戦艦レ級


DMMゲームスと角川ゲームスによるオンライン型ブラウザゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』に登場する敵キャラクター。
作中で登場する謎の敵「深海棲艦」の一種。
前を開いたフード付きレインコートを着た灰色の肌の少女に、駆逐イ級に似た蛇のような体に艤装を付けた太い尻尾が生えている。
敬礼をしているが、何故か陸軍式の敬礼。
その顔には今までの深海棲艦が見せたことのない表情、「笑顔」を見せているが……。笑顔とは本来攻撃的なものでありry
また、金剛型や長門型といった戦艦の艦娘や、同じ深海棲艦の戦艦タ級とル級が大人びた姿なのに対し、
レ級は型の駆逐艦球磨型の軽巡に近い小柄な外見をしているのも他の戦艦にない最小最大の特徴であるが、
これに関してはレ級よりも更に小柄な深海棲艦が複数居るせいか、あまりネタにされない。

第5海域「南方海域」を制覇すると出現するエクストラオペレーション「第二次サーモン海戦」、通称「5-5」にて初登場。
今まで大ボスの「鬼」や「姫」級しか使ってこなかった 開幕爆撃&昼間2巡砲撃&雷撃 というコンボを初っ端から披露してくる。
しかもその全てが戦艦級の火力で行われるため、開幕大破量産で追い返されることもしばしば。
それらの全戦闘フェイズでの暴れっぷりから「 運営のかんがえたさいきょうの深海棲艦 」「 超弩級重雷装航空巡洋戦艦 」等とも呼ばれている。
更に恐ろしいのはこれでもまだ無印……つまり上位種が今後出現する可能性大であろうということ。
eliteレ級はこれに加え開幕雷撃まで撃ってくるうえ能力も大幅アップと、悪夢の如き強さで艦隊を壊滅に追いやってくれる。
更に更に最も恐ろしいのはこれが中間種のeliteの話であって 敵の現最上位であるflagship級での個体がいないこと。
私は後2回変身を残しているとでもいわんばかりである。
eliteレ級「こんにちは、死ね!」(4:06~)

ただ救いと言うべき部分もあり、一つはあくまで5-5自体がやることの無くなった提督のために用意された、言わば運営からの挑戦状的な位置付けであること、
もう一つはレ級eliteはあくまで取り巻きなので、クリアのために撃破しなくてはいけないボスではないということ。
当初こそユーザー間でも今後のイベントの終盤に(場合によってはflagship種になって)出現するのではないかと噂されていたが、
その後の追加海域及びイベント海域全てに置いて影も形も見せてないことから、出禁に近い扱いを受けていると見られており、
結果としてごく一部の上級者以外はまず相手にする機会が無いキャラとなっている。
近年のイベントでは、レ級の性能をベースに耐久系だけ上昇させ残りを調整したようなボスがしばしば現れることも、
レ級が名無しの雑魚敵としては規格外すぎるということが、暗に示されてると言えるのかもしれない
(戦艦ではなく水上機母艦だの重巡洋艦だの駆逐艦だのでこいつらも艦種詐欺だが。なお一部は後のイベントにも続投)。
……その代わりとばかりに13年秋イベントの鬼畜ボスが14年春イベント以降ほぼ毎回ボスの随伴や道中敵として(場合によっては複数体)出現したり、
またそれと同等かそれ以上のボス艦がイベントの度に実装されてはその後道中敵や随伴に格下げされたりしているのだが。
トドメにeliteレ級はおろか一部姫クラスの戦艦よりもさらに固くて高火力の駆逐艦などが登場し、
ここまでインフレしきった結果としてユーザー間ではもはやレ級の方がマシと言われることも…。
でも狂った制空値とeliteの開幕雷撃だけは勘弁な!にしても戦艦を超えるボスが駆逐艦とは一体…

などと言っていたら17年冬イベント、ついにイベント海域デビューを果たした。
……のだが、配置されたマスが最高難易度に挑戦する提督以外には人気のないルートであったこと、
こちら側も以前より強化が進んでいる上にレ級よりも強力な敵がゴロゴロしていたことから、それほど目立つこともなく終わっている。

その凶悪さも含めて二次創作の人気は高め。
ヲ級やほっぽちゃん程ではないが爆発的な勢いでファンアートも増えている。
今までの深海棲艦にはなかったその嘲るような笑顔からか、自覚ありor天然どちらでもドSキャラが基本。
言葉を発する場合は流石に「レ」と発することは少ない。というかここまで強いせいか鬼や姫のように普通に人語を喋ってる場合が多い。
初期に暁型駆逐艦の雷のヘアピンをつけたコラが出回ったせいか「深海棲艦化した雷」ネタも結構見かける。
あと、その胸当てをしてはいるが中性的な容姿から「実はこの子の性別男の子じゃね?」というアレな扱いも。
前述の通り、基本的に無表情である深海棲艦の中で「表情がある」という特異性から、
尻尾に見える方が本体で人間態のほうはデコイの類、或いは寄生された艦娘なのではないかという説も根強い。
ねんどろいどでは尻尾に跨った巡航形態?や人をおちょくった挑発ポーズのオリジナル要素が加えられている

尚、深海棲艦勢はユーザー間を中心に第二次大戦時の戦艦や基地等がモチーフと推測されているが、戦艦レ級の元ネタ現在不明。
軍事や歴史に詳しいプレイヤー間の話し合いでも「主砲ぶっ放せて艦載機飛ばせる飛行甲板あって魚雷装填できる全部乗せ戦艦とかSF作品にしかいねーよ」
という意見が大半である*1。そのためこのレ級、実は宇宙戦艦じゃないのかとも言われていたり。
もっとも、以降に登場した深海棲艦は元ネタとステータスが欠片も一致しない艦種詐欺が(特にボスを中心に)常態化していること、
サービス開始当初はアメリカ海軍をモチーフにした深海棲艦が多かったものの、
昨今では日本の艦艇をモチーフにしたと思われるものも増えてきており、中にはボイスや演出であからさまにそれを仄めかす描写がされたケースもあったこと、
複数のモチーフを融合させたようなデザインのキャラや日本に二隻しかなかったはずの重雷装艦が敵として大量に出現することから、
第二次大戦で沈んでいった艦艇・兵器の集合体といった見方が現在は有力なようである。
そう考えるとえげつない要素が山盛りされているレ級の存在にも納得がいく……かもしれない。

+若しくは
それでも実在の戦艦に当てはめるとしたら、
そんだけ強くても納得出来る大戦果をあげた武勲艦」が彼女の正体ではないかという意見もある。
そうなると筆頭に上がるのはアメリカ海軍のアイオワ級3番艦ミズーリ。陸への艦砲射撃に終始し直接日本艦と砲を交えることはなかったが
(合流した空母機動艦隊があの戦艦大和を撃沈する戦果を挙げているが)、
終戦時にはこの艦上で日本の降伏調印が行われた等、アメリカ近代戦史における華の戦艦であった。
第二次大戦後もその高性能さと対地攻撃能力から、ミサイル等の新しい技術が投入された戦艦が立ち並ぶ中、
現役で朝鮮戦争や湾岸戦争にも出撃した。
これだけやらかして無事退役した歴戦の老兵艦であり、レ級のモデル説には申し分無い。

あと、艦これサービス開始と近くして日本上映されたSF戦争映画『バトルシップ』での、強烈な活躍のイメージのせいもあるかもしれない。
戦艦なのに某宇宙戦艦のごとくドリフト走行ならぬドリフト航行かましたりとか。

さらに言ってしまえばケイシー・ライバックがコックしている沈黙の戦艦である。

……うん、そりゃ強いわ。

+メディアミックス作品での扱い
アニメ版未登場など、ヲ級やほっぽちゃん等と比べると出番は多いとは言えないが、
出演作では単騎で艦隊を圧倒するなど、いずれも存在感のある扱いがなされている。

漫画『島風 つむじ風の少女』では、島風らの所属する舞鶴鎮守府に転籍してきた夕立が、
「未確認深海棲艦」の存在を提督に報告した際、イメージで後姿が描かれたのが初の出番であり、
その際、艦隊も引き連れずに単体で基地を殲滅するというその脅威ぶりが描写された。
程なくして舞鶴近辺の陸上に出没、道に迷った一般人と誤認した朝潮に怪我を手当てされたのが切っ掛けか鎮守府から離れるも、
哨戒任務中の島風と朝潮の前に立ちはだかり、朝潮を拉致するという行為に及んでいる。
朝潮を孤島に連れ込んだ後は、満面の笑みで果物を手渡すなど友好的な態度も見せており、彼女から拒絶された際には、
あからさまに悲しそうな表情を浮かべる等、総じて一深海棲艦の域を越えたキャラ付けが成されている
(朝潮を狙って拉致した理由について、提督らは「彼女を仲間だと思った」からと推測を立てており、
 結果的に彼女の行動がレ級が鎮守府近辺の街に潜伏する事態を防いだと判断した)。
最終的に島風らが彼女を奪還した際に尻尾を切られたり片目片脚を喪うも、両者痛み分けの形で撤退。
その後、再び鎮守府沿岸を襲撃して提督に重傷を負わせ、味方の深海棲艦すらもまるで追い込むような形で、
鎮守府に向けて侵攻するも、艦隊との決戦で島風と相打ちに近い形となり……。

小説『鶴翼の絆』ではAL/MI作戦のエピソード後半戦(第4巻)に登場。
よりにもよってゲームでもプレイヤーを苦しめた本土強襲部隊に混じる形で出番が与えられ、
前述したチートっぷりを全く自重せずに第十一駆逐隊を蹴散らし、迎撃に向かった扶桑型姉妹をも下す暴れっぷりを見せて、
満身創痍の陸奥に迫ったが……。

小説『瑞の海、鳳の空』にも登場。第2巻冒頭で艦載機が工業地帯への無差別殺戮を敢行し、
またエピローグにて“白い影”が偵察機に発見されるなど登場の布石が用意され、第3巻に遂に登場。
鎮守府近海にまで襲撃をかけて鎮守府執務室を攻撃、提督に瀕死の重傷を負わせるまでに至ったが、
時を同じくして建造完了した武蔵の初陣の相手となり、結果的に相打ちに近い形で退散していった。


MUGENにおける戦艦レ級

島風を製作したminoo氏により、伊吹萃香改変と思われるものが公開されていた。期間限定公開であったため、現在は入手不可。
原作らしく圧倒的制圧力の爆撃、砲撃雷撃etcと「一人でなんでも出来る」がコンセプトで製作されている。
投げ技の間合いはやたら広く(開幕時点で間合い)、弾幕の制圧力は高い、防御も喰らい抜けこそないが当て身やガーキャンあり、と隙がない。
更に何故かアルペジオの超重力砲まで搭載。原作でやられてもおかしくないと言えるのが恐ろしい。
moiky氏によるカットインやイラストも搭載(原作の立ち絵は公式が二次使用を禁じているため)。そのうち脱げそう

AIは搭載されていないが、874氏のAIが小物ロダで公開されている。
3段階のAIレベルの他、射撃のばら撒き,噴出魚雷,艦爆隊,艦攻隊の使用設定・囮艤装率の設定が可能。
また、某氏によるAIが語るスレ用小物ロダにあげられていたが、現在は削除されている。
他には、ドクオできない子の制作者で知られるサクラ氏のAIが公開されたが、現在は公開終了となっている。

出場大会

出演ストーリー



*1
基本的に「大口径砲」「攻撃用艦載機」「魚雷」は、仮に全部乗せれるだけの船があったとしても、
コストは当然として性能面でも主力装備以外が死に装備になるというのが定説で、複数搭載した実在艦でも、全て駆使して活躍というケースはほぼ無い。
戦艦の主砲ともなると発射時の爆風だけで戦闘機を落とすことが出来るが、それは発艦中の味方艦載機にもあてはまる(=発艦中は主砲を使えない)。
そもそも空母として後方に待機させたら戦艦装備が無駄になるし、前線に出すには空母装備に重量を取られているせいで火力が低く装甲も薄い
(駆逐艦も火力や装甲が弱いが、こちらは小型艦で回避力が高いし、なんといってもコストが違う)。
戦艦に肉薄された時の自衛用?空母が戦艦に肉薄されている時点で味方艦隊は全滅同然だから諦めろ!
詳しくは「航空戦艦」でググってみるとよいだろう。
『宇宙戦艦ヤマト』は艦隊を組まない単艦特攻だからこそ許されているのである。どう見ても四次元ポケットで誤魔化しているけどね

例として長門級には当初魚雷発射管がついていたのだが、主砲の方が兵装として優秀なため使う機会が無いので改装後に撤去されている。