デガンジャ


「さぁ、姿を見せよ!デガンジャ!!」

円谷の特撮作品『ウルトラマンG』の第4話『デガンジャの風』に登場した怪獣
体長89m、体重7万4千t。別名「風魔神」。カードゲームのモンスターや『女神転生』のバフ解除魔法とは無関係。
アボリジニの伝説にある「地の怒りを伝える風の神」が、宇宙から飛来したゴーデス細胞に取り憑かれ、風魔神として実体化した怪獣。
ぞぬタスマニアデビルのような外見をしており、一説ではハイウェイで轢死したタスマニアデビルなどの動物の姿だとも言われているらしい。
かなりの怪力の持ち主で、グレートをはね飛ばすほど強力な雷電光という指先から放つ光線技を武器にする。

劇中ではゴーデス細胞により黒い竜巻となって暴走し、祭壇を射撃したハンターの一人を車ごと竜巻で空に巻き上げ叩き付け殺害した。
ちなみに伝承ではあくまで竜巻はデガンジャの使者でしかないらしい。
現地を訪れたUMAはアボリジニーの青年・ムジャリからこの話を聞き、対立しながらも竜巻の調査を進めていく。
そして竜巻となって移動している所を結界に閉じ込められるが、
UMAの攻撃で結界は壊されてしまい、冒頭のムジャリの叫びに応えるかのように怪獣としての姿を現した。
グレートとの戦いでは序盤は怪力や雷電光で苦しめるが、最後はマグナムシュートで雷電光を跳ね返されて敗北。
その後ゴーデスからの支配を逃れたようで、雲となって砂漠に雨をもたらした。

海外でSFC用に発売されたゲームにも登場。こちらでは3番目の対戦相手として戦う事になる。
原作通り雷電光も使うが、何故か転がり攻撃をしてくる。しかも移動距離も長いのとダメージ判定も強く、強力な技である。
パンチと尻尾攻撃を使うが、尻尾が短すぎるので尻尾攻撃の射程は短い。
なお、原作では尻尾攻撃も転がり攻撃も使っておらず、逆に風の神様なのに竜巻や風を使った技は使えないなど、
原作とは大きく異なるイメージのキャラになっている。


MUGENにおけるデガンジャ

muu氏が製作したものが存在。公開日は2014年3月24日。ディスプレイネームは海外名の「degola」になっている。
氏のブローズと同じく海外で発売されたSFCゲーム版ドットを使用しているが、性能はアレンジされており、
避け動作の代わりにガードも搭載され、技数も増えるなど全体的に一般的な格闘ゲーム寄りの性能に仕上がっている。
転がり攻撃や尻尾攻撃といった映像作品のイメージに合わない原作ゲームの技はオミットされ、
代わりに風や竜巻を使った攻撃が多数搭載されている。
なお、常時体力が自動回復するが理不尽な勢いでもなく、一般キャラでも削り切る事は可能だろう。

「風魔神」という肩書きの通り、竜巻を使った技を中心に持つ。
レパートリーも豊富で、自らが竜巻となって突進したり、竜巻の分身を使って攻撃したりする。
さらに竜巻は操作可能なので遠距離からでも相手に当てる事ができる。
超必殺技は「雷電光」と「デガンジャの風」が搭載されている。
「雷電光」は光線を放つ強力な技で、エフェクトも綺麗で使っていて見栄えがする。
「デガンジャの風」は自らが竜巻になっている時にのみに使用可能な技で、巨大な竜巻となって相手に攻撃する。
また、相手に2ラウンド取られるなどして完全に敗北した際の演出が凝っており、
風になって消えた後に雨を降らせるという、映像作品のラストシーンのイメージを上手く再現している。

上記の通り雷電光や竜巻状態などのエフェクトが綺麗で見栄えが良く、動画に出しても映えるだろう。
性能的にも飛び道具や移動技とバランスよく取り揃えており、強クラスの実力を持っている。
AIもデフォルトで搭載済み。

出場大会

出演ストーリー

ネクサスまてぃっく(第11話に登場)


最終更新:2023年03月14日 20:11