Hi-νガンダム

2007年頃のプラモデル化でデザインがリファインされました

『確信が持てるまでは、なんでもやる!
                          それが、戦争で宇宙を汚した我々の仕事だっ!』

富野由悠季氏の小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン*1に登場した、
主人公アムロ・レイの駆るニュータイプ専用モビルスーツ。
当初はνガンダムの小説版独自デザインという位置の機体、見た目が違うだけの同一機だったが、
MSV展開やスパロボやGジェネ等の外部出演などを経て「充分な開発期間を経て完成されたνガンダムの完成形」と位置づけられていった。

外見上の最大の違いは背中に装備されたファンネルがのように一対になっていること。
こちらのフィン・ファンネルは基本エネルギーが切れると戦場では使い捨てるしかないνガンダムのものと違い、
ポッドに再収納して充電し再度使用することが出来る。
シナリオ上の違いとしてはサイコフレームの入手経緯が異なり、こちらでは鹵獲した敵機のものを組み込んだものである。
尤もその鹵獲の経緯は、アムロがリ・ガズィで敵機を攻撃したら、シャアが「その機体はもう限界だから捨てろ」と脱出させ、
そのままアムロの目の前でシャアが機体を置いて撤退した、というものなので、シャアが意図的にサイコフレームを渡したことをアムロは理解していた。

+ 外部出演


MUGENにおけるHi-νガンダム

ぱふん氏による『第3次スーパーロボット大戦α』のグラフィックを使用したものが公開されている。MUGEN1.0専用。
ファンネルを使用した攻撃は独自のゲージを消費することで使用可能。
本体へ帰還してから5秒後に再度使用可能になる。ただし食らい判定が有り、攻撃を受けて破壊された場合は20秒かかる。
少しの隙と引き換えに一気にチャージすることも可能。
超必殺技の一つはデッドリーレイブ形式の追加入力技で、シングル戦やタッグ戦等で使用可能なフィニッシュが変わる。
6ゲージ使用で初代や『第2次Z』におけるνガンダムのラストシューティングを再現したフィニッシュもあり、非常にかっこいい。
ホルン氏による外部AIが作成されている。

出演大会



*1
この小説は劇場版の初期稿を基にしているため、劇場版とは食い違う部分が多々見受けられる。
その最たる例が作中でアムロが父親になる事であろう。
しかも相手は題名にもなっているベルトーチカ・イルマ(『機動戦士Ζガンダム』でアムロと絡みのあった人物)であって、
劇場版逆シャアでの恋人チェーン・アギではない。
(余談だが、1stガンダムの小説版では最後に アムロが戦死する 、あとセイラさんで筆おろしを済ませているので、1st小説版とも異世界である)
なお、その設定がボツになった原因は
内部審査で「アニメ映画の主人公が妻子持ちってどうよ?」(意訳)とツッコまれたからなんだとか。
…黒冨野(特に上記の小説版や原作版『リーンの翼』)を知っている人間にはどうってことも無いが。まぁ一応大きな子供向け作品なので…。
(実際、後年の(そして原作者は別人だが)原作版『ガンダムU.C.』でのプルトゥエルブの設定にかみついたファンが居た)
また2014年には、この小説版準拠の漫画が『ガンダムエース』誌上にて連載された。

余談だが、『逆襲のシャア』の小説版は『ベルトーチカ・チルドレン』の他にも『ハイ・ストリーマー』という作品が存在する。
こちらは比較的劇場版の設定に沿った形で、映像で描かれなかったシャアの反乱「前夜」等にもスポットを当てた
補完的内容のノベライズとなっている。

*2
ちなみに『α外伝』発売当時、スパロボ廃人ファンである声優の緑川光氏はこの機体が大好きで、
ゲーム製作の際に「Hi-νガンダムを出してください」と製作スタッフに直訴し、
納期が迫っていたスタッフを酷使して無理矢理隠し機体として捻じ込んだという噂があった。
あくまで噂のレベルに留まっており、本人も「一声優にそんな権限無いから!」と否定はしているものの、
「緑川なら言ってもおかしくない」としばしば彼のファンには囁かれている。
実際、緑川氏のファンっぷりは開発スタッフのモチベーションの上昇を促しており、
「普段だったらこんなに上手くいかない」ぐらいのスピードで仕事が進行したり、
戦闘アニメのクオリティがあがったりすることはあったとのことである。



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