「そうやって相手にされなくなってから幾星霜
そろそろ私達が活躍する番よ!」
『東方Project』の登場キャラクター。
初出は第14弾『東方輝針城 ~ Double Dealing Character.』の1面ボスとしての登場。
「水中だと力が増す程度の能力」を持つ人魚。
二つ名は「淡水に棲む人魚」。テーマ曲は「秘境のマーメイド」。
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詳細な原作設定 |
おっとり系の淡水人魚。
普段は歌を歌ったり、石を拾ったりして暮している大人しい妖怪。
人間に敵対心は持っていない。
(体験版)
そんな彼女が何故か下克上を企んだようだ。
どういった心境の変化だろうか?
(製品版)
打ち出の小槌の魔力に冒され、強気になっていたところ霊夢達に成敗された。
今はもう大人しい。
(以上、原作おまけテキストより引用)
霧の湖を住処とする人魚。
気弱で虫も殺せないような性格。
同作の2面ボス及び3面ボスと同様、異変の余波を受けただけで異変の黒幕とは無関係。
なお、彼女達3人の製品版でのキャラ設定文の〆が 投げやり気味に「今はもう大人しい」で統一されている。
そのため、彼女達は 通りすがりの野良妖怪の一匹であるという印象が強い。
魔理沙Bルートで 今泉影狼が言及している「草の根妖怪ネットワーク」の一員。
妖怪の山の天狗のように統制の取れた組織なのか、はたまた単なる井戸端会議の集団なのか、どういった組織なのかは語られていない。
また、その際に影狼に「間違って食べようとした事はある」とも言われている。
スペルカードは鱗弾を撒き散らすものが主体。
ランダム性が強い為に根性避けを強いられる事になり、1ボスと言えども彼女もまた曲者 弾幕揃いの輝針城勢の一員である。
特筆すべき点として、基本的に空を飛んでいる人妖には珍しく、戦闘中の ドット絵で下半身が水面に浸かっている事が分かる。
『文化真報』では妖怪の山の急流下りで 少名針妙丸とペアを組んで優勝した事が報じられている。
果たして背中に乗せて泳いでいるのをダブルスと言えるのかと疑問を呈してはいたが、ルール的には問題無いらしい。
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二次創作での扱い |
影狼に 間違って食べられそうになった事がある、戦闘後に魔理沙が「 刺身……天ぷら……いやいやそれはないな」と口走る、
テーマソングの曲コメントに 「天ぷら大好きです。 」と書かれる……と、半ば公式で 食材キャラとして扱われているせいか、
ギャグ系統の作品では食物連鎖の底辺に追いやられている。
他キャラとの絡みで代表的なのは「草の根妖怪ネットワーク」の一員としての影狼との二人組、通称「かげわか」。 性的に間違って食べられそうに(ry
また、ここに野良妖怪仲間として 赤蛮奇が加わっている事が多い。
人魚である都合上行動範囲が限られるために誰かが霧の湖を訪れる形がメインだが、時に誰かがわかさぎ姫を背負って幻想郷の各地へ出掛けるケースも。
戦闘力に関しては着物を着ているせいか、大きく描かれる場合も多い。
通称「でかすぎ姫」。それにしても潔いネーミングセンスである
『文化真報』の挿し絵はそれはもう見事なものである。
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MUGENにおけるわかさぎ姫
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ピカポン氏製作 わかキング |
因幡てゐの製作者でもある氏による、 コイキングの改変。
ファイル名は「wakaking」。
改変元からして嫌な予感がする通り、一撃で死ぬ上にまともな攻撃が出来ない かみキャラ。
何気に 温泉やられに対応している他、7P・8Pではダメージ1の弾幕が出せる。
……が、本体の耐久力と、40秒後に「わるあがき」が自動発動する点はやっぱり変わらない。
AIは未搭載だが、nns氏の外部AIが存在する。
実は7P・8Pで使える弾幕が高性能なので、相手を選べば割と戦える。
5段階にAIレベルの設定が可能だが、最大にすると 永久コンボを容赦なく狙ってくるので注意。
ちなみにこのAI、なんと 本体と同日公開だったりする。
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ピカポン氏製作 わかさぎ姫 |
2014年11月25日公開。
こちらはNachel氏の 霊夢をベースに1から作り直した物。
ファイル名は「 wakados」。 めでたく進化出来た模様
霊力ゲージ、霊撃、宣言不要で出せる壱符・弐符のスペルカードなど、改変元の仕様をそのまま搭載している。
前ダッシュは霊力を消費する代わりに水中に 潜っている間は完全無敵で、しゃがみで 水に浸かる。
人魚ではあるが普通にジャンプは出来るので安心。
前述のわかキングの影響か、やたらポケモン要素の 原作再現に力が入っている。
通常技・必殺技のほとんどは技名も威力も原作そのまま(例:「たいあたり」で50、「ハイドロポンプ」全弾ヒットで110)。
数値以外でも「ねっとう」命中時に30%でスリップダメージ+与ダメージ半減のやけど状態になる、
「じたばた」が瀕死に近づくほど威力上昇、「うたう」は威力0だが命中時に55%で眠らせる、と随所にこだわりが見られる。
以上の様にポケモン要素が多めなのは確かだが、「 いわおとし」や「うたう」等、設定を知っているとニヤリとする使用技のチョイスも。
勿論、鱗符「スケールウェイブ」を始めとしたスペルカードも超必殺技として存在するので安心されたし。
1Pで「 はかいこうせん」、2Pで「 アクアリング」といったように各カラー専用の11種類の技が存在。
9P以降はそれに加えてアーマーや通常技無敵も付加されるため、技選択というよりは特殊カラーの側面が強くなる。
12Pは常時アーマーや状態異常率100%等の効果が付き、全技が使用可能になる 「メガわかさぎ姫」モード。
2015年2月2日の更新でAIが搭載された。
ピカポン氏曰く「無理やり他のキャラのAI載せているので、とりあえず技を出せばOK的な性能」とのこと。
外部AIはエトワール氏によるものが公開されているが、最新版には対応していない。
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大会ネタバレ |
みやびちゃん未満 ランセレぷりちーバトルには9Pとゲジマユで出場。
高火力コンボを武器にする猛者の中を、攻撃時アーマーと変則的な立ち回りを活かして順調に生き残る。
そして決勝戦にて 東方不敗マスター・アジアと対面。
アーマーが効かない投げ始動のコンボを軸に圧倒されかけるも、ゲージ技を活かして紙一重で勝利。
彼女の勝利台詞通り、妖怪の天下を取る事に成功した。
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出場大会
出演ストーリー
最終更新:2023年05月14日 09:40