ソルディオス・オービット

「あんなものを浮かべて喜ぶか、変態どもが!」

アーマード・コア フォーアンサー』に登場する巨大機動兵器「アームズフォート(AF)」の一つ。
AFとは「ネクスト」に代わる主力兵器として各企業が開発した移動要塞であり、
その規模は最低でも数百メートル、最大級のものになると数キロメートルにもなる。

ソルディオス・オービットはGA(グローバル・アーマメンツ)社製のAF「ランドクラブ」をトーラス社が独自に改造したもので、
前作『アーマード・コア4』に登場した巨大機動兵器「ソルディオス(太陽神)」の強化型というべき存在。
ランドクラブにもともと搭載されていた実弾三連装砲塔4基を除去し、
代わりにソルディオスが装備していた大型コジマキャノン「ソルディオス砲」を、オービット(自律浮遊砲台)に改造した上で4基搭載している。
素体がランドクラブである必要なくね?は禁句

コジマキャノン(コジマ粒子ビーム砲)は発射までにチャージ時間を要するものの極めて高威力な上に、
本来ネクスト向けの技術であるアサルトアーマー(圧縮したコジマ粒子を爆発的に放射する全方位攻撃)や、
クイックブースト(格ゲーで言うステップ移動)を応用した体当たりまで使う。
あと一応本体のランドクラブも機銃やミサイルで健気に攻撃してくる
更に下部のランドクラブ本体が破壊されてもオービットのみで戦闘を続行することが可能。
また、ソルディオスには砲を破壊されると大爆発を起こし、周囲の僚機も誘爆して辺り一帯がコジマ粒子で汚染されるという難点があったが、
ソルディオス・オービットの砲は破壊されても爆発せず、誘爆も起こさない。
ただし、発砲寸前の砲口部からしかダメージを与えられなかったソルディオスと異なり、どの部位を攻撃しても破壊が可能になった。

ネクストより巨大な球体が、猛毒のコジマ粒子をばらまきながら重力を無視したような高速機動で飛び回るという、
あまりに異常な有様から、登場人物達からも「あんなもの」「化け物」「ふざけてる」「面妖な」「正気か」という評価をいただき、
オペレーターや有澤重工の社長に至っては作ったトーラスの連中を「変態(技術者)」と褒め称え罵っている。

なお、エンディング後に選択可能なハードモードでは、オービットが4基から6基に増えている代わりに、
浮く前に本体のランドクラブを破壊すればオービットも破壊されてミッションクリアになる。
そのうえ、ハードモードでは自機が接近してからオービットが動き出すまでにタイムラグがあるため、
オーバードブースト(高速移動)で急接近し射突型ブレードを叩き込めば一瞬で倒せる。
また、適応するレギュレーションファイルによっては、長距離攻撃でオービットが動き出す前に破壊できる。

ちなみに、『アーマード・コア』シリーズには「あんなもの」と呼ばれる空中要塞兵器が登場することが多く、ソルディオス・オービットもその系譜と言える。


MUGENにおけるソルディオス・オービット

prismicmissile/烏氏によるものが公開されている。
原作通り個々のオービットとランドクラブ本体それぞれに耐久値が設定されており、両方を破壊することで初めて勝利となる。
オプションで耐久値や復活するか等を変更可能。
オービットは浮遊しており飛び道具で多数攻撃してくるため、地上戦が多いキャラ相手には結構なAI殺しとなっている。
このため設定次第では狂ランクにも達する。
一定時間オービットを撃破し続けるモードや、時間内に全てのオービットの撃破に挑戦するモードも搭載。
スコアアタック的に戦ってみるのもいいだろう。
デフォルトで簡易AIが搭載されている。


出場大会

出演ストーリー

萃まれ!萃香温泉(その姿はこれ


最終更新:2020年10月02日 12:17