スパイク


ハズブロ提供のアニメ、『マイリトルポニー』の第4シリーズこと"Friendship is Magic"に登場するメインキャラクターの一人(一匹)
(ただしメインとなる六人(頭)のポニー達「メーン6」の数には含まれない、言わばマスコットキャラのような扱い)。
英字表記は「Spike」
同じハズブロの『トランスフォーマー』シリーズにも同名の地球人(スパイク・ウィトウィッキー)が登場するが、関係は無い。
勿論、姓がスピーゲルだったりもしない。

主人公トワイライト奴隷アシスタントを務めるベビードラゴンの男の子。紫色の体に緑色のモヒカントサカが特徴。
声優は、原語(英語)版では Cathy Weseluck 女史、ブシロード版では くまいもとこ 女史、シーズン3以降は 小場玲奈 女史が吹き替えている。
劇中やファンからもそのまま「スパイク」の名で呼ばれる。

本物語においてキーポイントとなるメインキャラクターの面々と、
ポニー達の王妃であるプリンセスセレスティアの間で行われる文通のやり取りにおいて、彼の吐く緑色の炎によって手紙の送受信が行われ、
トワイライトの代わりに手紙の代筆をしていたりと、物語の重要なポジションを担っている。


主人公トワイライトが魔法学校の入学試験を受ける際に、ドラゴンの卵を魔術によって孵化させるという課題が与えられ、
その際に起きたトワイライトの魔術の暴走により卵から孵ったドラゴンがスパイクである。
設定的にはトワイライトのアシスタントであり親友であるという事であるが、
実際の所は孵らされたばかりで身寄りのない彼をトワイライトの家族が養子として迎え入れたと思われ、
物語の舞台であるポニービルに移る前はトワイライトの実家において共に生活しており、
ポニービルに来てからも彼女と共に図書館で暮らしているという、友人というよりはれっきとした義姉弟のような間柄である。
実際の年齢は公言されていないが、おおよそ5歳くらいの小学校入学前であるという説も。
生まれた頃からトワイライトより愛情いっぱいに世話され、充実した教育を受け、幼児とは思えないほどのインテリな少年に育っている。

だがやはり幼児っぽさは完全に抜けてはおらず、KYな発言や行動によりトワイライトに叱られてしまったり、
アイスクリームの食べ過ぎでお腹を壊したりしている。

また、本物語においてドラゴンとは絶対的な力を持ち、なおかつ邪悪な心を生まれながらに備えている存在であり、
一時は幼児ならではの物欲が邪悪な本能を目覚めさせて暴走させ、一気に強大な暴君竜へと変貌させてしまった事もあり、
実はかなり危険な潜在能力を生まれながらに授かっているのだ。そんなもの孵化させるのを入学試験にしていいのか
しかしながら最終的にはドラゴンの本能を自らの意思により押さえ付け、理性によって本能の暴走を抑えるという芯の強さも彼は持ち合わせているのである。
いざという時はかなり度胸があり、ラリティを拉致しようとする犬の暴漢達から捨て身で庇ったり、
巨大狼モンスターからアップルジャックを守り、見事モンスターを撃破したりなど、かなりのヒーローたる器を持っている。
また、MLP世界におけるドラゴンは宝石が(食べ物的な意味で)大好物であり、スパイクもその例に漏れず宝石が大好物。
宝石を前にすると後先考えずに食べようとする悪癖があるらしく、よく宝石に釣られて色々やらされている。
普段は非常に有能で、事件解決の為の本を探し当てたりトワイライトの身の回りの世話をしたりと奴隷執事的な仕事をしているのだが、
何故か気合いが入ると途端に無能となってしまうという欠点がある。しかも本人の自覚が無いのでタチが悪い。
密かにマッチョ願望があるのか、鏡の前でポージングしているらしかったり、
「ラリティをかっこ良く助ける自分」のイメージ像が「ランスと鎧を装備した筋肉モリモリのマッチョドラゴン」だったりしている。
なお、物欲によって急成長した時も、トワイライトの魔法の暴走によって大きくなった時も、妄想の中でも、これまで翼の類は無かったため、
本編中では普通に翼のあるドラゴンもいる事もあり、種族的な特性と思われていた。
しかし後のシーズンにおいて実際の年齢よりも早いドラゴン思春期の発疹が出たのを機に、岩石状の蛹形態を経てついに翼が生えて来たのだ。
そしてドラゴン娘スモルダーの手ほどきを受け、アリコーン化したトワイライトと肩を並べて飛行できるまでになったのである。

ポニービルにやってきた際、美人ユニコーンのラリティに一目惚れし、それ以来ずっと彼女に恋焦がれている。
当初は一方的に思いを寄せていて、素っ気ない態度を取られたりもしたが、徐々に誠意が伝わり現在はとても親しく接してもらえるようになっている。
しかもコミカライズ版において彼女が邪悪な心に染まり、悪の女王ナイトメアムーンと化した際に至ってはなんと彼女の方よりプロポーズされ、
自分と他の友達どちらを選ぶのかを迫られた。
というように現在はほぼ両想いである事を匂わせる演出が目立ってきている。

ただ、MAD系統の動画においては他のメインキャラの面々から多少の児童虐待に近い扱いを受けるポジションに…。


MUGENにおけるスパイク

『Fighting is Magic』ではプレイアブルキャラ化されていないが、
トラウマガメラギマイラなど、手描き怪獣キャラの製作者として知られるzektard氏によるスパイクが2013年12月25日より公開中。
氏曰く「MUGENでスパイクを使いたいので自ら製作した」との事でシンプルな作りとなっている。
緑色の火炎ブレス攻撃やパンチ、尻尾攻撃といった、その小さな体一つで戦闘を行う。
しかしながら超必殺技の頭突き攻撃は非常に強力。射程は短いがクリーンヒットすれば6~7割近い体力を一気に削る事ができる。



出場大会

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最終更新:2023年06月09日 19:09