「仁王拳!」
㈱金子製作所(現在は㈱カネコ)発売の
トンデモ格闘ゲーム『
富士山バスター』のキャラクター。
天下の大泥棒、石川五右衛門を元ネタにしていると思しき造形の人物。
コナミの『がんばれゴエモン』シリーズの主人公
ゴエモンや、『
ニンジャマスターズ 覇王忍法帖』の
怪盗無双五右衛門、
『
ルパン三世』の仲間の石川五ェ門らと共通の元ネタを持つ。
一般的には色物キャラと言っていい風貌のはずだが、きちんとしたまともな五右衛門なので、
変人だらけの『富士山バスター』の中では逆に正常に見えるという
癒やし系イロモノ。
4体いるボスキャラクターの4体目で
ラスボス。
勝利ポーズの一つで煙管を持っているものの、
煙管で攻撃したりはしない。もちろん小判を投げたり斬鉄剣で斬り掛かったりもしない。
普通に素手で戦う格闘家であり、それまでの
鬼、
天狗といった妖怪達や、薙刀を振り回す
弁慶と比べるとまともな勝負に見える。
続編の『大江戸ファイト』ではプレイヤーの使用が可能なキャラになった。
こちらは顔に隈取を施した
歌舞伎役者っぽい出で立ちになっており、二丁のトンファーを武器に使う。
MUGENにおける五右衛門
Joey Faust氏によるものが存在。
五右衛門単体ではなく、氏が製作しているコンプゲーのキャラとして公開されている。
そのため、入手するにはキャラパックごとDLする必要がある。
レトロゲームらしく単発の火力が高く、連続技は少ない。
「全ての
必殺技が
中段技」「投げを決めた時にボタン連打で成否が決まる」という原作の妙なシステムは無く、普通になっている。
原作には
ゲージ消費技は存在しないが、上方向にアッパーを連発する
昇龍裂破のような技と、
連続で攻撃を繰り出す
乱舞技が作られている。
威力はかなりのもので、1ゲージの乱舞技が440ダメージ、乱舞から裂破で拾えば2ゲージで約700ダメージ持って行く。
AIはデフォルトで搭載済み。
動きは簡易的なもので、上記の恐ろしい仕様を押しつけてきたりはしない。
外部AIはペパーミント氏によるものが公開されている。
10段階にAIレベルを設定できる他、演出などの不具合を直す修正パッチも兼ねている。
レベル10では超反応、永久コンボを使用、唐獅子烈火弾を自重しなくなる。
それ以下のレベルでも、距離によっては唐獅子烈火弾だけで永久ガード→削り殺しになることも……。
「ふっふっふっ、もはやそこまで」
出場大会
最終更新:2023年03月08日 09:24