戦慄のタツマキ


「情けないわね!弱い上に根性もなし!
         ヒーローやめれば!?」

ONE氏によるWeb漫画、及びそのリメイク版である村田雄介の漫画『ワンパンマン』の登場人物。
ヒーローネームの英語表記は"TERRIBLE TORNADO"*1
たっ玉付きじゃないもん!たつまきだもん!ぷんすか! アニメ版の声優は悠木碧
同作者の別作品『モブサイコ100』にも少しだけその存在が扱われている。

ヒーロー協会に所属しているヒーローの中でもトップクラスの強さを誇るS級2位のヒーロー。
作中最強である主人公のサイタマの実力が一部の人間以外に認知されていないことや、
1位のブラストが「自由意志でしか動かない」というとても当てにならないヒーローのため、
実質ヒーロー協会の最強戦力となっている。
ヒーローネームに含まれる「タツマキ」は本名である。
相手を超能力でねじり切る技を得意とすることもあり本名に「戦慄」の異名を加えたヒーローネームとなっているようだ。*2
見た目幼女の黒いドレスコートの小柄の女性だが、これでも 28歳 なんという合法ロリ
最強クラスの超能力の使い手であり、作中登場した他のエスパー3人と比べても桁外れの能力を持つ。
B級1位の「地獄のフブキ」という妹がおり、2人併せて「エスパー界の魔女姉妹」と呼ばれている。
なお、妹のフブキの方が大人のお姉さんな風貌なので見た目は年上っぽい。

性格は極めて我が儘で単独主義だが、妹のフブキを殺したというガロウのブラフに本気で怒ったり、
仲間を自分の力の巻き添えで死なないように気遣ったりする一面もある。
また、S級ヒーローというヒーロー協会の看板を背負う立場への自負とヒーローとしての矜持も持ち合わせている。
とはいえ、口汚い上に頭に血が昇りやすく喧嘩っ早いなど、人格面を考慮せず戦闘力のみで選ばれるS級ヒーローの多分に漏れず問題児

背を伸ばすことを諦めていないのか牛乳を愛飲しており、
ワーカホリック気味なところがあったり、ヒーロー活動時以外は暇を持て余してだらだらと過ごしていたり、
散歩がてら怪人を退治したりと生活面では(立場や性格に違いはあるが)サイタマと似通っている。

戦闘ではその驚異的な超能力を用いて戦う。空を覆うほどの量の弾丸を余裕で受け止めるついでに返したり、
巨大なガレキを持ち上げて攻撃したり、相手を捩じり切ったり、バリアであらゆる攻撃を防いだり、
地下1,500mにいる敵を基地と地盤ごと地上まで掘り起こすなど、まさに作中最強格の強さを誇る。 ん?主人公?あいつは文字通り「次元が違う」から…
その強さは「正攻法で彼女に勝てる生命体は存在しない」とまで言われており、
他のS級ヒーローが1vs1で敗北することもある災害レベル竜(複数の街が壊滅するほどの危機)の怪人複数相手でもまともに戦えば相手にならないレベル。
弱点は攻撃に集中する際には守りが薄くなること、頭に攻撃されるなどして脳にダメージを受けると超能力の使用に障害が出ること。
しかし脳にダメージを受けた状態でも翌日以降にダメージが残るのを覚悟で強力な超能力を発揮することもでき、無意識化でバリアを張ったり、
多細胞精子の首をねじ切ったり、怪人化したガロウの動きを止めている。

+S級ヒーロー
当初、A~C級までだったヒーロー協会のランキングに於いて後から設けられたランク。
協会がヒーローをランク付けする際は戦闘力の他に怪人討伐の実績、人助けなどの社会貢献度、大衆人気等が主な基準となる。
しかし、当時のランキング上位をキープするヒーロー達が束になってやっと倒せる災害レベル鬼(一つの街が機能停止あるいは破壊される危機)の怪人を単独で倒せる者がおり、
彼らがランキング順位に固執しないことから、戦闘能力に特化し個人で国が有事に編成する一個師団に匹敵する戦力と認めたヒーローに対してS級という別枠が設けられた。
野心を抱いてプロヒーローの門戸を叩く者は多いが、彼らが目指すのはA級のトップランカーまでで、S級ではない。
『S級は狂っている』 というのが一度は最強を目指した猛者を含めた世間一般の認識である。
(MUGENでたとえるならC~A級が弱~狂キャラ、S級が神キャラ、主人公が論外と言えば近いだろうか。)
S級に成るには上記の通り災害レベル鬼を一人で解決したり、災害レベル竜の危機を解決するのが基本だが、他にもA級1位から昇級したり、
サイタマの(自称)弟子であるジェノスの様にヒーロー採用試験において100点満点(筆記:50点 実技:50点)取って新人でありながら認定されたりすることもある。
(なお、サイタマも実技は文句なしの満点超えだったのだが筆記がボロボロだった為、ギリギリでC級最下位スタートとなっている)
現在は当項目のタツマキを含めた16名にジェノスが加わり17名がこのS級に名を連ねている。

+タツマキの過去(ネタバレ注意)
幼少時は養父母の下、妹のフブキとともに暮らしていたが、
7歳前後の頃に発現した超能力に目をつけられて謎の研究機関に引き渡され、妹とも引き離されてしまう。
3年間ものあいだ軟禁同然の生活と様々な実験を強いられていたが、次第に不信感を抱き始めたのか、
「超能力が使えなくなった」と称して反抗した際には独房に閉じ込められる。
その後、施設で合成獣が暴走する事態が起こり、逃げ出す研究員たち全員に見捨てられた挙句、
合成獣に襲われそうになったが、ブラストが合成獣を撃退。
ブラストはタツマキが超能力をあえて使わなかったことを看破しており、
タツマキに「いざという時に誰かが助けてくれると思ってはいけない」というアドバイスを伝え去っていった。
以後は妹とどこかで再会したのか、フブキが自分の下を離れるまで度が過ぎた過保護っぷりだったようである。

MUGENにおける戦慄のタツマキ

おやじ氏によって手描きD4グラフィックで作成されたものがあった。
竜巻や岩石などで遠距離メインで戦っていく感じのキャラ。
リフレクトによって遠距離攻撃を反射する事ができ、特殊やられにも対応している。

ちなみにイントロで吹っ飛ばされてるのはC級1位のヒーローである無免ライダー。
これ以外の登場演出がないので 毎回無免ライダーが吹っ飛ばされる が、
怪盗ジェイムズとの特殊イントロ(敵対時限定)では壁に落書きをしていたジェイムズを吹っ飛ばしている。

Air氏によって外部AIが作成されており、本体に同梱されていた。

現在は他のキャラとともに公開停止。

+大会ネタバレ
MUGEN祭 並盛りシングルトーナメントでは得意の遠距離攻撃主力戦法を生かし、3戦連続ストレート勝ちと順当なスタートを切る。
6回戦ではMUGENでも古参で意外にも勝ち進んできたコンバット越前とMUGENの歴史を感じさせる対戦が実現。
例の技 を受けて1R落とすもいい意味での弾幕試合を演じ、壮絶な遠距離合戦を制した。
その後、ブロック最強クラスを誇るクリザリッドを破りブロックを制覇、8強入りを果たした。
準々決勝では似たような浮遊系遠距離キャラルシェカとの弾幕合戦を展開、反射能力に苦戦するも遠距離投げを駆使するなどし死闘の末これを破った。
準決勝ではここまで圧倒的な実力で勝ち上がってきた古参の一角滅界覇王信長と対決、苦戦はしたもののS級ヒーローの力を駆使し魔王を葬り去った。

決勝戦で大会ダークホースであった羽衣乃との新旧手描き対決が実現。
1R目は圧倒されるも2R目はそれに報復するかのように圧倒し3R目に突入。近距離コンボと遠距離コンボのぶつかり遭いを演じ、一時不利に陥るもののワンチャンをものにして勝利。1024名ものが集う大会の頂点に立った。

この決勝戦は非常にハイレベルな戦いであったが、それ以上に3位決定戦の方がメンツの関係上決勝の存在感を食ってしまった感があるが…。

出場大会



*1
「タツマキさん」等下の名前だけで呼ばれる場合は"TORNADO"となる。
なお、関連グッズや『ヒーロー大全』では単に"TATSUMAKI"となっているが、これに関しての理由は不明。

*2
現時点でヒーローネームに本名が使われていると明言されているのはタツマキを除くと
A級ヒーロー17位の「雷光ゲンジ」、A級ヒーロー38位の「蛇咬拳(じゃこうけん)のスネック」、
タツマキの妹でもあるB級ヒーロー1位の「地獄のフブキ」の3名。



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