フランク・ウェスト

"Oops, gotta get these pictures in before deadline."

(…!よっと!取材完了!)

カプコンから発売されたXBOX360用アクションゲーム『デッドライジング』の主人公。
及びその続編である『デッドライジング2』の登場人物。
格闘ゲーム『TATSUNOKO VS. CAPCOM アルティメットオールスターズ』と『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』(UMVC3)の他、
『PROJECT X ZONE』(PXZ)にも登場している。
声優はT.J.ロトロ氏(本編)、ピーター・ヴァン・ガム氏(タツカプ)、小山力也氏(UMVC3の日本語ボイス、PXZ)。
ファンからは敬称で フランクさん と呼ばれる。

『デッドライジング』シリーズでのフランク・ウェスト

フリーのフォトジャーナリスト、かつてはアメリカ海軍に所属し、戦場での取材を行っていた。
そのせいか頑強な体格をしており、服のせいでパッと見どこにでもいそうなおっさんに見えなくもないが、
ちゃんと見るとかなりの筋肉質であることが伺える。
実年齢は不詳だが五年後の『CASE WEST』では髪が薄くなっているため恐らく中年と思われる。
性格はジャーナリストゆえの好奇心の旺盛さ(作中ではパパラッチ呼ばわりされている)や皮肉屋の一面はあるものの、
根は熱い心を持つ正義漢である。

舞台はアメリカはコロラド州ウィラメッテ。なんの変哲もない片田舎だが何でも揃う大規模ショッピングモールが目玉。
ある時、そこは民間に何の説明もなく州軍によって封鎖されてしまう。この件の報道も政府からタブーとされ自主規制となった。
この騒動にスクープを感じたフランクは、民間のヘリをチャーターし空から侵入する。
72時間後に迎えに来るよう操縦士と約束を交わし、ショッピングモールに降り立った彼が見たものは人間を襲う無数のゾンビだった。
フランク(プレイヤー)は72時間をいかにして生き延びるのか?……というのがこのゲームの大まかな内容。

しかしこれだけで終わるただのゾンビ達からのサバイバルゲームではない。
作中では精神に異常をきたしてしまったり、騒ぎに乗じて倫理道徳を無視した悪行をなす 「サイコパス」 と呼ばれる中ボス達との戦い、
まだ生き残っているウィラメッテ住民の安全地帯への誘導救出、
ジャーナリストとしてのこのゾンビ被害の原因の調査をするきな臭いストーリー、
ショッピングモールという地理的条件により豊富な武器、アイテム、移動手段がよりどりみどり、
さらにフランク自身も服装着せ替え(ロックマンのコスプレもあるしロックバスターも撃てる。カプコンだし)が自由自在にできる他、
ゾンビやサイコパスを倒す、カメラでベストショットを撮影しポイントを稼ぐ等すればどんどんレベルアップして成長していくため、
(具体的にはサマーソルトキックとかダブルラリアットとかが出来るようになる。カプコンだし)
72時間をどう生き延び遊び尽くすかという、自由かつ豊富なやり込み要素から大ヒットを飛ばした。

+『デッドライジング』での活躍
ゾンビ事件の全貌とその裏に隠された真実を掴んだフランクは、チャーターしていた民間ヘリで脱出を図るも、
信頼と実績のカプコン製だったため何故かゾンビも搭乗していたためにパイロットが襲われ、
ヘリは迎えに待つフランクの目の前で墜落、同時に彼は力尽きたかのように倒れる。
実は、フランクもまた彼が今まで倒してきたゾンビたちと同じように、人間をゾンビ化させる寄生虫に感染していたのである。
心当たりがありすぎるとか言うな
しかし先天的に抵抗力が並外れていたフランクはゾンビ化の進行が常人よりも遅れていたため、難を逃れていたのだ。
事件の元凶の一人でもあり説得によって仲間となったイザベラ・キースの協力によりなんとかゾンビ化抑制剤を作り出し、
真相の暴露を封じようとする特殊部隊の妨害を 防弾チョッキごと内臓ぶっこ抜いて 退けつつ、陸路でウィラメッテから脱出することに成功。
全米を震撼させる特大スクープを持ち帰ったフランクは一躍有名人となった。
しかしあくまで合衆国政府はある犯行者の愉快犯的行動による一連の事件であり我々は一切関係ない(実際は大あり)としらを切り、
そしてそのフランクのスクープも他の日々の新しいメディア情報に埋もれ、いつの間にか人々の関心から消え去った。

…人々はそうして忘れるも、アメリカはゾンビ化被害の拡大によりゆっくりと狂乱の時代となっていく。

デッドライジングシリーズはマルチエンディング方式のゲームであり、これはベストエンディングであるSランククリアでのストーリー。
以降の作品のストーリーはこのエンディングからの時系列となる。

+『デッドライジング2』での活躍
『デッドライジング2』では主人公はモトクロスチャンピオンの男「チャック・グリーン」であり、フランクは名前が出る程度で本編中に出番はないが、
DLCである『CASE:WEST』において再び登場する。2Pキャラ的なポジションで、協力プレイで2P側を操作しないと彼を使うことはできない。
しかしながらその存在感は流石のもので、NPC状態ですら 公式で「フランクはゾンビに慣れているので無敵」 という扱い。
また、一般人NPCでは使えなかった大型武器も難なく使いこなすなど、その戦闘能力はまったく衰えを見せていなかった。着替えもあるよ!

感染した娘にゾンビ化症状を押さえる高額な薬を手に入れるため、ゾンビ狩りTV番組に出演したチャック。
首尾よく賞金を手にしたものの再びアウトブレイクが発生し、さらにチャックはその原因であるという濡れ衣を着せられてしまう。
チャックは三日後の軍による救助までにゾンビ治療薬を手に入れて娘を助け、また濡れ衣を晴らそうと奔走。
やがて事件が治療薬開発会社フェノトランス社による、都市を犠牲にしたゾンビ治療薬大量製造計画だということをチャックは突き止める。
そして黒幕を倒して救助ヘリで脱出しようとするも、突然現れたゾンビの大群を前に、チャックは娘を逃すために踏みとどまる。
やがてチャックはゾンビたちに飲み込まれ――……。

本作はベストエンドではないAランククリアから『CASE:WEST』に続き、その後『3』へと続いていくのが正史であるようだ。

『CASE:WEST』ではAランクED直後、 突如として殴り込んできたフランクがゾンビを蹴散らし てチャックを救出。
二人で元凶であるフェノトランス社へと襲撃を仕掛け、ゾンビ相手に大暴れするというストーリーになっている。

難易度アップの他細かいやり込み要素が増えたマイナーチェンジ版である『デッドライジング2 オフ・ザ・レコード』ではフランクが主役となる。
フランクが2の舞台の主人公となっていたらというパラレルワールドの体であり、シナリオも細かいところが変更されている。
例によってフランクが暴れて写真を撮ってでやりたい放題であるが、一方本来の主人公であったチャックの方はこのシナリオでは……。
フランクが『オフ・ザ・レコード』の主人公になる経緯も少し哀しいというか情けないものであり、
皮肉屋だが芯は熱い正義感という彼とは思えぬ事件から始まる落ちぶれた英雄の再起ストーリーである。

+『デッドライジング3』での活躍
『デッドライジング3』では主人公は自動車修理工の青年「ニック・ラモス」であり、本作でもフランクは名前が出る程度。
また、彼が『2』以降どうしているのかは本編では語られないため不明である。
本人は登場しないが本編中に収集要素として「フランク・ウェストの像」が様々な場所に設置されていて、入手するとそこそこ多めに経験値が貰える。

外部出演としては『PROJECT X ZONE』にてレイレイとのタッグユニットで登場を果たしている。
セクシーな女性キャラが多いせいもあって、ナチュラルに写真撮影を開始するなど平常運転であった。


格闘ゲームでのフランク・ウェスト

『TATSUNOKO VS. CAPCOM アルティメットオールスターズ』と『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』に参戦。
どちらも癖が強く、ピーキーな性能をしている。
何故かテーマソングはデッドラ1のサイコパスの一人「アダム」のBGM。まあ確かにサイコパス連中でもプレイヤー間でインパクトが強いと言われている奴だが…。
コブンマスクを相手に被せるスーパーコンボ、ショッピングモールの日用品を使って暴れまくるアクションの数々等、
ともすれば憲磨呂のキャラ系統ともいえる。しかし当人は原作通りなだけで大真面目にやっているものだから何ともシュール。

タツカプエンディングでは元の世界に無事帰るわけだが(時間軸上はデッドラ1の中盤あたり。…原作を知っているとやるせなくなるEDである)、
ちゃっかりタツカプの参戦メンバー一同と記念撮影をして楽しげに撮影データを眺めている。

MVC3エンディングでは、結局参戦出来なかったマーベル側のヒーローMr.ファンタスティックの時空移動装置により、
マーベルヒーロー達がのきなみゾンビと化してしまったマーベル次元世界へゾンビ退治に旅立っていく。ゾンビ化予防薬ちゃんと持って行ってるだろうな

+UMVC3での性能
彼の代名詞はなんといってもレベルアップという特有システム。
彼はコンボ中に必殺技「スナップショット」を当てるとその時のヒット数分経験値が加算され、一定以上になるとレベルがアップする。
レベルは5まで存在し、1では何もかもが頼りないが、4以上にもなると大変頼れる強キャラへと変貌する。
特にレベル4から持つ武器であるパドルソーが、多段ヒットする、判定が大きいうえに隙が少ない、削りダメージもあると大変強い。
フランク使いはレベルが低いときは冷静なのに、レベル4になると途端に空中でパドルソーを振り回しまくるチンパンになるとかかんとか

経験値はレベル2では5ヒットでいいが、レベル5にもなると100ものヒット数が合計で必要になる。
単体では1度のコンボで一気にレベル上げは難しいが、チームでコンボを考えれば一回でレベル5も実はそれほど難しくはない。
特にダンテがいればアシストのジャムセッションやVCでミリオンダラー中にスナップショットが2回入るためあっという間である。
レベルアップで得られる恩恵と経験値は以下の通り。

Lv2 経験値5 必殺技ラウンドハウスキック、フライングドッジ追加 体力回復(最大50,000)
Lv3 経験値20 HCファニーフェイスクラッシャー追加 武器攻撃性能UP 体力回復(最大50,000)
Lv4 経験値50 武器攻撃性能UP 体力回復(最大50,000)
Lv5 経験値100 全攻撃 攻撃力110% 被ダメージ10%カット 体力回復(最大50,000)
ちなみに体力回復はいわゆるヴァイタルソースの分。原作再現でもある。

弱点は言わずもがな低レベルでは何もかもが頼りない点。
投げる武器は一方的に打ち消され、リーチは非常に短く、ワープや多段ジャンプや空中制御は一切ないため一人残されると一方的なリンチに合う。
最低レベル2なら無敵のある前転移動技「フライングドッジ」でワンチャンつかみに行けないこともないので、レベル2にはしておきたい。
また、レベルをどれだけ上げても空中制御技が増えない点は注意。
上位陣はワープ、飛行、多段ジャンプに空中ダッシュとアクションゲーム顔負けの機動力を持つ者が多いため、自分単独では崩しに行けない場合が結構ある。
飛び道具が強化されてもシューティング系キャラには及ばないため、万能ではない点には気を付けよう。
また、フェニックスと同じく彼とチームを組む場合、チーム編成時点からフランクを中心に戦略を考えねばならない点も欠点といえば欠点。
まあ、ナルホドくんほどレベルアップは難しくないし、レベル1でもアシストは優秀なため何とかなるといえばなる。
そもそもフランクのコンセプト自体がそういう点なので、欠点と言ってしまうこと自体が野暮かもしれない。

アシストはαの「ショッピングカート」が優秀。
多段ヒットの突進技で、出が速く判定も弱くないため様々な使い方が可能。ぶっちゃけこのゲーム全体でみてもかなり強い。
一人残されると困る、アシストが優秀、前のキャラがコンボを伸ばしDHCや生後退、チームエリアルなどでレベルアップといった戦略から
中堅ポジションに置かれるのが一番扱いやすい。

余談だが、原作の過酷な状況を耐えきったタフさゆえか体力が105万とかなり高く設定されている。
大体のミュータントやら格闘家やらより上って従軍経験を含めてもタフすぎじゃありませんか…?


MUGENにおけるフランク・ウェスト

Kamekaze氏とBalmsold氏による手描きキャラが存在する。mugen1.0以降専用。
原作で使った様々な道具やコスプレを駆使して戦う様は、コミカルかつ派手であり、
とても見応えのあるキャラとなっている。

ゲームシステムはカプコンのマーベル関連の格ゲーをそれぞれ参考とした形となっている。6ボタン式。
特筆すべきはUMVC3と同じようにスキルレベルシステムを搭載してる点であり、
コンボでヒット数を稼ぐ事で経験値をため、その直後、
ダウンしてる相手を撮影することでレベルアップすることができる。最大レベルは4。
レベルアップするごとに使える必殺技の追加や性能が向上していくうえに、
使用する武器類のレベルも上がる(ショッピングカート→店長の武装ショッピングカート)。
原作同様、いかにしてレベル上げしていくかが鍵となるキャラとなっている。

デフォルトでAIが搭載されている他、ホルン氏のAIが公開されている。
ホルン氏のAIはAIレベルを3段階に調整可能。

+紹介動画(youtube)

Rizqy 氏によって日本語版のボイスパッチも作成されていたが、氏のmugen引退及び動画削除により現在は入手不可。





「戦う前に言っておいたはずだ。
   フリーのジャーナリストを敵に回すと怖いぜ、とな。」

出場大会





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