時雨(艦隊これくしょん)


「雨は、いつか止むさ」

DMMゲームスと角川ゲームスによるオンライン型ブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』の登場人物。
担当声優は谷邊由美氏(アニメ版では「タニベユミ」名義)。ゲーム中では白露型1~4番艦、軽巡洋艦「由良」の声を担当されている。
輪刀を振り回す妖怪の医者ではない。某名無しの6Bとは同じ由来ではある。
担当イラストレーターは玖条イチソ氏。氏は他にも白露型数隻と潜水母艦「大鯨」及びその改装艦を描いている。

プロフィール(元ネタの「時雨」)

旧日本帝国海軍の白露型駆逐艦の2番艦として建造。
様々な作戦に参加しながらも生き残り続け、その中でも二度も艦隊が全滅する中生き残るその幸運から
「呉の雪風、佐世保の時雨」と、かの異能生存艦として有名な雪風に並ぶほどの武勲艦として讃えられた。
しかし終戦を目前にした昭和20年1月、輸送船護衛任務中に潜水艦の雷撃を受け沈没した。

その他、史実の詳細は以下の動画で詳しく解説されている。

原作での時雨

ゲーム中でのレア度はコモンで、性能も至って普通の駆逐艦である。

外見的にはセミロングのおさげの髪型に他の白露型駆逐艦と共通のセーラー服を着た大人しい娘と言った感じだが、
他の姉妹と違って右手にだけ手袋をしているのと背中に連装砲を背負っている。
特に後者のためプレイヤーからはしばしば「ガンキャノンと呼ばれたりもしている*1
絵師によると背中にマウントしているだけで戦闘時は普通に手に持って使う手持ち武器とのこと。
実際にカードゲーム『ヴァイスシュヴァルツ』のイラストでは中央から分割して逆手持ちで使うことが判明している。

性格は大人しく物静かな雰囲気の僕っ子。幼い所が多い駆逐艦の中でも、特に大人びた性格をしている。
これは先述の艦隊が全滅するような海戦を2度も経験したが故に達観しているせいと言われている。
また自身の名前の影響なのか、はたまた先述の海戦でも撤退時に雨に助けられたせいか、雨に関連した台詞が多い。

と、ここまでは数あるコモン駆逐艦娘の1人でしか無かったのだが、
史実での幸運艦ぶりとは裏腹に(同様の幸運艦である雪風とは違って)運も普通だったりしたため、
史実と性能が乖離している(=テコ入れが期待される)キャラとしてしばしば名が上がっていた。
そして改二の実装が始まると第二弾として姉妹艦である夕立に改二が実装されたことから、
時雨改二も近いうちに実装されるのでは?という憶測が広まっていった。

そして噂通り、後のアップデートで改二への改造が実装され、史実の武勲に見合った性能へと強化された。
改造Lvは60と高いが、いずれのスペックも駆逐艦としては全体的に高性能となる。
その中でも幸運艦ということで運は一気に50(改造前の雪風並)へ上昇、
夜戦になると高確率でダメージ倍率の高いカットイン攻撃を叩きだしてくれる。
また史実でも最終的には対空兵器を多数追加して防空駆逐艦といった趣となっていたことを反映して対空も一気に上昇。
結果夜戦カットインを打ちやすいオールラウンダーといったキャラとなった。

対潜値も高いので、他の多くの改二よりレア装備を1つ少ない状態で先制攻撃が可能。
弱点は火力面の低さで戦闘に向かない睦月型や海外艦を除けば改二で下から3番目タイであり、
レア装備満載で夜偵発動時カットインという最大倍率でも火力が上限に届かなかったり、
回避の成長率が極端に低く、Lv99では改二で上から3位の回避がLv150では下から3位まで落ちたりする。
初期運も非常に高いが、実は上限はそんなに高くないのでどちらかというと即戦力なタイプ。

見た目も大分中性的だった改造前と比べて、少し大人びて女の子らしさが上がり、
また姉妹艦である夕立改二とお揃いで髪の毛に犬耳のようなはねっ毛がつき、アホ毛が追加される。
さらに史実で戦友だった戦艦姉妹のものに似た髪飾りをつけるようになるなど史実要素もきっちりカバー。
勿論中破時のイラストも新たに描きおろされる。 大人っぽい黒だよやったね!
加えて改二としては初の時報ボイス(秘書艦にしていると特定の時間に各時間固有のボイスを喋ってくれる機能)が実装されるなど
ビジュアル面でも性能面でも大幅な強化が施される改造となる。

また時雨改二を語る上で外せないのが、描き下ろしの期間限定イラストが豊富なことだろう。
2014年12月に他の艦娘共々、時雨改二のグラフィックが期間限定でクリスマス仕様のものに差し替えられたのを皮切りに、
15年2月のバレンタイン仕様グラ、15年8月の水着グラ、16年3月のすき家コラボグラフィック、16年11月の秋刀魚祭りグラ…
といった具合に、白露型の姉妹の中では妹の夕立共々妙に優遇されている傾向にある。
+ クリスマス&バレンタイン限定グラフィック
なお期間限定ボイスにも非常に恵まれており、期間限定ボイスが実装される場合は
高確率で時雨もしくは他の白露型姉妹に期間限定ボイスが追加されている。

上述の扶桑型姉妹の他、満潮と最上らは史実において「西村艦隊」に在籍した縁のある間柄であるが、
ゲームを有利に進める上に必要なアイテム入手の為のクエストには、彼女らで艦隊を組み難所に挑むというものもある。
そういう意味でも、早い段階で駆逐艦枠の主力として育成して問題ない艦娘と言える。

また、同じ絵師がデザインを担当した軽空母「龍鳳改」は、胸元にネクタイを二本締めているが、
これは史実で時雨が龍鳳の随伴艦を務め、またその最期の出撃を見送られる事に起因していると推察されており、
これもまた、時雨改二が戦艦姉妹の髪飾りを付けているのと同様に、実質的な彼女の形見とも受け取れる。

PSVita版『艦これ改』では、睦月や大潮ともども初期艦の一人として加えられた。

アニメ版では第5話に他の白露型と一緒にモブとして登場している。
声の出演にはタニベ氏が演じた登場人物としてクレジットされており、ガヤに近い形で声が入った模様。


MUGENにおける時雨

藍川悠山氏による手書きのものがドット絵板で公開されている。公開場所はNo.7439から行く事が可能。
また下の紹介動画からも公開先に行ける。

外見は改二のもので、以下のシステムが搭載されている。
削り効果のある遠距離攻撃で立ち回り、相手を近づけさせない戦い方をコンセプトにしている。
しかし耐久力は低め。近接攻撃は弱めだが、相手との間合いを離すことが出来る。
原作での対空能力が高めなのを意識してか対空攻撃が豊富。
ちなみにブリスを受けると改造前の姿に変わる。
本体最新版は2015年3月31日更新の1.03版。
win版で異様に動作が重くなる問題を解消した1.03(改善版)も公開されている。

AIは搭載されていない。
外部AIは、某氏のが語るスレ用小物ロダにあげられていたことがあったが、現在削除済み。
他には、ちぃたま氏のAIがOnedriveと小物ロダで公開されており、こちらは最新版に対応している。
AIレベル(7段階)・主艤装レベル(4段階)・副艤装レベル(15段階)が搭載されており、
説明書に詳しくレベルごとの仕様が書かれている。

+ 特殊システム

「この勝利、僕の力なんて些細な物さ。
 この雨と…そう、提督のおかげだよ」


出場大会



*1
他の姉妹と異なり時雨だけ連装砲を背負っているのは先述した史実での艦隊が全滅した出撃の際、
共に出撃し戦没した戦艦である扶桑および山城の装備を意識しているとプレイヤー間では言われている。
詳細は各自検索して貰えば分かるが、こちらもこちらでガンキャノンどころかデンドロビウム呼ばわりされる凄まじい見た目である。