ゴーヤーン


「私の滅びの力は無限!」

ふたりはプリキュア』シリーズ3作目である、『ふたりはプリキュアSplash☆Star』に登場。
作中での悪の組織「ダークフォール」の一員で、支配者であるアクダイカーンの側近。
名前は悪代官と共に悪巧みをする越後屋とゴーヤを掛けたもの。
まるでどこかの達と同じである。
CVは『ストリートファイターZERO3』や『CVS』シリーズなどのリュウでお馴染みの 森川智之 氏。

終始慇懃無礼な口調で話しいつも揉み手をしていて、
プリキュアとの戦いでダークフォールの戦士が敗れて帰って来るとその原因について何かと口出してくる嫌味な性格。
また、その際わざとくだらないダジャレも織り交ぜて言うことで一層精神を逆撫でする事もある。
ただ、いずれ劣らぬ曲者揃いのダークフォールだけに、相手のペースに巻き込まれて困惑させられることもしばしばある。
特にマイペースすぎるキントレスキー、ミズ・シタターレ、モエルンバは苦手な模様。
外見はかなり小柄で一見すると単にアクダイカーンの腰巾着のようにも見えるが、他のダークフォールの戦士と同等あるいはそれ以上の高い能力を持つ。
倒されたカレハーン、モエルンバ、ドロドロン、キントレスキー、ミズ・シタターレを再生・強化する力も見せた。


+ ネタバレ imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
「どんなモノもいつかは滅びる。例外はありませんよ、アクダイカーン様?」

その正体はアクダイカーンを生み出したダークフォールの真の支配者であり、本作のラスボス
最終決戦の第47話でプリキュアとの戦いで負傷し、
もはや使い物にならないと判断したアクダイカーンをあっさりと消滅させ、その本性と真の姿を現す。
屈強な巨躯に反して丁寧口調はそのままというのがかえって威圧感を放っている。

「この姿になるのは、久しぶりですね…」

元々がどのような存在であるかなど具体的な詳細は劇中では語られなかったが、
プリキュアとの戦いの中での会話では宇宙の誕生、ビッグバン以前から存在し
後から数々の星や生命が誕生しどんどん騒々しくなっていく世界を不快に思っており、
以前の何も無い暗黒の静けさを取り戻そうとすることが真の目的と語っている。

主に手から赤黒い光球や闇そのものを放出して攻撃し、肉弾戦においても凄まじい強さを誇る。
劇中では光球一発で街と山二つが一瞬で消し飛んでクレーターと化すなど、
それまでのダークフォールの戦士や表向きの支配者であるアクダイカーンとは桁が違う力を見せた。
  • アクダイカーン戦を乗り越えたキュアブライトとキュアウィンディ及び満と薫を圧倒する。
  • 4人の連携技を受けてもビクともしない。
  • 全力の「プリキュア・スパイラル・スター・スプラッシュ」を打ち消す。
  • プリキュアを変身解除に追いやる。
  • 地上の精霊達を全て吸収・消滅させ、地球から生命が絶滅する
  • 地球を木端微塵にする。
  • 遂にキレて宇宙諸共プリキュア達を滅ぼそうとする
……など、そのずば抜けた能力と真の設定から一部のファンの間では歴代プリキュアの最強ラスボスとする意見も多い。

その後はキュアブルームキュアイーグレット、月と風の力をそれぞれ借りた満と薫の最終必殺技
「プリキュア・スパイラル・ハート・スプラッシュ・スター」を受け遂に致命傷を受ける
(この際、そのあまりの命の輝きの強さに、ビッグバンを思い起こしているようなシーンがある)。
しかし、それでもなお無限の滅びの力によって長く耐え、咲と舞を道連れにしようとまでする。
だが、互いに握った手を決して離さず、最後まで諦めない4人の姿を見て 、

「全く、手に負えない力ですね。───希望の絆、ですか……」

と、自身の滅びの力でも消すことが出来ない希望の前に遂に敗北を悟り、光の中で消滅した。
『ドキドキプリキュア』の最終決戦では奇しくもこの場面を想起させるセリフが出ている。


ラスボスの忠臣と見せかけて実は…という意表を突いた展開はシリーズでもゴーヤーンだけであり、
ゴーヤーンと同じパターンかと思いきや心の底から忠臣だったというキャラが何度かある。
『ハピネスチャージプリキュア!』のディープミラー(赤い星(火星?)の神・レッド)は似ているようでも、
最初から黒幕感バリバリ(表ボスがディープミラーに利用されている感バリバリ)だったので、ちょっと違う。

(以上、ピクシブ百科事典から転載、一部記述変更)


MUGENにおけるゴーヤーン

+ hatya氏製作
  • hatya氏製作
現在は同氏の引退に伴い公開終了。
超神氏のパーフェクトセルをベースしたもので、技も動きもほぼセルのままだが、
いくつか技が変更されており、岩をばら撒く突進技や相手背後への不意打ち射撃、
ベール=ゼファーが使う「ヴァニティワールド」(全画面攻撃)まんまの技等が搭載されている。
また、ゲージが少しずつ自動回復したり、ライフ減少によって火力が上がったりと原作通り高い性能を持っている。

hatya氏製作の他のプリキュア敵キャラ(館長ジョーカー)と同じく、
「勝てば貴方もプリキュア!スイッチ。」が存在し、ONにすると体力が4割以下で投げ・通常攻撃・必殺攻撃を無効化するようになる。
このようにかなり強く設定されているゴーヤーンだが、デフォルトAIでは3ゲージの自滅技で相手を道連れに倒れることがある……。
ビーム撃てれば魔法使い マジカル☆ランセレバトルでは、初出場ながら4位という好成績を残した。

+ 柳川秀氏製作 改変ゴーヤーン
  • 柳川秀氏製作 改変ゴーヤーン
上記のhatya氏のゴーヤーンを基にした改変版。2016年3月12日公開。
残念ながら現在はこちらも公開停止となっている。
4段階のランクシステムと10段階のレベルシステムが搭載されている(後述)。
コマンド技や超必殺技の幾つかが追加・変更されており、名前は全て「○○無き××(どちらも熟語)」になっている。
ヒットエフェクトとガードエフェクトも追加された。

+ 共通システム・レベルシステム
【共通システム】
1:味方へのダメージ
 超必殺技・神技・邪神技は味方にもヒットする仕様になっている。
2:攻撃のProj化
 全ての攻撃が当て身不可(ReversalDefが通用しない)となっている。
3:被ダメージ時ゲージ回復
 攻撃を受けると被ダメージ値*レベル*0.25の値ゲージが回復する。
4:被ダメージ値補正
 ライフが最大値の1/4以下になると神化及び邪神化時以外で被ダメージ値が(1-(0.05*レベル))倍に軽減される。
5:Explod補助式チェーンコンボ
 格ゲー初心者でも簡単にコンボを決めることができる。
 ※ただし柳川 秀氏は動画内でコンボを決めるのに30回以上撮り直している。
6:プリキュアの希望の絆
 に対しては無効・変更になるシステムや効果がある。
 また、プリキュアでないでも無効になるキャラがいる。

【レベルシステム】
10段階で設定でき、前述のように被ダメージ時のゲージ回復率やAIレベル等に関係する。
AIは5が標準の強さで、値が上がる毎にチェーンコンボ限界数(キャラデータ内に分岐図がある)と使用精度が向上する。

+ ランクシステム
【ランクシステム】
改変によって最も変わった箇所。
設定によって大きく性能が変わる。
また、それに合わせてgoyan.def内のdisplaynameを変更するようになっている。

0:"Goyan"
 ゴーヤーン。
 共通のシステム以外は何の特殊なシステムもない弱~並ランク。
1:"Goyan[Emerged]"
 正体を現したゴーヤーン。
 スーパーアーマーを纏った、一般的な並~強ランク。
 被ダメージが1.5倍になる代わりに投げ以外で怯まなくなる
 時止め中はアーマーが解除される。
 また、永続ターゲットによって毒効果を発揮する。
 参戦動画ではこの状態がデフォルトとされており、超神氏の超サイヤ人孫悟空と戦ってほぼ互角の勝負を繰り広げた。
2:"Goyan[Serious]"
 本気になったゴーヤーン。
 ハイパーアーマーを纏った、強~凶ランク。
 スーパーアーマーに投げ無敵と時止め中無敵が加わる。
3:"Goyan[Last_Fight]"
 最終決戦におけるゴーヤーン。
 本体アーマーを纏った、即死技等も解禁になった狂~準神ランク。
 全ての攻撃で怯まず、ガードが使用できない代わりに580の倍数のダメージを受けない限りライフが減らない
 この状態以上でないと使えない超必殺技(神技)がある。
4:"[Before_the_Singularity]"
 特異点の前。
 本体アーマーかつほぼ常時無敵で、アドレス記憶型%nバグも使える邪神ランク。
 柳川 秀氏曰く「攻撃論外達よりも発動条件や回避可能性を残している」「通常の神々よりも邪なことをする」「この宇宙を滅ぼすのが目的」
    から邪神、とのこと。
 ライフを減らす条件は前のランクと変わらない。
 この状態以上でないと使えない超必殺技(邪神技)があり、その中で%nバグを使用している模様。
 参戦動画では問題児(再現ゴジータ)と戦っている他、柳川 秀氏のTwitterにて歴戦の神々を葬る姿も撮影されている。

readmeには記されていないが、このランクで「プリキュアの希望の絆」が発動していると、
試合敗北時に特殊演出 が入ることが柳川 秀氏のTwitterにて明かされている。
この時、僅かな確率で強制的にダブルKOにすることもあるそうだ。

また、「アーマー時に3ゲージ技を使うとBGMイナクナリナサイになる」「アーマー時のガード音がATフィールド」など、
柳川氏独自のネタも含まれているため、そういったものが嫌いな人は注意。

出場大会

※いずれもhatya氏製


最終更新:2021年10月06日 21:56