オティヌス

鎌池和馬のライトノベル『新約・とある魔術の禁書目録』の登場人物。
無印『とある魔術の禁書目録』の時点でも存在について触れられていた。
科学と魔術を融合させた組織『グレムリン』の首領。
魔術を極めて神の領域にたどり着いた魔神と呼ばれる存在。
オティヌスとはゲスタ・ダノールムにおけるオーディンに相当する存在。
ただし、ゲスタ・ダノールムではオーディン達アース神族はデンマークに敵対する邪神達、あるいは半神でありながら神を名乗る傲慢な悪役として描かれており、オティヌスも恥知らずな行為によって神々の座を追われた存在であるとされている。

禁書におけるオティヌスは少女のような姿をしているが、禁書や他のラノベ、格ゲーの女性キャラでも比べ物にならないほど露出度の高い服を着ている。
名前が初めて登場したのは無印22巻。
オッレルスがアレイスター=クロウリーに倒された右方のフィアンマを救った際の
「かつて魔神になるはずだった……そして、隻眼のオティヌスにその座を奪われた、惨めな魔術師だよ」
という台詞。
本人の初出は新約第3巻、実際に上条達の前に出現したのは新約第4巻からである。

そこで明かされた目的は魔神として真に思い通りの結果を得られるようになるという完成に至ること。
魔神オティヌスは「無限の可能性」を持っているのだが、これは本人にとっての「成功」の正の可能性と「失敗」にあたる負の可能性をひっくるめて全てを抱えてしまっていることを意味する。
要は力が凄すぎて何をやっても博打になってしまう。
そこで、可能性を一方に傾けて思い通りの結果を得ようというわけ。
オッレルスはそれを『主神の槍(グングニル)』の完成によって成し遂げるつもりだと考えていたが、
これはオティヌスがグレムリンを囮にするためにあえて製造情報を漏洩した物であり、彼女自身は手段などどうでも良かった。
新約2~8巻までの事件は上条達とグレムリンのメンバーがオティヌスにうまく操られた結果とも言える。

後に明らかになるのだが、オティヌスは以前から世界の改変を繰り返しており、その結果元の世界のフィルターを忘れてしまい、
何とかして元の世界とほぼ完壁に似た世界(現代の禁書世界)を作り出すことに成功するが、
異和感に耐えられなくなったのが事の発端である。
要するに本当の目的は元の世界に戻すことであり、そのための基準点として上条の幻想殺しを狙っていた。


新約8巻で上条達を利用して魔神の力の完成に成功し、手始めにオッレルスを殺害、
上条当麻を除く世界のすべてを破壊する。
さらに上条の心を折るために無数の世界を作り出し上条をそこに放りこんだが、
そのことごとくを乗り越えられてしまったため、直接戦うことになる。
戦闘自体はオティヌスの圧倒的優勢だったが、上条を殺しては再び一からやり直す作業を何度も繰り返すうちに
精神的に摩耗していく。さらに殺していくたびに行動・思考パターンを上条に読まれていき、
その内心を看破されてしまう。
10032回目の直接対決で主神の槍を破壊されたオティヌスはとうとう幻想殺しを諦めて上条を消すことに決める。


その結果、遂に上条に勝利し、世界を自分の手に委ねさせることに成功する。
しかし、これまでの長い戦いから、自分が本当に望んでいたものは元の世界ではなく、
「世界に対する違和感と疎外感」を共有する理解者であったことに気付く。
そして上条こそがその理解者であると思い、幻想殺しを利用して上条が居た世界を復元する。
上条もまたオティヌスの理解者であることを選び、世界の敵と認定された彼女をかばい、
罪をちゃんと償わせるために守ることを決意する。

最終的には魔神の力を完成させた際の副作用に体が耐えきれず、消滅するが、
15cmのサイズになって再登場、アメリカに引き渡されて収監される予定であったが、
小人の脱獄を防ぐことの可能な施設がないことや寿命の概念があるかさえ不明なことから
「幸せな世界を眺め続ける」という罰を与えられ、インデックスと同じく上条の居候に落ち着いた。


MUGENにおけるオティヌス

+ Dark Ruler氏製作 オティヌス
+ 聖櫻幻血氏製作 オティヌス

出場大会

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