沖田総司

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+ 史実の沖田総司
沖田 総司(おきた そうじ、天保15年(1844年)? - 慶応4年5月30日(1868年7月19日)
幕末に活躍した剣士であり、新選組一番隊組長。
幼名は惣次郎。本姓は藤原家を称した。諱は春政、後に房良。

陸奥国白河藩の足軽の長男として江戸に生まれる。
9歳頃から、江戸市谷にあった天然理心流の道場・試衛館(近藤周助)の内弟子となり、剣才を発揮、若くして試衛館塾頭を務める。
同門には後の新選組の中核メンバーとなる近藤勇、土方歳三がいた。

その後、文久3年(1863年)の浪士組結成に参加して上洛する。浪士組分裂後は近藤らと共に京都に残留し、新選組を結成。
新選組近藤派として新選組初代局長・芹沢鴨の暗殺
(実は近藤勇は二代目局長であり、『クイズミリオネア』の最終問題で「新選組初代局長は誰」と出題された事もある。
 挑戦者が歴女だったらしく瞬殺されたけど)、
新選組一番隊組長として大坂西町奉行所与力・内山彦次郎の暗殺、等の重要な任務をこなしたとされる。
しかし、当時では不治の病である肺結核を発症(時期については諸説あり)、夭折する。
後世の創作と入り混じっているためその最期についても判別が付かない所はあるものの、
「新選組本隊と別れて江戸で療養中、近藤斬首の報を聞き、失意の中で黒猫を切ろうと狂乱し、そのまま死んだ」とされる事が多い。
ただこれについても近藤斬首の報を知らなかったとする説もあるため、やはり確かなものではない。

その剣の腕は、否定的見解はあるものの、おおむね肯定的な評価で占められている。
同じ新選組隊士の永倉新八は「沖田は猛者の剣、斎藤は無敵の剣」と弟子に語ったとされる。
そんな沖田の代名詞とも言える剣技に「三段突き」がある。
アニメや漫画等の創作では必殺技として必ずと言っていいほど登場するが、実際にはどんな技であったのか、そもそも史実なのかも不明。
(一般人が持つの幕末志士のイメージの大半が、
 司馬遼太郎氏の歴史小説『竜馬が行く(坂本龍馬)』『萌えよ剣燃えよ剣(新選組/土方歳三)』等による創作である)。

有名な池田屋事件にも近藤率いる第一隊として突入、二十人からの不逞浪士と交戦したが、沖田は早々に戦線離脱している。
吐血したとされる事が多いが、時期的にこの頃から結核を発症していたらとっくに死んでいるため、熱中症だと言われている。
そして同じく突入した永倉新八は手を切られて戦線離脱、藤堂平助もうっかり鉢金を外したら額を割られて戦線離脱しており、
結局土方隊が駆け付けるまで近藤勇が一人で大暴れしてとにかくどうにかなんとかしたというのが事の顛末である。・・・・すごい虎徹だ。
一方、沖田の愛刀であった「加州清光」はこの池田屋事件で折れて破損、破棄してしまっており、
その代わりとして調達したのが名刀「菊一文字則宗」である、とされている。
しかし菊一文字は大名ですらおいそれと所有できない国宝級の逸品であるため、
これは後世の創作か、仮に持っていたとしても十中八九偽物であったろうとする説が強い。
ただ伝えられる入手経緯は「京都の豪商が沖田を気に入って無償で譲り渡した」というものなので、
それが事実だとすれば、沖田が菊一文字や、それに匹敵する名刀を所持していても不思議ではないのかもしれない。
なおこの菊一文字は沖田も流石にめったに抜かず、死後は何処かの神社に奉納されたと伝えられている。
他、沖田の愛刀としては「大和守安定」も挙げられるが、いずれも現存はしていない。

病弱の天才剣士」と言うイメージから「薄幸の美少女」ならぬ「薄幸の美青年」という描かれ方をされる事も多い沖田だが、
当時作られたと言う「新選組色男番付」では沖田は上位どころか名前さえ載っていない……つまり平均以下と言う評価である
(ちなみに横綱は土方歳三。本人が親族に宛てた「もてすぎて困る」と言う手紙も残っている)。

そもそも総司の容貌は後世には残っていない。
現在総司の肖像画とされているものは、姉ミツが孫の要を「総司にどこか似ている」と称した事から、
要をモデルに昭和4年(1929年)に描かれた想像図であって、本人を見て描いたわけではない
(上野の西郷隆盛像にも似たような話がある。
 更に古い人物の肖像画だと別人説が大量に出て来ており、歴史教科書も新版を出す度に肖像画を消したり注釈を付ける事も)。
その肖像画でもヒラメ顔……早い話が不細工寄りであり、菩提寺に聖地巡礼として訪れた歴女達を絶句させ続けているそうだが、
繰り返しだがそもそも当人のものではない肖像画なので、これを指して沖田総司がヒラメ顔という方もおかしい事には留意されたし。

沖田家では総司の容姿について「色の白い、小さい男だった」という風に伝わっていると言う。

上記の他、はにゅう丸氏が制作した、PCエンジンゲームの「姐~あねさん~」のキャラクターである沖田総司もMUGENには存在している。


沖田総司(るろうに剣心)








「男として、剣客として生まれたからには、
 たとえ何があろうと──」

「無論、死ぬまで──剣に生きます」

週刊少年ジャンプで連載されていた和月伸宏の漫画作品『るろうに剣心』の登場人物であり、新撰組一番隊組長、沖田総司その人である。
(史実の沖田総司についてはこちらを参照)。
旧アニメ版の声優はキャプテン翼でお馴染み小粥ようこ(現・ 日比野朱里 )女史、PSゲームの『維新激闘編』のみ 松野太紀 氏。
2023年の新アニメ版では 保志総一朗 氏が担当。

本編では緋村剣心の回想に登場。容姿は後に登場する瀬田宗次郎に近いが、これはモチーフが同じため。
ただし混同を避けるためかアニメ版では容姿が変わっており、宗次郎とそっくりと言うほどには似ていない。
かつて「人斬り抜刀斎」と呼ばれた剣心と幾度も激突しており、今再び剣を交えようとしている所を三番隊組長の斎藤一に引き止められる。
この時には既に病を発症しており、その事を指摘された沖田は大人しく引き下がる。
追憶編では池田屋事件後に現場に駆け付けた抜刀斎の存在に気付いた斎藤と会話する場面がある。

……本編のまともな登場シーンはこれだけ(剣心の回想で新選組組長が全員集合している場面と合わせてもコマ数にしてわずか5コマ)であり、
どう考えても只のチョイ役なのだが、るろ剣の第一回人気投票では第七位とかなりの人気を誇っていた。
(同じくこいつの上司はわずか数ページの出番にもかかわらず第六位に輝いている)。

PS2のゲーム『炎上!京都輪廻』の斎藤編シナリオでは原作では描かれる事の無かった沖田の苦悩が描かれ、
斎藤の台詞「無論、死ぬまで」は病に苦しみながらも死ぬまで剣に生きたいと願う沖田の台詞でもあると言う設定が加わり、
斎藤の考え方に大きな影響を与えた人物として描かれている。

「ボクは……自分の力で生き、自分の意志で死にたい!!」

「ただ、それだけ……それだけなのに……!」

再筆版では笑いながら人を斬る人格破綻者という設定になった。組の粛清対象になりそう
…というか、再筆版の設定ではその粛正対象になりそうなヤツの上司だったりする。

なお実写映画版では神木隆之介氏…ではなく村上虹郎氏が演じている。
宗次郎にそっくりな気がしていたが、別にそんなことはなかったぜ!

(以上、wikipediaより一部引用)


MUGENにおける沖田総司

るろ剣キャラでお馴染みAoshi24氏による、新MUGEN専用のものが存在する。
ただし、氏のコンプゲー『Rurouni Kenshin: Soul and Sword』用のキャラとして製作されており、
キャラ、ステージ、アドオンなどと一括で公開しているため、キャラ単体での入手はできない点に注意。
ドット絵真田小次郎をベースにしている。

キャラ性能はスピードが高く、コンボを繋げ易い反面、一撃が安いコンボキャラ。
突き技が多いためリーチはそこそこある。
他のキャラと違って覚醒状態や3ゲージ技がない代わりに、2ゲージ技「無明剣」からキャンセルし、1ゲージ技「五月雨の剣」に繋ぐ事が可能。
原作の病弱設定の反映で、時々咳をするため、その際に大きな隙ができる事を考慮しなければならない。
自称病弱でピンピンしてる格ゲー病人勢は彼を見習うべきである
そのため、キャラ自体は使い安いが、中級者向けのキャラになっている。
AIもデフォルトで搭載されており、程良い強さ。
製作者動画

出場大会





沖田総司(Fate)



「沖田さん大勝利~!
 ええ、身体は大丈夫です。まだまだいけますよ!
 ───こふっ!?



身長:158cm
体重:45kg
出典:史実
地域:日本
属性:中立・中庸
カテゴリ:人

経験値氏によるTYPE-MOON公認(not公式)ギャグ漫画『コハエース』の登場人物。通称「桜セイバー」。
なお、桜色がイメージカラーなだけで間桐桜とは一切関係無いのだがカップリング(桜×セイバー)でこの呼称が用いられる事がある。
また、赤い奴も沖田が登場する以前は中の人ネタで桜セイバーの相性で呼ばれていたため、そちらの呼び名で浸透しているファンにはややこしくなっている。
別作品の同一人物の愛称(おっきー)で呼ばれたりもしたが、こちらは同じ愛称のサーヴァントが登場して以降は廃れた模様。
CVは格ゲーにおいては『ストリートファイターV』のメナト、
ニコニコMUGENでは鹿目まどか陽蜂など凶・神クラスのキャラの中の人でお馴染みの 悠木碧 女史。同作では酒吞童子役も兼任。
後記するMUGENの沖田もカラー次第で凶悪性能になる。

第3期にあたる『EX』の頃、「コハエースオリジナルの英霊が欲しい」とのリクエストに答え、
社長こと武内崇氏がデザインしたものが元。設定は経験値氏の考案で、奈須きのこ氏の公認も得ている。
デザインも経験値氏から「またセイバーじゃねぇか!」「ぶっ飛ばすぞ武内!!」とか大絶賛である

登場に併せて『帝都聖杯奇譚』という彼女を主役に据えたストーリーの予告もなされたが、
『EX』はおろか続く『XP』でも連載は始まらず、『GO』に入ると共に設定を大幅に変えて、
『Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚』として連載、(一応)完結した。

マスターは当初『帝都聖杯奇譚』オリジナルの人物が設定されていたと同時に、
『コハエース』内ではメインパーソナリティの琥珀さんが勝手にマスターを名乗っていたが、
『Fate/KOHA-ACE』では正式に琥珀さんのサーヴァントとなっていた。
『帝都聖杯奇譚』の舞台が太平洋戦争末期であるにも拘らず琥珀さんがマスターなのは、
『月姫』の物語が戦前に一通り終わったという設定となっているからである。
ちなみに志貴は徴兵されてインド戦線に送られ、アルクェイド欧州で暴れているとか。

+ 2019年末
上記の帝都聖杯奇譚をコミカライズした『帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline』が連載を開始した。
「マンガ原作のコミカライズってなんぞ?」とか言ってはいけない
『KOHA-ACE』と比較してぐだぐだ要素は薄まっている他、琥珀などの原作ありのキャラはオリキャラに置き換えられている。

  • 赤城奏丈(あかぎ かなた)
経験値版の琥珀に相当する沖田のマスター。
衰退した魔術師一族の末裔であり(祖母の代で断たれた)、魔術業界の知識も無ければ、価値観も一般人寄り。
魔術師としての資質も平凡の域だが、唯一「触れていた物体の運動速度を下げる」という魔術を修行もせずに取得している。
魔術師だった祖母の遺品を整理している最中、砂時計型の魔術礼装を起動させてしまい、昭和20年(75年前)の帝都に迷い込む。
そこでなし崩し的にある魔術師の召喚の儀式に割り込み、持ち込んでいた『帝都戦記』というライトノベルを触媒に沖田を召喚してマスターとなってしまう
(本来ラノベを触媒に英霊を召喚する芸当はどこぞの天才でもなければ不可能だが、
 前述のラノベは作中で「英霊」という単語が使用されている他、沖田や信長の外見が作品の描写と一致するなど奇妙な点がある)。
そこで奏丈は、セイバーを召喚しようとしていた魔術師が藤宮九十九……奏丈の父方の祖母である事を知り、
サーヴァントのマスター枠を奪ってしまったと悟り、マスターとなった自分はもちろん、
祖母が死んでタイムパラドクスが起きないように立ち回らなければならなくなった。
彼の登場により、『FGO』で沖田さんが俺の嫁派やノッブとの喧嘩百合カップル萌え派だったユーザー達が、
公式彼氏になるキャラ登場かと阿鼻叫喚の現在だったりするがそれはまあ別の話。

一方コハエース古参勢からは「ようやく琥珀に出番奪われた本来の没マスターくん登場か」と暖かい歓迎を受けているが

(一応)続編の『ぐだぐだ太閤伝ZIPANG』では後の豊臣秀吉こと木下藤吉郎のサーヴァントとして登場した。

『Fate/Grand Order』の事前告知漫画「Fate/ぐだぐだ オーダー」ではライバルのノッブこと、
魔人アーチャーと共にメインパーソナリティ―を務め、後にゲーム内でも期間限定サーヴァントとして実装された。

+ 真名について
ページ名でバレバレだが特徴的な羽織から分かる通り、
新撰組の一人であり、真名は一番隊組長沖田総司(史実の沖田総司の詳細についてはこちらで)。
なお「病弱の天才剣士」→「薄幸の美少年」→「実は男装した美少女」と言った三段論法で「沖田=美少女」と言うネタは本作以前からあったりする
(代表例は『幕末純情伝』)。

羽織から容易に新撰組関係者である事が分かってしまうため、「帝都聖杯奇譚」では普段は上記イラストの格好をしている
(前述の武内氏のデザインはこの袴姿であった)。
……分かりやすさから時代劇などでは良く使われる件の羽織だが、
これをデザインしたのは沖田を含む近藤派が粛清した先代局長・芹沢鴨なので、実際はほとんど着ていなかったのだとか。
見回り時ならともかく、暗殺任務時に目立つ格好をするバカは居ないし
より正確には「服の裏地に使う浅葱色」「蒸し暑い夏に上着とか正気じゃない」「冬服にしてはペラペラで寒い」「赤穂浪士もどきのデザイン」で、
我々の感覚で言えば「安っぽくてぺらっぺらなコスプレ衣装まがいの制服」だったため、隊士の評判はすこぶる悪かった。
それでも池田屋事件の時などは「討ち入りならコレだよね!」と着用した者もいたらしいが。だから熱中症でぶっ倒れたんじゃねえのか沖田
というわけで、史実での新選組は結局全員黒い着物を着用するようになったとの事。
羽織の印象が強いせいかビジュアル化される機会は少ないが、2021年版『燃えよ剣』では黒服の新選組が採用されている。
これはこれで実に格好良いため、興味のある方は視聴してみると良いだろう。羽織? 制服汚したくない時に着る作業着だよ

江戸時代の日本人なのにグレーの瞳と桜色の髪をしているが、これは「病気のせい」らしい。
ぶっちゃけ社長の趣味
また、時代を考えると身長もスタイルも飛び抜けているが、これは説明なし。
実在していた男装の女性隊員は170cmと男性としてもかなりの長身だった事を考えればおかしくはない。
というかそちらの方がライトノベルの話としか思えないほど現実離れした逸話が多いが、FGOでは拾われていない。

+ 能力
ステータス
  • マスター:「帝都聖杯奇譚」初期構想時主人公、Fate/Grand Order 主人公
筋力:C 耐久:E 敏捷:A+ 魔力:E 幸運:D 宝具:C
  • マスター:琥珀 不明(描写なし)

ステータスが元祖セイバーよりも元祖剣客サーヴァント寄りで、
セイバーとしては変わり種の能力を持つ。クラス別能力の騎乗と対魔力も最低のEランク。
生前の経歴や下記のスキルの関係上、アサシンの方が向いている事を自ら認めている。

保有スキルは各媒体共通で[心眼(偽):A][病弱:A][縮地:B][無明三段突き]

特徴的な「縮地」は瞬間移動の一歩手前の高速移動。つまり九頭龍閃は避けられる
無明三段突き」は、
「同時かつ同位置に三段の突きが重なる事で、仮に防御しても「防いだ」という結果に対し他の突きが矛盾するため、貫いた箇所が消滅する」
という防御不可の魔剣。
小次郎の「燕返し」と同じく、宝具に匹敵する必殺技。

これらを活かした高機動の奇襲が彼女の持ち味だが、長期戦や1体多の戦いは大の苦手。
というのも「病弱」によって発作的に行動不能になるという巨大なリスクを抱えているため。
更に魔力も低いため、大抵のセイバーが対抗できるキャスターの魔術や、
経験値氏お気に入りのライダーの宝具の効果をモロに受けてしまう。

1つ目の宝具はトップ絵で身に着けている「誓いの羽織」。
パラメータ向上と武器の強化の効果を持つが、真名バレする為使用は控えている。
というより彼女は「病気のため最後まで戦えず途中離脱した」事を深く後悔し、自分は新撰組隊士失格だと思い込んでいる。
それもあってか召喚直後は「羽織は何処かにいってしまった」などと誤魔化していたりもする。

2つ目の宝具は「誠の旗」。
隊服に並んで有名なあの「誠」の字が記された旗で、
発動と共に新選組隊士複数名が、短時間ながら単独行動可能なサーヴァントとして召喚される
宝具は持ってこれないがほぼ全員魔剣の使い手であるため、強力な戦闘集団が形成される。
ちなみに斎藤一は牙○が使えるとか。って事は斎藤はただの左片手一本突きを魔剣にまで昇華させたのだろうか
土方歳三や近藤勇等他の隊長格も同じ宝具を持つが、召喚される面子やその性格が使い手によって異なり、
沖田が召喚するのは認知度の高い面子からなるポピュラーな新選組。
ただしこちらで召喚されても土方歳三は拷問スキルを持っていたり、アルティメット天然理心流ファイトをするなどアレな模様。
ちなみにその土方がこの宝具を使用した場合は拷問などの汚れ役を担った「悪い新選組」が、近藤が使用した場合は「お堅い新撰組」が召喚されるらしい。

平野耕太氏の漫画『DRIFTERS』に登場する土方も新撰組隊士の亡霊を複数呼び出して戦わせる異能を有しているが、
こちらの土方も初登場時は喋る事すらできないほど人格が歪んでおり、その影響なのか沖田や近藤など彼が生前に慕っていた一部の隊士が召喚に応じていない。
ファンの間ではこの土方の異能が宝具のパクリ元元ネタではないかと言われており、
コラボしてほしい作品として名が挙がったり、ニコニコ静画でも二次創作のイラストや漫画が描かれている。
また、土方同様敵勢力として登場するジャンヌも炎を操って兵士や民家を焼き尽くす等、ジャンヌ・オルタに近い人格だった。体形は真逆だったがな

『FGO』では、生前から色恋沙汰など無縁の壬生狼生活&寝たきり病人であったせいなのか、
それに加えて肝心の檜舞台である「帝都聖杯奇譚」で演じるマスターが琥珀さんだったせいなのか、
FGO主人公と契約するに至り、彼(彼女)に仄かな恋心を抱き出している。
しかし何分の恋愛経験の無さ故か、主従関係による忠義心と恋心の区別が付いていないらしく、
最終的には絆5(MAX)台詞で「改めて忠誠を固く誓います!(意訳)」等と自らフラグをへし折った。

+ FGO期間限定イベント「ぐだぐだ本能寺」「ぐだぐだ明治維新」での沖田さん
「薩長死すべし、慈悲は無い!!」
「新選組一番隊隊長、沖田総司! 推して参る!!」

『Fate/Grand Order』デビューである2016年期間限定イベント「ぐだぐだ本能寺」では、
腐れ縁たるノッブがなんやかんやあって聖杯に頭から落ちてしまい、大量に溢れ出たノッブの分身体「ちびノブ」の駆除、
そしてぐだぐだ因子に取り憑かれ日本の戦国武将と残念キャラになる副作用の意識に引っ張られ暴走したサーヴァント達の退治に乗り出す事となる。
ぶっちゃけると沖田さん一人だけ幕末なので場違いも場違い
シナリオでは基本病弱スキルが発動しがちで、肝心な時にダウンとお荷物状態。
でも島津セタンタ長宗我部エミ親に一行が負けそうになった際にその取り憑いている武将の出生地を知ってしまい、
新撰組としての後年の恨みが爆発(明治政府の薩長藩閥政治的に)。
上記の台詞を述べたかと思えばいきなり第三再臨で新撰組隊士服化し、一太刀に斬り伏せるという隠し玉と化した。
でもその後はやっぱり吐血してばっかでした
単なるゲストキャラかと思えば、本編最終章にもルーラーの呼びかけに応じた最後の援軍として駆け付けた。

そして2017年、「ぐだぐだ明治維新」が開催。此度の舞台は幕末。
四月のうららかな暖かさの中で、ぐだぐだとカルデアでマスターらと過ごしていた沖田とノッブの下に現れたのは、自身を茶々と名乗るバーサーカーの少女。
織田信長の姪にしてお市の長女であり豊臣秀吉の側室でもある淀殿その人であった。
自分が召喚された時代の日本がおかしくなっている、と援軍を求めた茶々の話を信じレイシフトしてみると、そこは幕末日本。
そして慶喜公の死により徳川幕府は倒れ新たに建てられた「織田幕府」を名乗る勢力と、それを倒幕しようとする「新撰組」を名乗る組織。
そこにいたのは織田信長を名乗った信長の実弟たる織田信勝と、沖田が忘れる筈もない新撰組鬼の副長土方歳三。
そして双方の勢力にいる大量の意味不明な改造ちびノブ達
かくして「織田幕府」と「新撰組」に分かれたぐだぐだな勢力戦が始まる事に。

…そしてなんやかんやあり、この乱れた時空の日本の黒幕が判明した。信勝と、金色魔太閤秀吉。
金色魔太閤秀吉とは、かつて第一部終章にて倒されたソロモンの使役下の魔神の一柱タクアンアンドラスが「死にたくない」という自我に目覚め、
最終決戦から逃亡し流れ流れて辿り着いたこの時空にて、没した亡骸の妄執が生み出した呪いの暴走だった。
そこに茶々の「豊臣が滅んでほしくない」、信勝の「姉上と楽しくやれていた幼少時代を永遠としたい」、土方の「新撰組は不滅だ」という、
あらゆる「滅びを拒絶するもの」の願いを核として、この歪な幕末が時空の特異点として発生した。

核にされた茶々を金色魔太閤から引き剥がし、信勝の愛憎を信長が姉として受け止めた上で引導を渡した。
そして核を求める金色魔太閤を斬り伏せ、「死にたくないと思って死ねる事が生命として幸福」と悟らせ消滅させた。
…しかしまだこの特異点が消滅しない。土方が、「自分がまだ残っている」と名乗り出る。
このままでは主人公達は永遠にこの時空に囚われたまま。しかし土方も、「新撰組は滅びない」と言って聞かず、「どうしてもと言うなら俺を斬れ」と叫ぶ。
沖田は悩んだ。かつての誠の旗の下戦った同志。家族同然の土方に刃を向けるなど。ただでさえ最後まで病により戦えなかった負い目もある。

主人公が述べた。「いや、ここが沖田さんの新撰組だよ」と。
沖田は、目が覚めた。そうだ、今の自分はこの人の刀だと。主人公に礼を述べ、土方に向き直る。

「そうでした……、今の私はマスターの剣!」
「土方さん!」
「───私は、私の『誠』はここにあります!」
「なんだ沖田、てめぇ病で抜けた割にはほざくようになったじゃねえか……。」
「だが『誠』の一字を懸けるというなら容赦はしねえ。」
「おまえの旗と俺の新撰組、どっちが本当の新撰組か決着をつけてやる!」

「──いくぞ、新撰組、前進ッ!」

かくして、この愛しきぐだぐだな世界は、幕を閉じた。

+ 我は────抑止の守護者

魔神セイバー

型月でもよくある沖田のコンパチキャラクター。
wikiの仕様上表記できないが、「神」の字は本来「神」の下に「人」という字が重なった一字である

初出は『コハエースXP』で開催された型月一武道会において、沖田とノッブがフュージョンした結果誕生した。
この頃は、型月ファンの「もうFateとかいいんじゃないかな?」という負の想念が形になった存在という設定で、
『Fate』に由来する概念に無敵と言ってよい力を発揮して関連キャラを次々に撃破していったが、
珍しく結託した円卓勢に加えて「FGOに出れるかも」という打算的すぎる動機で参戦した月姫まほよのキャラ、
さらに何故か型月に全く関係ないのに参戦した艦これのキャラ達に袋叩きにされ、最終的にセイバーの一撃に敗れ去った。
某ZEROとは流れはよく似ているのになんだか酷い扱いに感じるのは何故だろう

『Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚』では、キャスターを除くサーヴァントの魂と聖杯によって再臨したという形で登場。
こちらでは設定が変わって「抑止力の守護者」という事になっている。

FGOでは抑止力が使わした「沖田総司が到達しえたかもしれない可能性」と言う風にまたしても設定変更されて登場。
いわば、沖田のオルタ状態である。
ただし、クラスはセイバーではなくアルターエゴ
コハエース時の異名である「魔神セイバー」の呼び方では紛らわしいので、
沖田オルタを略して「オル田」さん、もしくは劇中で自称した「沖田ちゃん」「魔神さん」と呼ばれる事が多い。

大正時代の新宿を中心に発生した特異点で最初に遭遇・仮契約するサーヴァントとして登場。
最初は記憶がなく、自分のクラスをセイバーだと思い込んでいたが、探偵業を営む坂本龍馬や岡田以蔵、
更には沖田さん本人との出会いを通じて記憶と自分に与えられた役目を思い出していく…。
そしてお馴染みの改造ちびノブ達も様々な声色で叫ぶようになり意味不明さに磨きがかかった。
ボイスは『Fate/stay night』に登場するサーヴァント達を演じた一部の声優陣。
ただ厳密にはアサシン枠がコジノブではなくハサノブになっているなど、どちらかと言うと『Heaven's Feel』準拠のようだ。

所持する刀「煉獄」は独立した人格を有しており、しかもイケボで喋れる刀と化している(ちなみに煉獄を演じたのは同作でダビデを演じた中村悠一氏)。
沖田オルタを主と呼ぶ保護者役。
抑止の守護者として主が課された救いのない役割に憤りウンザリしているが、
主の事は大事に思っておりツッコミを入れつつサポートしている。
後述の水着霊基を経験した結果、沖田オルタが気を失っている間の肉体の制御を代行する事もできるようになった。
当然この場合のボイスは中村氏の物となる。

魔神さん「抑止の先輩?」
??「その呼び方はやめてくれ…」

+ 2019年夏イベント
2019年の水着イベントで実装されたサーヴァント。
『FGO』では毎年の夏イベントで実装される水着サーヴァントに武内氏がデザインを担当する枠があるのだが、
同時期に実装されたノッブが早々に水着バージョンが追加されたのに対し、沖田は社長枠を他のサーヴァントに奪われ続けており、
年を増すごとに水着バージョンが実装されない事へのコンプレックスで暴走するようになっていたが、満を持して実装された。
CMで登場した当初は実はセイバーリリーだったというオチじゃないかと疑われていたけど
あるイベントでサンタ枠を仄めかすセリフがあった事からそっちを期待されていた直後にまさかの水着回に参戦だったので、その衝撃は大きかった
(ちなみにアプリ、AC共にサンタ枠は別のサーヴァントだった)。
ニコニコ静画でも水着が実装されない芸人として、ネタイラストや様々な水着を着せられた沖田のイラストが投稿されていたばかりか、
経験値氏もコハエースでネタにする始末だった。
水着イベントから程なくして2020年10月の強化クエ実装まで強化実装されない芸人に転身し、
上記のサンタ枠も他のサーヴァントに先を越されている事でそっち方面でも弄られている

オキタ・J・ソウジは改造サーヴァントである!
彼女を改造したヒロインXXは異世界「サーヴァント・ユニバース」の技術で、
念願の水着化で浮かれていた沖田がぶつかって気絶したのを死んだと勘違いして
生命維持装置付きジェットパックを取り付けて「病弱」を克服させたのである!
ヒロインXXが説明書を読まなかったせいで代償に寿命3日となったオキタ・J・ソウジは運命を覆すため、聖杯を求めて戦うのだ! が……

クラスはアサシンに変化している他、レア度も星4となっている。
「死んでない者に蘇生のための強化改造を施す」という本来不必要なものを後付けしたという設定で、
ジェットのせいで縮地が活かせず、劇中でも足回りが不安定なのを気合で何とかしていると言われており、
「病弱」に悩む必要は無くなったものの、宝具使用後にスタン(吐血?)してしまう等、セイバー時以上にデメリットを背負った状態らしい。

+ 2021年夏イベント
「カルデア・サマーアドベンチャー!~夢追う少年と夢見る少女~」で実装された沖田オルタの水着版。
クラスはセイバーに変化している(というよりも元々はセイバーだったのだが)。
沖田オルタが霊基の一部を愛刀の煉獄に貸す形で分離・再構成した存在のため、オリジナルよりも若い外見だが、
煉獄と合体する事で本来の姿に近い完全体になる事も可能。
擬人化バージョンの煉獄は沖田オルタの霊基で顕現しているため声は同じ悠木氏が演じているが、
本来の姿になった際は元々のイケボである中村氏に戻る。


MUGENにおける沖田総司(Fate)

バジル氏による手描きスプライトのものと、それを改変したものの2種類が存在。

+ バジル氏製作
  • バジル氏製作
手描きスプライトを使用した沖田さん。
原作では主人公のキャラクターは格闘ゲームで言う所の2P側に立つため、1P側の構えが左利きになっている。
原作通りに縮地にまで至った俊足を活かした、機動力に優れるスピードタイプキャラ。
幕末繋がりなのか特殊システム「弾き」が0.5ゲージ消費で使用できる。
特殊移動「縮地」は無敵ありの高性能移動技ではあるが、
使う度に病弱ゲージが消費されていき、使いすぎると血を吐いて自分にダメージ&長い硬直に加え、さらに一定時間関連行動が使えなくなる。
また、パワーゲージとは別に『FGO』を意識した宝具ゲージも存在し、これは攻撃を当てる事と微量ではあるが時間経過で溜まり、
4ゲージと宝具ゲージ全消費で超必殺技の「無明三段突き」が使用可能になるというもの。
この他、ミッドナイトブリスで袴姿になったり、二通りの裸エプロンが用意されているなど、特殊な演出にも対応している。
ちなみに原作コミックでは裸エプロンどころか常時全裸なのでむしろ肌色が減っており、
『FGO』では別のサーヴァントが最終形態で裸エプロン+猫耳を披露したり、
主人公に至ってはコミックスと年末に放送されたアニメで全身キャストオフをやらかしている。
また、本人がMUGEN入りしてないとはいえ別作品のノッブに驚く特殊イントロもあるが、
開幕で即死攻撃を発動するノッブとかイリヤの声で喋るノッブとか落ちながら戦うノッブには無反応。

キャラ性能は、縮地派生攻撃が昔ながらの「波動昇龍(跳ばせて落とす)」に対する強力なメタとなっており、
取り敢えず単発飛び道具で牽制から入るタイプのキャラ、AIに対しては滅法強い。
調子に乗っているとすぐに吐血するが。
+ 特殊カラー
  • 8P
宝具ゲージ効率上昇。
  • 9P
宝具ゲージ効率上昇、縮地中完全無敵。
  • 10P
宝具ゲージ効率大幅上昇、縮地中完全無敵。
  • 11P
三段突き即死、宝具ゲージ効率大幅上昇、病弱ゲージ制限解除、縮地中完全無敵。
  • 12P
攻撃中無敵、三段突き即死、宝具ゲージ効率大幅上昇、病弱ゲージ制限解除、喰らい抜け制限解除、縮地中完全無敵。

10P以下も設定で病弱ゲージ制限解除できる他、魔力供給(ゲージ自動増加)量を設定できる。

AIは搭載されていないが、ちぃたま氏による外部AIが公開中。
本体公開からわずか4時間で公開されたAIだが、実際は一週間前からテストプレイしながらせっせと作っていたそうで、
超必をふんだんに使用したコンボを決めたりする一方で、宝具ゲージが溜まりそうになったらパワーゲージの消費を控えて宝具発動を狙う他、
デメリットでしかない吐血をあえて発動するようにしている等、キャラの良さを引き出す良AIとなっている。
AILvは7段階に設定可能(Lv7は病弱なし前提)。Lv4まではやや隙のある行動を取るが、Lv5からは縮地を有効活用しだして立ち回りが強くなる。
弾き率が10段階に設定可能な他、宝具ゲージ効率が大幅上昇する10P以上では宝具しか使わなくなる事の対策として、宝具使用ライフ制限が設定できる。
また、狂ランクで相手が回復して即死なしで削り切れない事への対策として、相手が回復した分だけ宝具使用制限の解除が早くなるようになっている。
その他に病弱ゲージの管理方針を決める設定項目として健康管理があり、
「0(健康)」ではしっかり管理して吐血しないが、「2(不養生)」だとしょっちゅう吐血しては自傷ダメージと隙を晒すようになる。
上記の本体とAIの設定項目および特殊カラーを組み合わせる事で並から狂中位まで幅広く対応でき、これからの活躍が期待される。
+ カラー特性
  • デフォルト設定:AILv3 弾き率1 健康管理2
  • 4P以上:AI常時起動
  • 5P:AILv+1(Lv4) 弾き率+1(2)
  • 6P:AILv+2(Lv5) 弾き率+2(3)
  • 7P以上:AILv+3(Lv6) 弾き率+5(6) 健康管理-1(1)
  • 10P:ライフ制限初期値500 魔力供給+1(1) 健康管理-2(0)
  • 11P:ライフ制限初期値250 魔力供給+1(1)
  • 12P:ライフ制限初期値500 弾き率+7(9) 魔力供給+2(2)

+ Tornillo Oxidado氏製作
  • Tornillo Oxidado氏製作
MUGEN1.0以降専用。
OHMSBY氏のアークゲー風システムを採用しており、バーストなどが搭載されている。
性能は『Fate/Grand Order』を意識したもので、敏捷性A+の反映としてダッシュ(縮地)で相手の攻撃をすり抜ける事ができる他、
超必殺技の一つ「Eye of The Mind」でスピードや火力を強化する事も可能。
機動力が非常に優れている反面、通常時の火力は低めに設定されており、体力やリーチも心許ない。
AIはデフォルトで搭載済み。

+ レビ24氏製作 A-沖田
  • レビ24氏製作 A-沖田
狂化改変された沖田さん。
基本的に病弱ゲージが消え技の性能が上昇、エフェクトが若干派手になった強化沖田だが、ゲージ技が一新されている。
具体的には不発でもゲージを消費せず宝具ゲージは溜まる2ゲージ当身技「撰の舞台」、広範囲斬撃を3連続で繰り出す2ゲージ技「天華三閃」、
一瞬後退した後、相手の背後に縮地で飛び超強力な全画面攻撃の一閃を繰り出す3ゲージ技「逆月・天」を持つ。
あと消えないでかノブやおき太、グランドビーストが画面を荒らし回る謎の3ゲージ技「魔王の凱旋」
また、「無明三段突き」は宝具ゲージさえ溜まっていればゲージ消費無しで使用可能な即死技となっている。
オプションで無明三段突きの宝具レベルを設定でき、レベルが上がるほど性能が強化される(当身付与、超即死化など)。
他にも魔力供給やコンボ補正、確率自動回避の心眼発動率やAIのモード、魔王の凱旋の使用可否などを設定可能。
カラー差も存在し、無敵上昇やゲージ変数管理化、ゲージ技即死化とどんどん強化される。また、7P以上は常時AI起動。
+ カラー差一覧
  • 1P、7P
普通の沖田さん。
  • 2P、8P
攻撃時と出始めに無敵が付く。
  • 3P、9P
攻撃時と出始めにさらに無敵が付く。
心眼の発動する頻度が高く、相手の攻撃でゲージが減らされなくなる。
逆月・天が即死化。
  • 4P、10P
心眼の発動する頻度が高く、相手よりダメージを受けているとゲージが自動で上昇する。
  • 5P、11P
攻撃時無敵。
天華三閃が即死化。
  • 6P、12P
心眼が無制限に発動可能。
超必に永続タゲ使用。

上記の通りゲージ技は全て2ゲージ以上必要のため、モードやゲージ最大量で強さを細かく調整可能。

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最終更新:2022年12月25日 02:19
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