リザレクション

「RESURRECTION!!」

ストリートファイターIII』におけるギルのスーパーアーツの一つ。
ゲージが満タンの状態で倒されると自動的に発動し、体力を全回復してダウンから復活する。
苦労して倒したと思ったら起き上がって全回復する様は、『ストIII』で初めて見た時に驚いた人も多いのではないだろうか。

「ライフ全回復」という字面だけではまるで狂キャラの様な印象を受けるが、
この技を使用したラウンドはゲージが溜まらなくなるというデメリットがある。
また回復中のモーションの無敵時間は途中までしかなく、ひるまされるとそこで回復がストップしてしまう。
キャラクターや距離によって最適な対処法は異なるが、基本的に密着しながら弱パンチ連打でOK。
無論初見殺しAI殺しであることに変わりはないが、やはりその性質はラスボスであるからこそ許される反則技である。

CAPCOM FIGHTING Jam』のベガのエンディングでは、ベガに倒されたかに見えたギルがこの技で復活しているシーンが描かれている。
『ストリートファイター』新旧ボスどちらの顔も潰さない、中々に憎い演出である。


関連する技、演出について

ギル以外にも類似の復活技を備えたキャラクターは格闘ゲームにおいて存在する。
ただし『ジョイメカファイト』や『ヴァンパイア』(『セイヴァー』以降)の様な、復活が他のゲームのラウンド制の代わりになっていて、
全員共通能力として専用ストックで搭載されているようなものは、特に「リザレクション」と呼ばないことが多い。

拳王(『北斗の拳』)の復活イベント

アーケードモードのラスボスである拳王は、
  1. CPU戦の難易度がノーマル以上
  2. 拳王が敗北するとプレイヤーキャラの勝利になるラウンド
  3. 拳王の体力が1/4以下or拳王の死兆星点灯
  4. 上記の条件を満たしているときに拳王がダウンor秘孔よろけor気絶状態になる
という上記の条件を満たすと凄い闘気を発しつつ喋り出し、
拳王の体力と全てのゲージがどんどん回復していくというイベントが発生する。
ギルとは違い、即死コンボ一撃必殺奥義で体力が0になってしまうと発生しない。
その代わりに回復している最中は完全無敵なので、ギルには有効だった「攻撃して中断させる」ことが出来ない。
しかも、復活中の拳王の周辺には攻撃判定(ガードは可能)が発生しており、近づくと吹き飛ばされ微少のダメージを受ける。
復活時にはタイムカウント、無想転生カウント、呼法ストック、世紀末体力ゲージ、オーラゲージ、ブーストゲージが全てMAXになる
加えてBGMも「FATAL K.O.」に変更される。

いくら原作が世紀末ゲーとはいえ、プレイヤーキャラにこんなのを搭載されていたらバランス崩壊もいいところである。

そのため最終ラウンドはコンボ中に星を取り一撃必殺する、最初からバスケなどの即死コンボを叩き込む、
体力が減ってきたら大ダメージコンボで殺す(北斗で残り体力25%は軽く即死圏内である)等の対策をとった方が良好である。
またダウンさせなければ復活しないという仕様を逆手にとり、
わざと甘めのコンボを仕掛けて受け身をとらせる(北斗のCPUは受け身が取れる状況では常に受け身をとる)という裏技的な倒し方もある。
しかしまぁうっかりジャギの2Cをカウンターでヒットさせたりして秘孔やられになったり、蓄積バグでピヨったりしたら復活してしまうが。

アノニム(『アカツキ電光戦記』)の「テトラグラマトン」

3ゲージ持った状態でKOされると自動的に発動する最終特別攻撃(3ゲージ技)。
こちらは全回復ではなく体力の25%だけだが、復活中は無敵状態&終了後6秒間はアノニムの攻撃力が+25%・被ダメージが-25%の強化状態で戦える。
加えて復活時にギルの「セラフィックウィング」のような画面全体攻撃が入る。(威力は微々たる程度)
どう考えても露骨にギルの影響を受けまくっている。

しかし全体攻撃は余裕でガードや攻性防禦が出来てしまう上、その場合は相手の方が先に動けるようになる。
また発動してしまうとギル同様ゲージが空になってしまうので、
以降もラウンドが残っている場合など発動させたくないときには、他の技でゲージを消費する必要があったりするのも煩わしい。
以上の性能から時間切れ狙いでも無い限り、正直あまり頼りにならないとされている。

フェニックス(『MARVEL VS. CAPCOM 3』)の「ダークフェニックス覚醒」

5ゲージある状態でKOされると自動的に発動するハイパーコンボ。(このゲーム唯一の5ゲージ技)
…と思われていたが、実際には5ゲージある状態で体力が100以下になると発動する模様。 まあだしなぁ。
体力が全回復し、キャラクター性能が大幅に強化された「ダークフェニックス」として復活する。
ただ強化されると言ってもフェニックス自体のさはそのままであり、
更に時間が経つごとに体力が徐々に減っていく仕様である。(一応Xファクターで相殺可能)
おまけにロック系の技(投げを含む)を喰らうと被ダメージが2割増。
まさに発動後は殺るか殺られるかの大博打というわけである。



MUGENでは

MUGENのギルのリザレクションは弱体化修正されており、出始めの無敵がない(短い?)ため、
「復活したと思ったら、打ち落とされてもう一回ボコられた」なんて光景がわりと頻繁に見られる。
(原作には発動中相手を押し返す効果があるので、容易には潰されない)
そのため一種の 死亡フラグ として認識されている。
まあ「セラフィックウィングを出す暇もなくやられた」ということは復活したとて、もう一度フルボッコにされるだけなのが関の山なのだろう…。

極端な例↓
…なんかAI達にも容易に対処されてる気がする。どう考えても有効活用されているとは考え難い。

人操作ならなおさら、あぐらビームだろうがDESTROYEDだろうがこれは、まるで…だろうが何だろうが決め放題である。
ただし、くれぐれも焦ってコマミス等のないように。やってしまうとものすごく恥ずかしい…と思う。

しかしMUGENにおいては、バランスなど有って無いようなものであり、
恐ろしいことに褌兄弟の片割れであるユリアンもこの技を使えたりする(裏モードのみ)。
KOしたはずなのに、何事も無かったかのように蘇る褌兄弟はある意味恐怖である。
『兄ができるなら弟も』とケンシロウにも搭載。演出から「リザレクション」と呼ばれることも。
不死身の蓬莱人にも勿論搭載。他にもドットが1から打ち直された方のキワミにも搭載されている。
青色発泡怪獣スペースビーストも当然の様に持っているが、再生怪獣は残念ながら未所持(回復技のみ)。
また、アフロン氏制作のアレンジ(裏)モードでも特殊な条件を満たす(1UPキノコを食べる)事で発動する。

そしてこの強力な技は当然のごとく、凶・狂神キャラ達も愛用している。
有名どころでは漆黒氏のあゆサイコシュレッダー3.0[S]、デススター2ndなど。
あゆのはすげえ、見ればわかる、すげえ。
シュレッダーはひでえ、戦えばわかる、ひでえ。
デススターとかやべえ、聞いただけでわかる、やべえ。
終いには、紙キャラだったはずのひろしまで金色(論外モード)になると&c何度でも復活してくる。

もちろんこいつらのリザレクションには デメリットなどない神キャラだから仕方ない
論外キャラになると、リザレクションしても 体力が回復しない 。なんじゃそりゃ。
しかし神キャラ同士の戦いでは、リザレクションさせずに相手を撃破する奴が普通にいるので、あまり問題にならないのが恐ろしい所である。
体力0になった程度で負けるほうが悪い」は凶悪&論外グランプリでの名言。
逆に「復活する相手を撃破できない方が悪い」ともいえよう。

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