ブラックキング


1971年の特撮『帰ってきたウルトラマン』の第37~38話に登場した怪獣。身長65m・体重6万t、別名「用心棒怪獣」。
ウルトラマンジャックの暗殺を企むナックル星人という宇宙人に操られている怪獣であり、
ジャックの過去の戦闘データに基づいて対ジャック戦用の訓練を受けている。
そのためジャックのスペシウム光線を腕で防ぎ、ウルトラブレスレットを弾き返す事が可能。
この高い防御力が特徴で、多くの怪獣を倒してきたジャックの必殺技を次々と防いで無効化してしまった。
ナックル星人との息が合ったタッグ戦法も得意技であり、ジャックを追い詰めて一度は敗北に追い込んだ強敵である。
腕力は『マン』~『80』までに登場した全ての昭和怪獣の中で最強と記載されている書籍もあり、
30万tのタンカーを角で放り投げられる力を誇り、殴りや蹴りといった肉弾戦での戦闘力も十分だが、
口から赤い熱線を吐く能力も持ち、書籍では「溶岩熱線」、ゲームでは「ヘルマグマ」などの技名が付いている。

当時の書籍などではレッドキングの兄や同族という設定が記載されている。
確かに名前や蛇腹のようになった腹部などはレッドキングを思わせる特徴だと言えるだろう。
角の有無や顔の形状は全然違うが、成長すると顔が面長になったり角が生える生物はいるので別に不思議ではない。
そのせいもあってか、レッドキング同様怪力を誇ったり力が強いという設定もよく見られる。
ただ、見た目の違いの他にも後の作品で描かれた両者の卵が全く別の形状になっているなど、
「同種族の別個体」というよりは「近縁種」程度にも見える描写も多く、ファンの間では解釈が分かれがちな所。
昭和シリーズで使われた「兄弟怪獣」という用語の定義からして曖昧なのもこの問題の泥沼化に拍車をかけているが、
それぞれの説のファンを尊重してか公式作品で詳細に関係性を明言された事は無い。

+ 原作での活躍(本編ネタバレ)
ナックル星人の命令で防衛チームMATが開発していた新型爆弾サターンZの運搬現場に出現。
口から煙幕を吐いてMATをかく乱しサターンZを強奪する。
さらにナックル星人はウルトラマンジャックの人間態である郷秀樹の恋人や親しい人を殺害、
ジャックを動揺させて冷静さを奪い、精神的に追い込んだ所でブラックキングを送り込んだ。

夕日の中、地底から出現したブラックキングに戦いを挑むジャックだったが、
ブラックキングは腕でスペシウム光線を防ぎ、ウルトラブレスレットさえも弾き返してしまう。
ジャックの得意技である飛び蹴りも腕で叩き落とされてしまった。
こうしてジャックが武器を使い切った所でナックル星人が巨大化して出現。
ただでさえブラックキングに苦戦していたジャックでは、ブラックキングとナックル星人のタッグに勝てるはずもなく、
ジャックはエネルギーを使い果たして倒れてしまう。
ここでは後ろからブラックキングがジャックを掴んで動きを封じ、
前からナックル星人が連続で殴り付けるといった息の合った連係攻撃も見せている。

ちなみにナックル星人が戦う時間として夕方を選んだのは、
昼間より夕日の方が太陽光が弱く、太陽光をエネルギーとするジャックを弱らせるためであった。
だったら夜の方がいいんじゃね?という気もするが、この回のタイトルは「ウルトラマン夕陽に死す」なので多分タイトルありきの作戦。
物理的なブラックキングの性能、精神的なジャックの動揺、ジャックに不利な戦闘時間と、
ジャックが徹底的に不利になるように戦闘の状況をセットしたナックル星人の綿密な作戦が窺える。

こうしてエネルギーを使い切ったジャックは宇宙でナックル星人たちによって処刑されかけるが、
間一髪でウルトラマンウルトラセブンに助けられて地球に帰還する。

地球に帰ってきたジャックは再度ブラックキング&ナックル星人と対決。
この戦いではブラックキングとナックル星人が倒れた相手に向けて同時に光線を発射する連携攻撃を使用し、
2つの光線を受けたジャックを巨大な炎に包むなど、再びジャックを追い詰める。
しかし、初代マンとセブンの友情を心の支えとしたジャックは本領を発揮。
ブラックキングを空中に投げ飛ばすと、新必殺技・スライスハンドでブラックキングの首を切り落として撃破し、
ナックル星人も同じく新技・ウルトラ投げによって倒される事となった。

対ジャック用の特訓を受けており、それまでに使われたジャックの技を防ぎ切ったブラックキングであったが、
見た事の無い新しい技には対処できなかったらしく、それも敗因とよく言われている。
データに無い攻撃は、ゼットンなどの対ウルトラマンの特訓を受けた怪獣の共通の弱点だと言えるだろう。

+ その後の映像作品でのブラックキング
その後は帰マン時の着ぐるみを使用し『レッドマン』2話と5話に登場。
着ぐるみの劣化度合いも低く、『帰ってきたウルトラマン』本編の見た目を保っている。
帰マン本編では動きも遅く、使用した打撃技も腕での攻撃メインで他には蹴りくらいだったブラックキングだが、
『レッドマン』では動きも活発になり、頭突きや突進、尻尾振り回しなども使用し、肉弾戦での戦闘能力が大幅に増加した。
後述するゲーム『ウルトラマン Fighting Evolution 0』での近接技の構成などは、むしろ『レッドマン』版に近い。
2話ではレッドマンの必殺技「レッドアロー」の投擲を回避し、『帰ってきたウルトラマン』時同様の飛び道具への対応力を見せる。
しかし、レッドマンの「レッドナイフ」ですれ違いざまに首を斬られて絶命する。
5話では突進と頭突きを多用。頭突きはレッドマンを跳ね飛ばす強力な威力を見せた。
尻尾振り回し攻撃も使用し、レッドマンの足を払って転ばせる下段攻撃として活用した。
他には腕からミサイルを発射する攻撃も使用するがあっさり回避された。
かなり善戦したが、最後は持ち上げられてからの投げ技「レッドフォール」により倒された。
倒され方が首への切断技に投げ技と、何気に『帰ってきたウルトラマン』本編でのとどめに似ている。
1対1の肉弾戦で強いブラックキングが『帰ってきたウルトラマン』放映時とほぼ同じ外見で見られる貴重な映像であり、
ブラックキング好きなら見て損はしない。

しかし『レッドマン』以降は長らく出番が無かった。
昭和作品内で無理やり探すと、『ウルトラマンタロウ』の第40話で帰マンの怪獣紹介の時に当時の画像に登場した事と、
この時のタイラントの後頭部の角(しかも前後が逆)がこいつのパーツという説があるぐらいである
(尤も、現状の公式設定ではタイラントのパーツは言及されている7体のみで、ブラックキングが含まれるかは割と微妙)。

他の着ぐるみの作られた例としては、角をドリルに改造され首に動力パイプの付いた「改造ブラックキング」が挙げられる。
1981年~83年のアンドロメロスの雑誌展開『ウルトラ超伝説』に登場し、実際に作られた着ぐるみがメロス達と戦った。
角と首のパイプ以外にも、背中の4本角が無く、代わりに腕の肘から角が生えているなどの違いが見られる。
雑誌上での写真記事だったので映像ではなく、怪獣図鑑にも掲載されない事が多いが、
同名の漫画作品への出演と、流行した玩具「怪獣消しゴム」で商品化された事により知名度はそれなりにあり、
後述する『ウルトラマンX』の「ブラックキングドリルカスタム」に影響を与えたと思われる。

2009年の『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、シャプレー星人の手駒として久しぶりに登場。
レイの召喚したゴモラと戦った。ちなみにスーツは『メビウス』のフェミゴンを改造したものらしい。
なお、そのフェミゴンも元々は『帰ってきたウルトラマン』に登場した怪獣である。

『ウルトラマンサーガ』のディレクターズカット版では怪獣兵器の内の一体として登場。
本家より防御力が無かったらしく、ウルトラランスであっさり負けてしまった。

そして、その着ぐるみを使用して『ウルトラマンギンガ』にも登場。
本作では主人公・礼堂ヒカルがブラックキングのスパークドールズを発見し
(「スパークドールズ」の詳細はサンダーダランビアのページを参照)、
彼が変身アイテムをスパークドールズに使用した事で出現した。
サンダーダランビアとの戦いではヒロインの美鈴を庇おうと奮戦したが、
電撃攻撃の前に苦戦を強いられ、あまり活躍できないままヒカルがギンガに二段変身を遂げてしまった。
その後も7話に登場し、ダークガルベロスとボクシング対決を繰り広げたが、
腕の長い相手にリーチの差で敗北するなど、いまいち強いという印象が無くパッとしない扱いだった。
ただし、ヒカルに回収されたので人間に危害を加えるシーンが無かった事に加え、
怪獣としては初めて変身バンクシーン( ぐんぐんカット )が製作された、という点では画期的な扱いと言えるかも知れない。

そのおまけコーナーの「スパークドールズ劇場」では初回から登場。担当声優は 岸哲生 氏。
スパークドールズ劇団の団長を自称しており、コーナーの中心キャラとなっている。
本編では活躍が不憫だった分、こちらでは会話のメインとして実質主役となって活躍した。

『ウルトラマンX』にもナックル星人バンデロの配下として登場し、ウルトラマンエックスウルトラマンゼロと激闘を繰り広げた。
平成以降の映像作品では初のナックル星人とのタッグであり、実に44年ぶりである。
この個体は、単体でもエックスと互角に渡り合えるほどの実力を持っていたが、
途中でゼロによって折られた頭頂部の角を、バンデロによりロマン溢れるドリルに換装された、
「ブラックキングドリルカスタム」にパワーアップ。ドリルから「ドリルブラスター」という螺旋状の光線を撃てるようになる。
エックスとの再戦ではゴモラアーマー、エレキングアーマーによる強力な必殺技の連続攻撃に耐える防御力を見せたが、
最後はドリルからの光線を回避され、回避動作から発射されたザナディウム光線でスパークドールズにされた。
とはいえ、久々に耐久力と格闘戦での強さを見せる強敵怪獣として活躍したと言える。

ウルトラマンオーブ』では、ライバルキャラのジャグラス・ジャグラーが怪獣カードから実体化させた。
因縁深いジャックとゼロの力を借りたウルトラマンオーブ ハリケーンスラッシュを持ち前のパワーとタフネスで圧倒、
ハリケーンスラッシュの武器を防ぎ、更にバーンマイトの攻撃をも口からの火炎で相殺して無効化するが、
使役していたジャグラーがナックル星人ナグスに暗殺された事に加え、
ジャグラーの死に激怒したオーブにヘルマグマを吸収され、ストビュームダイナマイトで爆殺された。
今回も強敵として活躍しており、火炎放射としての力強さの増したヘルマグマでの攻撃、
相手の攻撃を防ぐ防御の巧みさが印象に残る活躍だった。

ウルトラマンR/B』では第2話に登場。
まだ戦い慣れしていないロッソとブルを剛腕とヘルマグマで圧倒するが、
戦いを経て即興で連携慣れしてきた2人に形勢を盛り返され始め、
角を折られて空中にかち上げられた挙句に顔面にダブルキックを受けて大ダメージを負い、
フレイムスフィアシュートとブルのアクアストリュームを同時に受けて爆散した。
何気にブラックキングの中で初めて明確に市街地で戦闘した個体である。

ウルトラマンタイガ』ではナックル星人オデッサの相棒として登場。
本編の半世紀ほど前にオデッサがジャックらしきウルトラマンに負けた事で、戦いが虚しくなり卵の状態で封印されていた。
オデッサは小田という名前で地球人のフリをして移住し、
ウルトラマンタイガの変身者のヒロユキと、お互いの正体を知らずに良き友人として過ごしていたのだが、
あくる日に隠れ家に現れた霧崎=ウルトラマントレギアに本心を煽られ、
トレギアを迎撃するためにタイガが現われた事で感情が爆発して、それに呼応するようにブラックキングが復活した。
オデッサの制止も無視してタイガにはパワーで圧倒するものの(ちなみにトレギアはヘルマグマをタイガを盾にして避けた後即撤退)、
交代したウルトラマンタイタスには完全にパワー負けをしてしまい、エレクトロバスターで粉砕されてしまった。
今までに比べるとかなり呆気なく倒されてしまったが、
オデッサからすれば、自分の心とほぼ同じであるブラックキングが止めても構わずウルトラマンと戦った事、
そしてヒロユキの変身解除の瞬間を見てしまった事で、
半世紀燻っていた「ウルトラマンともう一度戦って勝ちたい」という想いを完全に自覚してしまい……。

2023年放映『ウルトラマンレグロスファーストミッション』では、
レイバトスに憑依したレイブラッド星人の手で復活し、他の蘇生怪獣達と共にレグロスを襲う。
救援に駆け付けたウルトラ戦士に分断され、自身はウルトラマングレートと交戦するも、
フィンガービームで体勢を崩した所をグレートスライサーで切り裂かれて爆散した。
敗れたもののグレートの連撃を立て続けに受けても少し怯むだけですぐに攻撃を再開するタフさを見せており、
再生怪獣の中では善戦した方だった。

+ 漫画作品でのブラックキング
時系列的に『レオ』と『80』の間に来る、内山まもるの漫画『ザ・ウルトラマン』(『ザ☆ウルトラマン』のコミカライズではない)にて、
最初のエピソード(ジャッカル編)でかつてウルトラ兄弟を苦しめた強敵(他にゼットンエースキラーバードンも)として、ナックル星人とコンビで登場。
しかし実はこのブラックキングは本物ではなく、
このエピソードの敵であったジャッカル(イヌ科の動物ではなくこういう名前の宇宙人)が変身したものだった。

『ウルトラマンSTORY 0』でもナックル星人の手先として登場。
帰マンの個体とほぼ同じ外見のブラックキングがアギラの親と戦闘し格闘戦で相手を圧倒、アギラの親を瀕死に追い込んだ。
その後駆け付けたセブンの繰り出したミクラス、ウィンダムのタッグ相手にもパワーを武器に互角以上の戦いを行う。
しかし、本作オリジナルのウルトラマンでパワー特化のゴライアンとの戦いではパワー負けし、撃破された。
とはいえカプセル怪獣を圧倒し、肉弾戦でのパワーを見せ付けたという意味ではこの個体は優遇されていたと言える。
また、漫画ではナックル星人に占領された惑星で品種改良と養殖が行われている姿が描かれており、
翼のあるブラックキングや水棲のブラックキングなどを含めた多数のブラックキングが飼育されている様子が見られる。
…が、多数出てきた事が災いしてか、そのほとんどはウルトラ戦士達にあっさりと倒されてしまった。

『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』にもナックル星人の手先として登場。
こちらではナックル星人がペダン星人と星間戦争を繰り広げており、多数のブラックキングが戦場に投入されている。
こちらではペダン星人に捕獲されていたブラックキングが事故で脱走し暴走、主人公側のベムラーと戦いを繰り広げた。
強烈な頭突きでベムラーを弾き飛ばしたが、光線の撃ち合いで敗北、ベムラーの尻尾攻撃で倒された。
以前は本作は刊行停止で絶版だったが、2018年に上下巻構成で復刊されている。

2018年刊行開始のアメコミ版『レッドマン』1巻にも登場、
漫画ならではの豊かな表情と躍動感で戦うブラックキングが見られる作品である。
ドラコとタッグを組んでレッドマンを襲撃し、
息の合った連携攻撃でレッドマンに立ち向かうが、最後はレッドマンに敗れ去った。
地底に潜る能力を活用した地底からの奇襲や、口から煙幕を吐くなど、
1971年版が使っていたが印象が薄い能力を有効活用して戦っている。
本作は2018年に株式会社フェーズシックスより日本語翻訳版が刊行されている。

+ 対戦ゲームでのブラックキング
2004年に発売したKAZe製作のPS2用ソフト『ウルトラマン』に登場。
帰ってきたウルトラマンモードの最終ステージにおいてナックル星人とタッグで襲い掛かってくる強敵で、
原作で見せた後ろからブラックキングが帰マンを掴んで動きを封じ、
前からナックル星人が連続で殴り付けるといった息の合った連係攻撃も搭載されている。
他にも背中の角を相手に向けてタックルし、背中の角で攻撃するという、原作には無かった独自の技を持っている。

他には『ウルトラマン Fighting Evolution 0』に登場。
こちらでは腕での攻撃以外にも頭突き攻撃や尻尾を振り回す下段攻撃を使用しており、
通常技の構成や動きの活発さは、偶然の可能性もあるが『レッドマン』版に近い。

そのCGを流用して『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』にも稼働初期から登場。
口から吐く熱線に「ヘルマグマ」という技名が付き、その強化版である「フルパワーヘルマグマ」や、
頭部の巨大な角を活かして頭突き攻撃を行う「強烈な頭突き」などの技を持っている。
全怪獣の中でも最強クラスのアタックを持ち、高ディフェンスのキングジョーブラックやデスフェイサーといった、
強カード相手に有利に戦える貴重な怪獣だった。
もっともスピードとディフェンスは並なのでスピード系に弱く、安定感はいまいちだったので使用率は低かった。
後にナックル星人とのタッグ必殺技として「マッドネスコンビネーション」が搭載。
相手怪獣の体型が多種多様な事もあってかブラックキングが相手を掴む動作こそ無いが、
連続攻撃からブラックキングとナックル星人が同時に放った光線でトドメを刺す見栄えのいい技となっていた。

ソーシャルゲーム『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』でも登場。
火力重視な性能をしており、必殺技「ヘルマグマ」は2ターンの間攻撃力を大アップする効果を持つ他、
固有スキル「奮い立つ用心棒」は行動完了時に相手と隣接していた場合、2ターンの間攻撃力・命中率を中アップさせる。


MUGENにおけるブラックキング

バキシムツインテールの作者であるbakisimu氏により、手描きで製作されたものが2014年10月31日に公開された。
muu氏の怪獣キャラをベースにしており、スピリッツや回り込みなどのシステムが搭載されている。
まだβ版との事だが十分技も揃っている。2014年12月の更新で技が追加された。
最新版は2015年11月1日更新版。

パワーを活かした接近戦を得意としており、
パンチやキック、尻尾攻撃、頭突き攻撃といった近接技が搭載されている。
頭突き攻撃は中段なので相手のガードを崩すために活用しよう。
技名や技構成はゲーム作品の影響も受けたと思われ、「ヘルマグマ」の技名は『大怪獣バトル』が元ネタである。
「バックタックル」はPS2用ソフト『ウルトラマン』での背中の角を使った攻撃が元ネタで、背中の角を相手に向けて突進する。
アーマー付きだが発生は遅めなので上手く使いたい。

ゲージ技の「強烈な頭突き」は発生が少し遅いがアーマーが付くため、相手の攻撃に潰されないという利点がある。
威力も2割ほどと強力だが、投げは効くので相手の投げには注意して使いたい。
1ゲージ消費の「フルパワーヘルマグマ」も射程が長いので使いやすい。
2014年12月20日の更新により、2ゲージ技の「マッドネスコンビネーション」が追加された。
この技が発動すると劇中での飼い主だったナックル星人が登場し、二人で相手をタコ殴りにする。
技名の由来は『大怪獣バトル』だが、相手をブラックキングが後ろから掴むなど、
モーション的には映像作品原作や、PS2の『ウルトラマン』に近い動きの技に仕上がっている。
他には『帰ってきたウルトラマン』で使用した腕での防御が「カウンター」として搭載。
飛び道具や打撃攻撃を腕で弾き飛ばしてしまう当身技となっている。
防御面の強さを再現した技なので上手く使っていきたい。

このように当身技のカウンターや、アーマーが付く技などが搭載されているが、
これらの技が投げ技に弱く、こうした技に投げ技で対応されると崩れやすい。
投げからのスライスハンドで倒された原作通り、相手の投げ技が致命傷になりかねないので、投げ技には注意して戦おう。
これもある意味原作再現と言えるのかもしれない。
AIもデフォルトで搭載されており、一般的なキャラと同じくらいの強さに仕上がっている。
プレイヤー操作(4:06~)

出場大会

出演ストーリー

ネクサスまてぃっく(第12話後編に登場)

プレイヤー操作



最終更新:2024年02月11日 16:53