が決められ、
距離単位の使用や書体、標識の色などについても細かに決められている。
日本においての道路標識は、「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(国土交通省令)」によって定められている。
大きく分けて「案内標識」「警戒標識」「規制標識」「指示標識」の4種類があり、
案内標識および警戒標識の2種は、国直轄の国道(2桁までの国道)については国土交通省、
それ以外の国道や県道などの一般の道路には都道府県・市町村などの道路管理者が設置する事になっている。
残りの規制標識および指示標識は、主に都道府県の公安委員会が設置している。
標識の種類は今や数千にも及ぶ数があり、どこでも見られるものから、各種オリジナルの標識など地域性があるものも見られる。
中には制定されているにもかかわらず、日本全国を探しても数カ所の設置例しか見られないものもある(併走可・駐車余地など)。
余談だが
現実で道路標識を引っこ抜く行為は、器物損壊罪及び道路交通法115条違反にあたる
立派な犯罪となるため、絶対に真似してはいけない。
それ以前に地中に埋め込まれたコンクリートの基礎と一体化しているため一般人の腕力で簡単に出来る訳もないが
標識の種類
「○○まで何キロ」というような主に行先の方面や距離を「案内」する標識。
一般に高速道路に関連する物は緑色、それ以外は青色が利用される。
大型の標識がほとんどだが、国道や県道を示す番号を表記したものもこれに分類される。
基本的に近郊圏(50キロほど)の距離を案内している事が多いが、まれに数百キロ先の案内もあったりする。
カーブや交差点など、運転中に特に注意したい事項への「警戒」を喚起する標識。
正方形のダイヤモンド型に黄色地に黒字で統一されている。
大抵は落石や急勾配など山間部のイメージが強いが、バイパスの車線数の増減や踏切の存在等都市部で多く使われる内容のものも多い。
中でも動物が飛び出す危険を喚起する「動物注意」は、
たぬきであったり、鹿であったり、場所によって注意すべき動物が異なるので多種多様。
また、「その他の危険」(!マークがでかでかと描かれている標識)は希少価値が高く、TV番組などで探索が行われた事もある。
最も一般的な、通行そのものや速度や車種等を「規制」する標識。色は赤が多く使われる。
ちなみに速度制限の標識が無い場所でも、一般道は60キロ、高速道路では100キロの速度制限が存在する。
形は円形がメインだが、一時停止や
徐晃徐行といった逆三角形のものも。
また、これに限らず道路標識は平らな板が普通だが、「車両進入禁止(赤丸の中央部に白い横線)」は、
側面からでも気が付くように左右が曲がっている「湾曲標識」というものが存在する。
斜線を引く事で禁止を表す場合が多く、斜線が2本のものは1本よりも強い規制を意味する。
円形に斜線は「NO」を示しており、世界共通である。
基本的に上段から「速度指示→追い越し禁止→駐車禁止」とまとめて設置されている事が多く、通称「お団子」とも呼ばれる。
可能な事を「指示」している標識で、青地が使われる。
他の標識に比べて種類が少なく、設置されている範囲も狭いので見かける機会も多くはない。
中には、「警笛を鳴らす」などといった、すべき事を示す標識もある。
他の標識の下に付設して標識の説明を「補助」するための標識。
(例:駐車禁止の標識に「この先50m」の補助標識を付けると、この先50mは駐車禁止区間を示すものになる)
主に規制標識と併せて使われ、標識の内容の対象となる車種や時間などを表す。
内容によっては長文となり、他の標識と同等かそれ以上の大きさになる事も。
MUGENにおける道路標識
奇抜なキャラを作るNeoKairi氏のキャラが存在したが、現在は氏の引退に伴い公開停止となり、
動画使用も禁止となっている。
2014年3月13日の更新によって完成版となった。
日本で見られる様々な道路標識に変身して戦うキャラで、様々な行動時に対応した標識に姿を変える。
スタイルとしては直接攻撃によるコンボと、強力な遠距離技を併用するゲージ溜めアタッカー。
AIもデフォルトで搭載されており、技の隙が大きいものの戦法は厄介で、
- 強烈な地上&空中繋ぎで猛攻を仕掛け、投げなどで端へ追いやった後、遠距離攻撃で封じる。
- 動物を相手に絡みつかせて、自分はその間にゲージ溜め。
- 攻撃を喰らってもゲージを消費して風を起こし、喰らい抜けが可能に。
- 相手を攻撃で吹っ飛ばし、空中にいる間にゲージ溜め。攻撃されると風で吹き飛ばした後その隙に溜める。
- 電車を呼び出して相手を上空に吹っ飛ばす。相手が空中にいる間にまたゲージを溜めて繰り返す。
と非常に強力であり、
マスター・ギース(
AIレベル6、足元のオーラ、ライフを減らさない)と互角以上に渡り合う狂キャラ。
とはいえ相手を端に追い詰めた後は強いが、当て身や投げに弱い。
超必殺技は主にゲージレベル1の物を使い、レベル3はあまり使わない。
なお、相手のアーマーを感知すると「鎧破り多岐列拳」で全力で殺しにかかってくる。
コンフィングやATK・DEFの弱体化によって強キャラとしての運用も可能なので、必要に応じて調整されたし。
+
|
必殺技・超必殺技詳細 |
←A |
然々(シカジカ)ラッシュ |
鹿が飛び出す虞あり |
背後から数頭の鹿を呼び寄せて攻撃。
空から落石を数個落とす。
軽自動車の先端から、砲弾を乱射。
警笛を鳴らし、相手をビックリさせ、相手を暫く行動不能にする。
円を描く矢印を回転させ、相手に突撃する。
ダイナマイトを相手に押しつける。ダイナマイトは一定時間経過や、相手からの攻撃で爆発。 自分にも当たる。
矢印で相手を掬い上げる。
横断歩道の通行人が両脚で相手を掴み、そのまま後ろに反り返って投げる投げ技。
自転車で素早く駆けて攻撃。
後方にジャンプし、飛び掛かって強い矢印攻撃を浴びせる。
敵味方関係無く滑らせる氷を出して相手を妨害する。
前方へ飛び跳ねる兎の群れを呼び出す。
猿を2匹呼び出す。猿は相手に纏わり付いたり、石を投げたりする。
多岐の矢印で相手を叩き込む。この技は鎧(=アーマー)を破るのに特化した技で、アーマーの有無で性質が異なる。
非アーマーキャラに対しては攻撃の長さの割に威力が出ないが、自分のゲージを増やした上で後方に吹き飛ばす。
自分が相手の攻撃を喰らっている時のみ使用可能。風を起こして喰らい状態から脱し、相手を吹き飛ばす。
使う度にゲージを消費するので、やりすぎは禁物。
相手を掴み、壁に叩き付ける。
駐停車禁止の標識を出し、相手を叩いて行動を妨害する。
鐘の音で電車の到来を警告した後、身を隠す。その後に メタルスラッグの電車がやってくる。
電車は暫く相手に当たり続けた後、大爆発を起こす。
A+X |
シグナル・パフォーマンス |
真豪鬼信号機あり |
相手を封じる打突(赤)、昇りながらの連続攻撃(黄)、降りながらのやや強い攻撃(緑)3種類からなる 乱舞攻撃。
大量のダイナマイトをばら撒き、大爆発させる。酷い 味方殺し技なので注意。
ゲージ2000消費
その名の通り一定時間時間の経過を止める。
B+X |
シカコソトロール |
ゼルネアス鹿が飛び出す虞あり |
一定時間自己の技を壊れ性能にする。
ゲージ3000消費
巨大なバス優先の標識を出す。まずバスで相手を潰して拘束した後に、矢印(優先の文字付き)でバスを破壊し、大爆発させる。
Y+Z |
ウルトラ・アルティメット・ベアー・コーション |
熊が飛び出す虞あり |
体力が半分以下のみ使用可能。
突如北海道地方の土産物店の「 熊出没注意」の巨大な看板が現れ、
相手を噛み砕く、 超即死改OTHキラー技。
|
+
|
特殊カラー |
2014年3月の更新によって追加された特殊カラー。
- 7P:カンフーメンの如く標識のクローンが6つできる。本体だけは白い。
- 8P:全ての攻撃がガード不能になる。体力が減る程防御力が上がる。ダメージを受けると行動可能になる。常にシカコソトロール状態になる。
- 9P:常に大ダメージの銃弾を散布する。攻撃力4倍。ハイパーアーマー。ステート抜け。
- 10P:常に体力が減少し、攻撃を喰らうと回復。常にターゲットの体力を0にする。攻撃力がランダムに変化。タイムアップ回復。
- 11P:攻撃を喰らう時のダメージを1で固定。攻撃力がランダム変化。
- 12P:常に熊のOTHキラーを出す。永続ターゲット。時折時止めする。常にガードステートで固定。大会ではあまり推奨されない。
|
出場大会
最終更新:2024年01月07日 13:25