北上


「まー私はやっぱ基本、雷撃よねぇ」

DMMゲームスと角川ゲームスによるオンライン型ブラウザゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』に登場するキャラクター。
「ほうじょう」や「ほくじょう」や「きたみ」ではなく「きたみ」と読む。
台詞で本人が「きたがみ」って言ってるが、改二の新録で直ったので気にしない様に。
担当声優は『ゆるゆり』の歳納京子、『這いよれ!ニャル子さん』の暮井珠緒、
アイドルマスター シンデレラガールズ』の三村かな子等を演じる 大坪由佳 氏、
イラスト担当は吹雪や赤城などを描いたしばふ氏。レア度は銀色のレア。

このゲームでは他にも同じ重雷装艦の大井や航空戦艦の伊勢型等を担当している。
一応は球磨型なのだが、大井と北上は図鑑の順番が分けられており、イラストレーターと服装と声優も異なり、
球磨、多摩、木曾CVは長門型や島風等を演じる佐倉綾音氏。
ちなみに叢雲とそれ以外の吹雪型(特Ⅰ型)駆逐艦のように姉妹艦でも絵師と声優の違う艦娘は他にも登場する。

プロフィール(元ネタの「北上」)

旧日本帝国海軍の球磨型軽巡洋艦の3番艦として佐世保で建造。竣工は1921年。
比較的古い艦であり太平洋戦争開戦時には既に陳腐化していたことから、
大量の酸素魚雷を用いた飽和攻撃により絶大な火力を持つ艦「重雷装艦」に改造される。
しかし海戦の主力はすでに空母とその艦載機へと移り変わっていた上に
肝心の酸素魚雷の実戦における命中率が想定以下であることが判明したため、
時代遅れになってしまった北上は増設した魚雷発射管を再び減らされ主に輸送任務に準じることになる。
その後特攻兵器「回天」の運用艦に改造されるが、既に軍艦を動かすだけの燃料は残っておらず呉軍港空襲で大破、
戦後は復員支援の工作艦として用いられた後に解体された。

その他詳細は以下の動画にて詳しく解説されている。

原作における北上


「さぁーって、追い込みますよー。ついてきて!」

初期状態では普通の軽巡洋艦だが、LV10になることで雷装の能力が高い重雷装艦へと改造することが出来る。
この時点では少し雷装が高く改造前の軽巡洋艦並の耐久力しか持たない使いにくい艦だが、
更にLV50まで上げることで改二にすることが出来る。
こうなると雷装は戦艦の火力を上回るほどに上昇する……のだが、艦これの雷撃は通常砲撃戦の後でしか使用されない上、
「中破以上のダメージを受けた状態だと雷撃戦で攻撃できない」という仕様が仇となり、それまでの長い砲撃戦を耐えきらねばならず、
また装甲は改二まで改造してもやっぱりの部類なので、当初は「雷撃が強い軽巡」程度の認識でしかなかった。
更に言うと、軽巡全体の火力が低い上装備スロットも改二になるまで2つ(改二でようやく他の軽巡改と同じ3つ)しかないため、
火力を伸ばす装備の搭載も難しく、結果として砲撃戦の火力も伸び悩むという欠点がある。
本人の言う通り、当初は「難しい船」で、「微妙に活躍できない」艦だったのである。
+ 改造後はこちら

が、アップデートで「甲標的」を装備することで先制雷撃が可能になると状況は一変。
戦艦級の火力を持つその雷撃を開幕(航空戦の直後)から行えるようになり、
その結果開幕で敵のflagship空母(最強クラスの敵空母)を撃沈したり
flagship戦艦(フル改造済みの戦艦さえも一撃で中破させる最強クラスの敵戦艦)を大破させて機能停止に追い込むなんてこともザラ。
そして改二だと甲標的を積んでもなお2つ装備スロットが空くので、
装備次第では甲標的による開幕雷撃と夜戦における連撃もしくは大ダメージのカットイン魚雷を出せる条件を両立できる。
その結果素の雷撃火力の高さゆえに砲撃火力と雷撃火力の合計で算出する夜戦火力も大和型戦艦を追い抜いて最強クラスになり、
耐久力350のイベントボス艦・南方棲戦姫をオーバーキルするなんてことも頻発。
特に上位難易度の海域では、同じように先制攻撃で相手の露払いを行う艦種である空母が敵の対空強化によりロクにダメージを通せない中でも、
そんなの関係ねぇとばかりに先制で超火力を叩き出すため大暴れしてくれる。
もちろん通常雷撃、さらには夜戦でも攻撃機会があるので、八面六臂の活躍を見せる。

おまけに雷巡と言っても軽巡洋艦の分類なので、戦闘時の燃費も大型艦と比べればすこぶる軽い。
また、他の攻撃力の高い艦種、重巡洋艦や戦艦では手が届かない潜水艦に攻撃できるのも場合によっては光る
(しかも本人の対潜値もトップクラスなので、陣形さえ間違えなければ装備ナシでも結構戦える)。
高い汎用性と火力から、ほぼ同仕様の大井と並んで主力として扱う提督は大変多い。
と言うか、個人的な好みを抜きにすれば育てない理由はないと言うほどのバランスブレイカーである。
さらに大井に比べてレア度が低く、運が高く(=夜戦カットインを出しやすい)、性格もマイルドなのでさらに使用率は高い。
そのため改状態での「スーパー北上さま」の自称から取って、ユーザーの間では改二は「ハイパー北上さま」と呼ばれている。
その凶悪なまでの強さは2019年になっても未だにイベント最深部の主力を張り続けている程。

一応、開幕雷撃が普通に外れたり、当たっても相手が高耐久のボスやその取り巻きだった場合効果をあまり発揮しないこともあるし、
装甲は軽巡洋艦並のまま変わらないので紙装甲はそのまま、と言う欠点もある。
とはいえ、そもそも攻撃が外れるのは他の艦でも当たり前の話。装甲についても逆に言えば軽巡洋艦並は保っている上、
挙句に後半マップは敵火力インフレのせいで「やられる前にやれ、もしくは避けろ」が当たり前になるので、
これらも殆ど弱点と呼べる弱点ではない。というか装甲薄い代わりに回避はトップクラスだし……。
実際運営も強すぎると思ったのか、13年秋イベントマップでは雷撃値無効のボスが登場してあまり活躍できないようにしたり、
ボスの体力が跳ね上がって雷巡でも一撃で落とすのは無理というレベルになったりした。
尤も、前者は「運ゲー」としか言いようがないほどのマップ調整で酷く不評を買った上、雷撃を主力とする他の艦まで巻き込まれ、
後者は逆に北上・大井無しのクリア難易度が跳ね上がるなど、あまり功を奏しているとは言い難いのだが……。

その後改二で同じ重雷装艦となった木曾は雷撃値が大きく抑えられてバランスが調整されているのだが、
結果として北上姉妹の代替にならなくなってしまい、余計にこの艦の貴重さを強調する事になった
(木曾改二にもあちらなりの強みはあるのだが、運用上は北上・大井の劣化に近い)。
流石にこのままではマズいと思われたのか、2014年2月のアップデートでは北上・大井の各改二の燃費が下方修正され、
弾薬を空母並に消費するようになるという直接的な調整が取られる事になったが、運用には直結しないので気休め程度といった具合。
あまりに露骨な優遇のため、運営の愛の暴走結果と言われる事も多かった。

その後、直接の調整ではないが2014年4月のアップデートで「弾着観測射撃」が実装。
条件を満たした戦艦・巡洋艦クラスが使用できる強力な攻撃なのだが、
雷巡はその条件を満たすことができず、相対的に軽巡・重巡との差が縮まる形になった。
また最近はマップのルート固定に「特定の艦種である」ことが求められたり高い索敵のパラメーターを要求されることが多いのに対して、
前者は雷巡がルート固定に指定されることは殆ど無く、後者も雷巡は素の値が低い上に索敵を上げる装備を入れる余裕が無いため、
「雷巡がいれば軽巡他はいらない」という状況は(一部の軽巡の改二実装と合わせて)晴れて解消されることとなった。
現在でも「代替不能な強力ユニット」という立場こそ変わらないが、バランス面で槍玉に挙げられることは大分少なくなっている。
なおマイナス調整だけされているわけではなく対潜値もなぜかやたらと高かったため、
先制対潜が実装された折にはレア装備があればLv99でも先制対潜と先制雷撃を両立できるようになっていたりする。
(この場合木曾と違って爆雷は積めないが。しかし主戦力なのでケッコンしてることも多く、その場合爆雷も積める。

なお、「雷巡」という艦種は前述のとおり旧型艦再利用による特殊な産物のため、
史実では世界中でも北上と大井しか存在しない(木曾は計画のみ)。
そのためゲーム中でもほぼ数を増やしようがなく、今後も雷巡の性能の話題イコール北上大井あと木曾の話題とみてほぼ間違いない。
一方で敵の深海棲艦の方は雷巡が(チ級のみとはいえ)わらわらと湧いてくるのだが。

ちなみに先に述べたとおり、LV10と比較的低いレベルで重雷装艦に改造する事が可能なのだが、
その際に強力な雷撃装備の「61cm四連装(酸素)魚雷」をデフォルトで2つ装備してくるため、
序盤では既に北上を手に入れた提督が2体目以降を手に入れた際、レベル10まで育ててから装備を剥ぎ取り、
近代化改修の素材として回される……なんてこともしばしば(俗に言う「十二鈴」と同義*1)。
なお、改二にすると最高クラスの雷撃装備「61cm五連装(酸素)魚雷」をデフォで一つ装備してくる(同じ雷巡の大井、木曾も同様)。
ただしこの魚雷、史実では島風の専用装備なのだが、彼女は改装しても四連装止まり。何故だ
(改装レベルの高低を鑑みての仕様なのかもしれないが……)。
ただし元の雷撃値が既に十分すぎる上に「甲標的」が開幕雷撃のために必須という事情から、
大抵は取り外されて他の駆逐艦とか潜水艦に回されることになる。
この兵装の図鑑説明だといかにも大井や北上に装備してくださいな文章だった?気にするな!
この装備は未だに開発できず、より上位の魚雷は限定品だけ、改修(装備の強化)する場合同装備を消費するため、
改二まで育てて牧場する剛の者もいる。実際雷巡は育成が容易な艦種に入るので、複数育てるのも比較的容易ではあるのが救いか。

性格の方は非常にゆるーく気だるげな口調が特徴的。
自分で自分に様付けしてみたり、MVP台詞でカッコつけた直後に3秒と持たず本音が漏れたり、
秘書艦での時報役にたった1時間で飽きたり、轟沈台詞でおどけてみたり*2と、若干マイペースでお調子者な面をよく見せる。
かと思えば妙に冷めた自虐的な台詞も多く、口調のおかげもあり飄々として掴み所のない印象を受ける。
駆逐艦をウザがっている台詞があるが、対象が味方のなのか敵のなのかは不明。
2周年記念ボイスでは2周年を祝おうとしたところ何故か駆逐艦が集まってきて悲鳴を上げているので、少なくとも味方駆逐艦は含まれていると思われる。
(基本的に2周年ボイスは提督や仲が良い艦娘と祝う流れになるので、ここで出てきた駆逐艦が敵だというのは考えにくいそもそも母港ボイスだし)。
しかし、駆逐艦娘達が北上のところに集まったという事はむしろ彼女達には慕われているのではないだろうか。
他にもノベライズ作品『とある鎮守府の一日』では駆逐艦娘達相手に魚雷についての講義をノリノリで行い、
真面目に聞いている駆逐艦娘達に「あんた達はいつもはウザいけど」と言いつつ喜んでいたりと、
駆逐艦嫌いも案外口だけではないかと思える解釈もされている。
後に駆逐艦よりもさらに幼い容姿の海防艦の艦娘が登場したが、大方の予想通り彼女らにもなぜか懐かれ、やっぱりウザがっていた。
史実では使用することはなかったが、特攻兵器である「アレ」は絶対に載せてほしくないと真面目に頼んできたりもする
(運営も今後の実装予定は絶対にないと言い切っている)。

同じ球磨型の艦娘で共通した性能を持つ大井とは仲が良く、互いに「大井っち」「北上さん」と呼んでいる。
数々の台詞から北上は提督を嫌っているという訳では決してないのだが、
秘書官にしてクリックすると 大井かと思ってまんざらでもない反応を示したら提督だと知って冷めた反応に変わったり *3
あちこちで大井に関連した発言をしていたりする。
他方で大井はというと、ダメージを負って入渠すると提督に小声で悪態をついたり(直後猫を被るが)、
改二で放置すると北上かと思ったら提督だと知って冷めた反応を示した後「提督愛しています」と言い出すなど、
北上への愛がかなり重く深いところまで来ている(かつ提督をあまり好んでいない様子)ようで、ファンからはガチレズ扱いもしばしば
(尤も、秘書艦にすると北上と提督の双方に「何か」を混入したカレーを食べさせようとしたり
 ケッコンカッコカリの際には「北上さんじゃなくて私を選んでいいのか(意訳)」と忠告した上で「 私を裏切ったら沈める
 と若干ヤンデレな言葉で応じてくれる為、一応好意はあるらしい)。
そのため素の性格と合わさってクレイジーサイコレズ呼ばわりされることもしばしば。
というか、生みの親であるしばふ氏にすら言われている
挙句には こんなネタ まで生まれているあたりがその扱いを象徴している。
おまけにアニメ版においてすら「他の艦娘が北上に近付いただけで嫉妬する」という完全なガチレズだったため、
上記botが一時期停止する事態にすらなったとか。
+ 大井っちはともかく北上様はアニメでどうだったのよ?という未視聴の人の為に
アニメ北上の方はというとマイペースキャラなのは相変わらず。大体は原作通りである。
だがどちらかというと大井に比べて主張や言動が控えめになってしまい、
初見から見たら「大井の隣にいる良く分からないが大井に溺愛されている存在」という程度になってしまっていた。
最終回では別行動となった大井がいない事に気付いてやや気を落としたり、
ピンチの際にいない大井に助けを求めたりしている(まあこの後大井はドロップキックを敵にかましながら登場するのだが)。

大井好き界隈程ではないが北上好きの間でもアニメの彼女は首をかしげるような評価であり、
「艦娘へのタッチでふざける提督や時々暴走する大井を、ゆるい態度のようでちゃんと御すしっかり者」
という原作ゲームの台詞等から察することが出来る彼女に漠然とあった「やる時はやるタイプ」なイメージから微妙に外れてしまったとも。

このことに対する批判が影響してか、劇場版においては北上がメインで喋るようになり、
逆に大井は殆ど台詞がない北上の隣にいるモブキャラ的な扱いになっていた。
言うても北上の出番が多かったわけでもないし、作中の9割方ドシリアスの劇場版で大井に暴走されても困るので黙らされたとも言える

また、長良型軽巡の阿武隈からは演習中に衝突したという史実があるためか好かれていない模様。
阿武隈をタッチしまくると「提督、ちょっと北上さんみたいです」とか言われるぐらいに。
史実では阿武隈の追突による事故=加害者は阿武隈だし、北上はそれで大破しちゃったんだけどね。
サービス開始時から実装済みの北上に対し、阿武隈は後から新規追加された形なので、
長らく北上の方から阿武隈についてゲーム中で言及される機会がなかったのだが、
2014年10月10日のアップデートで新規追加がされた時報ボイスでは阿武隈に声をかけて逃げられるというものがあり、
どうやら北上の方は阿武隈について特別嫌っているということはないようである。
なお同時に追加された大井のボイスではクレイジーサイコレズっぷりが余計際立つことに
さらに2015年の梅雨限定ボイスでは北上の口癖が阿武隈に移っているため、実際にはそれなりの交流があるらしい…のだが、
よりにもよって「駆逐艦ウザイ」を史実での自分の部下達に言ったため、物議を醸す羽目になった。
北上も「駆逐艦ウザイ」と言いつつ駆逐艦娘達から慕われてる節がある事を考えると深く考えたら負けのような気がしなくもないが

以上の点から、公式四コマやアンソロジーコミックなどゲーム以外の二次創作では、
北上の方も大井好きなレズ扱いだったり(大井に比べると割合は少ない)、阿武隈とは険悪な関係にされたりという扱いが多い。

+ その他余談
改造すると魚雷発射管の本数が増えたり服装が変わったりするのだが、このことをネタにしてコラにされることも多い。
右手に持っている砲塔をじょうろ扱いされたり、魚雷をエビフライに変えられて「エビフ雷装艦」とかにされたり
詳しくは こちら とか こちら 参照。
件のエビフ雷装艦コラの作成者が見覚えがある?気にするな!

戦闘力に関しては、振れ幅の大きい軽巡洋艦娘の中でもかなり小さめ。
相方の大井が服の上からはっきり大きさがわかるほどあるのとは対照的である。
アニメ版で水着姿を披露した際には何故か大井よりも大きめに描かれており、画面の前の提督からは、
性格の違和感と合わせて「うちの鎮守府の北上さんと違う」という意見が相次いだ。

改二になるとヘソ出しになるなど露出度が増える(おまけに中破すると下着が見える)北上だが、
担当イラストレーターのしばふ氏はもっと露出を増やしてほしいというリクエストに対し、
肌色があればいいってもんじゃないでしょう 」と返したとのこと。

また、北上のポーズがしゃがんでいるように見えることから、漫画家の今田秀士氏が、
DIOに近づいてひたすらしゃがみパンチを連打している北上のイラスト Twitterでアップロードしてたりする。
なお、今田氏は艦これのアンソロジーコミック(横須賀鎮守府編)にも漫画を掲載している(流石に上のネタはないが)。

その他、漫画『這いよれ!スーパーニャル子ちゃんタイム』では中の人ネタとして、暮井珠緒が北上のポーズを取るコマもある。
が、肝心の本編はクー子が艦これをパロったゲーム御これをやってた程度で、珠緒は一切ネタにしないまま完結してしまった

あとそれを北上さんと言い張るのはやめろ!


「なんかでっかい改造の話もあるけどさぁ、
          私はこのままでも、けっこう気に入ってるんだけどなー」


MUGENにおける北上

+ way-oh氏製作
  • way-oh氏製作
way-oh氏による手書きの北上さまで、見た目は軽巡洋艦のノーマル版。
木曾と同じく一枚絵の状態から戦う、所謂ペラペラ勢
しかし製作者の画風が強く出ている響達と異なり、こちらは原作のしばふ絵を忠実に再現したドットである。
そのため上のgifではしゃがんでいるが、これがニュートラル。しゃがんでも変わらないが内部ではちゃんとしゃがんでいる。
ちなみに移動のときもこの態勢のまま前後に高速移動する。
響や叢雲といった駆逐艦相手には特殊イントロを搭載。ただし向きによってはフキダシのセリフが鏡映しになってしまう。
しかし、ゲームから音声データ画像を抜き出して使うことは公式側から禁じられており、
過去にもゲームの音声が使われているキャラの動画が権利者削除された事例もあるため、
手描き&無言にせざるを得ず、MUGENに存在する艦娘はみんなMUGONでボイスパッチも作られていない。

響と同じく行動に燃料と弾薬を消費し、ストライカーとして相棒の大井を召喚可能。大井召喚中は燃料が多めに消費されていく。
夜戦は無いが、給料艦「間宮」を召喚することで一定時間燃料弾薬を気にせず行動することが出来る。
ゲージ技の類は燃料や弾薬の回復(および間宮)だけで、超必殺技なども全て燃料や弾薬の消費で行う。
その中には前述した今田氏のイラストを再現した 執拗にしゃがみパンチを食らわす があったり……。
初期状態ではlife1000だが、原作通り def63 (北上改二の装甲は63)のため、守備力面でもペラペラ。
原作では彼女より夕張と比べても脆いため攻められると一瞬で死ぬ。
デフォルトAIは搭載されていない。某氏の外部AIが小物ロダにてあげられていたが、現在削除済み。

+ REDWAVE.s.t氏製作
  • REDWAVE.s.t氏製作
現在は公開停止。
最初はエイプリルフールネタで同氏が公開しているちびまるこちゃんを改変したものだったが、
作るのに時間をかけ過ぎて4月も終わってしまったため、正式に公開となった。
ちびキャラと通常キャラの中間のようなキャラであり、
主砲や魚雷で攻撃する。魚雷は3発同時に打つことも可能。
艦これキャラお約束の原作風ゲージを搭載しているが、同作出身のキャラでは珍しく
「燃料」と「弾薬」ではなく「主砲」と「魚雷」のゲージを搭載している。

北上のストライカーだった大井もキャラとして独立。特殊イントロはもちろんのこと、
アニメのOPで披露した合体技(通称「レズコプター」)が専用の超必殺技として搭載されている。

なお改変キャラとして、基本性能を高めて、ストライカーを吹雪にした初雪も存在する。
本来は北上の方が圧倒的に性能が高いはずなのだが
現在はこちらも入手不可能。

ニコmugen的には 某夫氏の嫁(2013年12月現在) またか。
どのくらい好きかといえばレベルカンスト改二とレベルカンスト寸前の改二はじめ、
その他にも改二、改、ノーマル等を複数所持(しかも比較的高レベル)
する程度。・・・・すごい漢だ。


「いいねぇー、シビレるねぇー! ありがとね♪」

出場大会

出演ストーリー



*1
各種ドロップや建造で比較的入手する機会が多い軽巡洋艦「五十鈴」を利用したプレイスタイルの俗称で、
入手のし易さとは裏腹に「レベル12と比較的早い段階で改造可能」「その際に有能な装備をデフォルトで3つ所持
更に近代化改修の素材としても非常に優秀」という利点から、運よく入手した五十鈴をレベル12で改造したら、
デフォルト装備を剥ぎ取って確保、主力艦隊のステータス上げ要員として用いる……というやり方。
北上改に関しても初期装備の他、雷装が結構多めに上昇する為、近代化改修の素材としては有能だったりする。

ただこの手の「牧場」プレイは稼ぎのノウハウが確立しておらず、
さらに稼ぎやすい海域が実装されていない頃の古参プレイヤーの工夫によるものである。
現在は装備開発も近代化素材集めもノウハウが確立されており、利用価値は低下している。

一応、五十鈴の場合は彼女を素材にして上がる対空の改修素材が序盤では非常に少ない(進んでも希少性は高い)上、
持ってくる電探がそこそこレアな点(性能自体はいまいちだが「うずしお」対策にはなる)、
何より遠征の軽巡洋艦枠に入れておけば負担なく経験値を稼げる点などから、まだ牧場プレイを行うユーザーも少なからずいる。
しかし北上の場合は改造時に持ってくる酸素魚雷は大抵の艦が改造時にデフォルト装備、雷装を上げるための改修素材も集めるのが容易、
そもそもレアリティが微妙に高いので集めにくいといった事情から、現在では北上を対象に牧場プレイするユーザーは、
前述した改二の五連装魚雷目当てなら兎も角、第一改造時の四連装魚雷目当てとしてはほぼ皆無となっている。

*2
このゲームにおいて艦娘は轟沈時には専用の悲壮な台詞とともに沈んでいく。
その内容は沈むことへの無念や満足、姉妹艦への心配、ただ唖然とする、提督や敵へのメッセージなど艦娘によって様々だが、
北上の場合、来世でも新しい艦に生まれ変わりたいという願望を語る。
最初の台詞だけ聞くとまだ物悲しさを感じる内容に思えるのだが、実はその願望の内容は北上自身の改造段階と共に、
「重巡がいいなー」→「やっぱ戦艦でお願いします」→「やっぱ空母で…」とちゃっかりランクアップしていくのである。
しかも口でわざとらしく「ガクッ」と言いながらだったり、改二のラストで「いっかなー工作艦とかでも」と、
結局史実通りになるというオチをつけるなど、彼女の轟沈台詞だけ全艦娘を通じてほぼ唯一のネタ台詞になっている。
おまけに各段階でいちいち轟沈させないとネタの全体像がわからないという妙に凝ったつくりで。
いくらマイペースでもおふざけが過ぎるという見方もあるが、これも最期の瞬間まで提督を心配させまいとする、彼女なりの気遣いなのかもしれない。
なお、一度だけ轟沈を回避できる効果を持つ「応急修理要員or応急修理女神」(通称ダメコン)を装備していると、
「轟沈台詞を言う→ダメコン発動」というプロセスを経て轟沈から復帰してくるので、艦をロストすることなく轟沈台詞を聴くことが可能。
尤も、ダメコンは課金orごく一部の任務報酬or期間限定海域の突破報酬でしか入手できない貴重品なので、轟沈台詞を聴く為だけに消費するのは少々覚悟が要るが。

*3
「同性である大井からのスキンシップは笑って流すが、異性の提督に触られたらセクハラなんだから嫌悪感を示すのは当たり前では?」
と思うかもしれないが、「艦これの提督=プレイヤー」であり、決まった人物像を持っていないため性別も不詳(可変)である。
公式アンソロジーでも提督は男性の比率が多いものの、女性提督として描写されていることもある。
まあ同性だろうとセクハラは成立するし、他の艦娘の反応を見る限りでも触りまくっていたり一緒に風呂に入ろうとしたり執務室に岩風呂と脱衣所を用意できたり
挙句には潜水艦の水着(スク水)を指定したりと、色々とアレな人物なのは間違いないが。

提督の容姿については一切ゲーム中に出てこないし、艦娘も言及することはないが、
アンソロジーなどでは海軍ということもあって大体白い詰襟ジャケットと帽子であることが多い。
顔についても既に述べたように女性だったり、若い男性だったり、渋い中年だったり、あるいは老人だったり、人間じゃなかったり、
はたまた「T」の形をした顔だったりと作家によって様々。
アニメ版においては徹底して存在はしているが姿は映さないし声も出さないという方針が取られており、
ある意味アニメ版ではしっかりビジュアルと声を公開する上記の「T」の形をした顔の元ネタとは真逆の扱いである。ファンからの評価も真逆


最終更新:2023年04月16日 16:19