フーディン





          

  • 分類:ねんりきポケモン
  • タイプ:エスパー
  • 高さ:1.5m
  • 重さ:48.0kg
  • 特性:シンクロ(どく、まひ、やけど状態にさせられると相手も同じ状態異常になる)
               せいしんりょく(怯まない)
  • 隠れ特性:マジックガード(攻撃以外ではダメージを受けない)

りょうめを とじると ぜんしんの かんかくが いっそう とぎすまされ
さいこうの のうりょくが だせる。

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。第1世代から登場している。
超能力ポケモン・ケーシィの最終進化系で、額の星マークや腹部の縦波の模様の消失(実は『初代』のドット絵ではユンゲラーも額のマークが無かったのだが)、
尾の退化など、進化前のユンゲラーよりも無駄の無い外見・体格になっており、体重も減っている。
一方で両髭は長く伸びており、スプーンも両手に2本を持つようになった。
なおこれらのスプーンは、フーディンが超能力により生み出したものと言われている。
脳細胞は死ぬまで無限に分裂を続け、結果知能指数5000という頭脳を持つに至った。わざは4つまでしか覚えておけない癖に
発達した頭脳はスーパーコンピューターをも上回る処理速度と、生まれてから体験した世界の出来事全てを覚えておける記憶力を兼ね備え、
あらゆる超能力を自在に使いこなすと共に、計算によって戦いを有利に進め相手を倒す。
一方で、強い超能力と高い頭脳と引き換えに全身の筋力は非常に弱まっており、筋力ではなく超能力によって体を動かしている。
特に脳が分裂を繰り返し頭が重くなっている結果、頭部を首の筋肉だけでは支えきれないため、頭部の保持にも超能力が必要。

名前の元ネタはケーシィ(予言者エドガー・ケイシー)、ユンゲラー(超能力者ユリ・ゲラー)同様、
実在の奇術師で「脱出王」ハリー・フーディニ(Harry Houdini)とされている
(あるいはそのハリー・フーディニの芸名の由来である「近代奇術の父」の異名を持つロベール=ウーダン(Robert-Houdin)かもしれないが)。
未来予言者からスプーン曲げの超能力者、そして脱出芸の天才とはいえ手品師と、
名前の元ネタの人物の能力がランクダウンしていってるように思えるかもしれないが、
フーディニはその経験や知識から預言者や降霊術師、超能力者を名乗る人間のトリックを暴く「サイキックハンター」もやっていたので
(なお本人曰く「オカルトが嫌いなわけではない。本物に会いたいだけだ」との事。…また偽物だったよ)、
前2者では敵わない(トリックを見破られてしまう)存在と考えるなら相応しい名前ではある。
海外では現在も奇術師の代名詞というイメージらしく、アドベンチャー要素の強い傑作FPS『バイオショック』でも、
中盤以降に出現する透明化する上に火あるいは氷を操って攻撃してくる強敵がフーディーニの名を冠している。
仮面ライダーゴースト』でも、ライダーの変身形態の一つである「フーディーニ魂」の力の源である偉人として扱われており、
日本の若年層に対する知名度もそれなりに上がったものと思われる。『ゴースト』は全力で降霊術師ネタをやっているのは気にするな!
最近では成田良悟氏原作の漫画『デッドマウント・デスプレイ』の「怪人ソリティア」こと雪車村天鴉(そりむら てんあ)が、
「厄ネタ」と呼ばれる常識外れの事件を起こす犯罪者の内の一人で、卓越した奇術師でありながら「本物のファンタジーの存在」を信じ、
それ故に他の「厄ネタ」が使うファンタジー紛いのトリックを見抜いてみせるというフーディーニを思わせる設定で登場している。
なお同作の主人公はファンタジー世界から異世界転生してきた種も仕掛けもない本物の魔術の使い手であり、
彼の魔術を目撃した時はこれ見よがしに喜ぶのであった。フーディーニも本物に出会えたらこんな風になったんだろうか
また、変わった所ではアーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画『ラスト・アクション・ヒーロー』では、
作中の最重要アイテムの制作者として奇術師を演じていた本物の魔法使いだったという設定で登場していた事もある。

(以上、Wikipediaより一部抜粋・改変)


原作中の性能

  • HP:55
  • 攻撃:50
  • 防御:45
  • 特攻:135
  • 特防:85→95
  • 素早さ:120

高い特攻・素早さと貧弱すぎるHP・防御を持つ典型的な「やられる前にやる耐久特殊アタッカー特化なポケモン。
初登場作品の第1世代の頃はエスパータイプ自体が優遇されていた事もあり、大会でもよく使われる強力なポケモンだった。
それ以降は飛び抜けた強さこそ無いが、技や仕様の変化によって戦法を増やして変化させつつ活躍している。
技としては対戦では初登場時から使われた超能力攻撃である「サイコキネシス」や体力回復技の「じこさいせい」、
第3世代で新たに習得した自分の能力を上昇させる「めいそう」等が使われてきたため印象的だろう。
サブウェポンは世代ごとの環境や仕様に応じて変化し「かみなりパンチ」などの3属性のパンチや「シャドーボール」などが使われてきた。
対戦では使われないが、エスパータイプの攻撃技である「ねんりき」「サイケこうせん」「みらいよち」なども覚える事ができる。
第6世代では、メガシンカできるポケモンの1体として選ばれている。

+ 原作での強さの変遷の説明
初登場作品である『初代』では、エスパータイプの弱点であるむしゴーストの技が少なかった上に、
弱点であるはずのゴーストタイプの技が無効化されてしまう事や、むしタイプの技の低火力
エスパータイプの攻撃が同じタイプでない限り半減されない環境だった事要因でに加えて、
とくこうととくぼうが第一世代では同ステータスにされており、対とくしゅに対する防御力も非常に高かったのだが、
この時代はまだタイプ毎に物理と特殊判定は分かれており、環境のポケモンは悉くとくしゅの攻撃をメインウエポンとしており、
ノーマルや地面といったものを主軸としてるのはケンタロス位だった事も追い風となり、HPは非常に低いが意外と耐える場面が多かった。
そのためメインウェポンである「サイコキネシス」を中心としたエスパータイプの技だけでもごり押しで勝てるため、上記の短所が目立たないくらい強く
禁止級を除けば最強格のポケモンの1体だった。
しかしながら、ケンタロスには運ゲーを通せなかったら一撃で落とされる点や、
ゲンガーと違いマルマインに1:1交換の対象になってしまう事や凍ってしまう事、スターミーの技の幅広さ等と比べられ、
「強い事は確かだがあと一声が足りない」という最強争いの中で生まれる悩みが足を引っ張り、
初代全国大会『ニンテンドウカップ'97』の優勝者のパーティにもフーディンの姿は無かった。
また、「進化条件が通信交換」という仕様上、GTS(オンライントレード)などという便利な物が無い状況で、
当時の多くのぼっちプレイヤー達が入手出来ず涙する事に…。
とはいえ進化前のユンゲラーもそれなりに強く、フーディン等過去に大会で使用されたポケモンが禁止扱いになった'99カップでは、
代用としてユンゲラーを使用するプレイヤーも少なくはなかった。
ライバルが使用する一体でもあり、最終決戦ではその強さと「じこさいせい」による厄介さは多くのプレイヤーを苦しませた。

続く第2世代ではエスパーに無効化・耐性を持つあくはがねタイプの登場で前ほどの猛威は無くなったが、
この頃は新たに取得した3色パンチがまだ特攻依存のため、サブウェポンの豊富さからアタッカーとしては相変わらず脅威だった。

第3世代では、特攻・特防をそれぞれ1段階上昇させる積み技「めいそう」が新たに追加された。
この技はフーディンとのマッチングが極めて高く、後の世代でも多用される積みアタッカーとしての地位を確立させたと言える。
一方で、物理の紙耐久を逆手にとって、物理ダメージを倍返しにする「カウンター」を利用した戦術も考案されるなど、
戦術性に富んでいた。加えて、新たに追加された概念「特性」も使い勝手を磨くのに一役買った。
メインで使用される特性「シンクロ」は相手の状態異常攻撃を牽制できる上に、
エメラルド以降は先頭に置くと同じ性格のポケモンが出やすくなるため、捕獲要因としても重宝された。
「せいしんりょく」?ピンポイントすぎてねこだましの強いダブル以外需要無かったよ

だが、第4世代の頃から徐々に火力がインフレし始めた影響で、メインウェポンが威力90の「サイコキネシス」であるフーディンは、
単純なアタッカーとしては使いづらくなり始める。また、この世代から3色パンチが物理依存になったのも痛手となった。
また、相手が攻撃技を選択した際に先攻を取れる「ふいうち」を始めとした先制技の増加で「素早さが高いのに気軽に攻撃出来ない」ジレンマも抱える事に。
しかし、第4世代で特殊依存になった「シャドーボール」や、苦手な悪・鋼に対抗するサブウェポン「きあいだま」、
高確率で特攻を上昇させる「チャージビーム」、最大威力120の「くさむすび」など、相変わらずサブウェポンの攻撃範囲は広い方だった。
そこから「めいそう」に加えて、マヒ状態にする「でんじは」、道具を入れ替える「トリック」、相手の行動を縛る「アンコール」など、
補助技を中心とした搦め手による戦い方にシフトし始めた。

第5世代では、新たに夢特性「マジックガード」を取得。状態異常や宿り木などでダメージを受ける事が無いなど、
耐久面が強化されただけでなく、持ち物「いのちのたま」を持たせる事で火力を底上げできるようになった。
この「いのちのたま」は火力を上げる代わりに攻撃する度にダメージを受けてしまうデメリットを持つ道具だが、この特性の仕様上、
相手からの攻撃ダメージでない「いのちのたま」のダメージはカットされるため、実質ノーコストで火力を上げられるのである。
一方で、相手が攻撃した技を封じる「かなしばり」の命中率が100になった事で、素早さの高さを活かして、
「まもる」「みがわり」で防いだ攻撃を「かなしばり」で封じる戦術にも注目が集まるなど、補助技も強化された。
これらの要素により、新参ポケモンや新規進化によるインフレが進む中で、
純粋な初代出身ポケモンとしては数少ない、まだ第一線で活躍できる存在であり続けた。

第6世代『X・Y』では種族値が見直され、特防が10上昇した他、苦手なあくタイプ及び厄介なドラゴンタイプに対抗できる、
フェアリータイプのサブウェポン「マジカルシャイン」を取得。
他にも、新たに追加されたタマゴ技「サイコシフト」により、「マジックガード」とのコンボで、
「かえんだま」で状態異常になった後で、やけど状態を相手に押し付けて攻撃力を下げ、
紙耐久をカバーするという荒技を使用できるようになった。

『Pokémon LEGENDS アルセウス』では、時空の歪みで野生の個体が登場する。

メガフーディン





     

  • HP:55
  • 攻撃:50
  • 防御:65
  • 特攻:175
  • 特防:95
  • 素早さ:150
  • 特性:トレース(相手と同じ特性になる)

きんにくと ひきかえに フーディンの しんの ちからが かいほう された。
サイコパワーで すべてを みとおす。

頭部の形状が五芒星から六芒星に変化し、所持するスプーンの数も一気に増えた。
メガシンカにより、主に長所をさらに尖らせた性能になっている。特に特攻の高さは全ポケモントップクラスである。
特性のトレースは相手の強力な特性をコピーできる有効性を持つ反面、デメリットしかない特性でも構わずコピーしてしまう欠点を持つ。
だが、遺伝技「スキルスワップ」で、その外れ特性を相手に押し付ける事もできるため、一概に役に立たないとは言い切れない。
メガシンカの使いどころに気をつけながら使用したい。
ちなみに、メガシンカ時の種族値は一律100上昇するが、メガフーディンのみ90である。これは第6世代で特防が10上昇したのを開発者が忘れたからという噂

第7世代では、他の連中に遅れる形でメガシンカ時の特防が10上昇されている。やはりミスだったか
加えて、メガシンカターンにメガシンカ後の素早さが適用されるようになったのも素早さ150のメガフーディンにとって追い風。
さらにVC版が解禁されたことで、それまで不可能だったマジックガード持ちへの「カウンター」搭載が可能になった。

+ メディアミックスでのフーディン
『ポケモン不思議のダンジョン赤(青)の救助隊』では登場人物の一人であり、
リザードン、バンギラスとチームを組む、作中唯一のゴールドランクの救助隊のリーダーでもある。
他の登場する救助隊と違って彼等と戦う機会は無いが、条件を満たした時に彼に話すと行けるダンジョンもあり、
話しかける機会は少なくないだろう。

また、レベル1で挑まなければならない一部の99Fダンジョンにおいては、
全モンスター中ぶっちぎりトップの初期ステータスを持つ。その能力は尋常ではなく、
大半のモンスターが99Fダンジョンをクリアした時点のステータスに匹敵する反則的なレベル。
Lv1ダンジョンの三強と呼ばれ圧倒的に使用率が高い。
さらに初期技の移動技のテレポートも非常に強く、これを使い即降りを繰り返すだけで踏破できてしまう。
ただしこの作品は進化したポケモンの方がレベルアップが遅い上にレベルアップしてもステータスが伸びず
(故に御三家等の第一形態はステータスの伸びがいいので選ばれる理由になっている)、
ついでに攻撃力がステータスよりもレベルに影響されやすいので、圧倒的に高い攻撃初期値があっても実は火力が低い。
だが、それは固定ダメージを与えるゴローンの石ややつあたりの技マシンなどで補う事も出来るため、あまり気にならない。

『ポケモン+ノブナガの野望』ではユンゲラーと共にカネツグ(直江兼続)のベストリンクポケモンとなっている。
攻撃範囲・火力とも申し分なく、低めの耐久は特性やブショーパワーで補えば多くの敵に対応可能の万能型。

アニメでは超古代ポケモンの話に巨大なゲンガーと共に登場。アニメ本編ではこのエピソードが初登場だが、
その話より早くオーキド博士のポケモン講座に登場している。強くて人気のあるポケモン故だろうか。
講座ではスプーンを取ろうとしたオーキドの服をテレポートで消し飛ばした。
劇場版『ミュウツーの逆襲』では同じエスパータイプでも圧倒的に上回っているミュウツーの力の差を見せ付けるための噛ませ犬だった。
『ボルケニオンと機巧のマギアナ』では 石塚運昇 氏が演じている。

カードゲームでは第1弾のフーディンが有名。
最終進化ポケモンとしては火力が低めだったが、ダメージカウンターを任意に移動できる「ダメージスワップ」を持ち、
サポート役として強力だった。

『Pokemon GO』では第二世代の追加に伴ってステータスが下方修正されたがエスパータイプの使用率では伝説勢を除けばトップクラスを誇り、
かつてカイリューとカビゴンが跳梁跋扈していたジムが同じポケモンを複数配置できない仕様になった事で出番も増えた。

野生での出現率は低いが第一形態のケーシィは平均的なので時間はかかるが育成は難しくないだろう。
余談だがケーシィは一回でゲットできなかった場合、テレポートの再現なのかすぐに逃げてしまう。

+ 進化前のユンゲラーについて
進化前のユンゲラーがモデルとなった先述のユリ・ゲラー氏とのイザコザがあったためか
カードゲームなどではフーディン系統は殆ど出回っていない。
例え収録された場合でも、最初からフーディンの状態で出せるカードだったり、
ケーシィからユンゲラーをすっ飛ばしていきなりフーディンに進化するという特殊能力を持ってたりもする。
また、ゲームでも、ユンゲラーにかわらずの石を持たせて通信しても進化してしまう。
アニメでも、原作ではユンゲラーを持っていたゲストキャラがアニメではケーシィになっているなどといった例もあった。

そもそもユリ・ゲラー氏が任天堂を相手取って訴訟を起こしたのは、同氏が東京でユンゲラーのカードを発見した事を発端としている。
そのカードに「わるいユンゲラー」の存在や「頭痛を引き起こす」という記述がある事、
さらにユンゲラーのデザイン自体もナチスを連想させる事*1を理由に、
2000年11月に任天堂に約1億ドルの損害賠償を求めてアメリカのロサンゼルス地方裁判所に提訴したのである。
これに対して任天堂側は「ゲラー氏はイギリス在住のイスラエル・イギリス国籍所持者であり、カリフォルニア州の管轄外」と主張。
ロス地裁はこれを受け入れた事により、ゲラー氏の訴えは却下された。
ちなみにこの裁判において、
「任天堂側の弁護士の発言によりゲラー氏の敗訴に導いた」
「ユンゲラーのカードは当時日本でしか正規流通しておらず、連邦裁判所の範囲に該当せず裁判が行えないとして不受理に終わった」
といった話が流れていたが、これらは都市伝説であり、実際にそのような出来事は無かったと言われている。
+ 実は言ってない台詞
ゲラー氏「これは肖像権の侵害でしょう」
任天堂「じゃあこうしましょう、このポケモンは超能力を使えます。貴方も使ってみせて下さい」
ゲラー氏「…………」

それから20年後の2020年11月、この件で大きな動きが起きた。
ゲラー氏自ら、自身のツイッターアカウントにて提訴した事を謝罪する文章を投稿されたのだ。
同時にユンゲラーのポケモンカードを出す事についても問題は無いという声明も出された。
そして2023年6月発売の『ポケモンカード151』にて、ついに21年ぶりにユンゲラーのカードが登場、収録を果たすこととなった。

なお、これらは裁判の起きた2000年以降の事であり、裁判前に販売されたポケモン関連商品には関係しない。
例として『ピカチュウ』ではシオンタウン左の草むらで野生のユンゲラーが出現するのだが、
そのユンゲラーのみが『金・銀・クリスタル』でまがったスプーンを持っているなどのお遊び要素があったりする。
あと『初代』ではスプーン曲げという技が、実はゆびをふるのランダム発動でしか使えなかったりするので、
その野生のユンゲラーしか実質使えなかったりと、実にスプーン要素の強いユンゲラーであった。
そもそも『初代』の図鑑では「ある朝、超能力少年が目を覚ますとユンゲラーになっていた」という、元人間であるという衝撃的な内容が書かれていた。

また、『初代』ではユンゲラー以外にもサワムラー(沢村忠)、エビワラー(海老原博幸)といった実在人物モチーフのポケモンも存在したが、
上記の裁判の影響か第2世代以降はこのタイプのポケモンは基本的に登場していない
(西郷四郎がモデルのナゲキ、大山倍達のダゲキなど、名称だけは反映させていない例はある)。

(以上、ポケモンWiki「ユリ・ゲラー裁判」より)


MUGENにおけるフーディン

レイア・ビゼットの作者であるbakisimu氏の製作したキャラが公開中。
ファイル名は英名の「alakazam」。第5世代のスプライトを使用して製作されている。

原作と同じくスプライトを回転してモーションを作っている他、
原作再現として、高い機動性とLIFE900の仕様になっている。
主に「サイケこうせん」や「きあいだま」などの飛び道具が強力な遠距離向けのキャラ。
特にゲージ技「サイコキネシス」は広範囲の投げ技という強力なもの。
他にも、無敵移動技「テレポート」、ゲージ補充技「めいそう」、ライフ回復技「じこさいせい」など、
面白い技を多く備えているが、これらの技はやや隙が大きい。
一方、近接攻撃のゲージ技も発生直前無敵の「れいとうパンチ」、「かみなりパンチ」など比較的優秀なものが揃っている。
しかし、コンボが長く繋がらない技が多いため、相手との距離の取り方が重要。
更新により、メガシンカして全画面+発生中無敵の3ゲージ技「みらいよち」が追加された。
簡易的なAIもデフォルトで搭載されている。
プレイヤー操作(2:12~)

出場大会

プレイヤー操作



*1
具体的に述べると、額の星がユダヤ教のシンボルである「ダビデの星」、腹の模様がナチスの武装親衛隊のシンボルマークを連想させるとの事
(後者は、実際には超能力実験で用いられる「ゼナー・カード」が由来と思われるが)。
そしてユリ・ゲラー氏はユダヤ人であり、同民族は第二次世界大戦期においてナチスドイツからホロコーストによる被害を受けていた。
つまり、ユダヤ人のゲラー氏をモデルとしたユンゲラーのデザインが、そのユダヤ人を虐殺したナチスを想起させたのも訴訟の一因となっている。


最終更新:2024年03月08日 19:12