仮面ライダードライブ


"Drive! Type Speed!!"

「ひとっ走り、つきあえよ!」

.T ̄T
([ Y ])

仮面ライダードライブとは なに

平成仮面ライダーシリーズ第16作『仮面ライダードライブ』に登場する仮面ライダー

警視庁特状課の刑事・泊進ノ介(とまり しんのすけ)が、変身ベルト「ドライブドライバー」を装着して
かつ「シフトブレス」に「シフトカー」と呼ばれるミニカー型のサポートマシンを装填することで
ドライブドライバー及び専用マシン「トライドロン」と連動し、強化服を纏う事で変身する。
人類の敵たる機械生命体ロイミュードが発生させる「重加速現象」(別称:どんより)の影響を遮断する事が出来る数少ない技術であり、
これをもってして特状課や仮面ライダーの仲間達と共にコイニョーボーロイミュードやそれに付随する人間の犯罪者の悪事に立ち向かう。
真に邪悪なのはホイコーローロイミュードなのか、それとも…*1
コレジャナイ

+泊進ノ介とは「何者」か
「脳細胞がトップギアだぜ!」

対ロイミュード部署として設立された特殊状況下事件調査課(通称・特状課)所属の巡査。演者は竹内涼真氏。
元は捜査一課の刑事であったが、物語開始の半年前に起きた全世界規模で重加速現象が起きた事件「グローバルフリーズ」により、
別件の事件*2で犯人を追跡していた際その現象に遭遇してしまったことで相棒の刑事・早瀬明に再起不能の重傷を負わせてしまう。
それ以来まったくの無気力のサボリ魔になってしまい、一課からの厄介払い同然に特状課に転属になった。税金泥棒状態である
しかし、実際は「グローバルフリーズで相棒を失った彼だからこそドライブの変身者として乗り越えられる」と謎の確信したベルトさんの一計によるものであり、
警察官の使命として、そして半年前に止まった自分の中の時間を進めるため、進ノ介は自らの意志でドライブに変身することを決めた。
その使命感は同じく刑事でありながら銀行強盗事件に遭遇して殉職した父親・英介から受け継がれた物であり、
また主人公ライダーとしては初の警察官(サブライダーなら既に居たが*3である為、
変身前のアクションシーンでは拳銃を使用するシーンもある。
劇中では人質を取った犯人の銃を一発で弾き飛ばしたり、変身不可能な状態で対ロイミュード戦に使用したりと、その腕前は相当な物である事が窺える。

上にある台詞の他、考えるのはやめた」「繋がった!」が口癖。
前者は物語当初のような無気力状態では単なる思考放棄の台詞だが、
「ギアが入った」状態では一転して「うだうだ考えて立ち止まらず、まっすぐに突き進む」意志表示の台詞となる。
後者は事件の謎を解明できた時の決め台詞。戦闘時には小粋なジョークを交えた軽口を叩くことも
しかし本来の熱血漢の顔を取り戻してからはあまり減らず口を利かなくなっている。

やや間違えられがちだが「進之介」でも「進乃介」でもなく、「進ノ介」である。「真ノ介」でもない。
嵐を呼ぶ園児でも無い、と言うかこちらはドライブより先輩の『仮面ライダーしん王』である。
ましてや貧乏旗本の三男坊でもない。…迫真ノ介?それも違うだろ!いい加減にしろ!
「時に立ち止まり(=泊)、時に進む」車の動作をイメージしたネーミングであり、物語中の彼の動向をも象徴したものともなっている。
メイン脚本家の三条陸氏は同じく刑事で赤いライダーである『W』照井竜(仮面ライダーアクセル)と被らないよう意識したとか。

自動車をモチーフとした仮面ライダー であり、移動や敵の追跡に使う専用マシンのトライドロンは乗用車サイズの四輪車である。
バイクは最初から所持しておらず、一年間の放送を通してバイクに乗る場面が一度として存在しなかった。
このため「仮面ライダーじゃなくて 仮面ドライバー じゃないのか」と放送開始以前よりよくツッコまれており、
公式でさえ「このライダー! ドライバー! 」とわざわざ番宣時に言ってしまう始末である。出オチとも言う
ペーパードライバーだった鬼アーマードライダー達もなかなかバイクに乗らなかったので何がライダーだと突っ込まれていたこともあったが、それ以上である。*4
なおプロデューサーによると、日本でも人気だったアメリカの特撮ドラマ『ナイトライダー』があるから、と言う理由でOKを出したのだとか。
アメリカ人が車乗りをライダーって呼んでいるのなら仕方が無いね。
(「ナイト2000」と言う名の喋る車に乗るからナイトライダー。
 もしかしたらベルトさんの元ネタも「K.I.T.T.(ナイト2000のAI)」かも。まぁライダーシリーズにもキバットバットIII世という先輩が居たが)
そもそも、本作の「仮面ライダー」という呼称は、敵であるロイミュード側が自分たちを狩る「プロトドライブ」に付けたのが始まりであり、
そのプロトドライブはバイクに乗っていたと言う言い訳もできる。
パッと見で「仮面」というフレーズが出てくるのかとか考えてはいけない

基本形態である「タイプスピード」が外観がタイヤを肩から胴体にたすき掛けしたと言う特徴的なものであり、
武装のみの換装ではタイヤ部分が変化する。
またこれはとっても子供が真似し易そう……というかガシャポンで浮き輪状の再現玩具も発売されている。

平成ライダーの特徴であるユニークなデザインのヒーローであるが、実際の撮影では頭頂部のエアロウィングが引っかかってしまい、このままでは車に乗る事が出来ない。
たすき掛けのタイヤもシートに座るのには邪魔そうだ。
特に車高の低いトライドロンでは尚更に不可能であった為、ドライブがトライドロンを運転するシーンは、内装の一部を外したものをわざわざ用意していたらしい。
鎧武が助手席に乗ったときなどは頭部のフロントブレードが天井に刺さりそうになっていた。
身長185cmの竹内氏も車内の撮影はきつかったそうである。改造ベース車のチョイスが悪かったとしか言いようがない。
ついでに改造した影響で公道を走ることが叶わずトレーラー輸送に金がかかりすぎてせっかく作った実写のトライドロンが登場するシーンはかなり少なく、
それも普段の移動シーンが主パトカーは?であり変身後の実車登場となると数えるほどとなってしまっている。コンセプトェ…

+ドライブの能力は「いかなるもの」か
"タイヤコウカーン!!"

シフトブレスに装填するシフトカーを交換して「タイヤ交換」を発動、装備したタイヤに応じて攻撃手段の変化、
敵の拘束、負傷者の治療など、多彩な能力を使いこなす事が可能
タイヤ装着時は射出されたタイヤが背中から貫通するのでその衝撃に踏ん張って耐える程度の力がなければ変身すらできない。
また、使用するシフトカーによってはドライブの外観と特性そのものを変化させるタイプ変化も行使可能であるが、
それに輪をかけてフォームチェンジの機会は少ないものとなってしまった。
なお、同作のライダーが重加速現象を遮断して戦うことが出来るのは、シフトカーに重加速現象を制御する能力があるためで、
実際に2号ライダー・マッハが自分から重加速現象を起こしたこともあり、その気になればロイミュード以外の相手に対して圧倒的優位に立てるかもしれない。
ただしドライブ本人は市民に無用な混乱を招くことを警察官として嫌い、実際には重加速現象の発生能力は使用していない。

タイプスピード

スポーツカーがモチーフのシフトカー・シフトスピードを装填して変身する基本形態。
名前通りスピードに優れた形態であるが、完全なスピード特化ではなくバランスの取れたものである。
各種シフトカーとの相性も満遍なく良好だが、一部使い切れないものもある。

タイプワイルド

4WDカーがモチーフのシフトカー・シフトワイルドを装填して変身する第二の形態。 (力が)強くなるがポケモンとは無関係
黒いボディに右肩に縦向きに付いたタイヤが特徴。
タイヤの位置のせいでただでさえ狭いトライドロンの座席が極度に窮屈になる。
進ノ介が 熱いパッション を得ることにより変身可能になった。
ドライブは機械的な面を押し出したライダーだが、一度変身して以降はパッションは関係なくなったようだ。
パワーとタフネスに優れたハードなボディを持ち、
タイプスピードではパワー不足で耐え切れないランブルダンプ(ドリル)等の重機系シフトカーとの相性が良い。

タイプテクニック

作業用車両がモチーフのシフトカー・シフトテクニックを装填して変身する第三の形態。
黄緑色のボディで、首元に横向きにタイヤが装着される。
進ノ介が クールな心 を得ることにより変身可能になった。
以降クールが必要なくなったことも同様。
身体的スペックでは見るべきところはないが、頭部の分析装置により情報処理能力が強化され、
爆弾解体のような精密な作業や命中精度の高い射撃戦闘を行えるようになる。具体的には爆弾解体の為敵に背中を向けたまま牽制射撃を当てられるくらい。
相性の良いシフトカーはファイヤーブレイバー、ローリンググラビティ等の特殊車両系。
ローリンググラビティだけは明らかにタイプワイルド向きだと思うのだが。

タイプデッドヒート

サイドカーがモチーフのシフトカー・シフトデッドヒートを装填して変身する第四の形態。
赤と白のツートンカラーのボディで、タイプスピードと同じくタイヤは右肩からたすき懸け。
ロイミュード幹部のハートの能力「デッドゾーン」に対抗して作られたもの。
(しばらくしたら歯が立たなくなっていたのでどの辺が対抗しているかは謎)
タイプスピードもかくやというスピードとワイルドを凌ぐパワーを発揮する超攻撃型。
しかし変身して一定時間経つと バースト して暴走するので、ここぞという時にしか使えない。
が、ヒロインの蹴り1発で暴走が収まったり無かったことになったりと微妙にコミカルな演出で、危機感は余りない。
なおシフトデッドヒートは2号ライダー・マッハと共用*5のため、
フォーミュラの登場後はマッハの強化用として使われるようになり、ドライブには殆ど使われなくなった。

タイプフォーミュラ

F1カーがモチーフのシフトカー・シフトフォーミュラを装填して変身する第五の形態。
青いF1カーを肩から被ったようなすさまじくダサい特徴的なボディで、頭部もF1レーサーのヘルメット風。
レーシングカーさながらに全身至る所にシフトカーの名前がスポンサーロゴ風にラッピングされている。
モチーフはシューマッハが最後に乗っていたマシン。
タイプスピードやデッドヒートのさらに上を行く超高速形態(ベルトさん曰く「風のタイプ」)であり、設計上は最終形態である。
4つの地点に打ち込まれたミサイルをすべて走って先回りして迎撃、中盤からの敵ロイミュードが発動する超重加速現象をも克服できるほどの速度を持つ。ちなみにカタログスペック的にはクロックアップやアクセルフォームには劣るが、アクセルトライアルやラトラーターと肩を並べる程度。
そんな無茶苦茶なスピードで街中を走ったらミサイルの爆発より被害が甚大になるのでは、と言うのは昔から突っ込まれているが。
ちなみに、このスーツは主に胸のF1ボディのせいでほぼ動くことが出来ず格闘はほぼ皆無、
肩が回らないので高速移動時はアラレちゃんやブーンのようなポーズで走る。
その分負担も大きく当初は訓練などをしていない進ノ介では満足に扱えず、初変身後は反動で首を痛めてしまった。
そのバックアップのため「ピットクルー」と呼ばれる専用のシフトカーが作られ、
タイヤは両手首に小型のものが装着されているが、従来のシフトカーとは相性が良くないのか、ピットクルー以外でのタイヤ交換は行わなかった。というかピットクルーの出番も……
初変身から程なくして専用武器として複数のシフトカーを装填することのできるトレーラー砲も装備された。
「せっかくのスピード特化なのに足を止めて大砲って…」と思うかもしれないが、先に述べた通り進ノ介への負担が大きいからからこそ
必殺技は(それこそ進ノ介の命に関わるような)速度をさらに速めるようなものではなく足を止めての砲撃、という開発者なりの配慮でもある。

タイプトライドロン

縦長のボディに各種シフトカーの映し出されたディスプレイのあるシフトカー・シフトトライドロンで変身する最終形態。
偶然から副産物的に誕生した、クリムの設計にない奇跡のドライブ。
トライドロンをシフトスピードよろしく人型にしたようなボディで、タイヤは右肩内側に縦向きに入る。
ライダーでは意外と珍しい赤い最終フォームである。
ベルトさんが 運転を代わる ことも可能で(この時ライダーアイもベルトさんの顔ディスプレイ風になる)、進ノ介とは異なるファイトスタイルで対応が可能。ただの科学者の割に敵を圧倒したり腹いせに交代を申し出たりするという・・・
とにかく正面から速攻の進ノ介と、冷静に受け流してカウンター狙いのベルトさんという違いなのでどうしてもベルトさんの方が強く見える。
単なる変身ではなく トライドロンとも物理的に融合 しており(これにより更にトライドロンの出番が減りコンセプトが・・・)、全てのシフトカーと連動し、3種のタイヤを複合させて能力発揮できるようになっている。
しかしタイヤの組み合わせは歴代複合系最終形態のように自由にできず系統別で固定されており、
しかも作中では組み合わせは3種類しか登場せず(というかほぼコウジゲンバーのみ)、3つのタイヤの能力を同時に扱えるというだけで
特に各々のタイヤが性能強化されているわけでもない……と、最強形態にしては少々微妙な能力である。
一応最終決戦では怒りで覚醒して全部乗せをやってのけたが。
進ノ介が威力のあるランブルダンプを愛用するせいでどう考えても使いにくそうな「10トンオモーリ」が足枷になっている気がする。
また出し惜しみせず最初から変身することが多いのに勝ち星が少ないため、タイプヨワイドロン呼ばわりされ
サイクロンジョーカーエクストリーム、コズミックステイツと並び歴代最弱の最終フォームと評価されることも。
前作の最終フォームが同じような万能ぶりの上にぶっちぎりの無敵振りだったためか余計に。
 スペックだけ見ればあんなに強かったカチドキアームズよりはるかに高い数値なのが信じられない。
 まあ、一度死んで甦ったとはいえ人間のままの進ノ介と、代償で完全に人間をやめてしまった始まりの男とを比べるのは酷、というものだろう)

トレーラー砲はこちらも使用可能で、全てのシフトカーの力を使えるシフトトライドロンを使用することで威力はさらに向上する。
この場合、トレーラー砲からトライドロン自体が弾丸となって敵に発射される。
ただし前述のようにこの形態はトライドロン自体と融合しているため、撃った後は当然トライドロンは分離し、
自動的に他のタイプへの移行を余儀なくされる(同時に装填したシフトカーに対応したタイプになる)。
特に装填シフトカーによる威力・弾道の差異はないが。

タイプフルーツ

映画『ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』に登場した形態。
進ノ介と紘汰が互いに力を与え合ったことで生成されたシフトカー・シフトフルーツを用いて変身した姿で
輪切りのオレンジを模した「ダイダイガサ」を被った、時代劇の侠客や用心棒を彷彿とさせる三度笠スタイルを有する。
この形態ではお互いの武器を交換し、鎧武の大橙丸と無双セイバーを使用。
なお、この形態では追加装甲がデッドウェイトになってしまい、撮影時はおろか作中ですらトライドロンに乗れない。

タイプハイスピード

超バトルDVD『type HIGH-SPEED!ホンモノの力!タイプハイスピード誕生!』に登場した形態。
ドライブの姿や能力を転写したロイミュードを相手に、進ノ介が心理的に実力を発揮できなくなっていた状況を打破すべく
シフトスピードを改造したシフトハイスピードを用いて変身する、ドライブの「上級形態」。
その上級さは立ち振る舞いにまで反映されており、出陣の際にはわざわざ絨毯を敷いて赴く。
+タイプハイスピードに隠された真実とは「なに」か
実はタイプスピードの見た目を変えただけの代物にすぎず、進ノ介に自信を付けさせるためのものだった。
一応スペック上はグラム単位でパンチ力、キック力があがり、走力も0.0000005秒強化されているのだとか。

超デッドヒートドライブ

映画『サプライズ・フューチャー』に登場した形態。
サブライダー用のベルト・マッハドライバー炎にトライドロンキーを挿す事で変身した、新たなる姿。
チェイサーが使用していたものを借り受けて変身している為か、チェイサーの前身である魔進チェイサーとドライブ(タイプスピード)がツギハギに混ざった姿をしている。
すごく強そうな名前に反して機械が剥き出しのツギハギしたような外見通りあくまでも応急処置的なものらしく、
進化体になっていない雑魚ロイミュード相手すらギリギリでダークドライブに対しては相手にならず一方的な戦いを強いられた。
別のベルトを使った形態なので、正確にはドライブとは別ライダーとして扱うべきかもしれない。
仮面ライダーWに対する仮面ライダージョーカーの立ち位置と同じ)

タイプスペシャル

映画『サプライズ・フューチャー』に登場した形態。
泊エイジに偽装したロイミュード108が、ダークドライブの変身に使用していたシフトネクストスペシャルを進ノ介が奪取、
ドライブドライバーに装填する事で変身した新たな形態。

デッドヒートドライブ

後述の映画『MOVIE大戦ジェネシス』冒頭で登場した形態。
マッハドライバー炎で変身し、名前も超デッドヒートドライブ似ではあるが、装填するのはシフトデッドヒートであり、
実質 シフトブレスのないタイプデッドヒート である。

戦闘においては分身たるトライドロンと連携しての戦術も行使し、
また進ノ介自身が警察官である事から、白兵戦では躰道や関節技といった体術も駆使する。
しかし「羽交い絞めにした敵を高速回転するトゲに背中から押し付けてガリガリ」「鉄の檻に閉じ込めてからぶん殴る」
「前後左右から執拗にライダーキック」など、警察官のヒーローにしてはやけに残忍な攻撃もする。

武器としては交換したタイヤのギミックの他、ハンドルが付いた剣の「ハンドル剣」、ドアを模した光線銃の「ドア銃」などを用いる。
基本的にどの形態でも使用制限はないが、タイプワイルドではハンドル剣、タイプテクニックではドア銃を使うことが多い。
尚、ネーミングに何のヒネリもないのは進ノ介の命名によるためである。
ベルトさんもそれには難色を示したが結局押し切られており、すっかり諦めたのかトレーラー砲は進ノ介が名づけるまでもなく最初からこの名前であった。
もっとも、進ノ介と関係のないマッハの「ゼンリンシューター」やチェイサーの「シンゴウアックス」もあまりヒネりはない。
アメリカ人なのにベルトの名前に「マッハドライバー炎」とか漢字使ったりする開発者の趣味なネーミングっぽい気もする

変身ベルトのドライブドライバーには独立した人格(通称:ベルトさん)が宿っている。
中央の丸いディスプレイに顔を表示して喜怒哀楽を表現している。
飄々としてもったいぶった口調で喋り、普段から進ノ介にアドバイスや叱咤激励をしている。やたらいい声のシステム音声も彼の担当。
秘密主義が過ぎるところがあるが人命も相当巻き込んでいるので誰も怒らないのが不思議な位である、シフトカーを積み上げてベルトさんロボになるなどお茶目な面もある。
その正体は、ロイミュードの動力源である「コア・ドライビア」とそれに対抗するためのドライブシステム双方の開発者である
科学者クリム・スタインベルトの人格がAI化されたもの。オリジナルの方はハートらの襲撃を受け、既に故人である*6
自身の行為がロイミュードを生み出す原因を作ってしまったことに強い責任を感じており、ロイミュードの撲滅を誓っている。しかし自らの責任を取るのに関係無い他人を巻き込むのはどうか*7
当初は自分で戦うつもりだったらしいが、精神力不足で器にするはずの強化ボディ「サイバロイドZZZ」を動かせず断念したようである。
(このサイバロイドZZZは後に怪盗アルティメット・ルパンことゾルーク東条に盗まれ、「仮面ライダールパン」となる)
ちなみに、本編と映画合わせて3回破壊され蘇っているが、復活関係の設定が毎回異なっている。

同じタイプのベルトで変身するライダーとして、かつてグローバルフリーズを阻止した先代ライダーであるプロトドライブ
未来からやってきた ターミネーター ダークドライブ
ロイミュードの製作者である悪の科学者・蛮野天十郎がベルトを複製して作り上げた戦士ゴルドドライブなどが登場している。
変わり種ではロイミュードがドライブの姿と能力をコピーしたにせドライブも存在。
悪のライダーが多い作品である。

他ヒーローとは どう 関わっているか

映画『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』においては
前番組の主役・仮面ライダー鎧武と共演し、宇宙からの侵略者メガヘクスを迎え撃っている。

「あ~ 神様、シートベルト!」

『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』では仮面ライダー3号に1号と2号が倒されるという本来起こりえない異常事態が発生。
その結果警視庁特状課はショッカーの下部組織となり、泊進ノ介は全ての仮面ライダーを倒すべく行動していた。
だが、ショッカーの卑劣な行動を目の当たりにし、南光太郎の悲痛な叫びを聞いた事で現状に疑問を抱き、
特状課でただ一人影響から逃れた詩島霧子や正義に目覚めたと騙る仮面ライダー3号/黒井響一郎と出会い、
仮面ライダー3号こそが世界を歪めた張本人であるという事実を知らぬままショッカーへ反旗を翻す。
そして、全ての真実を確かめるべく仮面ライダー同士のレース「ライダーグランプリ」を自ら提案し、それに出場する。
ショッカーとの決戦ではショッカーの最終兵器・ライダーロボの前に次々と仮面ライダーが倒されていく中、
歴史改変の影響でこの世界に流れ着いていた手裏剣戦隊ニンニンジャーと共闘。
ニンニンジャーが召喚したシュリケンジンに仮面ライダードライブも乗り込み、ライダーロボと激闘を繰り広げた。

なおニンニンジャーとはその前日談となる合体スペシャルでも共演しており、彼らをロイミュードだと勘違いして攻撃・逮捕するなどしながらも、
ニンニンジャーの敵である牙鬼軍団と手を組んだロイミュードをニンニンジャー(というかアカニンジャー)と共に撃退している。
この時、アカニンジャーにより「単細胞がトップギアだぜ!」なる迷台詞も誕生。
なおこのニンニンジャーとの共闘では忍者モチーフのシフトカー・ミッドナイトシャドーがここぞとばかりに活躍した。

そして『GP』の後日談『dビデオスペシャル 仮面ライダー4号』では、映画中における詩島剛/マッハの死を起点に
幾度もリセットが繰り返される時間軸の中、ファイズやゼロノスらと共に再びショッカーに挑んでいる。

次回作の主人公、仮面ライダーゴーストとは『ドライブ』47話で初遭遇。
ゴーストはシグマサーキュラーとの戦いで精根尽き果て、奇妙な空間に迷い込んだ進ノ介の前に現れてロイミュード達から彼を救った。
仮面ライダーゴーストこと天空寺タケルが文字通りの幽霊であることや、出現したロイミュードが敗死した者達だったことから
この奇妙な空間は三途の川のような場所だった可能性が高い。
続く最終回にして特別編の「ゴーストの事件」で再び遭遇。
進ノ介の因縁の敵であるテロ組織ネオシェードが眼魂(アイコン)の一つ「ニュートン魂」を入手したことにより、
ゴーストと眼魔(ガンマ)の眼魂を巡る戦いに巻き込まれることになる。
この話の時点で進ノ介は変身手段を失っていた*8が、ゴーストに譲られた眼魂の力でドライブドライバーが復活。
しかし進ノ介はあえて変身せず(そもそも気づいてなかった可能性もあるが)、刑事としてネオシェードのリーダーを逮捕した。
ちなみにゴーストは映画『サプライズ・フューチャー』にも登場しているが、
このときはドライブとは別の場所で戦ったため、目撃したのは霧子と源八郎だけである。

その後の『MOVIE大戦ジェネシス』においては当初は剛に渡されたマッハドライバー炎でデッドヒートドライブに変身して戦っていたが、
タケルと共に10年前に時間移動させられ、そこで10年前のベルトさんと遭遇。タイムパラドックスだ!
その過去の時間のベルトさんの協力によって一時的にドライブへの変身手段を取り戻すに至っている。

さらにその後の『平成ジェネレーションズ』ではタイムスリップすることもなく、進ノ介もベルトなしで捜査一課の刑事として事態に当たっていたが、
クライマックスにて急遽帰ってきた神様が地下に眠っていたベルトさんを引っ張り出すという 強引過ぎる力技 斜め上の展開により再びベルトさんとのタッグを復活。
ロボットゲームモチーフの「プロトゲキトツロボッツガシャット」を使用したロボルバグスターを相手取った。

MUGENにおける仮面ライダードライブは どうなって いるか

平成ライダーの製作でお馴染qzak氏の手書きキャラが、映画『サプライズ・フューチャー』の上映開始に併せた2015年8月8日に公開。
過去に氏が公開した「仮面ライダープロトドライブ」をベースに、素材をドライブに差し替えて製作が続けられてきたもの。
操作感覚としてはabcの3ボタンで動かすことが可能となっている。
またカラーパレットの変更で、原作における亜種ライダーのプロトドライブ・ゴルドドライブを連想させる外観にする事も可能。

作者曰くまだ「β版」とのことで、一通りのアクションは揃っているものの未搭載の演出もあると告知されており、
公開当初は超必殺技も「Lv.1 スピードロップ」のみであった。
更新でタイプワイルド・タイプテクニックのしゃがみ攻撃・ジャンプ攻撃が追加され、
タイプテクニック用立ち技のドア銃が斜め下に向かって三連射に変化、
「マックスフレア」が近距離ヒット時のみ追加攻撃自動発生だったのが自由に炎の竜巻を出せるようになり
新たに追加入力で3発まで手裏剣を投げる「ミッドナイトシャドー」が搭載された。
ドライブ完結記念となった2015年9月27日の更新ではコマンド投げの「ファンキースパイク」が追加、
更にタイプワイルドの「ランブルダンプ」とタイプテクニックの「ファイヤーブレイバー」が搭載された。
ランブルダンプはドリルで撃ち抜く削り高めの突進技、ファイヤーブレイバーはパワーアームによる対空技となっている。

デフォルトAIは未搭載。他人の運転は嫌なんだろ?君自身で、乗りこなすんだ!
2015年10月2日には、ななび氏による簡易AIが同氏製作の龍騎に同封される形で公開された。
11月にはほぼ同時期に2つの外部パッチが公開された。
一つは上記AIも製作したななび氏によるもので、適用するとダッシュの動作が変更され、以前のダッシュは緊急回避になる。
また更新されたAIも同梱されている。
もう一つはライダーボイスパッチに定評のあるかぢゅみ氏によるもので、適用すると一部の相手に対する特殊イントロが追加される。
ななび氏のパッチに対応しているため、ななび氏ダッシュパッチ→かぢゅみ氏特殊イントロパッチの順に適用するべし。
2016年3月3日に本体共々AIが更新され、細かい性能修正が行われた。
4月22日には鎧武共々スプライト修正パッチが公開され、バスターやられタイヤキやられが追加、
更にカラーパレットにタイプハイスピード、仮面ライダールパン、仮面ライダー鎧武、仮面ライダーダークドライブの4つが追加された。
5月25日にはタイプトライドロン素材が公開された。
キャラとして動かせ、新技も多数追加されたものの素材の名の通りニュートラル以外はほぼ通常のドライブ。
6月22日に上記タイプトライドロン素材で追加された技を搭載し、ゲージ技の演出を大幅に強化するパッチが公開された。
また、新技として2ゲージ技のカラフルコマーシャルが追加された。性能を一言で言うと恐怖の片鱗
このパッチを適用するのはタイプトライドロンではなく3月3日版+4月22日パッチになので注意。


今後の更新でより走りに幅が出ることが期待される。

出場大会



*1
このホイコーローだのロリ少女だの言うのは、
特状課メンバーの追田現八郎(厳密には捜査一課からの出向であり、進ノ介の元先輩)が連発していた言い間違い。
実は中盤、あるロイミュード幹部の能力によって(一部だけの)記憶障害を発症していたためである事が判明し、
その能力を中和する薬を投与されてからは間違えなくなった。
世界規模で起きた事件で天気予報で「どんより」の注意報が出されるほど認知されていながら
当初本庁の警察関係者が特殊状況下事件を信じていなかったのはこのため。
平成ライダーにはよくあるくどいギャグの一つだが、『ドライブ』では珍しく有効な後付と共に終わらせた例となった。
なおメインライターはそんなことは全く考えていなかったのでこのネタが最後まで続いていたかもしれない…

*2
この時に進ノ介と早瀬が追っていたテロリスト勢力の名は「ネオシェード」と言い、
2009年に企画で製作された単発作品『仮面ライダーG』の敵組織「シェード」と似通った名称だが、製作側が意識したかは不明。

*3
ただし(サブライダーの)G3と異なり、ドライブの変身システムは警察その他公的機関の装備品ではなく、あくまでスタインベルト博士個人の発明品でしかない。
(故にトライドロンを含めた装備品一式にも警察を思わせるような意匠は無い。メタ的な理由は、デザイン決定後に企画の方向性が変わった為である)
進ノ介は特状課に所属する事でロイミュードの関わる事件にいち早く対応できるという大きな利点を得ているが、
彼自身がドライブに変身して戦っている事や、そもそもドライブがどういう存在なのかは特状課の一般メンバーにすら伏せられている。
ロイミュードと仮面ライダーの戦いはその性質上、一般人にははっきりとした実像を捉えるのが難しい事もあり、
物語中盤で特状課課長・本願寺の計らいで正体が世間一般に公開されるまでは、支援の内容も限定された物であった。
公表後はドライブ自体警察所属というような扱いになっていたが、図式としては個人的な兵器を警察権力と共に振るっているという形になる。
正体が秘密であった前半だが、常にシフトブレスを装着している、特に見た目が変化するわけでもない目立つ車に
ライダーとして戦闘中も普段も乗っている、隠れて変身することはないなど、隠す気ないだろうと突っ込まれることもしばしば。

*4
実はこのシリーズは、仮面ライダーとして始めて自動車を使用したRXに始まり、
電車ドラなど色々と型破りなものに乗ってきた背景があり、「仮面ドライバー」と言う言葉もこのRXの頃から存在する。
(実際のところ、ライダーは「乗る人」という意味でしかないので、自動車に乗っていても問題ない。
 逆にドライバーも「(機械を)動かす人」でしかないので(スクリュードライバーは螺子回し、パイルドライバーなら杭打機)、自動車以外を運転しても問題は無い)
故にこの手の指摘は、ウケ狙いのネタとしてか、仮面ライダーシリーズを余り知らない人がニュースなどで見て…というものだろう。
(ただし、 バイクに一度も乗らなかった主人公ライダー はドライブが初である)
そしてRXの自動車の名前はライドロンであり、トライドロンの元ネタとも言われており、ご期待通りに『仮面ライダー3号』では共演を果たした。

一方2号ライダーのマッハは普通にバイクに乗る(アイテムもシフトカーのバイク版であるシグナルバイクを使う。一応シフトカーも使えるが)。
このため「このライダー! ライダー! 」と、当たり前のことを声高に主張されることに。ナニイテンダ!!
しかしマッハのバイクはバイクで3号ライダーのチェイサー(プロトドライブ(本編開始前)→洗脳されて敵として登場→洗脳が解けて味方に)のバイクと合体して
一人乗りの四輪装甲車「ライドクロッサー」になる(合体時に片方は振り落とされる)という
何かが根本的に間違った設計思想の マシンを持っている。
当然ながらこの機能はあまり使われず、普通にバイクとして使用することがほとんどだった。

尚、チェイサーも普段はバイクを使用するが、劇中では 人間じゃないのに教習所に通えて免許証を取得し (一応特別措置という形で許可されているが)、その上でトライドロンを運転している。
(もっとも、敵のときに一度上記ライドクロッサーも操縦しているが)
よって、『仮面ライダードライブ』に登場する味方陣営の仮面ライダーは、その全員が四輪車両の運転経験がある事となった。

終いには次回作への引継ぎでも「今度のライダーは、バイクで戦う!」とか東映公式が言い出す始末であった。
確かにバイクには乗ったがもっと変なものにも乗っていた。

余談だが『仮面ライダー響鬼』に出てくる乗り物だけは、全て何の変哲もない普通の乗り物である。
原子炉を積んで時速400km出せるとか、ロボットに変形出来るとか、ミラーワールドに入れるとか、重加速現象に対抗出来るとか、みたいな能力は一切無い)
…まあ、主役ライダーに限っても変身後の体重が約156kgなんでそれなりの改造はしてある可能性はあるが

*5
玩具ではなんとタイプデッドヒートのマスクをスライドさせるとデッドヒートマッハになるというニコイチ仕様である。
なぜかS.H.Figuartsだけオミットされており、パーツ差し替えによる変形もなし。個別に発売された。

*6
なお進ノ介が「ベルトさん」と呼びはじめたのは後に判明したオリジナルの名とは関係なく、
ひねりなく『ベルト』とだけ呼ぼうとしたら「呼び捨ては失礼だ」と言われたのでとりあえずさん付けした だけである。
後にクリムのフルネームを知った時には「あながち間違いじゃなかったのか」などとのたまっていた。

なお、劇場版や同時期のTV本編にもクリムと同じ姿をした人物が登場している。

+「なぜ」この男はクリムの姿をしているのか(ネタバレ)
その実態は蛮野天十郎の下僕として暗躍していたロイミュード004がクリムに擬態し、その知能ごとコピーした姿である。
ちなみに004は劇場版でベルトさんが暴走する原因をも作っており、蛮野の悪辣さを見せ付けた。汚いなさすが蛮野きたない
が、とても有用なはずのクリムコピー004は特段の理由なく蛮野によってあえなく捨て駒にされた。
まあ、なにぶん蛮野は 憂さ晴らしをする為だけにロイミュードを嫌いな奴に擬態させてボコにする ような男だったので、
クリムも(コピーとはいえ)散々利用した挙句ボロ雑巾のように捨ててやるつもりだったのだろう。ひでえことしやがる。

*7
クリムは進ノ介が一時戦闘不能となった際、別の変身者探しを提案されて「進ノ介でなければダメだ!」と断っている。
が、その説明には肉体的素養がないと危険といった要素はなく、劇中でもロイミュードとの融合やライダーへの変身で肉体の変質や不適合による死亡等は見られない。
つまり変身のリスク、逆に言えば精神面での歯止めはない。その上で「正義の心を持った」者を「警官から厳選した」とも語っているため、
最初から精神的・職業的部分も含めて「人を守る力」として運用し、悪用しないであろうと確信できる人間を選抜した結果が進ノ介であったようだ。

*8
クリムの発明を悪用するものが多かったことから、クリムは自分の発明が人類には早過ぎるものだったと判断。
人類が自分の発明を正しいことにのみ使ってくれる日が来るまで、自分を含む発明品全てをドライブピット地下に封印することにしたのだった。
問題はクリムの性格・行動が人(人類)のことを言えないという点だが
そのため進ノ介はドライブの力だけでなく、トライドロンやシフトカー達も失っている。