仮面ライダーG3-X




   「ただの……人間だ!」

 ■スペック
 身長:192cm
 体重:176kg
 パンチ力:約2.5t
 キック力:約7.5t
 防御力:硬度「10」
 走力:100mを約8秒
 ジャンプ力:ひと跳び20m
 必殺技:ケルベロスファイヤー(30t)

+ 担当俳優・声優
要潤
『アギト』シリーズ、PS『アギト』
三宅淳一
『クライマックスヒーローズ』シリーズ、『ガンバライド』『ライダージェネレーション2』、『バトライド・ウォー』シリーズ(『II』まで)
新井良平
『バトライド・ウォー創生』
阿座上洋平
『ライダーレボリューション』

仮面ライダーアギト』に登場する仮面ライダーの一人。
主な装着者は「仮面ライダーになろうとする男」氷川誠(演:立派なきのこうどん県副知事要潤)。
未確認生命体用に未確認生命体4号のデータを元に警視庁が開発した第3世代型強化外骨格および強化外筋システム、
通称「G3」の強化発展型(『クウガ』と『アギト』はパラレル設定なため、あくまでも『アギト』世界における4号がモデルである)。
対抗馬の「V-1」をコンペの際(後述の暴走の結果とはいえ)圧倒し、採用された。

性能向上以外でのG3との違いは装着者に理想的な動きを促すAIの搭載と、装着者へのオートフィット機能。
当初はAIが過敏過ぎたため暴走してしまい、ある一名しか制御できなかったが、制御チップを組み込む事でこれは解消されている。
しかし性能が上がっているとはいえ上級のアンノウンの相手をするにはまだまだ力不足な所もあり、
装備は飛び道具が主という事もあってかアギトやギルスの援護に回る事が多い。
それでも通常のアンノウンとは互角に戦うレベルには仕上がっているため、多数のアンノウンを撃破。
本作のライダーは基本的に飛び道具を持っておらず、そういった意味ではG3-Xは貴重な戦力である。
最終決戦では装着者氷川誠の踏ん張りで最上級のアンノウン2体「風のエルロード」と「地のエルロード」を相手に善戦、
一体をギルスとの連携で撃破している。
この時の奮戦ぶりはアギトの最強武器シャイニングカリバーを叩き折った「地のエルロード」をして、
「お前はアギトではない。何故これほどの力を…何者なのだ、お前は!?」
脅威と驚愕を抱かせるもので、その時の氷川の回答が冒頭の台詞となっている。*1

これ以外にも、翔一と涼、そして木野からアギトの力を奪った「闇の力」に翔一と共に立ち向かい、
アギトの力奪還に大いに貢献する等の活躍も見せている。

G3システムは、昭和を含めた仮面ライダーシリーズで初の「唯の人間」のライダーである。
(昭和ライダーは全員改造人間(ライダーマンは微妙だが)。クウガもアークルの力により実質改造人間、アギトは新人類)。
以降の平成ライダーシリーズ(『555』や『カブト』等)の「変身アイテム装着者=仮面ライダー」という図式の先駆者となった。
ただし以降の装着型ライダーが腰に巻いたベルトから装甲が自動展開され「変身」するSF的な変身描写になっているのに対し、
G3シリーズは純粋に現在の科学技術の延長上のパワードスーツであり、
使用時には移動本部である車両「Gトレーラー」内の施設で「スタッフの手で装甲をひとつづつ体に取り付けていく」必要がある。
また戦闘の際にGトレーラーからの指示を受けるだけではなく、
戦闘で手一杯の装着者には処理しきれないG3の破損状況等をGトレイラー側でチェックするなど、現実的な運用描写がされている。

また、あまりクローズアップされる点ではないが、史上初の仕事でやっている仮面ライダーであるという見方もできる。
(一応、Xとアマゾンとスーパー1も職業ライダーだったが、XとS1は本来戦闘目的ではない。アマゾンは「仕事?食えるのか?」状態)
通常の生活や仕事に加えて自主的に正義の味方をやっている他のライダーと違い、氷川は警察官の業務の一環として仮面ライダーをやっているのであり、
そういう意味では後のシリーズのBOARD猛士ZECTなど組織に属するライダーの先駆けとなっている。

公的組織が作ったメカスーツ、その組織に属するヒーローといった構図は、かつて同時間帯に放送していた『メタルヒーローシリーズ』に多く見られた要素であり、
特に『特警ウィンスペクター』『特救司令ソルブレイン』『特捜エクシードラフト』の
『レスキューポリスシリーズ』と呼ばれる3作からのフィードバックとも言える。
G3シリーズはそういった要素を平成ライダーシリーズに橋渡しした、シリーズ史において重要な存在なのである
(外見だけならBLACKもメタルヒーローの影響を受けている)。

G3シリーズは高度な科学力で作られているものの、未知のテクノロジーや神秘的なエネルギーは一切使用されておらず、
装着員である氷川も何の特殊能力も無いただの人間である。
初期のG3はまだまだ未完成だった事もあって戦果が振るわず、
超常の力で戦うアギトやギルスに比べるとはっきり言えば「弱い」印象が際立っていた。
G3-Xへのパワーアップによってようやく少しは差を埋められた形となり、次第にアンノウンといい勝負もできるようになっていく。
ある意味において、作中でアギト以上に「創造主への反逆」「神々との戦い」を体現した存在であるとも言えるかも知れない。
そもそも本作品におけるG3(と言うか氷川)のテーマは「仮面ライダー(英雄)になろうとする男(の奮闘)」である。
一方ギルスは「仮面ライダー(怪物)になってしまった男(の悲劇)」であり真逆のテーマである。

通常のヒーローのパワーアップとは違い、G3-Xはあくまでも旧G3と同一規格の新型スーツであり、
旧G3とは別に存在している(要するに乗り換え後の2号ロボのようなもの)。
終盤ではオートフィット機能を搭載して改修された旧G3が、G3-Xと揃い踏みする場面もある。
G3「G3-Xにモデルチェンジした後、僕の身体はどうなったんだ!倉庫で埃をかぶってたんじゃないか?」
テレビスペシャルでは誰にでも使える事を前提に意図的にデチューンされたG3-MILD
『HERO SAGA』では破損したG3-Xを後述のG4のパーツで改修したG4-Xといったバリエーションも存在する。
この他、Gシリーズには漫画版で登場しアンノウンに融合されたバイク型のG2(『HERO SAGA』ムックでも存在に触れている)、
同じく『HERO SAGA』に登場する「赤の4号(クウガマイティフォーム)」のスペックを可能な限り再現した代償として、
人間に扱える代物ではなくなった(作中ではアンノウンが強奪して着用)G1が存在する。
最終話ではG5ユニットなる部隊が発足しているが、画面に映ったのは隊員を前に演説する隊長だけで、装備などは不明である
(『HERO SAGA』ムックでは「従来の重装甲な隊長機と、簡易装備の一般隊員」というイメージが語られ
 それが後年のZECTに発展していく……という構想案が言及されている)。

2013年に発売した小説版(著:岡村直宏)ではG3-Xには強化されず、終始G3のままアンノウンと戦い抜いている。
やはり戦闘力の面でアギトやギルスに一歩譲りながらも、終盤ではアンノウン相手に善戦する活躍も見せ、
エピローグではG3システムの部隊が正式に発足、氷川が対アンノウンに対する撃墜王になった事が言及される。

+ 主な武装
GM-01 スコーピオン
対未確認生命体用の突撃拳銃。装弾数は72発。
アンノウン相手には少々力不足で、主に牽制に使用される。
しかし生身の人間が撃つと腕に重症を負うほどの反動がある。
GG-02 サラマンダー
GM-01の下部に装着して使用するグレネードランチャー。20tの破壊力がある。
G3時代の必殺武器であり、これでアンノウンを数体撃破している。
G3-Xになってからはより強力な武器を装備したためかあまり使用していない。
GS-03 デストロイヤー
右腕に装着する超高周波振動ソード。ちょっとしたチェーンソー程のサイズがあり、威圧感だけは十分。
当たれば必殺の威力を持つと思われるが、作中では一度も敵にヒットした事がないという不名誉な戦果が割と有名な不遇武器。
プロップが強度のありそうな構造をしていないので、万が一当てると破損するから活躍させられなかったという説が有力
『仮面ライダージオウ』において遂に当てる事に成功するが、描写からして効いたかは微妙な所。
GA-04 アンタレス
右腕に装備するワイヤーアンカー。主に敵を捕縛するため使われる。
GX-05 ケルベロス
アタッシュケースモードから変形するG3-X専用のガトリングガン。装弾数は120発で予備の弾倉を2つ装備している。
連続で命中させればアンノウンも撃破できるほどの威力を持つ。
アタッシュからの変形には暗証番号を入力する必要がある。
とはいっても3つのボタンを正しい順番(1→3→2)で押すという簡単なものなのだが、
不器用な氷川は実戦時にこのたった3桁をド忘れして間違えた事がある。
翔一曰く「サルでも扱える」レベルなのに……
プロップは後に『魔法戦隊マジレンジャー』においてメアの武器である「破滅の爆裂大回転砲」に流用されている。
GXランチャー
GM-01とGX-05を合体させ、GX弾(ロケット弾)を砲身に装着する事で完成するロケットランチャー。
その威力はアギトグランドフォームのキックにも匹敵する。
GK-06 ユニコーン
G3-X専用の電磁コンバットナイフ。左腕の二の腕の部分に装着されている。
威力はGS-03の半分しかないが、こちらは格闘戦での鍔迫り合いなどに使用された。
ただこちらも最終話まで敵に当たった事がなかった。まあG3自体飛び道具が主武装だから仕方ないが。
最終話では前述の「地のエル」の剣を受け止め、本気で驚愕させるという大活躍を残した。
これは上記の設定や名台詞と合わせて普通の人間でもその行動や信念次第では仮面ライダー(ヒーロー)に成り得るという、
メッセージ性を強く現したシーンでもある。
ガードアクセラー
専用バイク「ガードチェイサー」の左グリップでもある電磁警棒。G3-Xの左太股部にも装着できる。

劇場版『PROJECT G4』では事実上、アギトに代わる主役として活躍。不採用であったはずの兄弟機、G4と死闘を繰り広げた。
+ G4について
G3-Xと同時期に設計されながらも危険すぎるとして製造すらされなかったスーツ。
G3-Xを上回り、並のアンノウンなら群れごと蹴散らす性能を持つ。ただ、これは超能力者の力を借りたAIによる所が大きい。
初期G3-X以上に危険なAIは装着者と超能力者双方への負担を度外視しているため、
装着者は事実上使い捨てのパーツも同然という恐ろしい仕様となっていた。
そのため、存在してはいけないシステム」「呪われたシステムと唾棄されている
厳しく訓練を積んだフィジカルエリートと、超希少な才能を持つ人間を数回で使い捨てとか、費用対効果という言葉を理解していらっしゃる?
製造・運用は、警察から盗み出された設計図を元に自衛隊で行われた。

最後はシステムの負荷によって装着者の水城は死亡、それでも尚G4はゾンビの如く再起動しようとしたが、
激昂した氷川の一撃で完全に機能停止した(下記の台詞はこの時のもの)。*1
非合法にシステムを盗用した自衛隊幹部もアンノウンの襲撃の際に落命し、結果G4の技術は再び闇に葬られた。


+ 仮面ライダーディケイド』では…
『仮面ライダーディケイド』第1話のライダー大戦では、
アギトと共に専用マシン「ガードチェイサー」に搭乗している姿が見られる。
その後、リ・イマジネーションである「アギトの世界」に登場。
元の装着員は「アギトの世界」のライダーである芦河ショウイチであったが、彼はアギトの力を得た事が切っ掛けで失踪したため、
代わりの装着員を当てるものの、G3-Xを扱いこなせず自ら辞めてしまうなどで長らく空席の状態にあった。
そこで「クウガの世界」のクウガである小野寺ユウスケが装着員となり、
ディケイド及び完全なアギトの力に目覚めたショウイチと共にこの世界のアンノウンと戦った。
このためアギトとクウガの夢の共演は残念ながらお預けになったが、
代わりに「クウガをモデルにして作られたG3-Xをクウガの変身者当人が装着する」というある意味胸熱展開に。
別のライダーになってる時の方が活躍してないかこいつ?
また、G4の制御チップと思われる「G4チップ」なるものも作中で扱われている。
ちなみに、ショウイチが3人のライダーのポジションを兼任したためか、上記の台詞のオマージュらしき台詞を叫んだ事もあった。

   「アギト…許されない。人が神に近づくなど…!」

   「違う、俺はただの人間だ!」

なお、前身のG3も『超・電王&ディケイド』に登場した。ディエンドのカメンライドな上にウラタロスに乗っ取られたが

+ 仮面ライダージオウ』では
2018年から放送の20作目にして平成最終作となる『仮面ライダージオウ』では31・32話にて、
流石に要順氏は多忙の為か氷川とG3-Xは登場しなかった代わりに部下の尾室正弘、
そして彼が率いる量産化されたG3ユニット部隊が登場する。装着員は警視庁の警察官。
既に旧式となって久しいが、技術の進歩により専用のインナーを着なくても装着できるようになるなどマイナーチェンジが施されている上、
所謂「枯れた技術」で作られている為に量産がし易くなっているらしく、全国配備を目標として部隊編成が行われている模様。
G3-MILDの立場が無い…いやデチューンしなくても使用に耐えるようになったと思えばまあ。つか量産型マッハとかと競合しなかったのだろうか
同時に突如演習場に現れたアナザーライダー版アギトに成すすべもなく吹っ飛ばされるわ、
挙句には装着員がアナザーアギト化されるわと、相変わらずの弱さを見せてもいる。
が、それでも正体不明の敵に逃げずに立ち向かう、突如乱入したジオウ一行とも一応は協力して戦う…など
戦闘力以外に関しては扱いは悪くない。

なお、アナザーアギトがアギトの力を翔一から奪った後、通常歴史改変により他のサブライダーも纏めて変身できなくなってしまうのだが、
G3は存在が消える事なく使用できている。その事もあり、翔一は力を取り戻すまでG3を借りて迎撃する事となった。
G3のルーツは別にあるからこその展開だともいえるだろう。

+ ゲーム作品では……
+ ガンバライド/ガンバライジング
『ガンバライド』では、G3-Xが第6弾にレジェンドレアで登場。
しかし、レジェンドレアなのに性能がスーパーレア並という不遇な扱い。
また、同弾のレアのカードの必殺技(下位技)「2500KGパンチ」は威力1500と、
ガンバライド全カードで最低タイの数字という不名誉な記録も作ってしまった。
シャバドゥビ2弾で久しぶりに高レア化されスーパーレアで登場。
高い防御力を持ち、スキル・相性・ライダータイプも防御に特化しており、生半可な必殺技では倒しきれないほど防御が高い。
S2弾稼働期間中に開催された大会「フレイムカップ」など、大会では一時期猛威を振るい、G3-Xで溢れる事もあるほどだった。
後衛の選択肢は豊富だが、特に同じく防御特化の7-053SR仮面ライダーイクサバーストモードを後衛にした時はとても硬い。

固有必殺技は「ケルベロスファイヤー」。ガトリングモードのケルベロスを連射した後、ロックオンし、GXランチャーを放つ。
シャバドゥビ弾のライダータイプは機械(メカ)

後継作『ガンバライジング』には2弾で登場。長らく低レアリティのみだったが、
登場から5年経ったバーストライズ2弾でレジェンドレアで収録され、「ケルベロスファイヤー」も収録された。
アギトやギルスの他、イクサやカイザ、ドライブなどと組んだ時にもチームボーナスが発生する。

+ 『バトライド・ウォー』シリーズ
一作目、『II』ではサポートとして登場。
『II』は劇場版中心だったが、開発期間の関係か残念ながらプレイアブルになれず、
実質主役扱いだった『PROJECT G4』の再現が物足りないという声も。
3作目『創生』ではプレイアブルに昇格。旧型であるG3もNPCとして登場している。
軽快に動くG3に違和感を感じるという声も


格闘ゲームにおける仮面ライダーG3-X

PS用ゲーム『仮面ライダーアギト』には、G3、G4、G3-Xが登場している。
ただし、G3-Xは通常では使う事はできず、タッグバトル専用となっている。
他モードで遊ぶ場合はG3とは別の「G3-オリジナル」(名称の「オリジナル」の部分はプレイヤーが変更する事も可能)の強化が必要。
初期状態では明らかに弱いどころか弱すぎるが、武器を強化する事で能力強化・新必殺技が追加していき性能が強化されていく。
そして、全ての武器をフルチューンすると最終的に「G3-Xオリジナル」に変化して遊ぶ事が出来る。
名称は違うが、性能自体は通常のG3-Xと同じなので安心して戦おう。


MUGENにおける仮面ライダーG3-X

miyaji氏による手描きのものが公開されている。
あくまで人間のG3-Xとアギトとの対比のためか、移動速度などは全体的に遅め。
バッテリーが設定されており、一部の技や行動を行うと消費され、0になると防御力や攻撃力が半減、ゲージ技が使えなくなる。
GM-01を使った射撃はボタン一つだが、装弾数は9発で撃ち切るとリロードが必要になる。
GK-06は前述の剣を受け止めたのを再現してか一種のシールドとして搭載。
MUGENではGS-03もちゃんと当たる性能なのでご安心。…通常版の方は。
ゲージ技は発射の瞬間スローになるGG02、溜める事でガード不能になるGS-03、α版では専用ゲージを使っていたガードチェイサー
GX-05を装備しての射撃(本編での不器用ぶりが反映されて中々撃てない。バンゴウガチガイマス)、3ゲージ技のGXランチャーが搭載されている。
AIは未搭載だったが、更新によりデフォルトで搭載された。

ver1.0からは一定確率で発動するバッテリー交換やG3-MILDと共に轢き逃げ攻撃する「オムロくんも発進」など技が多数追加され、
G4カラー(2P)及びG4-Xカラー(6P)でGG-02がギガントに変化するようになった。
更に12P選択で各種ゲージ∞、弾数∞、対投げ属性攻撃と食らい中以外無敵、常時回復などが付与される「ただの人間を超えた何か」モードになる。
また、新MUGENだと無敵の代わりに投げ以外に対する常時アーマーとなる。
性能は高いが火力はそこまで上がらないためランク的には狂中位と言った所か。
この他、設定変更スイッチで爆発技の無差別攻撃化OFFやオペレーターの可否、AI設定の他バッテリーや青ゲージの常時0化・MAX化などが設定可能。

更新で仮面ライダーアクセル風カラーが追加され、AI操作の12P使用技にギガントが追加、
AI設定の超反応スイッチが制御チップに名称変更された他GX-05に使用率スイッチが追加された。
また投げ技の「ガードアクセラー」とダウン追撃可能な飛び蹴り(強)が追加され、更に仲間出勤スイッチが搭載された。
仲間はオムロくん(G3-MILDの飛び込みパンチ)、北条さん(V-1のV-1ショット)、水城さん(G4のギガント・4発まで)が選べる(複数選択可)。
出勤したキャラはどこぞの魔法少女集団の如く常に立っており、G3-Xが攻撃をすると攻撃に対応したキャラが援護攻撃を行い、
G3-Xがゲージ技を使うか攻撃を受けると一斉に攻撃してくる。
この一斉攻撃はモーション中ずっと続くため、全員居るとGX-05を持ってただ立っているだけで一部キャラは詰む事も。
また食らい判定や接触判定も存在し、G3-Xの爆発技や敵の攻撃を受けると一定時間行動不能になる。

+ Ver1.5以降の変更点など
Ver1.5では既存技のバリエーションとして下段射撃と対空ケルベロスファイヤーが搭載、
そして新たにアギトと共にマシントルネイダーに乗り、画面奥から射撃する2ゲージ技「一緒に戦いましょう!」が追加された(Ver1.6で背景追加)。
細かい変更点として、actのライダー名が一部ローマ字表記から英語表記に変わっているので上書きする際は注意。

Ver1.7からは10Pでストライカー全員出勤モード、11PでAI暴走モードが起動するようになりガードキャンセルや後転回避が追加、
GX-05の出が遅くなった代わりに威力が単発5から8に上昇し、空中ぶら下がり中に前後移動できるようになった。
Ver1.71にて新MUGEN・WinMUGEN問わず12P時には常時アーマー化するようになった(以前の挙動はバグだった模様)。

Ver1.8からはワイド画面への対応が行われた他、オムロくん出勤時でもバッテリー交換や「オムロくんも発進」が発動するようになった。
またGX-05のリロード(青ゲージ消費で通常ゲージ増加)が搭載され、
更に『PROJECT G4』の名シーンを再現した対リザレクション即死技の「もういい…」が搭載された。
相手がリザレクション後、GX-05を持っていない、自分のLife300以下などの条件を全て満たした場合のみ1ゲージ消費で発動可能。
前方ほぼ全画面に53万強の防御無視スリップダメージを叩き込み、また裏回りされても相手の方向を向く上判定はそこそこ持続するため非常に強力。
ただしライフが膨大な相手の場合死なない事もあり、また発動条件的に体力が0になる前にリザするキャラや処理が特殊な相手の場合は使えない。
Ver1.85でIKEMENへの対応や対クウガイントロが追加され、技性能が大幅に修正された。
またバッテリーが切れた際の弱体化が凄まじい事になった。具体的にはそれまでの攻守半減・ゲージ技使用不可に加え、
「GM-01リロード以外の青ゲージ消費行動使用不可、全防御システム使用不可、攻撃ヒット時自分にダメージ、GM-01使用で自爆ダメージ」
が付与される。ほぼ無理ゲー
Ver1.86ではバグ修正の他、「もういい…」の条件が満たされた際にバッテリーゲージの緑ランプが点滅するようになった。

Ver1.9で特殊対応や性能見直しが図られ、コンボ補正導入などが行われた。
Ver1.98ではドットが多数打ち直され色合いが全体的に修正、更にエフェクトの色がパレットで変化するようになった。
ただし、パレット修正の影響で現在10Pを含めた一部カラーが使用不能なので注意。
性能面でもスーパーキャンセル追加や攻撃をキャンセルして即座にGX-05を撃つ対空可能な1ゲージ技追加など多々変更され、
タッグ戦時の「もういい…」暴発やリザ成立確定時に無防備なせいでお手玉されるなどのバグが修正された。
高カラーでも12P時の銃火器技威力上昇、無敵中でもダメージを食らう不具合修正と強化されている。
また11PのAI暴走モードが単なるAI常時起動+超反応(AIレベルMAX)固定から仕様変更され、
前述の2つに加えてバッテリー消費半減、コンボ補正緩和、GX-05中を除く攻撃時アーマーなどが付く対凶用カラーになった。
更にVer1.995以降は制御チップONor11P&北条さん未出撃時のV-1破壊イントロがこのカラー専用イントロに変更された。
Ver2.00からは対Jaki氏ブレイド及び対同キャラ特殊イントロが追加。
性能面では多数の技が追加され、更に一撃必殺技の「GXランチャー&ライダーキック」が搭載された。アギトと同時攻撃を決める原作再現技となっている。
ただしこの一撃、条件がやたら厳しい(具体的には29話で氷川が取った行動を全て満たす。詳しくは下記動画参照)ので注意。
一応コンフィグで条件を緩和する事もできるが。
この他、12P性能の自動回復が削除された代わり根性値が大幅に増え、視覚的に分かりやすいよう電撃を纏うようになった。

Ver2.05にて青ゲージが廃止され、それに伴い一部技の性能も変更された。
特に青ゲージ消費の拘束技だったGA-04は1ゲージ技化したEX版以外消滅し、代わりにV-1破壊再現のコマンド投げが追加された。
また、バッテリーが切れた際の弱体化が更に増加し、新たに「ゲージ0固定」「必殺技のキャンセル不可」が追加された。

Ver2.50ではGK-06にを突き出しての突進攻撃が追加。GK-06の突進は先端部で飛び道具を消せるが無敵はない。
また当て身技「目が見えない!?」を3回以上使うと時々北条さんがGトレーラーに乗り込み、以降たまに回避を指示するように。
指示がくると前転で全ての攻撃を回避しようとするが、無敵は最後まで続かないので多段攻撃には引っ掛かる。
11PのG3-Xの搭載AIの暴走状態では返しが多段攻撃に変化し、北条さんが近くでノビてる状態でV-1破壊再現のコマンド投げでトドメを刺すという、
原作ファン必見の勝利演出となる。
更に最終話で見せたエクシードギルスとの連携で地のエルロードを撃破した攻撃も一撃当て身として追加。
ただし複雑な条件を満たしても、一度しか出せず相手の立ち打撃に対してしか返せないのでほとんどロマン技の域である。
また、このバージョンから「GXランチャー&ライダーキック」に使用された本編画像がより美麗なものに差し替えられている。

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み

プレイヤー操作

MUGENキャラをさっくり触ろお!!(さまざま48操作キャラ)

「もういい……もういいだろ!?」


*1
これらの台詞はアドリブらしく、脚本の井上氏は劇場版の方のアドリブについて「自分ならこんな陳腐な台詞は書かない」と語っている。


最終更新:2024年01月13日 22:40