カシウス・ブライト





「諦めなければ必ずや勝機は見える。
    そう教えたことを忘れたか?」


 性別:男
 年齢:45(『空の軌跡FC』時?)
 家族構成:レナ・ブライト(故・妻)
      エステル・ブライト(実娘)
      ヨシュア・アストレイ(養子)

日本ファルコムの看板シリーズ「軌跡シリーズ」の登場人物。
「空の軌跡」の主人公エステルとヨシュアの父であり、卓越した戦略眼と武術の持ち主である。
担当声優は 岸野幸正 氏。

原作でのキャラクター

『空の軌跡FC』~『The 3rd』に登場。クロスベル自治区編・エレボニア帝国編のシリーズでは未登場。
八葉一刀流の使い手であり「理」に至った達人であるため、「剣聖」の呼び名でも通っている。
ゲーム開始以前はリベール王国軍に所属していて階級は大佐だったが、
《百日戦役》とよばれるエレボニア帝国との戦争中に妻を亡くしたことで軍を引退し、遊撃士に身を移す。
『FC』時代は国際的問題を解決した遊撃士にのみ与えられる称号であるS級の称号を与えられていたが、
『FC』時の事件を通じて遊撃士を引退し軍に戻った。

……とここまで書いてるだけでも凄い親父なのだが、事細かに書くと単なるチート親父どころではない業績を積み重ねている。
+ 英雄伝説 カシウスの軌跡
  • 百日戦役において、小規模の独立部隊や飛行艇による奇襲戦術によって国力の差で負けているエレボニアを相手に休戦を確約させる
  • 各国から子供を誘拐したD∴G教団による非人道的実験を表側において全面的な指揮を取ることでS級遊撃士になった可能性が高い
    (作中では明確に語られていないが、ゲーム開始以前の時間でカシウスが関わった国家に大きく関わる事件として語られているのがこの一件のみである)
  • 『FC』においてはエレボニアのギルドが連続して襲撃される事件が起きたため、それの収拾にあたっていた
  • 『FC』のラスボス戦には間に合い、封印区画を全力疾走してタマネギ大佐アラン・リシャールが諦めかけた所を、
    ラスボスの腕一本を余裕で吹き飛ばすor機能停止させた
  • 『SC』では軍属(なお階級は准将)に戻り、司令部が地震で狙われることを予見し前もって対策を取ったことで、被害を最小限に留めた
  • 七の至宝の行く末を見守る聖獣とマブダチ。これには娘と更生させた不良青年も驚愕
  • 『FC』終章以降、放蕩王子と共謀していてSC七章の事件を予見していた。最悪の状況に最高の可能性を持って登場した。またお前か
  • 更にはネギ神父ケビン・グラハムと養子の息子とも共謀し、面白もとい《白面》のやらかすことを予見して対策を施した。またお前だろうな
  • ダチと一緒に娘と息子の窮地を救ってSCをハッピーエンドにした。もうお前じゃなかったら本当にどうしようかと
これらが全て事実である。
ファルコムの中年親父は本当に自重しないな!

なお、これだけの業績を積んでいるカシウスではあるが、作中世界の実力者を列挙するとこの親父が基準になっている。
具体的な内容は剣帝レーヴェの項目で語られている。

原作中の性能


「俺に勝ってみせろ。以上だ」

「無理だよ!(プレイヤー一同)」

そんな上記のチートぶりから、『The 3rd』で戦うことになることが分かった時点でプレイヤーは戦慄した。
そして、立ち塞がった剣聖はプレイヤーの想像通り壁となった。

通常攻撃で画面を揺らし、セピスボーナスの時に「百裂撃」を叩きこまれたらセピスをゴリゴリと奪われ、
固まっていたら「雷光撃」による散らし、「裂甲断」による行動遅延、CPが貯まると擬似全体攻撃の親父フェニックスこと「鳳凰烈波」、
挙句の果てにはライフが減ってくると攻撃力と素早さを50%増やす「麒麟功」を繰り出してくる。
そこから叩き込まれる鳳凰烈波はパーティーを壊滅状態に追いやってくれること請け合いである。
その上このチート親父は『軌跡』シリーズ終盤ボス恒例のあらゆる状態異常・能力ダウンが通らない耐性持ち。
PSP版では更にAIが強化されて手に負えなくなっている。

そんな弱点らしい弱点が無いチート親父の弱みは「行動遅延を除く妨害行動やアーツ系の攻撃・回復を持っていないこと」である。
つまり物理攻撃への抵抗を高めておけば、の代名詞であるレンやオーバルギアに乗っていないティータでも耐え切れるだろう。……多分。
逆を言えばオーバルギアでボッコボコに出来てしまう。

ちなみに武器は棒だが、「剣聖」の名の通り本来の得物は剣である。マジで自重しろ親父。
しかしレーヴェとの正面きっての戦いでは勝てないとのこと。
…逆に言えば戦術・知略諸々込みなら勝てるということである。恐るべし。


MUGENにおけるカシウス・ブライト

いるか、氏によるものが存在していたが、現在は氏のOneDrive消失により入手不可。
ゲーム中のグラフィックを元にしており、技や攻撃はレーヴェと同じく作中で使われた技や娘が使っている技を搭載している。
殆どの行動にアーマーが付与されており、強引に自分のターンに持っていくことが出来る。
また、コンフィグではレーヴェや氏の製作したヨシュアと同様アクセサリで性能を上昇させることが出来る他、
下に表示されるHPの表示量を原作仕様(最大HP80000)と実数値(最大HP1333)から選択可能。実際の性能は変わらないためお好みで。
この他、カラーにより性能が変化する(1~3Pが弱体化したイージーモード、4Pが基本となるノーマルモード、5・6Pがノーマルモード+麒麟功自動発動)。
更新によりレベル設定が可能なデフォルトAIが搭載され、スーパー親父タイムこと麒麟功の使用頻度を個別に変えられるようになった。
余談だが、更新で追加されたSクラフト(超必殺技)の鳳凰烈波は根性キャプチャーに近いことをやっているため氏のトラウマになったとか。

その後の更新で新たにカウンターヒットや壁バウンド、フラッシュガードなどのシステムが追加され、
通常よりCPを消費する分性能を上げた強化版クラフトが多数追加、更にロック技ではなく範囲攻撃系Sクラフトの鳳凰烈波Bが追加された。
また、新たに7P~9Pにステータス上昇や攻撃に当て身付与、喰らい抜けや割り込み鳳凰烈波Bなどが使えるようになるハードモードが追加された。
アクセサリにも操作可能かつコンボ中以外の場合CPが100まで自動回復する月の刻印、同条件でCPがMAXになる太陽の刻印が追加された。
それにしてもこのチート親父自重しない
AIはレベル制が削除された代わりに(?)常時起動、2P側のみ常時起動、常時OFF、常時OFF+人操作時にオートコンボから選べるようになった。

2015年8月の更新で性能調整やバグ修正が行われた他、ハードモード以降の麒麟功に防御力上昇が付くようになり、
10P以降で常時アーマーに加え凄まじい性能強化が入るナイトメアモードが起動するようになった。ランクとしては狂上位~最上位。
麒麟功が入れば更に性能が上がり、常時麒麟功状態の12Pでは旧鬼巫女Rare Akumaを殴り倒す立派な準神キャラとなっている。
この他、通常技や動作SE、対レーヴェ戦用イントロなども追加されている。
この更新版は現在氏のサイトではなくTwitterで公開中。

2015年10月の更新(Ver1.7)ではバグ修正が行われた他、遅延無効再現で特殊条件下での喰らい抜けが搭載された。
このバージョンはティータ剣帝杯などで知られるシイタケ氏によって代理公開されていたが、現在は入手不可。

出場大会



最終更新:2023年09月06日 01:54
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