愛紗


「我は関羽! 劉玄徳の第一の妹にして、姉を守る剣である!」

三国志を萌え化したアドベンチャーゲーム『恋姫†無双』シリーズに登場するキャラクター。
姓は関、名は羽、字は雲長、真名は愛紗(あいしゃ)で、関羽の女性化キャラである。使用武器は「青龍偃月刀」 。
女性ゆえ髭はないのでこっちは「美髪公」と呼ばれている。ツンデレキャラ。
PC版での声優は 本山美奈 女史、コンシューマー版とアニメでは 黒河奈美 女史。

1作目『恋姫†無双』ではまだ劉備役のキャラがいないので主人公である北郷一刀の軍に所属。
この頃は北郷という勢力であった。後半では蜀と呼ばれたりもしたが。
2作目『真・恋姫†無双』では蜀の軍に所属。桃香、鈴々と共に義姉妹の契りを交わした。

この作品を代表するメインヒロインであり、アニメ版では主人公を務めた。
…のだが、リメイクの『真・恋姫†無双』では劉備役である桃香が登場し、メインヒロインの座を奪われる。
(無印では(現代からこの世界に飛ばされた)プレイヤーキャラの北郷一刀が劉備に当たる存在として蜀メインのシナリオが進んだが、
 『真』では3勢力分のシナリオが用意され魏や呉でもプレイ出来る様になった為、一刀はモチーフ無しの存在となっている。『龍狼伝』か?
さらにファンディスクにして完結編と銘打たれていた『萌将伝』では出番激減の上Hシーンすら無い。しかも個別シナリオも無い、新規CGも無い。
……という無い無い尽くしぶりであり、メインヒロインとしてはあるまじき仕打ちを受けていた。
結果、彼女のあまりの不遇っぷりにユーザーの不満が爆発し、公式ブログが炎上する事態にまで発展してしまった。
裏を返せばそれだけ彼女が恋姫シリーズを代表するヒロインとして認知され、人気があったことを示しているのだろうが。
一応、Hシーンが本作に用意されなかったキャラクターは他にもいる。
だが、そちらでは中の人のリアル事情関係につき、収録の都合が付かなかったというフォローが述べられるが、
個別シナリオがある分、尚更愛紗の不遇ぶりが際立っている。
そんな惨状を揶揄する言葉として『関欠編』などと呼ばれ、当時は各所で嘆き囁かれた。

また、本編以外でもクロスオーバー作品『トウィンクル クイーン』で他のキャラに出番を取られている。
ただし、ゲームとしてはお世辞にも出来がいいとは言い難い代物だったので結果的には出てなくてよかったのかもしれない

なお、アーケード対戦格闘ゲーム『真・恋姫†夢想 ~乙女対戦★三国志演義~』ではプレイアブルキャラになっている…が、
PS3版のパッケージに映っているのは華琳蓮華で、彼女の姿は裏側にすらなく、ここでも不遇な扱いを受けてしまうのであった。

+ そして2014年…
『萌将伝』の事件で、不遇の悲しみを背負った彼女であるが『恋姫』シリーズの世界観を引き継いだ『戦国恋姫』が2013年末に製作・発売。
次いで2014年末、『萌将伝』の更なるファンディスクシナリオに当たる『真・恋姫†英雄譚』シリーズとして、魏・呉・蜀の各陣営サイドのエピソードが発表。
第一弾となる蜀編において彼女メインのエピソードが描かれる事となり、ようやく彼女が報われた、とファンにとって朗報であった。
その一方で桃香と蓮華のエピソードは特典アペンドとなるという発表もある。
呉編で出番が予想される蓮華はともかく逆に不遇な予感のする知らせである。


MUGENにおける愛紗

Suigin氏による、『真・恋姫†夢想 ~乙女対戦★三国志演義~』のドットを使って製作されたものが2体確認されている。

+ Suigin氏製作 SS6愛紗
  • Suigin氏製作 SS6愛紗
一時期は後述の原作仕様のもの共々入手出来ない状態だったが、2018年6月18日より再公開されている。
システムは『サムライスピリッツ 天下一剣客伝』風アレンジとなっており、
スピリッツは『剣サム』のアーケードで使える6つ(怒・真・斬・天・零・剣)に加え家庭用で追加された魔・獣・祭、
『ブシドーブレード』をモデルにしたオリジナルの武、『ドラゴンボール』をモデルにしたオリジナルの超の全11種類から選択できる。
AIは未搭載だが、ホルン氏、ギル氏による外部AIが存在する。
プレイヤー操作(5:23~)

+ Suigin氏製作 原作仕様
  • Suigin氏製作 原作仕様
2014年6月24日公開。
原作再現として初めて公開されたキャラクター。
同氏の他の『恋姫』仕様のキャラクターと同様にMUGEN1.1専用。
崩撃や軍師呼び出しといった原作のシステムが再現されている。
AIは未搭載。

出場大会

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プレイヤー操作

単発!良キャラ発掘絵巻(part173、SS6愛紗)


最終更新:2024年03月15日 01:30