モリガン・アーンスランド




「永遠の愛なんて要らないわ
   この一瞬だけ高まればいいの」

 初出作品: ヴァンパイア The Night Warriors
 出身地: スコットランド
 生年月日: 1678年(誕生日は不明)
 身長: 172cm
 体重: 58kg
 スリーサイズ: B86 W56 H83
 種族: サキュバス
「夜の女王」「影と彷徨うリビドー」「悠久の時を生きるサキュバス」「破戒の微笑」
初代『ヴァンパイア』より登場し、名実共にヴァンパイアシリーズを代表するキャラクターの1人。
本家作品では一度も主人公の座に就いた事は無いが、『セイヴァー』のバックストーリーではジェダに次いで、
彼女が物語の主軸になっている面が強調されているともいえる。
(公式ではプレイヤーキャラクターは全て主人公扱いで、所謂各タイトルの主人公はその回の代表者と言う公式見解とのことなので一概には断言できないが、
『セイヴァー』の新キャラでOPでも目立つリリスとの関わりが大きい)

CVはゲーム作品の一部を除いたほぼ全てで神宮司弥生が一貫して出演していたが、『MVC3』にて田中に変更された。
OVA及びDC版『ガンバード2』では佐久間レイが、ゲーメストのドラマCDでは井上喜久子、電撃CD文庫のドラマCDでは冬馬由美が担当している。

魔界の三大貴族、アーンスランド家の当主魔王ベリオールの養女にして、次期当主のサキュバス。
その種族の性であるのか極度の快楽主義者であり、何よりも退屈を嫌う。
次期当主と言ってもその地位には全く興味が無く、主の目を盗んでは退屈凌ぎに幾度となく人間界へ赴いている。
『セイヴァー』ではベリオールが没した事に伴い「魔王」の称号を得るも、その資格をあっさり放棄して、それまで通りの気ままな生活を選び、
今やモリガンの所有物たる居城が突如として「魔次元」に飛ばされようとも、彼女は動じる事もなくむしろ格好の“遊び場所”を得たと歓喜した。

デミトリとは宿敵同士だが、デミトリはモリガンの持つ「魔王」の座に執着している様子である。
モリガン本人はデミトリの挑戦を、フェリシアの乱入戦時に「今しつこい男につけまわされて、まいってんの」とフェリシアに述べもしたが、
『セイヴァー』でデミトリを使うと、最終戦にて登場し、デミトリに「今のあなた…とてもステキよ」と発言する。
言葉の意図は本人のみぞ知るところだが、少なくともデミトリを過去の退屈しのぎだった存在から対戦相手として認めた様子。

フェリシアのことは気に入っているらしく、「子ネコちゃん」と呼んで乱入してくる(セイヴァー)。
その乱入に対するフェリシアの台詞は「大っ嫌い」であり、ナムカプやクロスエッジではその設定に準拠している。
一方、フェリシアの「モリちゃん」呼びはドラマCDや2次創作でのイメージである。

容姿はサキュバスだけあってかなりの戦闘力を有しており、
基本的な格好も胸の部分が大きくはだけた妖艶でエロティックなもので、勝利デモの台詞が淫靡であるものが多い。
これに関しては彼女が世に出た時期の状況から(主に格ゲー分野のそれ限定だが)、
SNK発の元祖セクシーキャラ「不知火舞」を意識して生み出されたキャラクターとも言えなくもない。
そう考えると、お互い長らく同じキャストを続けていたり、あちらが最近になり声優変更されると、
それに呼応するかのごとくこちらも声優が変わったのも、気のせいではないのかも…。

初代『ヴァンパイア』におけるキャラデザインは「少女」をイメージしており、
キャラセレクト画面などのグラフィックもどこか幼さを感じる顔立ちで描かれていたが、
当時「セクシー」路線だったフェリシアとイメージが逆転する現象が起こり、キャラ付けが逆になったという経緯がある。
そのためか初代からの勝利ポーズには無邪気に跳ねまわるものがあったり、技や対戦中のモーションにはセックスアピールが無い、
後のセイヴァーで追加された挑発ですら蝙蝠に乗り浮遊すると言う、少なくとも対戦に関してはサキュバスのイメージとは裏腹なキャラとも言える。
特にこの方向転換が顕著になったのは『セイヴァー』以降で、モリガンに妹分にあたるリリスが追加されたことによるものとされる。
無邪気で時として子供のような残酷さを見せるリリスに対して、モリガンのキャラ付けは「大人」を感じさせるものになり、
以降の作品でもそれらのイメージで固定化されることが多くなった。

外部作品出演の際には過度にエロスを強調して「痴女」と評価されてしまうこともあるが、
ストーリー性のある作品では奔放な態度こそ取るものの問題に対しては「大人の対応」を提案し、結果として事態を解決する方向に導くことが多く、
外部出演するヴァンパイアシリーズのキャラの中では比較的常識人として描かれることが多い。
逆に言うと、「ヴァンパイアキャラの常識人枠がモリガン」となってしまっているので、それもまたシリーズのイメージとはかけ離れているのだが。
むしろ外部出演では進んでボケるタイプではないことと他作品キャラがぶっ飛んでるおかげでヴァンパイアキャラ全体がツッコミや常識人枠になってるというべきか。

ちなみにモリガンの頭や背に生えている翼や纏っている衣服は全て多数の蝙蝠*1が張り付いているものであり、
戦闘時にはそれぞれの動作や攻撃に適した形に変化し、時には人間の衣服にも変わる。
(公式設定ではコウモリが直接翼や衣服に変化しているのではなく、表面に張り付いているだけである)
名前の由来はケルト神話に登場する戦争の女神「死女王モリガン」から*2

技の構成(後述)や外見の魅力も相俟って主人公であるはずのデミトリを押しのけ、
シリーズ随一の人気キャラになっている。そのため、デミトリより先にマーヴルやSNKとのVS.シリーズに参戦した。
外部作品への出演もシリーズキャラで最も多く、「ヴァンパイア枠」にはまず一番にモリガンが入っていることが多い。
ただ、『CVS』においては一人だけヴァンパイアドットで質感が周囲と全然違うため えらい勢いで浮いていた
格ゲー以外ではナムコ開発のSRPG『NAMCOxCAPCOM』『PROJECT X ZONE』やコンパイルハート開発のRPG『クロスエッジ(Xedge)』、
彩京開発のSTG『ガンバード2』DC移植版にて自機の1人として登場しているなど、別ジャンルにおいてその地位は変わらないようだ。

また、外部出演という訳ではないが、エニックス発売の『スターオーシャン』シリーズには、
「ダークストーカー」というモロにモリガンの見た目をした雑魚敵が登場したり、
『テイルズオブデスティニー2』にも「マリガン」というモリガン風な敵が登場するなどゲーム業界に与えた影響は非常に大きい。
一方本人は自社のモバイルゲーム『鬼武者Soul』で戦国時代に遊びに行った様子。

ちなみに『クロスエッジ(Xedge)』では敵キャラクターではなく、神薙勇刀と相羽命の仲間として登場する。


キャラクター設定

+ サキュバス族の生態
+ “魂”の分割
(以上、電波新聞社『ALL ABOUT ヴァンパイアセイヴァー』より)

+ 『セイヴァー』エンディング(ネタバレ)
ちなみにMVCのEDではリュウとリアル等身のまま『スーパーパズルファイターIIX』で対決したり、
タツカプのEDではホシノ・マナブ(『QUIZなないろDREAMS』の登場人物)にタツカプで連敗したりと、
実はゲーマーなのではないかと思わせる描写もある。
因みにタツカプEDのモリガンは「連敗してムキになる」「連コインを注意されて慌てる」などかなり可愛い。
wiiのアニメパートでは自分の配下に連戦連勝しているらしくそれなりの腕前ではあるようである。

また、共演が多く付き合いが長いせいか、PXZにて春麗はモリガンが人間じゃない事を忘れかけていた
ちなみにそのPXZではジェダ・ドーマへの対策の一環なのか、デミトリとワルキューレダンテに引き合わせたりと珍しく裏で動いていた模様。
実際にジェダの一連の行動については快く思っていないらしい。

キャラクター性能

『ヴァンパイア』では、『ストリートファイター』シリーズのリュウのような波動昇龍キャラだが、
それ以上にモリガンの特徴なのが前方ダッシュ。ダッシュにも関わらずいきなり低空を飛ぶのである。
「ダッシュすると少し浮き上がる」、いわゆるホバーダッシュ持ちの元祖であり、
ホバーダッシュ中の低空ジャンプ攻撃から空中チェーンコンボで攻める戦法は、非常に革新的なものであった。
『ヴァンパイア』以外でも『カプエス2』(ラン時のみ)や『タツノコ VS. カプコン』で採用されている。
また後に「瞬獄コマンド」と呼ばれるようになるボタン順押しコマンドの技を取り入れた最初のキャラであり、
「瞬獄コマンド」の名が定着する前は、「瞬獄殺」の方が「豪鬼ネスイリュージョン」などと呼ばれていた。

各作品での性能差
+ ヴァンパイア
+ ハンター
+ セイヴァー
+ セイヴァー2&ハンター2

VS.シリーズ
+ マヴカプ1・2
+ タツノコVS.カプコン
+ マヴカプ3

技解説

+ 通常技
+ 特殊技、投げ
+ 必殺技
+ EX必殺技
+ ヴァンパイアシリーズ以外の作品で使用可能な技(代表的なもの)

MUGENにおけるモリガン

原作ドット系
+ 操氏 セイヴァー仕様
+ P.o.t.s氏 CVS2アレンジ
+ hsiehtm氏 MVC仕様
+ Kong氏 ポケットファイター仕様
+ 死門氏 NAMCOxCAPCOM仕様

CVSドット系(Li Kun氏によるCVSドットで制作)
CVSシリーズでのヴァンパイアキャラは基本的にドットがヴァンパイアシリーズの使い回しで、もちろんモリガンも例外ではない。
しかし、以下のキャラではLi Kun氏が ドットをCVS風に書き直した 物で製作されている。
原作よりも頭身が高く、滑らかで均整の取れたドットはモリガンファンならずとも紳士ならば必見である。
+ Rolento氏 CVS2仕様
+ DivineWolf氏 P.o.t.s仕様
+ KAZ氏 MVC仕様 マスターモリガン
+ BeterHans氏 Awakened-目覚め-モリガン

さらに、極普通なトナメ開催者の極の人がP.o.t.s氏のものを元に制作したD=Morrigan(通称:黒森)という神キャラもいた。(現在は公開停止)
そして改変キャラに『MVC3』のモリガンと中の人が同じ某第一ドールが作られていた。(こちらも現在は公開停止)

出場大会

+ ...

出演ストーリー

+ ...

その他




*1
開発初期、モリガンはヴァンパイアであったが、妖艶なイメージが欲しいということでサキュバスに設定が変更された。
サキュバスなのに吸血鬼に付き物であるコウモリを連れている理由もその名残だとか。

*2
ネヴァン、マッハと並び三位一体神とされている。
この名前ネタつながりで同じくカプコンの『Devil May Cry3』に、
雷と蝙蝠を操る悪魔(淫魔?)「ネヴァン」というキャラクターが登場していたりする。
こちらもモリガンに負けじとほぼ全裸の格好で大変 エロい (具体的に言えば、 上半身裸で肝心な部分を隠すのは長い髪の髪ブラだけ )。
是非ともいつかモリガンと競演してほしいものである。

*3
実際、フランク/スクラル/ハガーでチームを組み、モリガンを屠る猛者もいてしまったりして、
この3人の中でも特に動きが鈍重で機動力の乏しいハガーで上下左右からくる弾幕を受け止めつつ、メトロシティ謹製のスチールパイプを叩きこんでいる
彼曰く「モリガン:ハガーはハガー有利」だとか


「変わらぬ時を過ごすのは 死よりも恐ろしい……そう思わない?」