ゼットン

左下のはファイヤーゼットン。詳しくはググるべし

ピロロロロロロ… ゼットーン…

『ウルトラマン』の最終話「さらばウルトラマン」に登場した怪獣。別名「宇宙恐竜」。
身長60m、体重3万t。恐竜というよりカミキリムシっぽい姿だが、宇宙昆虫ではない*1
ゼットン星人の操る怪獣で、武器は発光体から撃ち出す 1兆度 の火球など。
バリアやテレポートで敵の攻撃を完全に防ぎ、相手の光線を吸収し増幅して跳ね返す技が得意。

黒をベースとし、白いカラーリングの体色は銀をベースとし赤いカラーリングのウルトラマンとは
対になるイメージである(メフィラス星人も同じ)。
分類上の設定は『怪獣』だが、デザインを担当した成田亨氏は宇宙人のつもりだったという。
また、名前は『最後の怪獣』という意味を込めて、アルファベットの最後の文字である「 Z 」と
ひらがな五十音最後の文字である「」を組み合わせたもの。
円谷らしい緻密でハイセンスなキャラデザイン技術の集大成と言えよう。

本編放映後の「 摂氏1兆度の火の玉を吐く 」という後付設定を持ち、
時にはツッコミの対象となるウルトラシリーズの極端すぎる設定群の中でも指折りのネタの持ち主。
この設定にツッコミをいれた『空想科学読本』がベストセラーになったおかげなどで
ウルトラシリーズ直撃世代の特撮ファン以外にも『 1兆度=ゼットン 』を連想させるほどに有名なネタである。
なおこの設定は後に『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』で正式に公式設定化した。
+ 科学的に考証する一兆度

こうした設定上の強さが示す通り、それまで苦戦や引き分けはあったものの、
無敵というイメージだった ウルトラマンの命を奪った初の怪獣 で、当時の子供達に大きな衝撃を与えた。
実際の設定や描写ではもっと強そうな怪獣はウルトラシリーズに限っても幾らでも存在するが、
「最強のウルトラ怪獣は?」と訊くと未だにゼットンの名前が大多数を占める辺り、
ゼットンの存在が非常に特別視されている事が窺える。

+ 原作における経歴など

アーケード及びSFC版では最終ステージのボスとして登場。
パンチ、キック攻撃はワープによって高確率で避けられ、3WAYの火球で弾幕を張り、跳ね返されてもワープで回避。
光線技は距離がある状態で撃つと100%バリアで跳ね返され、接近戦でも全く隙が無いなどこの頃から凶悪的な強さを見せ付けていた。


MUGENにおけるゼットン

現在は複数がMUGENに存在し、中でも這い寄る混沌氏製作のSFC版 初代ゼットン が有名。
1番最初にMUGEN入りしたゼットンで、後述するように狂クラスの性能を持ち、
その凄まじい強さにより特撮に詳しくない人にさえ恐れられている。
元々ゼットンというと初代をイメージする人が多かったこともあり、
普通はMUGENでゼットンというとこの這い寄る混沌氏製のものを指すことが多い。
他にも現在はmuu氏製作の2代目ゼットンや特異点氏製作のEXゼットンが存在。
そしてEXゼットンはカラー設定とオプション次第で普通の大会に出せる強さから狂最上位までの
幅広い強さに調整できることもあってか出番を増やしている。

+ 這い寄る混沌氏製・初代ゼットン
+ muu氏製作・2代目ゼットン、およびそのbakisimu氏改変版
+ 特異点氏製作 EXゼットン

+ MUGEN動画における擬人化した姿での登場について


出場大会

+ ゼットン(初代)
+ ゼットン(2代目)
+ EXゼットン

出演ストーリー

ゼットン(初代)
MUGEN STORIES INFINITY(非戦闘時の立ち絵はうみつき氏の描いた擬人化)
S&S ~ようこそ、古明地探偵事務所~(擬人化。稗田喫茶物語と同じデザイン)
仮面ライダーMIOMEGA(ゼットンの姿での戦闘は第30話)
こんな○○は因果地平の彼方に(エリート隊員)
崎さんと霊夢の便利屋爆走記
ザキレイネ
なこるる茶屋(初代)
はらわせるものレンの皮を被った何か)
稗田喫茶物語(擬人化)
ブランドー一家
便利屋のリーゼさん
モララー社長

ゼットン(2代目)
なこるる茶屋(14話、muu氏版、ただし公開当初の表示サイズがかなり小さいバージョン)
ネクサスまてぃっく(EX8話、bakisimu氏改変版)

EXゼットン
炎邪じゃー!!(42話)
怪獣王 王座復権への道(10話)
なこるる茶屋(81話)

その他


ゼットン(初代)
ブリジットと遊撃の旅(part14、126)

EXゼットン
ブリジットと遊撃の旅(part462、1Pと12P)


*1
ただし、後付けではあるが、漫画『ウルトラマン STORY 0』におけるゼットンは
クワガタムシに似た昆虫が変異した怪獣という形で描写されている。
+ おめでとう クワガタは ゼットンにしんかした!


*2
岩本博士を演じた平田昭彦氏は、1954年の映画『ゴジラ』にて芹沢博士役を熱演した役者さんなのである。
ちなみに、竹書房より刊行された「ウルトラマンベストブック(ウルトラQ空想特撮シリーズ)」によると、
岩本博士は『ゴジラ』に登場した山根博士と、『ウルトラQ』に登場した一ノ谷博士、
つまり当時の円谷特撮作品における大天才2人に師事していた、という裏設定があった事が記載されている。
・・・・やはりすごい漢だ。

*3
+ ネタバレ注意