岸辺露伴


「この岸辺露伴が金やちやほやされるために
    マンガを描いてるとでも思っていたのかァ─────ッ!!」

ジョジョの奇妙な冒険』の第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場する人物。
スピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』にも登場し、物語が展開する中心となっている(あくまで主人公ではない)。
虹村形兆の「矢」によってスタンド使いになり、その後東方仗助達と出会うことになる。
よく勘違いされるが岸露伴ではない。
担当声優は『オールスターバトル』(ASB)及び『アイズオブヘヴン』(EOH)では 神谷浩史 氏、
2016年のTVアニメ版以降は『黄金の風』でブローノ・ブチャラティを演じた 櫻井孝宏 氏。
また、2020年から年末に制作・放送された実写ドラマ版『岸辺露伴は動かない』では、
恐竜戦隊ジュウレンジャー』で敵組織ボスであるバンドーラの息子カイを演じていたこともある高橋一生氏が演じており、
櫻井氏もラジオのDJとしてゲスト出演している。
ちなみに冒頭の画像の通り頭に緑色のギザギザの部分があるが、これはヘアバンドである。実写版なら判別しやすいだろう。

+ キャラ設定(ネタバレ注意)
仗助達と同じM県S市杜王町に住む漫画家。代表作に『ピンクダークの少年』がある。
ある日広瀬康一が、以前の出来事で知り合った間田敏和に誘われ、彼の家に遊びに来るという形で初登場する。
訪ねてきた康一に対しスタンド能力を使い、自らと似た能力を持つ者が他にもいることと、その能力がスタンドと呼ばれるものであると知る。
康一のスタンドについての知識、また康一自身の性格がマンガのネタに使えると思った彼は、康一からなりふり構わず記憶を奪ってしまう。
次の日、康一からさらに記憶を奪うためスタンド能力により知らず知らずの内に家へ引き寄せたが、
その康一の様子を見ていた仗助と虹村億泰が彼の家にやってくる。
記憶を返すまいと康一と億泰をスタンド能力で退け、残ったのは仗助1人。
仗助は露伴のスタンド能力を受けないように目を瞑って近付こうとするが、
康一の記憶からその性格を予め知っていた露伴は、わざと仗助の髪を貶して怒らせ目を開かせようとする。
目論見通り仗助は目を開いたが、髪を貶された怒りで周りが見えなくなった仗助に露伴のスタンドは通用せず、
そのままクレイジー・ダイヤモンドでボコボコにされ怪我が治るまで休載する羽目になってしまった。
尤も、ボコボコにされながらも仗助の髪型の由来を聞いて「漫画のネタになる」と喜び、
「死にかける感覚」と一緒にメモに残そうとしており億泰と康一に呆れられているのだが。
この出来事の後、彼は第4部の物語に深く関わってくるようになる。

+ 露伴の過去
1983年8月13日(4歳)の夜、彼は杉本家に外泊していた際に吉良吉影による杉本一家の惨殺事件に遭遇している。
露伴も危うく殺されてしまいそうな状況だったが、杉本鈴美によって助けられ、事件現場よりただ一人だけ生還した。
その後家族揃って東京に引っ越し、漫画家としてデビュー。
やがてゴチャゴチャした環境でマンガを書くことに嫌気が差し、単身で再び杜王町に戻ってくる。
しかしこの頃には、杉本一家の事件については既に忘れてしまっていた。
彼は仗助達に出会った後、杜王町を調べている際に杉本鈴美の霊に遭遇したことをきっかけにこの事件を思い出し、
その後仗助達と吉良との戦いに巻き込まれていくのであった…。

面白いマンガを描くことに何よりも情熱を注いでおり、その為のネタ集めには手段を選ばず、人に迷惑をかけようと気にしない。
また、負けん気が非常に強く、そのために大人げないことをすることもしばしばある。
人付き合いを嫌っており、「自分が一番」「オレ様」な所があると評される。
その性格のためか、アシスタントもおらず他の4部メンバー(主に年下のキャラ)のことも基本的には鬱陶しがっている。
特に仗助に対しては、上記の事件が原因で激しく嫌っており、恨んでさえいる(その経緯は完全に自業自得だが)。

ただし、康一の性格は相変わらず気に入っているようで、彼に対しては友好的に接している。
年長者であるジョセフ・ジョースターに対しても基本的に礼儀正しい言葉遣いをしており、
一応、(パラレルの可能性もあるが)時系列的には第4部の後にあたる『岸辺露伴は動かない』や『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』では、
康一を交えてとはいえ仗助達と一緒に食事に行く程度には付き合いがある模様
(ちなみにその露伴がメインのスピンオフ作品では、仗助だけは登場しても顔が描かれていない)。
かなり癖が強く我の強い人物なのは事実だが、初登場時以降は決して人格や良識・倫理観が破綻している訳ではないという描写がされていった人物でもある。

マンガにとって一番大事なのは「リアリティ」であると考えており、「リアリティ」を追求するあまり常人には理解し難い行動を取ることが多い。
一例として、珍しい蜘蛛を見つけた彼は写生はおろか、筋肉や内臓の位置を調べる為に解剖し、更に味見と称して蜘蛛の体液を舐めている。
マンガを描く腕は凄まじく、下書き無しで直接ペンを入れ、ペン先からインクを飛ばしてはみ出さずにベタを塗り、
何本も持ったペンで一気に効果線を書き入れるなど人間離れした技術を持つ。
かなり素早く漫画を描けるようで、第6部の終盤、あるスタンドの影響で「全世界の生物以外の時間が加速する」という状況になった際、
描く前にペン先のインクが乾いてしまう・数時間で一日が終わるというような状況の中、「唯一締め切りを守れる」漫画家として名前のみ登場している。
『岸辺露伴は動かない』では「デジタル作画を試したところペンで描いた方が早かった」というエピソードも披露している。
彼がマンガを描く理由はずばり「読んでもらうため」であり、金や名声といったものには興味が無いようだ。

そして、数多くの名言が存在する『ジョジョ』シリーズの中で恐らく最も有名であろうセリフが彼にはある。
+ その前のあらすじ
ある時露伴はバスに乗っている途中、トンネル内に謎の部屋が存在し、そこに誰かがいるのを目撃する。
バスを降りた後単身トンネルに行き、その部屋を調査しようとした所、敵のスタンド「ハイウェイ・スター」が現れ、それに捕らわれてしまう。
謎の部屋は、ハイウェイ・スターが仗助達を誘き寄せるための罠だったのだ。
スタンドを使えないほどに弱った露伴の前に、バスに一緒に乗っていた仗助が様子のおかしかった彼を探しにやってくる。
露伴を助けに行きたいが、部屋の中を警戒しなかなか部屋に入ってこない仗助。
それを見たハイウェイ・スターは、露伴に「仗助を部屋の中に入れれば、おまえは助けてやる」(露伴を開放して仗助を捕らえる)と取引を持ちかける。
元々露伴は仗助を嫌っている上、この前日には仗助に持ちかけられたチンチロリンの最中に家が全焼しており、
さらにバスの中でも仗助といがみ合っていた。
この2人の関係性から、ハイウェイ・スターと読者は仗助を差し出すと思っていたのだが…。
+ ...
「あ… あいつをひき込めば… あいつを差し出せば…
 ほ…… ほんとに… ぼくの「命」…は… 助けてくれるのか?」
「ああ~ 約束するよ~~~~~~~~~っ
 やつの『養分』と引き換えのギブ アンド テイクだ 呼べよ…早く呼べ!」


「ナニッ!!」
「この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは
 自分で強いと思ってるやつに「NO」と断ってやる事だ…」

露伴はそれに応じるかと思いきや、ハイウェイ・スターの誘いを退ける。
露伴のプライドの高さ、険悪なムードだった仗助との奇妙な友情が窺えるセリフである。
この直後に露伴は仗助に対し逃げるよう指示するが、結局仗助は露伴を助けるため部屋の中に入ってきてしまう。
その後の露伴の助けもあって結果的に仗助はハイウェイ・スターに勝利し、露伴との熱い友情を期待したものの、
露伴の言う通りにしなかったために憎まれ口を叩かれ、2人の関係は以前のままであった。

その(セリフ一言での)汎用性の高さから、「ジョジョは知らないけど「だが断る」は知っている」という人は多い。
ただし前後のやりとりと本来の意味を正しく理解している人はあまり多くなく
(ジョジョの台詞ということもあってか「だが断るッ!」等と末尾に「ッ!」がつけられていることも。露伴は原作では冷静に言っている)、
また元ネタのような状況になることが稀なためか、
ただ断るだけのセリフとして使っている人が多数なようだ。『ASB』ですら誤用で使ってるし
本来このセリフは、相手の取引に応じないと自分の身が危うい状況で、敢えてそれを突っぱねるものである。
正しく使いたいなら、あなたが「NO」と言えない状況になった時に相手の要求を飲むと見せかけ、そこで「だが断る」と言ってやるとベネ。
優位に立っていた相手を黙らせられる か も逆にさらに追い込まれることも
荒木先生自身も気に入っているようで、第7部でもセルフパロディとして「でも断る」というセリフが登場する
(セリフのセルフパロディはこれ以外にもあるが)。
また、『岸辺露伴は動かない』のエピソードの1つ『密漁海岸』にて、露伴は「だから気に入った」というセリフを発している。
こちらは相手の(露伴にとってはハイリスクローリターンでしかない)申し出を断ると見せかけた後に承諾するセリフであり、
「だが断る」とは正反対のセリフと言える。

第9部『TheJOJOLands』でもまさかの登場を果たした。
第4部の露伴本人ではなく第9部の世界での露伴だと思われるが、
第7部以降、かつての世界線にいた人物と同姓同名の人物が複数登場しているものの、
それぞれ性格やスタンド能力などは似通っている事こそあったが同じではない事例ばかりだった中で、
容姿はおろかスタンド能力まで変わらず登場したのは露伴が初である。

漫画家のキャラクターということで、「作者の荒木飛呂彦氏自身を投影したキャラクター」と思われがちだが、
これに関して氏は否定しており、「漫画家として理想の姿」と明言している。
余談だが、『荒木飛呂彦の漫画術』には荒木氏と露伴が密接に抱き合うイラストが表紙に描かれていたりする。

また、同じくジャンプで連載されていた『武装錬金』の武藤カズキは露伴の大ファンという設定(作者の和月伸宏氏もジョジョファン)で、
彼の描く絵は露伴風(というか、荒木氏風。ただし第3部ぐらいまでの頃の)になる。
これを受けてか、露伴も(作者が同じ)『るろうに剣心』の単行本を所持していることが判明している。諸事情で生活に困った露伴に売られたけど
「露伴は『るろ剣』を全巻持っている」という設定に和月氏は「天国の扉が開いた気分」と感激のコメントを残している。

+ スタンド「ヘブンズ・ドアー(天国の扉)」

「わたしの能力…『ヘブンズ・ドアー(天国の扉)』によって 心の扉は開かれる」

破壊力 - D スピード - B 射程距離 - B
持続力 - B 精密動作性 - C 成長性 - A
使用するスタンドは「ヘブンズ・ドアー(天国の扉)」。
人間を「本」に変えてしまうスタンドで、露伴の描いたマンガの原稿を見せることが能力発現のトリガーとなっている。
だが、原稿を見せてもそれが何か分かっていない相手には効果が無い。
初登場時はスタンド像がなく、相手に漫画の生原稿をある程度読ませないと能力も発動しなかったが、物語の中で成長していき、
初登場エピソードの中では一コマ見ただけで相手を「本」にすることが可能となり、
中期には空中に指の残像で「ピンクダークの少年」の主人公の顔を描いて見せることでも能力を発動出来る様になった。
最初にこの技を見せた時は残像を絵と認識できる相手にしか効かなかったが、
最終的には「ピンクダークの少年」の主人公を模したようなスタンド像(上記の画像)を確立し、
それが相手に触れることでも能力が働くようになっている。
人間だけでなく、ある程度の知能を持った生き物や、スタンドに対しても能力を行使出来る。
能力を受けた相手は顔や体の一部が薄く剥がれ「本」のようになり、そこには生まれてからの本人の記憶が
(誰々を犯したいという願望や初潮の来た時期なども)全て記されている。
ただし露伴自身の遠い記憶などは読み取ることが出来ない。
スタンド使いならばスタンド能力についても書かれているが、発現していることに本人が気付いていない場合は書かれていない。

「仗助に効く挑発」と「仗助の髪型の由来」をそれぞれ知ってはいたが、
結び付けて記憶していなかった康一の記憶を参照したために予想外のリアクションを招いてしまった一幕など、
相手の認識次第では同じものに関する記述が分散することもあるようだ。
本のページは破り取ることもでき、破り取られた相手はその部分の記憶がなくなり、体重が激減してしまう(見た目にはほとんど変化は無い)。
記憶をただ読み取る以外に、ペンや消しゴムを使い記憶を書き換えたりも出来る他、ノートの余白部分には命令を書き込むことが出来る。
命令はかなり融通が効き、本人が抵抗しても書き込まれた命令には逆らえず、
「時速70kmで背後に吹っ飛ぶ」というような人間の能力を超えた命令も出来る。
条件付きだが行動に制限を設けたり自害させることも可能。
戦闘能力には乏しいが、一度本になった相手はほぼ露伴の思い通りになるため、非常に強力なスタンドである。
しかし、分かりやすく強力なスタンド使いの宿命か、作中では能力を封じられたり、
逆に「知った者は死ぬ」系のスタンドを相手にしたり能力が仇になってしまうシーンが多く見られた。

実際『岸辺露伴は動かない』は「知りたい事は一通り知れたので興味を失う」「これ以上は自分の役目ではないと身を引く」
のと同じくらい「自分では対処しようのない相手だと判明したのでさっさと逃げる」というケースがままあり、
それ故に「動かない(動けない)」というのがタイトルの由来だと言われている。

実写版『動かない』ではスタンドのヴィジョン(というか「スタンド」という用語そのもの)が登場せず、「ヘブンズ・ドアー!」と叫びながら、
露伴自身が相手の方を指したりページをめくる動作などをする事で本にする描写に変更された(原作通りの「原稿を見せる」使い方もしている)。
この変更に関しては特に説明はされておらず、「本作ではヴィジョンが存在しない」とも「視聴者に見えないだけ」ともとれるようになっている。
また幽霊には効かない、死体に使用したらインクをぶちまけるが如くページが黒く染まっていく等の設定も追加されている他、
『D.N.A』では体の一部を本にするのではなく「本そのもの」に変えるという使い方も披露している。

+ 実写版『岸辺露伴は動かない』
2020年から、年末に2~3話ほどの連続ドラマとして放送されている。主演の岸辺露伴役は高橋一生氏。
発表された当初は実写映画版『ダイヤモンドは砕けない』の大コケが記憶に新しいファンから不安視されたものの、
放送開始後はその不安を見事払拭。実写でありながら、随所に『ジョジョ』らしさを散りばめた絶妙な完成度はファンからも大好評であった。
なお『ジョジョ』を知らない視聴者への配慮のためか、「スタンド」という言葉は使われず「ギフト」と呼ばれ、スタンドも可視化されていない。
またテレビの文字放送をオンにすると、人物の台詞における「ッ」や「ォ」、「じゃあないか」など、ジョジョ特有の台詞回しがそのまま画面に表示され、
ファンなら「ジョジョらしさ」をより一層感じられるという心憎い演出もあった。
2023年には同キャストによる実写映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』も公開された。


ゲームにおける岸辺露伴

スタンド能力からしてあまり格闘戦向きではなく、本人の格闘シーンも殆ど無いが
バンダイナムコゲームスより発売された格闘ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』(以下ASB)、
及び2on2対戦アクションゲーム『アイズオブヘヴン』(以下EOH)にプレイアブルキャラクターとして登場している。

オールスターバトル

スタイルは「スタンド」。本体モードとスタンドモードを切り替えて戦う。

本体モードでは通常技が無く、代わりに特殊技「安全装置(セイフティーロック)」が使える。
この技は出が遅い代わりに持続が長く、命中すれば相手の攻撃を封印出来る。
封印は一定時間経過するか露伴が攻撃を受けることで解除される。
弱、中、強によってそれぞれ相手のしゃがみ攻撃、立ち攻撃、空中攻撃を封印する。
他にもペン先を投げつける飛び道具「ぼくがマンガの主人公ならこの場合どうするか?」などが使用可能。
通常技がないためコンボになる技が使えず全体的に技の発生が遅いため、中~遠距離で牽制しながら戦うのがおすすめ。
スタンドモードでは技の出が速く派生技などでコンボに繋げられる「ぼくは成長しているッ!」が優秀。
他にもコマンド投げ「うむを言わせず先手必勝さ!」からのコンボが強力だが、出が遅いため使い所が難しい。
1ゲージ使用のHHA「君の『リアリティ』をぼくのものとさせてもらうぞーーーーッ!!」はコマンド技を封印し、
2ゲージ使用のGHA「ヘブンズ・ドアー」では全ての攻撃を封印する。
これらの技を当てた相手には当然隙が生まれるため、そこで確実にコンボを決めることが重要である。

露伴自身の性格を表したような、トリッキーな性能を上手く使いこなせるかがカギとなる。


MUGENにおける岸辺露伴

あまりもの氏が製作したものが存在。
ドット絵は自作で、性能はこれまでのジョジョキャラと違い『ASB』準拠のものになっている。
代表的なものを載せると
  • ゲージ数が3本
  • 自分側にガードゲージあり
  • 体力が30%以下になると「ゴゴゴモード」が発動し、攻撃力が1.2倍、ゲージ回収量は1.1倍になる。
  • 弱攻撃を連続で繰り出すことで、簡単にゲージ技まで繋ぐことが出来る「イージービート」が使える。(露伴の場合はSon時のみ)。
  • 攻撃動作中に特定のボタンを押すと「プッツンキャンセル」が発生。
    1ゲージ消費して行動をキャンセルでき、コンボや攻撃後の隙消しに活用出来る。(あまりもの氏の他のジョジョキャラにも搭載されている)
  • 3部ゲームと同じく本体モードとスタンドモードがあるが、スタンドクラッシュはなく、Son時にダウンすると本体モードに移行する。
  • Son「僕は成長している」発動中にスタンドボタンを入力することで本体が行動可能になり(要0.25ゲージ)、
    スタンドとの同時攻撃が可能になる。(「スタンドラッシュ」)
  • 特殊技「安全装置」中にスタンドボタンを入力することでその攻撃をキャンセルしてスタンドONに移行出来る。
    (「クイックスタンドオン」、本来はSoff通常技中に使える技なので原作ゲームで露伴は使えない)
  • 相手の攻撃を受ける直前にガード入力することで、
    自分のガードゲージを減らしながらジョジョ立ちで相手の攻撃を回避(上中下段、ガード不可無視)する。(「スタイリッシュムーブ」)
これまでのMUGENジョジョキャラのスタンダードだった3部ゲームの要素も
一部(回りこみ、アドバンシングガード、ガードキャンセル)引き継いでいるが、システムの兼ね合いから弱体化されている。
またオリジナル要素として、『密漁海岸』で登場したタコを召喚する技と「テンションゲージ(Tゲージ)」が存在する。
Tゲージは特定の攻撃を当てることで上昇し、ゲージが溜まっている分だけ攻撃力が上昇する他、
MAXまで溜めることで即死攻撃の「記憶を全て消す」が使えるようになる。
10~12Pのカラーは特殊カラーとなっており、それぞれのカラーで技の性能が強化されている。
更新によりConfigでオリジナル技や3部ゲーのシステム(アドガや回り込みなど)のON・OFFを細かく設定可能になった。
AIは未搭載だったが、更新で天窟カリヤ氏による簡易AIが同梱されている。

この他に0011氏及びヅァギ氏によって外部AIが製作されている。
ヅァギ氏AIは10段階にレベル調整が可能な他、一撃必殺技の使用条件や小ジャンプを使用するか否かが設定可能。
氏曰く「AIの動き的にも小ジャンプ可能に設定してくれるとありがたいです」とのこと。
ただし、残念ながら現在は公開を終了している。

また、SANZU SANRI氏が音声をTVアニメ版のものに変更するボイスパッチを公開している。
6:51~


「ぼくのスタンド ヘブンズ・ドアー…自分の遠い記憶と…運命は読めない……か」

出場大会

更新停止中
非表示

出演ストーリー



最終更新:2024年03月06日 22:18