木曾


「木曾だ、お前に最高の勝利を与えてやる」

DMMゲームスと角川ゲームスによるオンライン型ブラウザゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』に登場するキャラクター。
担当声優は佐倉綾音氏で、ゲーム内では島風などの声も当てている。
なお、地味に間違いやすいが漢字表記は「木曾」であり、「木曽」ではない。
イラストの艤装には「木曽」と書いてあるだろって? 誰にでも間違いはある
担当絵師が溺愛しているどこかの舟幽霊に似ているのは気のせい。そもそもこっちは髪がセミロングだし。

プロフィール(元ネタの「木曾」)

木曾(きそ)は旧日本海軍の球磨型軽巡洋艦5番艦。艦名は、東海地方を流れる木曽川に由来して命名された。
1921年、竣工。竣工後はシベリア撤兵や日中戦争に参加していたが、太平洋戦争開戦後は第5艦隊所属として
北方作戦に従事することとなり、1942年のミッドウェー作戦に伴うアッツ島・キスカ島攻略作戦や
翌年のキスカ島撤退作戦へ参加した。その後は主として輸送任務に就いた。
その最後はフィリピンのマニラ湾で航空機から攻撃を受け大破着底した。
ギリギリ上甲板が海の上だったため沈没認定が中々出ず、乗員は毎日木曾まで通い対空機銃で警戒をしていたとか。

なお姉妹艦である北上・大井同様に重雷装艦として改造する計画があったものの、
改造に必要な資材の不足からか最終的には改造されることがなかったといったエピソードを持つ。

原作での木曾

ゲーム中のレア度はコモンで入手しやすい。
見た目は球磨型姉妹上二人(球磨、多摩)と同じ白いセーラー服、右目に眼帯といった格好。
だが上二人とは違って白い帽子かぶってる上にスカートだったりで意外と乙女。
性格の方は勇猛果敢で男前。提督への気遣いも出来る上、おさわりに対して「スキンシップも大事だ」と返すなど器も大きい。
普通に考えれば、眼帯・一人称「俺」の男口調・でも意外と乙女 ・っていうか中二病じゃね? とそれなりに濃いキャラ付けがされているはずなのだが、
同じ球磨型姉妹がクマーニャースーパー北上さまにクレイジーサイコレズとやたらとキャラが濃すぎるせいで
常識人・苦労人な末っ子ポジションになることも。実際、ユーザー数20万人突破の感謝家具が配布された時も姉二人が
クマー」「ニャー」と鳴いたせいで続けて「キ、キソだキソー!」と言わされたりしている。
あと、姉妹ネタで比較的露出の多い天龍とキャラがかなりの部分被ってるのが……
…が、実は長姉の球磨も語尾から「クマ」を取ってみると間違いなく木曾の姉と評される程の武闘派イケメンになるという話があったりする。
だからやっぱり木曾も語尾に「キソ」とつけるといいクマー
ちなみに、2013年12月24日にクリスマスイベント限定の台詞が用意された数少ないキャラの一人でもある。
そこではクリスマスケーキを「甘過ぎるッ!」と滅茶苦茶力を込めて叫びながら(嬉しそう)に食べていたりする。

性能としては、素の軽巡では最強の性能を誇る姉の球磨に隠れてはいるがそこそこに性能の高い軽巡として序盤は活躍してくれる。
また他の軽巡と同じくLv20で改造可能。そしてこれまた他の軽巡と同様、本人は要らないと拒否しているのに水上機を持ってくる。
(史実では水上機用格納庫も使われておらず、その結果改造時に水上機用カタパルトを撤去している)
しかし所詮は軽巡、敵が強化され性能が追いつかなくなるために史実通り遠征艦隊として活躍させる提督も多い。
とは言うものの先述の史実から軽巡の改二候補としてしばしば名前が上がっており、
実際に他キャラの各種改二の実装が始まると重雷装艦木曾はいつになるのかと期待されていた。

そんな中アップデートでついに木曾にも改二が実装され、史実では計画倒れに終わった重雷装艦への改造が可能となった。
ただし、史実では計画倒れなせいか姉の大井からは重雷装艦扱いされていなかったりする。姉ちゃんひでぇと思うべきなのか、
大井っちが提督のプロポーズを受ける場面で名前が挙がって泥沼にならなくて良かったと思うべきなのか…

改造可能LVが65と少し高くはあるが、元々バランスブレイカーとして猛威を振るっている重雷装艦であったため
わざわざ育てる甲斐のある魅力的な強化である。
ただ流石に前の二人でやり過ぎたと思ったのか雷装の値はかなり抑えられており(といっても重雷装艦以外と比べればトップレベル)、
その分他の性能は(軽巡洋艦としては)非常に高いレベルであり、特に対空の高さが光る。
……が、雷装の値を削られた結果、雷巡として要求される先制攻撃で敵の数を減らす能力が落ちており、
また姉2人に比べて高いステータスも対空に対潜といった半ば死にステータスであるため、
姉たちの運用コストがアプデによる修正で悪化する中で据え置かれるといった措置を取られるてもなお、
殆どの面で姉2人の劣化といった評価をされることが多かった。
一応現在は先制対潜攻撃実装によって高い対潜のおかげで姉2人よりも早く先制対潜できるようになる上、
ケッコンカッコカリ(課金アイテムによりレベル上限開放)をせずとも無理なく先制対潜と先制雷撃を両立できることから、
姉2人とは一応の運用上の差別化ができるようになっている。
姉2人もレア装備使えば先制攻撃両立できるし使用頻度的にケッコンしてる率も高いからそこまで有利でもないけど。

外見の方もどこかの有名海賊漫画のようにマントを羽織り軍刀を手にして勇ましさが更に上がっている。
それまでの改二が おっぱい増量などの 可愛さ向上に重点を置いたイラストが多い中で
木曾だけが格好良さを大幅に増したイラスト変更になっているのが非常に印象深い。
本作は女性プレイヤーも存外多く、ケッコン実装時には木曾は女性提督からかなり求愛されたらしい。
また艤装の方も姉二人と同じく強化されただけでなく、史実でまとった北方迷彩を纏うように。
ちなみに中破時には眼帯が外れ、傷跡のついた金色の右目が見えるようになる。

なお、改造前と比べてかなり絵の雰囲気が変わっているものの担当絵師は同じである。
最初期のイラストは1年以上前のものらしいので絵柄も変わろうというものである。

他の艦娘との繋がりとしては、史実上で縁のあったとされている三式潜航輸送艇「まるゆ」*1の台詞上で名前が挙がっており、
まるゆの時報にて提督にカレーを作るよう言われて四苦八苦するまるゆの前に颯爽と登場、
「お前に最高のカレーの作り方を教えてやる」 まるゆにカレーを伝授し、無事彼女の任務を完了させた。

戦闘力は改造前・改二共にやや判別し辛いものの、ゲーム内における彼女の立ち位置が立ち位置なだけに
少なくとも大きい訳ではないという認識がプレイヤーの総意といったところか。

+メディアミックス作品での扱い
4コマ漫画『吹雪、がんばります!』ではまるゆ登場以降、実質的に彼女の保護者的な立ち位置に落ち着いている感があり、
単行本書下ろし分のエピソードにて自分の部屋に彼女を居候させている事が判明している。
そのため潜水母艦が着任する回ではまるゆが潜水艦寮に入り浸りになってしまい随分落ち込んだ事も……
余談だが、先述の木曾改二のグラフィックを未来予想図として姉達に見せたら、
多摩「それはちょっと…中二っぽいニャ」
球磨「クマは良くわからないクマー?」
大井「私達、そういうのじゃないから」
北上「眼帯な上に外套と刀はちょっと…」
と(話を逸らした球磨を除いて)大不評だった。
「ウソだろ…めちゃくちゃカッコイイじゃねえかよ…」

テーブルトークRPG『艦これRPG』のリプレイ『願いは海を越えて』では河嶋陶一朗氏がプレイヤーを担当。
氏のアドリブ染みた独自設定もあってか、妙に中二病的なキャラクターになってる感もある(特に第2巻)。

小説『とある鎮守府の一日』では密かに飼っていた猫に対してキャラ崩壊レベルの口調になっていた。

小説『陽炎、抜錨します!』では5巻で初登場。
阿武隈やまるゆと共に幌筵泊地に所属しており、北方海域の制圧支援で派遣された第十四駆逐隊を出迎えた。
秘書艦である阿武隈と見た目(だけだが)対照的な雰囲気から陽炎に期待を寄せられるも、
呉の鬼教官に鍛えられた彼女からのスパルタ要望に逆に引いてしまうという一面も見せた。
本作でもまるゆとの繋がりは健在で、彼女の指導の為に秘書艦の立場を阿武隈に譲ったことを作中で言及している。
第6巻では改二となって再登場。E海域の攻略戦に際して陽炎らと共に連合艦隊を組み、空母棲鬼に挑んだ。


コミカライズ作品『おねがい!鎮守府目安箱』では第4話にて登場。
一緒に出撃していた瑞穂の髪の毛が木曾の艤装に挟まってしまい、瑞穂が自分の髪を切ろうとしたところ 自ら艤装を破壊して瑞穂が髪を切るのを阻止。
「たまにはこんな入渠もいいだろ」 と立ち去り、瑞穂と照月をときめかせた。何このイケメン

TVアニメ版では球磨型軽巡洋艦としても、佐倉氏演じる艦娘としても唯一登場しなかった。


MUGENにおける木曾

KFC?氏による手描きのものが氏のSkydriveで公開されている。
同氏のと同様にボイスも含めて原作ゲームからの素材は使用されていない。
響と同じく行動に燃料や弾薬を消費し、ゲージを消費することで一定時間強化される夜戦も搭載。
性能は近接、突撃攻撃を主にしており、必殺技では派生型の突撃技「戦いは敵の懐に飛び込んでやるもんよ」や
魚雷に乗って突撃する「61cm(酸素)魚雷」等が実装されている。って魚雷はそういう武器じゃねーから!
え?「回天」?艦これでは実装されてないし今後も実装予定はないらしいよ?(公式アナウンス)北上さまも積みたくない言うとるし
また超必では(本来は持ってないはずの)20.3cm連装砲をゼロ距離で叩き込んだり酸素魚雷を20発叩き込んだりする。

AIは搭載されていないが作成は自由とのこと。鳶影氏によるAIが氏のSkyDriveで公開された(11段階にレベル調節が可能)。


出場大会


「当然の結果だ、別に騒ぐことも無い」


*1
フィリピンのマニラにおいて、遥々本土から航海してきたまるゆに対して
球磨型軽巡「汝ハ何者ナルヤ(お前は何者だ)」
まるゆ「帝国陸軍潜水艇ナリ(帝国陸軍の潜水艦です)」
球磨型軽巡「潜水可能ナルヤ(潜れるのか?)」
まるゆ「返答ノ要ヲ認メズ!(答えるまでも無いです!)」
というやりとりがあったことが元ネタ。書籍によってはこの球磨型軽巡が木曾であるとされている……のだが、
同時期木曾は本土でドック入りしていたため、この球磨型軽巡は木曾ではなく、
丁度マニラに滞在していた4番艦の大井ではないかとも言われている(公式4コマでも2巻のコラムでこの件に触れている)。
まあその場合は姉の失礼をフォローする木曾という構図になるだけなのだが、艦これのまるゆははっきり木曾だと言っている。
……大井っち一体何やらかしたんですか

ちなみにファミ通.com『コミニー』連載のイラストコラムでまるゆのエピソードが扱われた際には木曾と大井の両方が描かれていた。

……なぜ帝国陸軍が潜水艦を?とか潜水可能なのか怪しまれる潜水艦って何なの?とか色々疑問が湧いた諸兄はまるゆでググれ。