光天使ブックス


「現れろ!光天使( ホーリーライトニング )、ブックス!」

光天使ブックスとは、アニメ 『遊☆戯☆王ZEXALII』に登場するカードである。海外名は「Star Seraph Sage」。
劇中では敵幹部であるバリアン七皇の一人、ドルベ(CV:平川大輔)が使用する「光天使」というカード群のひとつ。
なお光天使と書いてホーリーライトニングと読む。

と、これだけ書くと普通のカードに見えるが、このカードは作中でも屈指のネタにされたカードである。

まずこのカードの初登場したデュエル(カードバトル)の際、他の光天使を召喚する時は普通の口調だったのにも関わらず、
この光天使ブックスを召喚する際には、光天使まで普通に読み上げる→一瞬溜める→勢いよくブックス!
(「ブッ」で上げて「クス」で下げるやたら流暢な英語っぽい発音)と叫んで召喚、
このため当該エピソードでの展開(後述)で積もりに積もったドルベ自身の今までのイメージ崩壊共々ネタ扱いされるようになった。
このブックス!という言葉はドルベを象徴する言葉となり、
しまいにはアニメの関係者(声優やED歌手)がTwitterでこれを発言するまでに至った結果、
現在でも音MADに使用されたりとカード性能は残念なのに使用者のカードで一番(ネタ的に)有名なカードになった。
問題のシーン 公式がブックス!

そしてカードそのもの(及び所属する光天使というテーマそのもの)の性能もネタ化するのに一躍買っていた。(後述)

原作の性能

星4/光属性/天使族/攻1600/守1400
1ターンに1度、手札の魔法カード1枚を墓地へ送って発動できる。
手札から「光天使」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。

(OCGにおいても同様)
手札から魔法カードを捨てることにより、他の光天使を特殊召喚することができる。
光天使は全体として手札などからの特殊召喚手段に優れており、これらを用意して
エクシーズ召喚(同じレベルのカードを重ね、エクストラデッキからレベルと同じランクのモンスターを特殊召喚すること)
を狙うカード群である。

……が、この「光天使」というカード群、説明したとおりこのカード群は手札からの特殊召喚手段は豊富なのだが、問題は「それしかできない」点。
主軸となるブックス(と似たような効果を持つ光天使ウィングス)の特殊召喚効果はどちらも手札指定、
更にブックスは他の手札コストすら必要という始末で、これらを用いた展開を行うと手札は一瞬で空になる。
言ってしまえば「アニメ特有の使いづらいカードがそのまんまOCG化した」典型例がブックスを始めとする光天使なのである。
そしてドルベ自身が作中で殆どまともにデュエルできなかった(中断1回・途中経過省略1回)事もあり使用カード自体が少なく
(サルガッソ系を除くと最終盤に出てすぐに退場となったメラグ並)、
さらに切り札モンスターも召喚するのに必要な条件が厳しく性能も劣る(より容易に召喚できて同程度の働きができるカードがある)有様で、
【光天使】は満場一致でネタデッキ呼ばわりされた。

だがアニメ放送終了後、なんとOCGオリジナルの新規光天使モンスターが登場。
(昨今のパックでは「ワールドプレミア枠」として新規カードが登場しており、そこではアニメや過去カテゴリ救済が行われている)
手札消費の激しさを抑える(どころか補充も出来る)効果を持った光天使や、切り札モンスターの運用を補助できる光天使が追加され、
2014年5月現在では【光天使】はアニメキャラのデッキとしては(それなりに)戦える部類のデッキになった。
また、使いにくいブックスの効果も「RUM-七皇の剣」「RUM-千死蛮巧」といった特定のタイミングや条件を逃すと使用できない(コストとして捨ててしまった方が良い)魔法カードと相性が良く、
更にこれらは【光天使】で採用するカードになり得るためネタカードとは決して呼べないものとなっている。
以前よりマシになっただけでウィングスの方がやっぱり使いやすいとか、最期のデュエルで新規光天使を一枚も引けなかったドルベはやっぱり…とか言ってはいけない。

+ カードの使用者、ドルベについて

MUGENにおける光天使ブックス

5D's』のMADを多数製作しているアポリアの人ことThousand氏によって作成された、カードの絵を切り取って貼り付けた1枚絵キャラものが存在する。

また、声優繋がりなのか何故か法皇の緑も使う。おまえのスタンドじゃあねーからそれ!!
勝利ボイスには上記のED歌手がTwitterで公開した「全てブックスんだ」の音声が使用されている。

(笑)氏によるAIが作成されている。


特筆すべきはその圧倒的な永久能力。近づいたらブックス!、やたら攻撃範囲が広い上に判定も強いソード!、そして離れたら(一部のキャラに対して)セプター!とスローネ!によるコンボ……とこのように、 近距離、中距離、遠距離という3種類の永久によりオールレンジで相手に永久を叩き込む事ができる。 姑息な手を……。
その他の通常技もどれも高性能なもので、設置技のスローネ!で相手を妨害したり下から飛び出てくるサルガッソノトウダイ!で相手のガードを崩したりする事もでき、永久しなくても十分戦える。

……などなど、そのシュールな見た目に反してかなりの強さを誇る。デフォルトでは永久はせず、上記の技もAI.txtでループ回数を設定できるから、永久が嫌な人は下手に弄らずデフォルトで楽しもう。

弱点はその見た目通りの機動力の低さ。本体の移動速度はお世辞にも速いとは言えず、そのせいで高機動キャラには永久する暇もなく完封されたりする。 非力な私を許してくれ……。
また、固めや立ち回りのほとんどを飛び道具に頼っているため、グレイズを持つ幻想郷の住人たちには全体的に相性が悪い。

また、ランクアップキャラとして同氏によりCX法皇の本が作られた。これもまた、(笑)氏によりAIが作成されている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm24621515
特徴として、通常のブックスと同じくカードの絵を切り取って貼り付けた一枚絵キャラだが、 マッスルボンバー風のイントロと共に登場し、常時回転しており、前進する度に「レロレロレロ」、上へ行く度に「ノホホのほ~!」というボイスが発生する。
動きの激しいAI戦ではこれらの発言が何度も折り重なるように響き渡り、非常にやかましい。

そんな狂った特徴を持つCX法皇の本だが、性能的な意味でも狂っていた。

多くの技は通常のブックスと共有しているが、通常のブックスとは違い空中、地上、しゃがみの概念がなくなっており、スローネ!がどこでも最大三つまで発生させる事ができ、サルガッソノトウダイ!は必ず相手の足元から発生する。
そして最大の強化点は、セプター!のコマンド入力の後にスローネ!のコマンド入力を行うと、セプター!と共に2体のスローネ!が降ってくる。
これはかつて原作OCGで猛威を振るった「セプスロ」の動きを模しており、その名に恥じない高性能なコンボになっている。凄まじいゲージ回収力と固め性能があり、 なんとこれを連打するだけでほとんどの相手をハメ殺すことが出来る。 倒しきれなくても、その圧倒的ゲージ回収率によりあっという間にゲージが最大まで溜まり、「全て壊すんだ!」
また、ただのジャンプでしかなかったウィングス!が全身が無敵の移動技となった。

通常ブックス同様、AI.txtでループ回数を設定できる他、セプスロのループ回数や使用間隔などの細かい設定を出来る。
そしてそれとは別に、五つある常時AIスイッチの設定を行う事ができる。
1では通常の常時AIスイッチと変わらず、人操作を封じAIのみでの使用になる。
2ではガードの代わりに無敵移動技であるウィングス!を使用し始め、攻撃を当てるのが非常に困難になる。
100は通称「ウィングスぶっぱモード」。このモードでは 無敵技であるウィングス!を延々と出し続けるようになる。 通常のキャラでは攻撃を当てる事すら出来ず、最終的にはハイエロファントキャンセルによって削り倒されてしまう。ランクは狂最上位だが、ダメージを与える技がハイエロファントキャンセルしかないため、ライフ自動回復が当たり前な狂上位ランクではその回復速度を超えるダメージを与える事ができずそのまま引き分けになる事が多々ある。
573でセプスロコンボ自重無しモードになる。このモードではずっとセプスロコンボを連打するようになり、上空から大量のスローネ!が降り注ぐ。どれか一つにでも当たるとそのままセプスロでハメ殺されてしまう。ただし、攻撃しているブックス自体は無敵が無くスローネ!にも発生保障は無いためガン攻めは苦手。
1000で「全て壊すんだ」モードになる。文字通り、フルゲージ技である「全て壊すんだ!」を連打する砲台と化す。しかし、一回一回の「全て壊すんだ!」には僅かな隙があり、そこに上手く攻撃を重ねる事でダメージを与える事ができるかもしれない。 ほとんどのキャラはあまりの威力に攻撃を当てる前に倒されてしまうが


「なんとでも言え、私とてバリアンを救わねばならん……」

出場大会


出演ストーリー



*1
バリアン七皇の内、ドルベ以外の6人は作中ではバリアン態より先に人間態が登場していた事、
更にもう一人の七皇・ベクターに関わる重大なネタバレ回避のために
週刊ジャンプ内の記事等ではドルベとベクターに関してはフードを被った姿で紹介されていた経緯があり、
事前情報がなかったドルベのバリアン態の登場は視聴者の腹筋に対して見事な奇襲となってしまった。
人間態では大学生っぽい残念な理系イケメンなのにどうしてこうなってしまった…


添付ファイル