フラッターシャイ


"YOU GOING TO LOVE MEEEE!!!!!!"

英字表記は「Fluttershy」
ハズブロが展開する女児向け玩具・アニメシリーズ『マイリトルポニー』の第4世代、
『マイリトルポニー~トモダチは魔法~(原題:My Little Pony: Friendship Is Magic)』に登場するメインキャラクターの一人(一頭)。
淡いピンクロングヘアのペガサスの女の子。
日本放送前に有志による翻訳がなされていた時は原語版の発音にちなんで「フラタシャイ」とも呼ばれていた。
原語版声優は Andrea Libman女史(ピンキーパイと兼役)、
ブシロード版の声優は柊かがみキュゥべえなどMUGENでもお馴染みの 加藤英美里 女史。
シーズン3以降は 尾崎未來 女史が引き継いだ。
劇中では主にフルネームで呼ばれるが、ファンの間での愛称は主に「フラタ」「ふらたそ」などと呼ばれる。

物語の舞台である魔法の国エクエストリアのとある地方の村、ポニービルの郊外にある一軒家でアニマルケアをして生活している。
対応するエレメント(シンボル)「親切」が示す通り、非常に心優しい穏やかな性格。
反面、極めて臆病で引っ込み思案であり、自分の影にさえ怯えるほどの極度のビビリ症、そして小声。
ここぞという時にもそのビビりっぷりが遺憾なく発揮されるため、
他のメインキャラの足を引っ張ってしまったり大変なトラブルに巻き込んでしまう事もあり、
唯一自分の事を庇ってくれるアップルジャックの影に隠れてしまったりする。
しかしながらかなり分別はあり、物事の的確な部分を突いた発言をするものの、
引っ込み思案の性格が災いし小声になってしまい周りからは何かとスルーされてしまっており、
それでいて自身に都合の悪い事ばかり周囲から否応なしに押し付けられるなど、メインキャラの中でも地味に散々な扱いを受けている。
特に同じくクラウズディール出身のペガサスポニー、レインボーダッシュは幼い頃から彼女と一緒に居るためか、遠慮が無い。

ペガサスポニーは種族特性として雲の上に魔法なしで乗れたり、高い飛行能力を持っていたり、天気を操作する能力があるのだが、
フラッターシャイは(人前で)飛び回るのが苦手なのか、地上を歩いたり走ったりすることが多い。
なお、彼女の家は「帰らずの森(様々な怪物が生息していたり、不思議な現象が発生する森)」の近くにあるようだが、
「帰らずの森」を怖がっている描写が度々ある。
また、オシャレに興味があるのか、ラリティの服に専門用語を交えて早口でイチャモンをつけたことも。
(まぁ、ラリティが「(気に入らないなら)正直に言って!」と迫ったからだが。ちなみにフラッターシャイの注文通りに作られた服は、
 鳥の巣を頭に乗せたフランスのオートクチュールという物凄い服装で、フラッターシャイ自身以外には大不評だった)

ちなみにポニー達の年齢は全員非公開となっているのだが、
劇中の会話から、彼女はピンキーパイより一歳年上であることが確認できる。
しかし、ブシロード版では残念ながらこの会話シーンはカットされているので確認出来ない

また、"エンジェル"という子うさぎのペット(♂)がおり、彼から何かと背中を押されたりして引っ込み思案な部分をフォローしてもらっているが、
一方で普段はその弱気な性格に付け込まれてアゴで扱われ、ほとんどパシりにされてしまっている。
なお、フラッターシャイは動物の言葉が分かるのだが、何故かエンジェルだけは身振り手振りのジェスチャーで意思を伝えている。

この様にMLPのヘタレキャラの代表格の様なイメージがあるものの、自身の大事な友人が不当な扱いを受けるのを目の前にした時は、
睨みつけた相手を石化させるコカトリスや他のMane6が束になってもかなわなかった巨大ドラゴン相手でも怒りを込めた眼力のみで撃退するなど、
予想以上の実力を発揮しメインキャラを絶体絶命のピンチから救うなど大活躍である。
またあらゆる動物とも心を通わせることができ、彼女にかかればマンティコアケルベロスでさえいとも簡単に子犬の様に手なずけられてしまう。
そして"Mare-do well(ブシロード版では「ダーク・メア」)"というヒーローの変身スーツを着込んだ際に至っては、
あのペガサス最速と謳われるレインボーダッシュを余裕でごぼう抜きにし、人命救助を行っている
(あくまでもラリティの仕立てた変装コスチュームであり、強化スーツでもなんでも無い)。
この様に単に普段は臆病なだけでその秘めたる潜在能力は未知数でもある。

現に自身の望む様にどうしても事が上手くいかない時、また自己啓発レッスンを受けた時などは内なる彼女が覚醒し、
ほぼ怪獣怪物と化してしまう事も。
ちなみにヒーロー戦隊パワーポニーズの一員であるサドルレジャーとなった時は本当に怪獣化してしまったり、
吸血鬼ならぬ吸リンゴコウモリ化したりと最近はポニー離れが深刻である。

「普段は優しいが怒ると怖い」というある種テンプレ的二面性がファンの心を鷲掴みにしたのか、
ハズブロが公式で行った人気投票では第一位に輝いている。

公式擬人化コンテンツである『エクエストリアガールズ』では、
ポニー達の世界と平行して存在する世界のハイスクールに通う学生の一人として登場。
ポニーの時と同じく髪型は同じで服装は白い服で黄緑色のブーツとキューティーマークの模様の付いたスカートが特徴的。
優しすぎるきらいがあり、名前の通りのシャイさからか必要以上に謙遜するところはこちらの世界でも健在。
他の友達が水着姿で出ているのに対し、こちらは黒と明るい青緑色のスキューバダイビングに使用するウェットスーツを着用している。
短編アニメ、「赤ちゃんガメの危機」ではウミガメの赤ちゃんを海へ誘導する手伝いをする面を見せた。
2018年頃の『エクエストリアガールズ』では服装が一新され、キューティーマークの付いた水色のドレスに変更されている。

ファン人気の高さからファンアートや二次創作での登場率も高く、本編通りの性格や様々なコスプレで描かれる事が多い。
また、カップリング絵では主にディスコードとの絡みのイラストが多い。


"・・・yay"


格闘ゲームにおけるフラッターシャイ

ファンによる二次創作ゲーム『Fighting is Magic』と、そのプロジェクトがハズブロによる要請から開発中止になった後、
水面下で製作されていた『Fighting is Magic Tribute Edition』という格闘ゲームが存在しており、プレイアブルキャラクターになっている。

性能は全キャラの中でも2番目に体力が低く火力も低めで操作も難しい上級者向けのキャラクターであるが、 
動物を駆使した立ち回りや画面端での固めはトップクラスの強さを持つタイプの位置付けとなっている。
地上での中段攻撃を持っておらず、低空ダッシュJB、低空飛行>6+JBを中段として使うことが可能。
ただし、初心者のうちはかなり難しい動作であるため、扱うにはかなり時間がかかる。
必殺技は前方に素早く飛びかかる「フェレット」や、相手の足場に出てきて攻撃する設置技の「ヤマアラシ」や、
弱中強でタカを出す高さを設定して追加入力で攻撃する設置技の「タカ」を持つ。
超必殺技には1ゲージ消費で前方にクマ、フェレット、ヤマアラシ、ハヤブサがたくさん突進する「動物たちの暴走」、
2ゲージ消費で相手の攻撃をカウンターで反撃する当身技の「私にかまわないで!」、
3ゲージ消費で一定時間、相手の動きを封じる眼力攻撃「コンフィデンス」を持つ。


MUGENにおけるフラッターシャイ

+ Kyle108氏製作
  • Kyle108氏製作
性能的には他のマイリトルポニーキャラと同様であり、通常技でのハメがかなりよく効き、人操作であれば凶キャラとも渡り合える。
超必殺技のウィスキーボイス攻撃もかなりのHPを削る事の出来る超火力である。

+ PinkiePie氏製作
  • PinkiePie氏製作
キャラ名こそフラッターシャイだが、何故かポトレ画像はレインボーダッシュであり、
戦闘中にもトワイライトやレインボーダッシュの画像に切り替わったりする上、
ダメージを受けると謎のおじさんへと変化したり、UFOキャッチャーを武器に敵を薙ぎ倒すなど、少々カオスなキャラとなっている。
製作者名も含め、 矛盾塊 のようなネタなのだろうか。

+ Dark Ruler氏製作
  • Dark Ruler氏製作
海外で販売されている『My little pony Fighting is Magic』におけるフラッターシャイのスプライトが使用されており、
ペットの子うさぎことエンジェルに従えられてを従えて戦闘を行う。
必殺技の眼力攻撃は相手を一定時間硬直させる事ができるのでタッグ戦のサポートキャラに非常に有力。
AIは搭載されていない。
DLは下記の動画から

+ 木。氏製作
  • 木。氏製作
2016年03月18日公開。
こちらも『My Little Pony Fighting is Magic』のフラッターシャイを元にしたアレンジ仕様。
オリジナル技として目の前にクマを出没させて時間差で攻撃する「クマ」が追加されている。
他にも「ザ・ステア!」(原作でのコンフィデンス)が1ゲージで使用可能になっているため、
動物達で固めつつゲージを溜め、ガー不の「ザ・ステア!」で崩す連携が非常に強力。
半面、MLPキャラ達の中でも特に短いリーチが様々なキャラの入り乱れるMUGENでは顕著になるので、原作以上に慎重な立ち回りが求められる。
公開当初は原作同様、EX必殺技にマジックゲージを消費する仕様だったが、
2017年12月16日の更新によりマジックゲージシステムが廃止され、EX必殺技はパワーゲージ500消費で出す仕様に変更された。
11段階に調整可能なAIがデフォルトで搭載されている他、カラー差によって幅広いランクに対応可能。
プレイヤー操作(6:02~)

+ カラー差による性能
ReadMeより引用
  • 7P~8P - 強化モード
    • 投げから追撃可能
    • 投げスカリ時に特定の必殺技に派生
    • 受身の無敵が増加
    • 通常攻撃に削りダメージ付加
    • 攻撃が受身不能に
    • ガードキャンセルの無敵が増加
    • フロントステップが完全無敵&隙無し
    • フェレットが3匹登場
    • フェレットEXが2匹登場
    • フェレットが相殺不可に
    • フェレットが喰らい中でも行動可能に
    • ヤマアラシが3匹登場
    • ヤマアラシEXが2匹登場
    • ヤマアラシが相殺不可に
    • ヤマアラシが喰らい中でも行動可能に
    • ハヤブサが3匹登場
    • ハヤブサが相殺不可に
    • ハヤブサが喰らい中でも行動可能に
    • ハヤブサEXに無敵付加
    • クマが相殺不可に
    • クマで相手壁バウンド
    • クマEXに無敵付加
    • ザ・ステア!がガード中の相手も掴めるように
    • ザ・ステア!が空中の相手も掴めるように
    • ザ・ステア!で相手の喰らい状態が解けても効果が持続
    • 私にかまわないで!に投げ判定付加
    • 私にかまわないで!が飛び道具と投げ判定も当身を取るように
    • 私にかまわないで!の受付時間が長く
    • 私にかまわないで!で相手のステート奪えなくても被弾で成立動作へ
    • 開幕待機中は無敵状態に(フライング対策)
    • コンボ補正緩和(※オプション設定でON,OFF切替可能)
    • 常時ゲージ上昇(※オプション設定でON,OFF切替可能)
    • 開幕1ゲージ保有(※オプション設定でON,OFF切替可能)
  • 9P~10P - ボスモード
  • 7P~8Pの強化に加え
    • コンボ中以外常時1ゲージ保有(※オプション設定でON,OFF切替可能)
    • CPU専用技「動物たちの暴走, Lv2(5ゲージ消費)」が使用可
  • 11P - クレイジーモード
  • 7P~10Pの強化に加え
    • 攻撃力1.5倍
    • 防御力1.5倍
    • クマEXがガード不能に
    • 動物たちの暴走の火力アップ
    • 私にかまわないで!の火力アップ
    • 私にかまわないで!失敗で2ゲージ還元
    • 動物たちの暴走, Lv2失敗で4ゲージ還元
    • 動物たちの暴走, Lv2が即死技に
  • 12P - アンリミテッドモード
  • 7P~11Pの強化に加え
    • ガードキャンセルが動作終了まで完全無敵
    • ガードキャンセルで相手壁バウンド
    • ハヤブサEX動作終了まで完全無敵
    • クマEXをガードキャンセルで使用可
    • クマEX動作終了まで完全無敵
    • クマEXの攻撃開始が高速化
    • 動物たちの暴走の火力更にアップ
    • 動物たちの暴走動作終了まで完全無敵
    • ザ・ステア!動作終了まで完全無敵
    • 私にかまわないで!の火力更にアップ
    • 私にかまわないで!動作終了まで完全無敵
    • 動物たちの暴走, Lv2動作終了まで完全無敵

出場大会

出演ストーリー

MSI:B(フラッターシャイ・ミークネス)

プレイヤー操作

R-9cで色々と戦う動画(part117、木。氏製)
実況付きP操作 Tarie配信(444キャラ目操作キャラ、木。氏製)


最終更新:2024年03月02日 22:12
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