ゴルダー


"My life is dedicated to destroying you!"

+ 担当声優
  • 原語版
Kerrigan Mahan(ケリガン・メイハン)
『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』『パワーレンジャー・ジオ』『パワーレンジャー・イン・スペース』
『Power Rangers: Battle for the Grid』
Robert Axelrod(ロバート・アクセルロッド)
『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』(Maran氏と共演)
Nolan North(ノーラン・ノース)
『Power Rangers: Super Legends』
Fred Tatasciore(フレッド・タタショア)
『パワーレンジャー(2017年映画版)』
Adrian Smith
『パワーレンジャー・ビーストモーファーズ』

  • 日本語吹替声優
桜井敏治
『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』(48話まで)
中嶋一成
『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』(49話以降)、『パワーレンジャー・イン・スペース』(42話)
遊佐浩二
『パワーレンジャー・イン・スペース』(1話)
岸野幸正
『パワーレンジャー・映画版』

『星のカービィ』シリーズに登場する全身棘だらけの敵…ではなく、
アメリカ合衆国の特撮テレビドラマ『パワーレンジャーシリーズ』に登場する ヴィラン (悪役)。
作品の元ネタである『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場する敵幹部「グリフォーザー」を原典としている。
チェンジグリフォンに続き、こいつもグリフォンモチーフなのに獅子頭だけど
パイロット版では「ドレッドウィング」の名前で呼ばれていた。

地球征服を目論む魔女「リタ・レパルサ」の腹心であり、スコルピーナという妻がいる。
リタ一味の中では、ロード・ゼッドやリタなどの首領格を除けば最強クラスの実力を持つ幹部であり、
序盤では幾度となく前線に立ち、パワーレンジャーと激闘を繰り広げた。
ところが、作品が長期化するに伴い、どんどんパワーアップするパワーレンジャーの戦闘力に付いていけなくなり、
ゼッドにこき使われるようになる第2シーズンあたりから、マヌケっぷりが強調されるコメディリリーフ要員と化していった。
また、風見鶏的な一面があり、ゼッドがリタから指揮権を奪った時には、あっさりリタを見捨ててゼッドに付き、
劇場版でアイヴァン・ウーズがリタとゼッドを追放した際も、簡単にアイヴァンに寝返るなど、その忠誠心には大いに問題がある。
とはいえ、そのヴィジュアルから、海外の子供達にもウケが良かったらしく、リタ&ゼッドが一時的に隠遁した『パワーレンジャー・ジオ』でも、
なんやかんやで登場し続けるなど、長期に亘って出番を持ち続けた。
専用機ではないが、悪のゾードである「サイクロプサス(ドーラタロス)」に搭乗して戦闘したこともある。


劇中における活躍

1万年前にリタと共にゾードンに敗れて封印されていたが、宇宙飛行士が封印を解いてしまったため復活。
戦闘指揮官として、地球侵略の障害となるパワーレンジャーと戦いを繰り広げることになる。
しかし、レンジャー達の奮闘で侵略は思うように進まず、彼らの首領格であるロード・ゼッドが介入。
リタ達が度重なる失敗で追放されるなか、ゴルダーだけは必死で媚を売ったため、お咎めなしで済む。
だが、ゼッドが指揮を取るようになってからも相変わらず地球侵略は失敗続きで、次第にゼッドからも信用を失う。
揚句、リタがゼッドにホレ薬を盛って復帰した後には、裏切り者として肩身の狭い思いをすることになる。
第3シーズンでは、リト・レボルトという新しいバカ仲間(笑)を得るが、相変わらず戦闘では活躍できず。
一応、シーズン最終話でリトと共にレンジャーの本拠地であるコマンドセンターの爆破に成功するが、
うっかり、善のエネルギーを持つジオ・クリスタルに触れてしまい、記憶を失ってしまう。
さらに間の悪いことに、リタ・レパルサと敵対するマシン・エンパイアの襲撃でリタ達が地球から退避してしまい、
リトと一緒に、何故か作中の名脇役であるバルクとスカルの部下になってしまう。
一応リタ達もゴルダー達のことを忘れていなかったようで、中盤に彼女らの干渉で記憶を取り戻すが、
この時期のリタ&ゼッドはレンジャー達の打倒よりも、気に食わないマイン・エンパイアの地球侵略阻止を目的に行動していたため、
戦闘に参加することは無かった。

その後はしばらく出番が無かったが、ゾードン編最終章となる『パワーレンジャー・イン・スペース』に久々に登場。
ゾードンを捕縛したダーク・スペクターが呼びかけた同盟にゼッドとリタが応じたため、ゴルダーも必然的に悪のヴィラン軍団の幹部格として、
敵対していたはずのマシン・エンパイアやディバトックス一味と共に、銀河制覇を目論む
終盤で、リタ及びゼッドの指揮する部隊と共にバイカ星を制圧したが、ゾードンが自らの命と引き換えに放った善のエネルギーを浴びる。
悪の部分だけ取り除かれ人間となったリタ達と異なり、ゴルダーは砂となって完全消滅してしまった。

パワーレンジャーの原典となる日本のスーパー戦隊で2014年公開の『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!』で登場したネオガイルトンが、
『パワーレンジャー・ダイノチャージ』において「スナイド」という重要キャラとして活躍したのだが、
ゴルダーの原典であるグリフォーザーをリファインした「ネオグリフォーザー」に相当するキャラは登場せず、1人だけ割を食ってしまった……
と思っていたら、ゴーバスターズに相当する『パワーレンジャー・ビーストモーファーズ』においてネオグリフォーザーのスーツを用いて、
ゴルダーが強化蘇生した「ゴルダー・マキシム」として再登場することになった。

+ 2017年映画版
2017年3月にアメリカで公開されたリブート版では設定を一新され、リタが採掘場から集めた金に命を吹き込んだ存在として登場。
つまりTV版のようなエイリアンではなく、ジュウレンジャーで言うならば上級ゴーレムのような存在である。
これは、監督の スーパー戦隊の戦闘といったら、採掘場は入れなきゃダメでしょ(意訳) というこだわりを実現するため、
所謂戦隊のお約束抜きで、違和感無く採掘場での戦闘に移らせるための措置らしい。この監督、分かっていらっしゃる

徐々にコメディ要員になったTV版と異なり喋るシーンは無いが、リタに傅くなど自我らしきものは確認できる。
巨体にモノを言わせてゾードを追い詰めるが、メガゾードに合体されてから形勢は逆転。
リタと融合して戦うも、最終的に敗れる。


MUGENにおけるゴルダー

ロード・ゼッドも製作したDarkSide Joe氏によるキャラが存在していたが、現在はリンク切れにより入手不可。
スプライトは『Mighty Morphin Power Rangers: The Fighting Edition』のものが使用されている。
剣を使ったリーチの長い攻撃が特徴。また、空中を飛行できるため、高い移動力を持つ。
さらに、狭いステージならライフバーを飛び越せるほど高く飛ぶ対空攻撃や突進攻撃があり、
ガンガン移動しながら戦えるキャラである。飛び道具もあるため、遠近共に隙が無い。
ただし、他の氏のパワレンキャラと同じく火力が控え目で、攻撃を十分重ねなければ満足なダメージを与えられない。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画


"I am king Goldar, the ruler of the universe!"

(余はゴルダー王。宇宙の支配者であるぞ!)

出場大会

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最終更新:2024年01月23日 14:51