フランク・ウェスト

"Oops, gotta get these pictures in before deadline."

(…!よっと!取材完了!)

CAPCOMから発売されたXBOX360用アクションゲーム『デッドライジング』の主人公。
以降のシリーズ続編にも様々な形で出演している。
格闘ゲーム『TATSUNOKO VS. CAPCOM アルティメットオールスターズ』(タツカプ)と
『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』(UMVC3)と『MARVEL VS. CAPCOM: INFINITE』(MVCI)の他、
『PROJECT X ZONE』(PXZ)にも登場している。

声優はT.J. Rotolo氏が担当。『4』では英語音声をTy Olsson氏、日本語音声を 咲野俊介 氏が務める。
その他、『タツカプ』ではPeter Von Gomm氏(任天堂の『ARMS』のスプリングマンのCV)、
『UMVC3』日本語ボイスや『PXZ』では 小山力也 氏が担当している。
ファンからは敬称で「フランクさん」と呼ばれる。


キャラクター設定

フルネームはフランシス・アルジャーノン・ウェスト(Francis Aljernon West)
フリーのフォトジャーナリスト、かつてはアメリカ海軍に所属し、戦場での取材を行っていた。
そのせいか頑強な体格をしており、服のせいでパッと見どこにでもいそうなおっさんに見えなくもないが、
ちゃんと見るとかなりの筋肉質である事が窺える。
実年齢は36歳→41歳(『2』)→45歳(『3』)→52歳(『4』)。
性格はジャーナリスト故の好奇心の旺盛さ(作中ではパパラッチ呼ばわりされている)や皮肉屋の一面はあるものの、
根は熱い心を持つ正義漢である。
作中で同業のジャーナリストであるサイコパスが、スクープ欲しさに人の生死を何とも思っていない悪行をしようとした際もそれを止め、
あまつさえ彼が「自分の死に際をしっかり撮ってネタにしてほしい」とカメラを渡された際に、無言で投げ捨てているあたりからもそれが窺える。

舞台はアメリカはコロラド州ウィラメッテ。何の変哲も無い片田舎だが、何でも揃う大規模ショッピングモールが目玉。
ある時、そこは民間に何の説明も無く州軍によって封鎖されてしまう。この件の報道も政府からタブーとされ自主規制となった。
この騒動にスクープを感じたフランクは、民間のヘリをチャーターし空から侵入する。
72時間後に迎えに来るよう操縦士と約束を交わし、ショッピングモールに降り立った彼が見たものは人間を襲う無数のゾンビだった。
フランク(プレイヤー)は72時間をいかにして生き延びるのか?……というのがこのゲームの大まかな内容。

しかしこれだけで終わるただのゾンビ達からのサバイバルゲームではない。
作中では精神に異常をきたしてしまったり、騒ぎに乗じて倫理道徳を無視した悪行を働く「サイコパス」と呼ばれる中ボス達との戦い、
まだ生き残っているウィラメッテ住民の安全地帯への誘導救出、
ジャーナリストとしてのこのゾンビ被害の原因の調査をするきな臭いストーリー、
ショッピングモールという地理的条件により、武器、アイテム、移動手段が豊富でよりどりみどり、
さらにフランク自身も服装着せ替えが自由自在にできる他
(理由も無しに女装はもちろんロックマンのコスプレもあるしロックバスターも撃てる。CAPCOMだし)、
ゾンビやサイコパスを倒す、カメラでベストショットを撮影しポイントを稼ぐ等すれば、
どんどんレベルアップしてサバイバルゲームらしからぬ屈強すぎる操作キャラへと変貌していくため、
72時間をどう生き延び遊び尽くすかという、自由かつ豊富なやり込み要素から大ヒットを飛ばした。

+ 『デッドライジング』での活躍
ゾンビ事件の全貌とその裏に隠された真実を掴んだフランクは、チャーターしていた民間ヘリで脱出を図るも、
信頼と実績のCAPCOM製だったため何故かゾンビも搭乗していたためにパイロットが襲われ、
ヘリは迎えに待つフランクの目の前で墜落、同時に彼は力尽きたかのように倒れる。
実は、フランクもまた彼が今まで倒してきたゾンビ達と同じように、人間をゾンビ化させる寄生虫に感染していたのである。
心当たりがありすぎるとか言うな
しかし先天的に抵抗力が並外れていたフランクはゾンビ化の進行が常人よりも遅れていたため、難を逃れていたのだ。
事件の元凶の一人でもあり説得によって仲間となったイザベラ・キースの協力によりなんとかゾンビ化抑制剤を作り出し、
真相の暴露を封じようとする特殊部隊の妨害をこの頃には習得している一撃必殺アクションで防弾チョッキごと内臓ぶっこ抜いて退けつつ、
陸路でウィラメッテからの脱出に成功。
全米を震撼させる特大スクープを持ち帰ったフランクは一躍有名人となった。
しかしあくまで合衆国政府はある犯行者の愉快犯的行動による一連の事件であり我々は一切関係無い(実際は大あり)としらを切り、
そしてそのフランクのスクープも他の日々の新しいメディア情報に埋もれ、いつの間にか人々の関心から消え去った。

…人々はそうして忘れるも、アメリカはゾンビ化被害の拡大によりゆっくりと狂乱の時代となっていく。

『デッドライジング』シリーズはマルチエンディング方式のゲームであり、これはベストエンディングであるSランククリアでのストーリー。
以降の作品のストーリーはこのエンディングからの時系列となる。

+ 『デッドライジング2』での活躍
『デッドライジング2』では主人公はモトクロスチャンピオンの男「チャック・グリーン」であり、フランクは名前が出る程度で本編中に出番は無いが、
DLCである『CASE:WEST』において再び登場する。2Pキャラ的なポジションで、協力プレイで2P側を操作しないと彼を使用できない。
しかしながらその存在感は流石のもので、NPC状態ですら公式で「フランクはゾンビに慣れているので無敵」という扱い。
また、一般人NPCでは使えなかった大型武器も難無く使いこなすなど、その戦闘能力はまったく衰えを見せていなかった。着替えもあるよ!

感染した娘にゾンビ化症状を抑える高額な薬を手に入れるため、ゾンビ狩りTV番組に出演したチャック。
首尾よく賞金を手にしたものの再びアウトブレイクが発生し、さらにチャックはその原因であるという濡れ衣を着せられてしまう。
チャックは三日後の軍による救助までにゾンビ治療薬を手に入れて娘を助け、また濡れ衣を晴らそうと奔走。
やがて事件が治療薬開発会社フェノトランス社による、都市を犠牲にしたゾンビ治療薬大量製造計画だという事をチャックは突き止める。
そして黒幕を倒して救助ヘリで脱出しようとするも、突然現れたゾンビの大群を前に、チャックは娘を逃すために踏みとどまる。
やがてチャックはゾンビ達に飲み込まれ──……。

本作はベストエンドではないAランククリアから『CASE:WEST』に続き、その後『3』へと続いていくのが正史であるようだ。

『CASE:WEST』ではAランクED直後、突如として殴り込んできたフランクがゾンビを蹴散らしてチャックを救出。
二人で元凶であるフェノトランス社へと襲撃を仕掛け、ゾンビ相手に大暴れするというストーリーになっている。

難易度アップの他細かいやり込み要素が増えたマイナーチェンジ版である『デッドライジング2 オフ・ザ・レコード』ではフランクが主役となる。
「もしもフランクが『2』の舞台の主人公だったら」というパラレルワールドの体であり、シナリオも細かい所が変更されている。
例によってフランクが暴れて写真を撮ってでやりたい放題であるが、一方本来の主人公であったチャックの方はこのシナリオでは……。
フランクが『オフ・ザ・レコード』の主人公になる経緯も少し哀しいというか情けないものであり、
皮肉屋だが芯は熱い正義漢という彼とは思えぬ事件から始まる落ちぶれた英雄の再起ストーリーである。

+ 『デッドライジング3』での活躍
『デッドライジング3』では主人公は自動車修理工の青年「ニック・ラモス」であり、本作でもフランクは名前が出る程度。
また、彼が『2』以降どうしているのかは本編では語られないため不明である。
本人は登場しないが本編中に収集要素として「フランク・ウェストの像」が様々な場所に設置されていて、入手するとそこそこ多めに経験値が貰える。

+ 『デッドライジング4』での活躍
『デッドライジング4』では再び主人公として再登場。
前作『3』の主人公ニック・ラモスはゾンビ化寄生虫に対する完全な抗体を持っていた。
その彼が生還したおかげで、彼の持つ抗体から新たに治療薬が作られ、
これまではゾンビ化を抑制する事しかできなかった薬がゾンビ化の治療・予防を行えるまでに改良。
ゾンビの存在自体が消えてなくなったわけではないが、フランクもまたこの新薬によってゾンビ化の恐怖に脅かされる事は無くなった。

時は流れ2021年9月、フランクはジャーナリストの弟子である女性ヴィック・チューに誘われ、ミニゴルフをしに出掛けていた…。
が、それはフランクを連れ出すための口実であり、実際に向かっていたのはすべての惨劇の始まりの地であるウィラメッテ。
16年の歳月が経過し復興したウィラメッテだが、ヴィックが入手した情報によるとそこには謎の軍事基地があるという。
無理矢理ウィラメッテへ連れていかれる事にかなり反発したフランクだったが、軍事基地はヴィックの情報通り存在し、渋々ながら潜入調査を行う事に。
そこではクローン人間の製造やそれをゾンビ化させる等のいかにも怪しい実験が行われていた。
思わぬスクープ入手のチャンスに態度を一転させ興奮するフランクだったが、逆にヴィックはこの非人道的な実験に憤慨、
苦しむゾンビに向かって(介錯のため)発砲したために潜入がバレてしまい、
この実験に対する互いのスタンスの違いから仲違いを起こしたフランクとヴィックは脱出までは協力したものの、
フランクは軍事基地に置き去りにされてしまい、軍から指名手配されてしまった。

それから4カ月後、身を隠していたフランクの元にZDC(ゾンビ対策組織)長官のブラッド・パークが訪れる。
ブラッドは、ウィラメッテでまたもアウトブレイクが発生した(しかも4週間も前からで、広報されていない)事をフランクに告げ、
これの調査協力を要請した。
どれだけアウトブレイクに関わり真実を暴こうとしても結局は政府によって揉み消される、と一度はこれを拒否したフランクだが、
ブラッドは言い逃れしようのない数の証拠を集められれば今度こそ闇に葬られる事無く真実を暴く事ができると言い、
そしてアウトブレイクが発生したウィラメッテにはヴィックも潜入しているという情報も伝えた。
こうして、フランクは真実を追い求めるため三度ウィラメッテへと飛ぶ事になる──

+ Frank rising
現地の生存者達との協力もあり、またヴィックとの再会・和解を経てアウトブレイクの真相を手にしたフランク。
だが、ヴィックやブラッドとともにウィラメッテからヘリで脱出しようとするも、文字通り波のように押し寄せるゾンビの大群に阻まれ、
ヘリから引きずり降ろされてしまう。
フランクの集めた証拠の入ったメモリーカードはヴィックが手にしていたため無事であったが、当の本人はそのまま帰らぬ人となってしまった…

…かのように思われたが、フランクは死んでいなかった。
このアウトブレイクの原因となった新たなゾンビに襲われた結果、フランクもまた新型ゾンビになってしまったのである
ゾンビ化の直後は人間にも襲い掛かる(アウトブレイクの混乱に乗じて火事場泥棒を行うような連中ではあるが)など完全に理性を失っており、
しかもそこらのゾンビなど比較にならないほどの能力やタフネスを備えた、恐るべき化け物となっていた。
ファンからはよく「ただでさえ化け物じみてるフランクさんがゾンビ化したら世界が終わる」とか言われていたが、
本当にゾンビ化してしまい多くのプレイヤーを戦慄させたのは言うまでもない。

現地の協力者であったハモンドにアサルトライフルで蜂の巣にされても死ななかったばかりかほんの数秒動きが止まったぐらいで、
その直後に投げ込まれた手榴弾の爆発を受けてようやく気絶した。
この際に、このゾンビがフランクだと気付いたハモンドとブラックバーン博士(例によってアウトブレイクに関与していた人物)に回収され、
博士によって施された簡易的な治療により、体はゾンビ化したままではあるが人間と会話できるまでに理性を取り戻す。
またいつもの如く証拠隠滅のために送り込まれる爆撃機から逃れるため、そして何よりもゾンビ化した身体を完全に治療し人間に戻るため、
フランクはゾンビの力を活用してウィラメッテを駆け回る事になる。
人間に戻るために結果としてゾンビの力をパワーアップさせたり人間喰ったりしてますます化け物となっていくのは完全に皮肉でしかない

+ アレな話
『4』のフランクは妙にやさぐれた態度が目立つキャラでファンからは賛否両論だった上、
ゲーム自体に進行上致命的なバグがあり、それを公式直々に「すいません頑張ったんですがもう修復不可能でした(意訳)」
とぶっちゃけた事も批判を呼んだ。
現状シリーズは『4』を最後に展開が止まっており、『5』を未だに待ち続けるファン達をやきもきさせている。

戦闘能力においては上記の通りレベルに左右される面が大きいが、
レベルアップにより新たな技、具体的には打撃や投げ、攻撃以外にもゾンビをいなす技を覚え、
中にはサマーソルトキックダブルラリアットなどのCAPCOM自社パロディ技に、
モータルコンバット』くらいでしか見ないようなモツ抜きが通常技で使えてしまう。
耐久力も初期のゾンビやサイコパス相手には心もとない状態から、どっちが化け物か分からなくなるくらいに上昇していき、
作品によっては道具の扱いもどんどん上手くなっていく。
回復に特殊なハーブなどはいらず、そこら辺の食糧で傷をたちどころに癒し、何故かミックスジュースで能力を大幅に強化する事も可能。
・・・・すごいジャーナリストだ。

+ 『PROJECT X ZONE』での活躍
外部出演としてはクロスオーバータイトル『PROJECT X ZONE』にてレイレイとのタッグユニットで登場を果たしている。
セクシーな女性キャラが多いせいもあって、ナチュラルに写真撮影を開始するなど平常運転であった。
最たる例は『無限のフロンティア』の神夜で、彼女から事情を聴く間にベストショットを連発しまくり、
無言でサムズアップを決める姿を駄狐首が取れない方のアリサから冷ややかな目で見られていた。

「そこの中年激写ボーイ、いい加減にせい。」
「やりきった顔をしないでほしいんですけど。」

掛け合いではジャーナリストとしての発言が多く、太陽学園にも文化祭の取材で行った事があるらしい。
またトロンにリアルメガバスターとレーザーソードを注文するなど、更に歯止めが利かなくなりそうな内容も…
レイレイとの会話では彼女の勝利セリフに合わせて「グッド!」「ファンタスティック!」と言ったり、
ミックスジュースをご馳走する優しさを見せる一方、ブルーノや毒島との掛け合い含めて無理難題を言う姿も目立つ。

「死んでてもお腹は減るのね。あう~……」
「後で元気の出るミックスジュースを作ってやるよ。」

シャッターチャンスは8:51から
PXZの掛け合い集


格闘ゲームでのフランク・ウェスト

『タツカプ』と『UMVC3』、『MVCI』に参戦。
どちらも癖が強く、ピーキーな性能をしている。
何故かテーマ曲は原作でのサイコパスの一人、アダムのBGM
まあ確かにサイコパス連中でもプレイヤー間でインパクトが強いと言われている奴だし、
フランクの名を冠された曲がいずれも落ち着いているというのもあるが…。
コブンマスクを相手に被せるスーパーコンボショッピングモールの日用品を使って暴れまくるアクションの数々等、
ともすれば憲磨呂のキャラ系統ともいえる。しかし当人は原作通りなだけで大真面目にやっているものだから何ともシュール。

『タツカプ』でのエンディングでは元の世界に無事帰るわけだが(時間軸上は『1』の中盤あたり。…原作を知っているとやるせなくなるEDである)、
ちゃっかり『タツカプ』の参戦メンバー一同と記念撮影をして楽しげに撮影データを眺めている。

『UMVC3』でのエンディングでは、結局参戦出来なかったマーベル側のヒーローMr.ファンタスティックの時空移動装置により、
マーベルヒーロー達が軒並みゾンビと化してしまったマーベル次元世界へゾンビ退治に旅立っていく。ゾンビ化抑制薬ちゃんと持って行ってるだろうな

+ 『UMVC3』での性能
彼の代名詞は何と言ってもレベルアップという特有システム。
彼はコンボ中に必殺技「スナップショット」を当てるとその時のヒット数分経験値が加算され、一定以上になるとレベルがアップする。
レベルは5まで存在し、1では何もかもが頼りないが、4以上にもなると大変頼れる強キャラへと変貌する。
特にレベル4から持つ武器であるパドルソーが、多段ヒットする、判定が大きい上に隙が少ない、削りダメージもあると大変強い。
フランク使いは低レベル時は冷静なのに、レベル4になると途端に空中でパドルソーを振り回しまくるチンパンになるとかかんとか

経験値はレベル2では5ヒットでいいが、レベル5にもなると100ものヒット数が合計で必要になる。
単体では1度のコンボで一気にレベル上げは難しいが、チームでコンボを考えれば一回でレベル5も実はそれほど難しくはない。
特にダンテがいればアシストのジャムセッションやVCでミリオンダラー中にスナップショットが2回入るためあっという間である。
レベルアップで得られる恩恵と経験値は以下の通り。
  • Lv2(経験値5):必殺技「ラウンドハウスキック」「フライングドッジ」追加、体力回復(最大50,000)
  • Lv3(経験値20):HC「ファニーフェイスクラッシャー」追加、武器攻撃性能UP、体力回復(最大50,000)
  • Lv4(経験値50):武器攻撃性能UP、体力回復(最大50,000)
  • Lv5(経験値100):全攻撃 攻撃力110%、被ダメージ10%カット、体力回復(最大50,000)
ちなみに体力回復は所謂ヴァイタルソースの分。原作再現でもある。

弱点は言わずもがな低レベルでは何もかもが頼りない点。
投げる武器は一方的に打ち消され、リーチは非常に短く、ワープや多段ジャンプや空中制御は一切無いため一人残されると一方的なリンチに遭う。
最低レベル2なら無敵のある前転移動技「フライングドッジ」でワンチャン掴みに行けない事もないので、レベル2にはしておきたい。
また、レベルをどれだけ上げても空中制御技が増えない点は注意。
上位陣はワープ、飛行、多段ジャンプに空中ダッシュとアクションゲーム顔負けの機動力を持つ者が多いため、自分単独では崩しに行けない場合が結構ある。
飛び道具が強化されてもシューティング系キャラには及ばないため、万能ではない点には気を付けよう。
また、フェニックスと同じく彼とチームを組む場合、チーム編成時点からフランクを中心に戦略を考えねばならない点も欠点といえば欠点。
まあ、ナルホドくんほどレベルアップは難しくないし、レベル1でもアシストは優秀なため何とかなると言えばなる。
そもそもフランクのコンセプト自体がそういう点なので、欠点と言ってしまう事自体が野暮かもしれない。

アシストはαの「ショッピングカート」が優秀。
多段ヒットの突進技で、出が速く判定も弱くないため様々な使い方が可能。ぶっちゃけこのゲーム全体でみてもかなり強い。
一人残されると困る、アシストが優秀、前のキャラがコンボを伸ばしDHCや生後退、チームエリアルなどでレベルアップといった戦略から、
中堅ポジションに置かれるのが一番扱いやすい。

余談だが、原作の過酷な状況を耐え切ったタフさ故か体力が105万とかなり高く設定されている。
大体のミュータントやら格闘家やらより上って従軍経験を含めてもタフすぎじゃありませんか…?


MUGENにおけるフランク・ウェスト

Kamekaze氏とBalmsold氏による手描きキャラが存在する。MUGEN1.0以降専用。
原作で使った様々な道具やコスプレを駆使して戦う様はコミカルかつ派手であり、
とても見応えのあるキャラとなっている。

ゲームシステムはマヴカプ関連の格ゲーをそれぞれ参考とした形となっている。6ボタン式。
特筆すべきは『UMVC3』と同じようにスキルレベルシステムが搭載されている点であり、
コンボでヒット数を稼いで経験値を溜め、その直後、
ダウンしている相手を撮影する事でレベルアップができる。最大レベルは4。
レベルアップするごとに使える必殺技の追加や性能が向上していく上に、
使用する武器類のレベルも上がる(ショッピングカート→店長の武装ショッピングカート)。
原作同様、いかにしてレベル上げしていくかが鍵となるキャラとなっている。

AIがデフォルトで搭載されている他、ホルン氏による外部AIが公開されている。
ホルン氏のAIはAIレベルを3段階に調整可能。
この他にもRizqy氏によって日本語版のボイスパッチが製作されていたが、氏のMUGEN引退及び動画削除により現在は入手不可。
紹介動画


「戦う前に言っておいたはずだ。

 フリーのジャーナリストを敵に回すと怖いぜ、とな。」

出場大会



最終更新:2023年08月23日 20:02
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