ウルトラマンレオ


円谷プロによる1974年放送の特撮番組『ウルトラマンレオ』の主役ヒーロー。
本作は『帰ってきたウルトラマン』に始まった第2期ウルトラシリーズの最終作である。
+ レオのプロフィール

ゾフィータロウまでの「ウルトラ兄弟」とは違い、出身地はM78星雲光の国ではなく獅子座L77星。
それ故か光の国出身者とは異なる点が多く、変身後の活動時間は3分より短い2分40秒である。


前作のタロウとは打って変わってハードな作風であり、
レオ自身もウルトラシリーズの主役の中でもこれでもかというほどに理不尽な出来事に遭遇している。

故郷であるL77星をマグマ星人によって滅ぼされたレオは地球へと逃げ延び、地球人「おおとりゲン」として暮らしていた。
ところが今度は地球に狙いを定めたマグマ星人は、二匹の怪獣レッドギラスとブラックギラスとともに襲来、
タロウに代わり防衛チームMACの隊長として地球防衛の任に就いていたウルトラセブンに重症を負わせる。
セブンを救うため変身したレオは、変身能力を失ったセブン=モロボシ・ダンから地球を託されることになるのだった。

しかし、レオを待っていたのは決して楽な道のりではなかった。
未熟なレオは通り魔のような宇宙人や厄介な力を持つ怪獣に対抗するために毎回のように激しく厳しい特訓を課せられ
(第6話のカーリー星人に対する特訓では、先を尖らせた丸太を避ける特訓やジープで追いかけ回すというヘタしたら死ぬだろうというものも…)
MACの隊員たちともいまいちソリが合わない(アットホームな雰囲気だった前作のZATとは対照的。中盤で多少マシになったが)。
更には、ババルウ星人の策略で一時的にとはいえウルトラ兄弟とも敵対し、
それが解決したかと思えばシルバーブルーメの襲撃により、支えとなっていた多くの仲間を失う。
執拗に自分と地球を狙う円盤生物により、自らが命を落とすことさえあった。

しかし、それでもレオは戦い続けた。そして、自分にとっての「本当の故郷」となった地球を守りぬいたのだ。

「やっと今、この地球が僕の故郷になったんです。
 だから、青い空と青い海のある故郷をこの目で見て、この手で確かめてみたいんです」

左手にはめた獅子の頭をかたどった指輪・レオリングを光らせ変身する。
主題歌では「獅子の瞳が輝いて…」と歌われているが、これは指輪本体が「レオリング」、指輪に嵌まった赤い宝石が「獅子の瞳」という名前であるらしい。

戦闘スタイルとしては、光線技よりも宇宙拳法による肉弾戦を得意としている。
中でも1000メートルの大ジャンプから足を赤熱化させ放つ飛び蹴り「 レオキック 」はとどめによく使用されたということもあって、
彼を象徴する技として知名度・人気が高い。
後年の作品では足自体が燃え上がる描写になっている。
格闘ゲームにおいてはレオナ・ハイデルンのふっ飛ばし攻撃でパロディがなされていたりする。

また宇宙人や怪獣への対抗策として特訓により新たな技を編み出すのも初期のレオの特徴であり、キック技の応用の他、
身体自体をブーメランとして突っ込む「ボディブーメラン」など、1回のみの使用ながら印象的な技が多い。

かといって従来のような光線技が弱いのかというとそうでもなく、
特に円盤生物編に入ってからは、とどめとして光線技を多様するようになった。
特に固定の必殺光線はないが、赤いエネルギーを投げつける「エネルギー光球」や
腕を前に伸ばして撃つ「シューティングビーム」が比較的多く使われている。
生命を蘇らせる「リライブ光線」のようなチート技も使える。

1度だけだが、念力で工場の煙突を変化させたレオヌンチャクなんて格闘路線らしい獲物を使ったこともある。
後半には新装備ウルトラマントをウルトラマンキングから授けられた。
普段は左腕にアームブレスレットとして装着し、展開してから傘のような防御アイテム・レオブレラや
鏡の扉・ウルトラマントミラーなどに変化させられたり、そのままでも鎮火に使える便利アイテムである。
本来のマントとして纏う場面は長らくなかったが、『ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』においてようやく実現した。

また、作中中盤からは双子の弟・ アストラ が登場。
初登場は第22話で、兄弟怪獣ガロン・リットルの前に危機に陥ったレオを助けるため現れた。
+ アストラのプロフィールと詳細

円盤生物の元締めであるブラックスターを壊滅させた後は地球上で旅に出ていたが、
後に諸事情で地球に留まる事になったダン達と入れ替わる形でタロウと共に地球を離れ、アストラ共々宇宙警備隊として活動していた。

+ その後のシリーズでの活躍


MUGENにおけるウルトラマンレオ

bakisimu氏による手描きドットのレオが2014年12月6日に公開。最新版は2015年2月8日のβ版。
基本的な仕様は同氏のエース同様で、スピリッツシステムも存在。
映像作品のほか、ゲーム『Fighting Evolution』シリーズをもとにしたモーションの技もある。
特にゲージ技のレオキックを発動すると原作映像がカットとして挿入され、見応えは抜群。しかし、レオキック発動中は無敵ではないため飛び道具や当身技を喰らうと原作映像のカット終了後にダメージを受けて潰されるという悲しい状況が起こるため慎重に狙う必要がある。

更新にてレオヌンチャクや超必殺技のウルトラダブルフラッシャーが追加されている。

10段階に調節可能なデフォルトのAIが入っており、なかなかの強さを誇る。
今後の活躍に期待したい。

出場大会




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その後ゼロは映画『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!!』にて
礼堂ヒカル=ウルトラマンギンガとショウ=ウルトラマンビクトリー相手に なぜか師匠ではなく父親リスペクト のスパルタ特訓を施し、
さらにその後ビクトリーは『ウルトラマンX』において大空大地=ウルトラマンエックスに剣術の特訓を行った。
セブン→レオ→ゼロ→ビクトリー→エックスというウルトラマン間の師弟関係というか特訓の鎖が近年になって連綿と続いてきている。
ちなみに『ロストヒーローズ2』ではレオがセブンリスペクトなブーメラン特訓をギンガに施す場面も。