バング=バイポット




 種族:ウォレス
 年齢:16歳(『フラッシュハイダース』)
    17歳(『バトルタイクーン』)
 一人称:俺、俺様
 CV 緑川光

「君達ィ!俺様のグレートなファイトをしかと見てくれたかなぁ!?」

『フラッシュハイダース』及び『バトルタイクーン』の主人公。
とりあえず喧嘩が出来ればそれでいい、超自信過剰なウォレスの少年。
突進攻撃を主体に接近戦を得意とし、虎に獣化することができる。忍術や五十五寸釘は使わない
同作のヒロイン、ティリア=ローゼットとは同郷の幼馴染みでお互いに恋心を抱いているが、二人共自覚していない。

『フラッシュハイダース』

   
舞台は、大規模な戦争により壊滅的な打撃を受け、荒廃とした後に新たな秩序が形成された世界。
この世界には以下の3つの種族がおり、普通の人間は存在しないとされる。
  1. 己の強靭な肉体のみを武器とし、獣化能力を備えた戦闘種族「ウォレス」
  2. 精霊とも力を通じ、魔法を扱える魔法種族「メイジア」
  3. 古代文明の遺産を用いて肉体を機械で強化し、銃火器の扱いに長けた機械種族「ボランゾ」
この3種族は普段共存しているが、年に一度開催される武術大会「バトルタイクーン」で、各々の腕を競い合う。

とある村の少年バングは、このバトルタイクーンに出場し優勝するため、村を飛び出して旅に出た。
お目付け役のティリアと共にバトルタイクーンの会場へ向かう際に立ち寄った町で、記憶喪失の少年エルエーと出会う。
これを切っ掛けにバングとティリアはエルエーを巡る騒動に巻き込まれていく…。

『バトルタイクーン』

   
舞台は前作『フラッシュハイダース』から1年後。
エルエーを巡る騒動のせいで前年のバトルタイクーンに出場出来なかったバングは念願の大会出場を果たす。
順当に勝ち上がっていったバングだが、決勝戦の相手はなんと自分の父親、ジェイル=ランスだった。

…と、ここまでシリアスっぽく説明したが、物語はいかにも'90年代なノリで進む。
『フラッシュハイダース』は最初エルエーの事より大会出場優先でいたが、旅の資金源のティリアがエルエーの保護を優先したため、
「主人公の俺様を差置いて話を進めんじゃねぇ!」「俺様は主人公だぞぉ…偉いんだぞぉ…」等とボヤきながら渋々そちらへ付き合う形になった。
結果的に黒幕の野望を阻止しエルエーと世界を救ったが、肝心のバトルタイクーンは終了。
その報を知った場所で嘆いて暴れ、それに巻き込まれたティリアに魔法で盛大にぶっ飛ばされた。

『バトルタイクーン』に至っては完全にギャグ展開。
前述の通り、バング本人は大会に出場する為に村を飛び出したと思っていたが、
実は村での器物破損や食い逃げ常習犯だったらしく、村人達から厄介払いで追い出されたのが事実であった。
ティリアは村人達から、バングが村の恥になる事を他所でしでかさない様にとバイト代を貰って監視していた事が明らかになる。
『フラッシュハイダース』のOPでジェイルランスに監視料を貰っていると言っていたが、村人達にも依頼されていた様である。
ジェイルランスが大会の決勝で現れたのはバングにキツイお灸を据えるため(ジェイルランスは設定上最強クラスのウォレス)。
バングのシナリオでは決勝でジェイルランスを倒すも自身も消耗し、その隙をティリアと村人達に拘束されて中央政府に引き渡され、
彼が大会優勝で得た賞金は今迄の迷惑料という事で全てティリアと村人達に没収された。


原作中の性能

『フラッシュハイダース』

典型的な「攻めている間は強キャラ」タイプで、必殺技も全5種類の内3種類が突進技となっている。
中でも代表的な技が「ランブル・フィッシュ」で、これは通常必殺技だが、
突進蹴りがヒットした際相手をロック乱舞へ移行するという龍虎乱舞な技。
実際開発スタッフが製作中に『龍虎の拳』を皆でプレイして龍虎乱舞を気に入ったため、
「もっとバンバン出したい!」と欲求の赴くままに入れたとの逸話があったりする。
技名も「乱舞」にかけた洒落である。

『バトルタイクーン』

前作同様「攻めている間は強キャラ」タイプ。
…まぁGゲージが無くなるとガードクラッシュを起こして気絶するため、全キャラ待ちが推奨されないゲーム性ではあるが。
攻撃値の初期ステータスが高く、全キャラ無強化だとガストン以外に1.2倍の火力を叩き出す。
反面防御値はハーマン=ド=エランと同じく最低値。スピード値は中堅クラス。
必殺技は前作を継承しているが、「ヘブン・トゥー・ヘル」が削除され、新たに超必殺技「ボルカニック・レイヴ」が搭載された。
また、「ウェア・タイガースラッシュ」は技名と獣化して攻撃という点は同じだが、前作が死に技過ぎたためか、
「獣化後膨大な隙を晒して相手の裏側から攻撃」から「獣化後突進して相手をロックし蹴り上げ→地面へ叩き付け」へと技の性能と内容がガラリと変わっている。


MUGENにおけるバング=バイポット

暗黒内藤氏によって製作されたバングが存在する。
基本的には『バトルタイクーン』の再現キャラだが、『フラッシュハイダース』のデモカットとボイスを使用した特殊対応も豊富。
原作で特徴的だったAGSゲージが完備されている他、必殺技、超必殺技、ガードアタックなど原作にあったものは忠実に再現。
ゲージアップバグ(技を出したりやられモーション中でもボタンを押してればゲージが回復するバグ)が再現されていたり、
原作のアドバンスモードのOPとEDも同梱されている等、完成度はかなり高い。
火力は原作の数値を史実に再現しているのでかなり高いが、コンボはそんなに繋げられない。
また、ガードし続けるとGゲージがあっという間に無くなり、ガードクラッシュから気絶してしまう。

AIは未搭載だが、NS氏による外部AIが製作されている。
最大レベルにすると持ち前の火力の高さと相まって、攻めている間は凄まじい強さを発揮する。
プレイヤー操作(9:02~)

出場大会

凍結

プレイヤー操作

アルで昇華(part127)
一京。(part55)
実況付きP操作 Tarie配信(106キャラ目操作キャラ)


最終更新:2023年05月26日 02:34