時崎狂三


「彼は素敵ですわ。

       彼は最高ですわ。

              彼は本当に………美味しそうですわ」

ライトノベル『デート・ア・ライブ』に登場するキャラクター。
名前の読みは「ときさき くるみ」吸血鬼ではない。「きょうぞう」とは読まない。
スピンオフ作品『デート・ア・バレット』『魔術探偵・時崎狂三の事件簿』の主人公でもある。
表向きの職業は不明だが『事件簿』では女子大生にして、魔術工芸品犯罪専門の探偵となっている。
担当声優は 真田アサミ 女史。

判明しているだけでも1万人以上の人間を手にかけている「ナイトメア」と呼称される最悪の精霊。
常にミステリアスな雰囲気を纏わせており、「~ですわ」といった所謂お嬢様口調で、掴み所のない言動が特徴。
笑い方は「キヒヒ」と大変不気味。
自らの能力(詳しくは後述)で30年前の過去へ行き、「最初の精霊」と呼ばれる存在を抹殺する事で歴史を改変し、
現在の世界に存在している全ての精霊を消す事を目的としている。
だが、現在の彼女ではこれを実行するには自分の時間(寿命)を使い潰さなければならないため実行に移れなかった所を、
複数の精霊の力を宿す主人公・五河士道の情報を入手し、目的達成のために彼の力を手中に収めようと画策している。

登場後も長らく士道に霊力を吸収・封印されていなかった数少ない精霊の1人。
本人は当初こそ前述の目的を実現するための手段として士道を狙っていたが、
やがて上記の目的とは無関係に士道に執着するような言動を見せるようになる。
だが、相手はフラグ立ててキスした相手の霊力を吸収・封印する男なので、一定の距離を保っている。
左右の瞳が異なるオッドアイであり、上記画像からも判る通り、右眼は「紅」、左眼は「金」で、
さらに左眼の瞳孔は時計の文字盤が描かれている。
なお戦闘態勢時(上記画像)以外左眼は常に前髪で隠されている

+ 能力

時喰みの城

周囲に影を張り巡らせ、影を踏んでいる人間の時間を吸い上げる能力。
狂三はこの能力で、消費した時間を人間から強引に補充している。

刻々天使‐ザフキエル

身の丈の倍はあろうかという巨大な時計の形をした天使。
長針と短針はそれぞれが古式の歩兵銃と短銃であり、これに、時計に対応した十二種類の弾丸を使う事で、
多種多様な「時間」に纏わる能力を使用出来る。ただし、現在は六の弾は使用不可能になっている。
  • 一の弾《アレフ》
撃った対象の動きを加速させる。クロックアップを思い浮かべたあなたは正しい。

  • ニの弾《ベート》
一の弾と逆に撃った対象の時間の動きを遅らせる。

  • 四の弾《ダレット》
撃った相手の時間を巻き戻す。傷の回復に使われる。

  • 七の弾《ザイン》
相手の時間を停止させる。強力だが、消費する時間も多い。

  • 八の弾《ヘット》
打った対象の過去の再現体を出現させる。早い話が分身能力。
本物の狂三と分身体を外見で区別するのは不可能で、分身体も自立した意志と霊装を纏っているが、
分身体の力は本体よりも劣っており、活動時間も生み出された際に消費した「時間(寿命)」しか活動出来ない。

  • 一〇の弾《ユッド》
撃った相手の記憶を知る事が出来る。人間だけでなく物にも効き、持ち主の記憶を探れるサイコメトラーな能力

  • 一二の弾《ユッド・ベート》
対象を過去の世界へ跳ばす。遡行する日時がどれだけ離れているかによって必要となる霊力が変化する。
この力で始まりの精霊を殺す事が彼女の目的だが、実行するには精霊1人分の命に相当する霊力が必要なため、彼女は士道に執着している。


MUGENにおける時崎狂三

+ Hikariebun氏製作 ファーストバージョン
  • Hikariebun氏製作 ファーストバージョン
恐らく最初にMUGEN入りした狂三。スプライトはMMDモデルを使用している。
動きは全体的に鈍く、殴り合いには向かないが、全画面攻撃「時喰みの城」など強力な必殺技を持っている。
後述のセカンドバージョンとは全くの別物であるため注意。
Ryoucchi氏によるMUGEN1.0用のcnsファイルが某所で最新版と共に公開されている。

+ Hikariebun氏製作 セカンドバージョン
  • Hikariebun氏製作 セカンドバージョン
2015年12月23日に公開。MUGEN1.1専用。
ファーストバージョンとは違うMMDモデルが用いられており、比較的なめらかに動くようになった。
ニ丁拳銃が武器だが、遠距離攻撃だけでなく近接攻撃も多い。
自分の分身を召喚したり、「七の弾《ザイン》」で相手の動きを止め、
効力が切れるまでの間に喰らわせた攻撃分のダメージを効力が切れると同時に与えるなど、トリッキーな必殺技を持つ。
一方で、デフォでは機動力には秀でておらず、滞空時間も若干長め。
そのため、戦闘では機を見て強化技である「一の弾《アレフ》」を使っていくのが基本。
時計型のゲージは半時計回りで回り続け(狂三の行動で速さが変化)、特定の技を使う事で巻き戻る。
一定条件を満たすと一撃必殺技「空間震」を放つ事が出来る。

デフォルトで良く動くAIも搭載されている。コンフィグをいじる事でレベルやその他設定の細かい調整が可能。
100段階に調整可能で作者によれば、1-10が並、11-29が強、30-69が凶、70以上が狂ランク。デフォは80。

なお、改変の類は自由だが、改変者の氏名、IDを明記するようにとの事。

+ Ghos氏製作
  • Ghos氏製作
MUGEN1.0以降専用だが、olt-EDEN氏(旧・ゼータ氏)によるWin対応パッチが本体同梱で公開中。
4頭身のドット絵が用いられており、ぬるぬる動く。
ザフキエルなどHikariebun氏の狂三から一部演出を流用している。

銃撃を主体とした戦闘スタイルだが射程はそれほど長くはない。
独自のキャンセルシステムを駆使してコンボを繋いでいくバリバリの近接ファイターであり、超乱舞技などアグレッシブに立ち回る技が多い。
勿論原作の能力を再現した技も搭載されており、ワープ技が可能になるバフ技「一の弾《アレフ》 」や相手の動きを止める「七の弾《ザイン》」が強力。
歩きやダッシュはそれほど速い方ではないが、回り込みやワープ技などを駆使することでかなり機敏に立ち回ることができる。
また、『時喰みの城』発動時は移動速度などステータスが大幅に上がる。
デフォルトAIは搭載されていない。

+ Protozoark製作 JUS風ドット
  • Protozoark製作 JUS風ドット
JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0以降専用のちびキャラ
自動的に動く分身を用いて攻撃するなどトリッキーな性能をしている。
AIもデフォルトで搭載されている。
DLは下記の動画から


これらの他には、夜刀神十香(AnT★R_M氏作)のストライカーとして登場する。

出場大会



最終更新:2023年10月27日 00:05
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