蓮華


三国志をモチーフとするアドベンチャーゲーム『恋姫†無双』シリーズに登場するキャラクター。
姓は孫、名は権、字は仲謀、真名は蓮華(れんげれんふぁ)。
使用武器は細身の両刃剣「南海覇王(なんかいはおう)」。
孫堅の次女にあたり、小蓮の姉。
PC版での声優は 風音 女史、コンシューマー版及びアニメ版では 櫻井浩美 女史。
ちなみに、人気投票では毎回上位になるほどの人気キャラである。

『三国志』に登場する国、『呉』の王である同名の人物「孫権」をモデルとする。
『三国志演義』には孫権は碧眼(青い目)だったという逸話が掲載されており、その事から「碧眼児」等とも呼ばれた。
呉を起こした父・孫堅の亡き後、続けざまに勇猛な兄・孫策が没したことで、
わずか19歳にして孫家の軍閥及び政財全てを一任されることとなった。

その孫権をモデルとし、呉をまとめ上げる若き王として設定されている。
前述のエピソードに加え、本作の呉は南国扱いなので、褐色の肌に碧眼と言う外見になっている。露出度に関しては南北関係無い
覇王として天下統一を目指した姉・雪蓮(孫策の女体化キャラ)とは違い、
呉の国内と人民を豊かにすることを目指し、無駄に争うことを避けている。

気むずかしい面があり、自他ともに厳しく当たる面があるが本来は温厚な性格。
領土拡大や覇権に対しては消極的で、突出した才能が目立つわけではないが部下の扱いが上手く、
部下にやる気を起こさせる事に特に長けており、このことをして王者の資質ありと言われることもある。

1作目の『恋姫†無双』では主人公達と戦闘後敗北、その際王としての生き方だけでなく女性としての生き方も学んだ。
リメイク作『真・恋姫†無双』では真面目で気難しいが、心を許すとデレデレになるツンデレキャラとなっている。
呉ルート前半と他のルートでは見た目は変化しないが、呉ルート後半では姉である雪蓮が死んだ後、長い髪を切り短髪姿となる。
このゲームでも珍しい見た目が大きく変化するキャラである。
なお、主人公との間に娘を一人もうけており、続編の『萌将伝』でもその設定は引き継がれている(そもそも本作の正史はハーレムエンドである)。


真・恋姫†夢想 ~乙女対戦★三国志演義~』『恋姫†演武』における蓮華

上記のゲームの世界観を元に製作された格闘ゲーム『真・恋姫†夢想 〜乙女対戦★三国志演義〜』及びその続編、
『恋姫†演武』に呉の代表キャラクターとして登場している。
しかし、何故かアーケード版初代『真・恋姫†夢想』の初期バージョンでは彼女だけボイスが一切入っていなかった。
バージョンアップでこれは修正され、ボイスが追加されたが原作でのCV、櫻井浩美ではなく、儀武ゆう子によるもの
(続編の『恋姫†演武』では原作ゲームと同じCV櫻井浩美に変更された)。

性能面では細身の両手剣「南海覇王」を使ったリーチの長い攻撃を持つキャラクターとなっており、
その反面ほとんどの攻撃がやや大振りで隙が大きくなっている。
発生の早い突進技「威信斬」の他に、落下してきた机を切り飛ばし本体の斬撃と中段判定の机の残骸で
二段攻撃する「玉案攻」等の特徴的な必殺技を持ち、使いこなすには多少慣れが必要なキャラクター。

基本的には近距離から中距離で立ち回りつつ、近Bを起点とした攻めで一気にダメージを取っていくことになる。
遠距離では自分から攻めに行ける技が無いため、同作の基本システムである軍師によるサポートを使いつつ、
強引に接近する等の作戦が必要になる場合もある。

夢想†奥義は剣に炎をまとわせ、上・横方向に判定の強い斬撃を放つ「英霊への誓い」、
夢想†秘奥義はアッパーを放ち、落下してくる相手に逆側の手に持った「孫」の字が入った巨大印鑑で再度アッパーを食らわせる「孫呉の証印」。


MUGENにおける蓮華

+ suigin氏製作 SS6蓮華
  • suigin氏製作 SS6蓮華
『真・恋姫†夢想~乙女対戦★三国志演義』ドットの蓮華。
一時期は後述の原作仕様のもの共々入手出来ない状態だったが、2018年6月18日より再公開されている。
システムは『サムライスピリッツ天下一剣客伝』風アレンジとなっており、
スピリッツは剣サムのアーケードで使える6つ(怒・真・斬・天・零・剣)に加え家庭用で追加された魔・獣・祭、
ブシドーブレードをモデルにしたオリジナルの武、ドラゴンボールをモデルにしたオリジナルの「超」の全11種類から選択できる。

AIは未搭載だが、ギル氏、ガンホール氏によるAIパッチが存在する。

+ suigin氏製作 原作仕様
  • suigin氏製作 原作仕様
2014年7月10日公開。
SS6仕様と同様に製作者はsuigin氏で、また同氏の他の恋姫仕様のキャラクターと同様にMUGEN1.1専用。
崩撃や軍師呼び出しといった原作のシステムが再現されている。
性能の問題でダウンを奪う機会が殆ど無いが、逆に言えば敵の地上受け身の仕様に影響されないとも言える。

デフォルトAIは存在しないが、華琳と同じ製作者によるAIが存在する。
手堅く立ち回り、「威信斬」を軸にダメージを稼いでくる。

出場大会

出演ストーリー



最終更新:2023年09月06日 23:13
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